「art & culture」カテゴリーアーカイブ

泉麻人さんが迫ったトリローこと三木鶏郎さんが遺した軌跡:『冗談音楽の怪人・三木鶏郎 ラジオとCMソングの戦後史』読了

コラムニスト泉麻人さんが、

” 生誕100年にちなんだラジオ番組(文化放送・2014年)の進行役を任されたことだった。

「日曜娯楽版」(冗談音楽)やCMソングの音楽、関係者の談話(まだ永六輔さんもお元気だった)を流しながらトリローの仕事とその時代を解説していく特別番組で、後日改めて放送を聴きながら「これは活字でも書きとめておきたいものだ・・・」と痛感した。”(p305)

という動機によって書き上げられた『冗談音楽の怪人・三木鶏郎  ラジオとCMソングの戦後史』を読了。

月初(2019年8年)参加した本書刊行記念イベント時

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に、入手していた著書。

あの人にこの人と・・昭和初期からの芸能史

その時に「そういう人が居たんだなぁ」と、その風刺ぶりが印象的でしたが、その時の情報だけで300ページ超を読破するにはパワー要することに。

内容は、帯にある

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安齋肇さんと、大堀こういちさんが繰り出す濃いぃ世界観に浸ってきた:『空耳人生 友の会』第29回 ~大堀こういち/でめたん/フォークシンガー小象篇~ 参加記

隔月開催されているソラミミストとしてお馴染みイラストレーター安齋肇さんの『空耳人生 友の会』へ。

フォークシンガー小象・ほか 「ほか」が意味することとは・・

前回(6月開催)は行けなかったので、

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4月⬆︎以来で参加。

イベント告知でゲストは

 フォークシンガー小象/でめたん/大堀浩一

となっており、てっきり複数名かと思いきや

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狂言師 野村万作『狂言を生きる』刊行記念トークイベント&サイン入り書籍お渡し会 参加記

狂言師 野村万作さんの著書『狂言を生きる』刊行記念トークイベント&サイン入り書籍お渡し会に参加。

断続的ではありますが、アートにフラグが立っていること、また、人間国宝を目の当たりに出来る稀有な機会であろうと、

feel the 人間国宝

狂言に関しては未体験(であるはず)ながら興味津々で参加。

未知なる世界への興味津々

早めに会場の銀座 蔦屋書店に到着し、列に並び、周囲の方々を見渡せば女性比率の高いこと〜

そんな状況に、ややアウェー感を抱いたりしつつ

開演まで(岩手県)平泉 中尊寺の舞台を観劇

映像で野村万作さんの舞台を見ながら迎えた定刻。

御歳八十八とのことでしたが、明瞭に聞き取れる声に、(剛に柔に)ユーモアが挟まり、

八十八の締め括りに中日新聞の連載を土台に一冊の本が出来上がるのではないかと考えられ、六月二十二日の誕生日に発売された本書刊行の経緯から始まり

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安齋肇さんと関川誠さんが繰り出す、雑誌文化を感じるゆる〜いトークを楽しんできた:『空耳人生 友の会』第27回 ~関川誠篇~ 参加記

偶数月に隔月開催されているソラミミストとしてお馴染みイラストレーター安齋肇さんの『空耳人生 友の会』に参加。

通算27回目となる今回は『月刊 宝島』をはじめ現在は14誌の編集局長を務めておられす関川誠さん。

お二人の付き合いは20代後半に遡り、もう35年にはなるそうで、息がぴったりというか

35年来の付き合いで間合いはバッチリ

『空耳人生 友の会』らしいまったりとした雰囲気で進行 ^〜^

最初、定刻の19:00になっても「始まんねぇ・・」なんて思っていたら

安斎肇さん曰く「遅刻」されたとのことで ーー; 幸い10分弱の遅れでスタート。

恒例の乾杯に始まり、

恒例の乾杯でトーク本格化

関川誠さんのプロフィールを見ながら進行。

「うわっ、シンプル!」と安齋肇さん曰く今までの中で最もシンプルなプロフィールを披露された関川誠さん

お話しのハイライトは、編集者として携わられたさまざま著名人にまつわるエピソードで

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スティーブ・マーティン、アボリジニアートをガゴシアン・ギャラリーに貸出し

スティーブ・マーティン、アボリジニアートをガゴシアン・ギャラリーに貸出し

” オーストラリア先住民族の評価の高いデザート・ペインター10人の作品がニューヨーク市の有名なギャラリーで展示されるが、

作品の1つを除いてすべてがハリウッドの有名俳優、スティーブ・マーティン氏の個人所蔵品だと報道されている。ABC放送(電子版)が伝えた。

世界的にももっとも影響力のある画商、ラリー・ガゴシアンがマディソン・アベニューのギャラリーでオーストラリア先住民族のデザート・ペインティング作品展覧会をひらくことになっており、

