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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ②

高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ②

” だが、ここで問題が起こる。これまで順調に合法化までつぎこんだが、販売免許の仕組みが整備されていなかったため、医療用大麻の流通が整わず、現在でも患者が入手できないという問題に直面しているのだ。

海外からカンナビノイド医薬品を輸入するにも、許可の手続と費用の面で問題があり、合法化したにも関わらず旧来からの違法な国内産の大麻を使わざるを得ない。

これは、薬草として大麻を利用することを認めたのではなく、医薬品として医療用大麻を合法化する制度を導入したために起こった歪みともいえるだろう。

国内で高品質な医療用大麻を生産して、製薬会社が安全な医薬品に加工し、それを医師が患者へ処方できるようになるには、もう少し時間がかかると思われる。”(『大麻ビジネス最前線』位置 No.1781/1790)

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高城剛さんが明かす、大麻が持つ多様なポテンシャルと切り拓かれている新時代:『大麻ビジネス最前線』読了

高城剛さんが、

” 最近の研究によれば、大麻にはがん細胞を縮小させ、認知症やてんかんなどの治療に効果を発揮する成分が含まれているのが、科学的に判明している。

だからこそ、世界保健機関も大麻の扱いに関する記述を書き換える用意をしているのである。

こうした事実を、常にビジネスの好機をうかがっている投資家や事業家が見逃すはずがない。

すでに、アメリカやイギリス、カナタでは、医療用大麻および嗜好品としての大麻を一大産業にすべく準備が急速にはじまった。

このあたらしいムーブメントは、現在「グリーンラッシュ」と呼ばれている。”(位置 No.9)

と、大麻の持つ知られざるポテンシャル、世界各国の解禁状況等を一冊にまとめた

『大麻ビジネス最前線』を読了。

大麻が切り拓く新時代

本書(電子書籍)は

 第1章 2018年大麻の今、未来

 第2章 そもそも、大麻とは

 第3章 世界の大麻新事情

 第4章 ビジネス勝機の可能性

という目次立てのもと、上述の時代の要請に応じて、たとえば・・

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ①

高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ①

” 女性活動家のルーシー・ハスラムは、息子のかんがきっかけで、医療用大麻の合法化を訴えた。

彼女は2014年に市民団体を立ち上げ、ニューサウスウェールズ州政府を動かし、2015年、州政府は合法化に向けて法案を提出することを決定した。

同年、難治性てんかんを患う患う孫娘をもつ夫婦から約30億円もの寄付が寄せられ、州の医療用大麻研究開発センターが発足した。

そしてついに、2016年、州政府は麻薬法を改正し、医療目的に限った栽培が許可されるようになった。

さらに同年10月には、連邦政府によって医療目的での大麻栽培を合法化する法案が可決された。”(『大麻ビジネス最前線』位置 No.1781)

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寺島実郎さんが明示する、人生100年時代を生き抜く慧眼:『ジェロントロジー宣言 「知の再武装」で100歳人生を生き抜く』読了

日本総合研究所会長、多摩大学学長で、ニュース番組ほかでのコメンテーターとしてもお馴染み寺島実郎さんの『ジェロントロジー宣言 「知の再武装」で100歳人生を生き抜く』を読了.-

先日参加した本書刊行記念の特別講演に合わせて入手していたもので、

<< 2018年9月15日投稿:画像は記事にリンク >> 寺島実郎さんが説く、人生100年時代を生き抜く思考の枠組み:『ジェロントロジー宣言 「知の再武装」で100歳人生を生き抜く』刊行記念 特別講演 参加記

講演直前に(全体の)1/4ほど、講演後に3/4ほど。

購入前は馴染みないタイトルから(読了まで)時間を要するものかと思いきや

講演で概略を把握出来ていたことに、本の内容を分かりやすく、快調なペースで最終ページまで。

定年後四〇年を生きるロードマップ

冒頭の「ジェロントロジー宣言」で

” 日本において、ついに八〇歳以上の人口が一〇〇〇万人を超した。異次元とも言うべき高齢化社会の到来を、これまでの政策科学・社会科学は予見してはいたが、

その意味を理解した社会システム・制度の再設計は活かしてこなかった。”(p10)

と問題提起があり、

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高城剛さんが切れ込んだ、美容整形、Airbnbホスト、小児科診療など気になる業界のリアル:『21世紀の(匿名)ハローワーク』読了

高城剛さんの『21世紀の(匿名)ハローワーク』を読了。

21世紀の「裏」のハローワーク

<< 2018年3月5日投稿:画像は記事にリンク >> 高城剛さんが明かす、夜に、裏の世界の携わる人たちの現実(生計):『21世紀の「裏」のハローワーク:人には言えないもうひとつの職業図鑑』読了

