養老孟司先生の『死の壁』を読了。
本書を入手していたのは『バカの壁』の次であったものの、テーマの興味から『超バカの壁』『自分の壁』を先行。
養老孟司先生の講演会↓で京都へ向かう行き帰りで、
ほぼ読了させ、さほど予想していたまでの重たさはなく、結論的なところでは・・
前々回、読み始め記↓を上げた
養老孟司先生の『超バカの壁』を読了.-
「あとがき」を含め、全190ページ、全12章で、やや冗長と感じるところもありましたが、
1章あたり単純計算16ページ弱と読みやすく、快調なペースで読了に至りました。
何もこのことは本書に限ったことではなく、読みやすさということでは、他の養老孟司先生の著書についても同様のことが言えるであろうと感じています。
夏の講演の際、少子化についての紐解きがありましたが・・
先日、養老孟司先生の『バカの壁』を読了↓した
次は『超バカの壁』でしょうと、
週末からパラパラとページをめくり始め、12項目あるうちの最初の「若者の問題」を読み終えたので、ぺろっとおさらい。
「まえがき」に、
放送作家にラジオのパーソナリティーに、様々なジャンルで才能を発揮されている高田文夫さんの
『私だけが知っている金言・笑言・名言録』を読了。
6月に本書の続編となる
『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』を読了していて、
それから(本書の内容が)気になっていて、ようやく手にしたという経緯。
本を開いたところの「まえがき」に
” 不整脈なる大病で8時間の心肺停止( 2012年4月)。
・・中略・・
再び仕事をし始めて気がついた。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ライブで皆、面白いことを言っている。
このままスルーするにはもったいない。気に留まったものは忘れないようにメモっておこうと心掛けた。
これが大病明けで変わったこと。言葉のメモと趣味さんぽ。”(p.003)
といった出版の経緯が記されており、23の金言、30の笑言、35の名言が収録されています。
それぞれ印象に残ったところを1つづつ引用すると・・
続きを読む 高田文夫さんが残してくれた、昭和の芸人さんたちの粋な感性が伝わってくる笑言&名言集:『私だけが知っている金言・笑言・名言録』読了
数日前に中間記をアップロードした
水野和夫さんの『資本主義の終焉と歴史の危機』を読了。
中間記をアップロードしてからの第三章以降の部分で取り上げると・・
” ここまで見てきたように、資本主義を延命させる「空間」はもうほとんど残されていません。
中国が一時的に経済成長のトップに踊り出ても、そう遠くない将来、現在の先進国と同じように「利潤率の低下」という課題に直面することになります。
その時点で、二一世紀の「空間革命」は終焉を迎え、近代資本主義は臨界点に達することになるでしょう。”(p104)
という時代認識のもと、
続きを読む 水野和夫さんが説く、日本が資本主義とは異なるシステム構築のためになすべきこと:『資本主義の終焉と歴史の危機』読了
三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストから内閣官房内閣審議官など政府で要職を務められ、経済に精通されている水野和夫さんの『資本主義の終焉と歴史の危機』を
読み始めて全五章あるうちの第二章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
2週間ほど前に読了した『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』
が学び多き一冊であったのと、これも先日読了した佐藤優先生の『世界史の極意』で
各章の終わりで紹介されている本紹介(■「資本主義」「帝国主義」を考えるための本)の中で、本書が取り上げられており、さっそく入手し、読み始めたという経緯。
第一章 資本主義の延命策でかえって苦しむアメリカ
第二章 新興国の近代化がもたらすパラドックス
第三章 日本の未来をつくる脱成長モデル
第四章 西欧の終焉
第五章 資本主義はいかにして終わるのか
という章立てをもとに構成され、第一章ではまず
続きを読む 水野和夫さんが説く、日本が資本主義とは異なるシステム構築のためになすべきこと:『資本主義の終焉と歴史の危機』中間記