オーストラリア先住民族の美術の評価が世界的に確立することが期待されている。

マーティン氏は熱心な美術収集家であり、これまでにもアンディ・ウォーホル、エドワード・ホッパー、デビッド・ホックニーら先駆者の美術作品を40年以上にわたって収集し、自ら展覧会の主事も務めている。

4年前、マーティン氏は、ニューヨーク・タイムズ紙の記事で、ウェスタン・デザート・ペインターのWarlimpirrnga Tjapaltjarri氏の美術作品がニューヨークで展示されることを知り、

その日のうちに作品の1点を自宅に飾るために購入している。

マーティン氏はABC放送の独占インタビューで、「あのような作品を見たことがなかった。あの作品は今でも自宅に飾ってある。

その頃はあの作品がオーストラリア先住民族の美術運動の一環だとは知らなかったが徐々にオーストラリア先住民族の絵画を見るようになった」と語っている。

マーティン氏はさらに他の美術家のデザート・ペインティングも購入するようになり、

2019年初めには友人を集めてこじんまりとした展覧会を開いたし、その個人展覧会の構想が発展して5月にガゴシアン・ギャラリーで開かれる展覧会に結実した。

ガゴシアン・ギャラリーの展覧会には、Warlimpirrnga Tjapaltjarri氏の他、日本でも展覧会が開かれ、国際的にも評価されていた故Emily Kngwarreye、風景画で2018年のNSW州ウイン・プライズを獲得したYukultji Napangatiらの作品も展示される。

ガゴシアン・ギャラリーは、美術作品売買の業界のトップにあり、ロンドン、ビバリー・ヒルズ、香港、パリなど17か所に画廊を持っている。

それだけでなく、独自の雑誌も発行し、百万人を超えるソーシャル・メディアのフォロワーがおり、世界の他の画廊に対しても大きな影響を与える力がある。

マーティン氏は、「オーストラリア先住民族の抽象画は決して抽象的ではなく、すべて物語であり、ストーリーを伝えている。

そこが一般的な抽象画とは異なる点だ。視覚的にも知的にも異なっており、これらの絵画は視覚的であり、知的であるが同時に感情に訴える作品になっている」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS

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新宿タイガーが貫いているブレない生きざま:映画『新宿タイガー』鑑賞記

数日前、何となくFacebookを眺めていたら、「こんな映画、今、上映されているのかぁー」と

上映館は数多新宿で映画を観てきたものの、「(ひょっとして)初めてかな?」というテアトル新宿

「!」となり、すぐさまチケットを手配し映画『新宿タイガー』を鑑賞。

本作の主人公 新宿タイガーさんの存在は長らく承知しており、その期間たるや数十年という長さになる筈ですが、

映画によると1972年から原型が立ち上がり、外見上の変化はあるようですが、

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安齋肇さんと近田春夫さんが繰り出す、アートでゆる〜いトークを楽しんできた:『空耳人生 友の会』第26回 ~近田春夫篇~ 参加記

2019年最初の安齋肇さん主催のトークイベント「空耳人生の友の会」に参加。

昨年12月以来の虎ノ門 Rethink Rounge

今回のゲストは、ミュージシャンの近田春夫さん。

近田春夫さんは、一時チェックしていた時期があったものの、その後ブランクがあったことから

「確か毒舌キャラだったよな・・」と、曖昧なる記憶でしたが

導入のトークから近田春夫さんの乾杯からギアチェンジ〜

登場され伝わってきた印象は、とても謙虚で低姿勢。

 内田裕也さんと、そしてそれから・・

トークは、近田春夫さんのキャリアの振り出し的な内田裕也さんのバックバンド時代の頃に始まり・・

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落合陽一「質量への憧憬」展 トークイベント「今、写真メディアから感じる“エモさ”や“質感”を再発見する」参加記

・・そして連日で、

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天王洲のamana square へ。

今までは21:00〜22:30夜間開催であったところ今回は10:00〜11:30の午前開催。

前夜、amana squareを後にしたのは22:40頃で、朝、この場所に戻ってきたのは9:00過ぎ☀️

場内入場後、Art galleryエントランス付近から

陽気も感じられウォーターフロントの一角に踏み込んで感じが心地良かったですが、

今回の落合陽一さんのお相手は・・

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