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起業の世界は打率1割、それが分かれば必ず成功する:「ザ・スタート」読了

前日は披露宴に出席する一方で、久々に本を読了=「ザ・スタート」

出だしは、こちらで立て続けに紹介するなど、具体的な記述に見せられましたが、

>>  街歩きの視点を変えるだけでビジネスは始められる:「ザ・スタート」読み始め <<

>> ライスワークとライスワークの違いがもたらす未来  <<

1. 気付いて  >>>  2. 行動する事!

後半は・・

海外のトレンドが1年後、日本に上陸する」/  「日本の流行が1年後、世界に飛び火する」(p129)

どんな市場でも、興味を持ってくれる人が100人いたら、そのうちの1人が買ってくれる、という割合なんですよ。だったら、100人全員に商品を1万円で売ることよりも、その1人に100万円で買ってもらうことを考えたほうがいい。」(p160)

といった目の付け所や

インターネットビジネスの世界で成功した人たちには「ネットが苦手、あるいはコンピュータそのものに無知な人が少なくない。」(p209)

として、それらの人たちが成功した理由は、ただ一つ。

「誰かが気づく前に、彼らがそれをやったからです。」(p209)

と、要は普段から人と違った視点で物事の捉えておく事の重要性が説かれています。

打率.100の世界、を理解する

起業を志す人たちへ向けても、「ビジネスなんて、10に1つ当たればいいほうなんです。」(p224)と、頭で一見厳しい現実も指摘されていますが

「大切なことは、何度でもチャレンジすることだ。」、松下幸之助さんの言葉から「失敗したところでやめてしまうから、失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」(p227)

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つまり、ビジネスは・・

10回起業すれば1回くらいは大成功する」(p224) ・・(成功するまで続ければ)・・「 誰でもいつかは100%成功するってことです。」(p227)

と至って前向きに締め括られています。

結論部を更にまとめると・・

「失敗を恐れてはいけない。」(p224)

に集約されるものと読みました。

誰がやっても失敗は付き物なんだから、成功するまで続けよう。これが5人の起業家から本書に込められた思いですね。

ライスワークとライフワークの違いがもたらす未来

前日に続いて「ザ・スタート」から。

いつの時代も風は吹いている

起業にハードルの高さを感じている人でも、街歩きの習慣付けで起業ネタは散在している事に気付けますよ、という内容でしたが、

>> 街歩きの視点を変えるだけでビジネスは始められる <<

政府が平成11年3月5日の「産業構造転換・雇用対策本部  第六回会合」において、「規制緩和を含め各種の関連施策を強力に推進」というステートメントを発表し

  • 保健・福祉分野  10万人
  • 情報・通信分野  18万人
  • 住宅及びその関連分野  40万人
  • 観光分野  9万人 /  上記計 77万人(p44)

の四分野に関しては政府の後押しが期待出来るので、資金面で追い風を見込める側面がある。

人それぞれに強みが備わっている

但し、本著ではそこから考えを展開させていく事に警鐘を鳴らしていて、いくら時代的背景があったとしてもそれは食べるためにやる仕事「ライスワーク」となり、やがて・・

本当に自分はその仕事をしたいのか?/ p45」

という内面への問いかけが生じてしまうので

自分の「好き」って、自分の「強み」とは結構、一致しないものなんです。(p47)という実態はあるにせよ

まずは、自分の強みを把握したうえで、それを活かす形で儲かるビジネスモデルの青写真を描けるようになってから、起業を考えたほうがいいですね。(p48)

と助言。

ライバルのいない市場ってないんです。そのときにどうやってライバルに勝っていくのか、となると、最後は自社の強み、自分の強みにかかってくることも多い(p48)

この事を経営の神様と称されるかのピーター・ドラッガーは・・

「何をしたいかではなく、何がなされるべきかから考えなければならない。しかる後に、何が自らの強みに合うかを考えなければならない。

 強みでないものを行ってはならない。他の者に任せなければならない。リーダーたる者は、自らが成果を上げるべきことを知らねばならない」出典:『プロフェッショナルの原点』

と論じており、

これを本田宗一郎さんは

「嫌いなことをムリしてやったって仕方がないだろう。私は不得手なことは一切やらず、得意なことだけをやるようにしている。金を稼ぐよりも時間を稼げ」(p50)

と、それぞれ表現の仕方に差異はあれども、自分の強みをもとにライフワークを構築して、社会の中で価値が還元されていく事を説いておられ、起業を考える上で根源的な事と言えそうです。

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ライス? or ライフ?