&『21世紀の「表」のハローワーク』に続いてのシリーズ?3冊目ですね。

<< 2018年3月8日投稿:画像は記事にリンク >> 高城剛さんが明かす、地下アイドルに大麻産業に気功師など、気になる世界の本当のところ:『21世紀の「表」のハローワーク:人には言えないもうひとつの職業図鑑』読了

高城剛さんが迫る気になる職業の実像

今回は、

 1. 政治家秘書

 2. 美容外科医

 3. 教頭

 4  Airbnbホスト. 

 5. FXトレーダー

 6. 小児科

それぞれに(相手の匿名を条件に)高城剛さんが切れ込みます。

読中、印象に残ったところを抜粋すると・・

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村上世彰さんが、世の子どもたちに伝えたかったお金との付き合い方:『いま君に伝えたいお金の話』読了

一時、社会を騒然とさせた村上ファンドを率いた村上世彰さんの『いま君に伝えたいお金の話』を読了。

本書の刊行記念のイベント(トークショー&サイン会)開催を知り、

出典:丸善丸の内本店Twitter(画像はツイートにリンク)

(イベント)当日なって読み始め、子ども(主として中高生)向けに書かれている読み易さもあり、一日で読み終えたもの。

どのようなことが書かれてあるのかというと・・

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高城剛さんが紐解く「分断」の時代と、世界が再び「ひとつ」になる日:『分断した世界 逆転するグローバリズムの行方』読了

高城剛さんが

” 前編は、ミスコミュニケーションによって東西の「壁」が壊れ、世界がひとつになった1989年から、2019年まで。

ここで、世界は31年ぶりに「分断」の時代を迎える。

後編は、2020年から2049年まで、現在の世界を見て感じた30年後の世界、おそらく再びひとつになる予測を、僕なりの解釈で書き上げた。”(位置 No.201/208)

といった内容で上梓された『分断した世界  逆転するグローバリズムの行方』読了.-

1995年後に迎えた新世界

本を読み始める前は、これまでの高城剛さんの著書らしく近未来にワクワクさせられたり、

これまで伏せられ公にされることのなかった現実が明るみにされる学びといった内容から

サクッと読了に至るものと思いきや・・

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三戸政和さんが提案する「サラリーマンが会社を買う」という選択:『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』(お試し版)読了

前回アップロードした↓三戸政和さんの講演

<< 2018年9月7日投稿:画像は記事にリンク >> 三戸政和さん講演『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』参加記

参加に前後して読んでいた

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年の個人M&A入門【無料お試し版】』読了記。

人生100年時代 x サラリーマン = 個人M&A

本書は、

” 講談社が運営するネットメディア「現代メディア」で公開した「60過ぎたら、退職金で会社を買いなさい」「世の中には500万円で買える会社がこんなにあった!」と題する一連の記事が、

500万PVを超えるという大反響を受け、さらに深掘りした内容を説明するために発刊されることになりました。

ネット記事だけではお伝えできなかった、サラリーマンが中小企業を買うメリットと、

どのような考え方をベースに買えばいいのかをお伝えしていきます。”(位置No.7/電子書籍のページ数)

と発刊経緯についての説明があり、

” 組織で自分の力を出し切れていないサラリーマンのみなさんに向けては新しいキャリアを、

定年が見えてきたみなさんに向けては「人生100年時代」における定年後の新しい資産形成法の提案を含め、

その実行支援になるヒントとノウハウをふんだんに詰め込みました。”(位置 No.23)

と、タイトルを読んで反応した(想定)読者へのメッセージが、本の冒頭に綴られています。

雇われか、資本家 を二択す

大きくは、

” 実は、ビジネスマンには大きく2つのタイプした存在しません。

朝の満員の通勤電車に乗り、夜遅くまで働くなど、時間を切り売りしながら給与を得ている「こちら側の人間」(雇われサラリーマン)と、

自由に休みが取れ、好きなことを好きなようにやっていても、お金がお金を生む「あちら側の人間(資本家)」です。”(位置 No.45)

こちら側→あちら側へ如何にシフトを遂げていけるかについて、時代背景を含めマインドセットに、ノウハウが示されいるのが本書。

それは

” 会社という「箱」を自分個人が所有しているかどうかで、「実入り」はまったく違ってきます。”(位置 No.84)

という前段に、

” 私も含め、そうではない「普通」の人たちが、より自分の思い通りに生きやすくなり、

かつ、そこまで大きなリスクを取らずに済むもう一つの方法として、「会社を買う」という戦略を提案したいのです。”(位置 No.99)

と、本書の柱である提案へと展開されていきます。なお、リスクとは・・

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