項目整理が、下記の如くまとめられていて・・

ライスワーク:生活するために働く、目指せ億万長者、お金にフォーカスしすぎて奴隷に、拝金主義

ライフワーク:「好き」を仕事にしてプチ幸せ、好きなことをしていれば、稼げなくても幸せ

本の中では、ライスワークとライフワークが重なる部分に「マスターワーク」があるとして、解釈は奥深いですが・・

「好き」という事は、生きている中で、その人にとってとてつもない強み/個性を発揮する事を知らしめられますね。

自分の「好き」に敏感でいる事が、あるべき自分のこれからを照らしてくれます。

 

街歩きの視点を変えるだけでビジネスは始められる:「ザ・スタート」読み始め

 

数日前に書いた「型を破る人」の時代 と共に書店に立ち寄った際に気になった 「ザ・スタート」が送られてきたので、こちらも平行して読み始め。

本来、kindle版で欲しかったところ紙版のみで、それならとポイントの付く通販を選択しましたが、このところ消費税増税に伴い郵便が激増しているとかで、ようやくといったところ。

アイデアを実行・・ 起業・・ 早期引退までの劇的10年弱

電車の中でページをめくっていった感じ、やっぱり立ち読みした時の期待感に応えてくれる内容で、

小資本(=数万円、数十万円⇒1億円、10億円)から短期間(10年足らず)でミリオネアの座に上り詰めた5人の起業家(4名は第一線を退くアーリーリタイアメントを経てシンガポール在住とか)の共著で

誰しも・・

一度でもアイデアの出し方を実感することができれば、その経験が脳の中に回路を作り、あとから何度もプレイバックできるようになる。

さらに何度も再生していくうちに回路は太くなり、情報処理力も増していく。いくらでも応用することができるようになる。(p4)

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街歩きのススメ

で、肝心のアイデアの探し方は・・

なにもしなくても、勝手にネタが見つかる方法は確かに存在している(p21)として、それは「街を散歩すること

そこで視点を振り向ける先は・・

ファッションビルや駅の広告、電車の中吊り広告は、電通や博報堂といった年間の売り上げが1兆円を超えるような世界最大級の代理店が、コピー1行1000万円とも言われるトップクリエイターに依頼して作った作品(p22)

そこから、

今の日本でどんなものが売られようとしているのか、どのくらい存在しているのか、メディア露出にどれくらいのコストを払ってもいいと考えているのか

を考える事で、

今後のトレンド傾向、消費傾向が推測することができます。今流行っているものは何か?社会問題視されるものは何か?雑誌(=新聞が建前のメディアであるのに対して、雑誌は本音のメディアと定義)の中吊り広告ほど時代の空気感を端的に映す鏡は、ほかにないだろう。(p22-23)

本の記述によると、

毎週のように新企画を提出しなければならない書籍編集者の多くは、テレビ番組の「噂の!東京マガジン」の1コーナー、「今週の中吊り大賞」を視聴するのが日曜午後の習慣なのだという。そこからインスパイアされた企画がもとでベストセラーが生まれることも多々あるそうである。(p25)

また、広告以外でも、街を散歩している時に通りかかったお店について・・

今、続いている店には潰れない理由がそれなりにある、ということなんです。その理由、つまりそのビジネスモデルを探ることは、自分のビジネスにも絶対役に立ちます。(p33)

或いは・・

ラーメン屋さんの行列を見つけたとします。そしたら、「なぜこの人たちはこの店のラーメンを並んでまで食べたいのか」とか、「どんな経緯でこのラーメン屋さんを知ったのか、何度目の来店なのか」とかを考えます。(p38)

要は日々の習慣を得る事で、アイデアは散在している

等々、本ではこれらの題材から、如何にアイデアに繋げていくかが説明(ラーメンさんで700円使ったら、使っただけ学ばなきゃいけない ・・中略・・ 投資にする、ということは、受け取った情報を価値に高めていく、ということ。/p40)されており、

特別な才能であったり、特別な事を要する事無く、日常生活の中で、意識を切り替えたり、視点をずらす事で、ビジネスに繋がるアイデアが溢れているとの指摘で、

まだ3分の1程度ですが、結構、目を見開かされました。

 

マーケティングの第一人者ジェイ・エイブラハムの根幹を成す「卓越の戦略」って?!

 

マーケティングを学べば、ビジネスが分かる

先日書いた、お金を使わず、億単位の売上を上げてしまうという世界No.1マーケッターのジェイ・エイブラハムの教材を入手して、お勉強。

>> お金を使わず、アイディアだけで億単位の売上を作ってしまうジェイ・エイブラハム <<

 

No.1 マーケッターの大原則 = 市場の黄金律

ジェイのマーケティング理論の根幹を成すものとして「卓越の戦略」と称されるものがあり、

この理論を確立するに当たって、アメリカ国内で業界2位に対して約4倍の事業規模でひた走る会社経営者と面会する機会に恵まれた。

この時、既にジェイのコンサル料が2,000万円だったそうで!礎的なものは出来ていたんだろうと思いますが

会社経営者曰く「クライアントと精神的な結びつきを持つために多大な努力をしていた」そうな。

具体的には「リーダーシップを売る」という事を目的と見做し、クライアントと「同じ気持ち、悩みを共有出来ている」立場を共有している事を示し

市場の中でリーダー、権威、助言者としての影響力を発揮していった。

 

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情報とアドヴァイスは違う

当該企業(以下、企業)は、単に情報を与える事と、アドヴァイスを与える事の違いを明確に理解し、クライアントに向き合う際は「納得感のある、確かな根拠と共に」、具体的なアドヴァイスの提供に努めた。

クライアントの多くは、自分が何を感じているか、明確に言葉に出来ないし、表現する手段も持っていない事を理解。

それゆえ、その想いや苦心を理解してくれて、はっきりと声に出して行動で示し、論理的で強力な戦略を立てるサポートをしてくれる所を信用する。

クライアントから信頼を勝ち取るべく「信用できると感じられる、ものの見方を提供すること」。その役割を果たす上でリーダーシップが機能した。

 

システム(画一的対応)の時代の終焉

個別対応を失い、誰もが同じルールに従って処理されるシステムを導入する多数派、「個性がなく、価値観もない。」な存在に甘んじる事無く、

システムが正しいのではなく、クライアントのルールが正しいとの立場を徹底。

つまり、企業が重視したのは「人(クライアント)との絆」で、アドヴァイスを通じで、クライアントが次のステップに進める手助けをした。

見方を変えた言い方をすると、クライアントにいたずらに情報を提供しても、「(クライアントは)それを使って、何をしたら良いのか、なぜそれをするのか、本質的な部分で分らない」ため、

企業は、点を繋いで線を作り・・ 計画を立てさせ・・ 次のステップを踏めるような保護者の役割をリーダーシップ的に担った。

端的にまとめると企業はクライアントが・・

「ガイドを求めている、必要な情報を求めているということを知っていて」

その事に意識を向けた事が、業界で圧倒的な地位を獲得する事に繋がった。

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テーラーメイド(誂え)の時代

上記、自分が消費者の立場でサービスプロバイターにリクエストであったり、クレームを申す際、とかくマニュアルに応じた対応をされがちで

逆の立場で自分も型にはまった対応をする事で、省力化を図りがちですが

「卓越の戦略」を学ぶに、しっかりと相手方とコミュニケーションをとって、解を導かないと、市場で淘汰されてしまう。

とかく法人対法人(B to B)と言えども、多分に個人の信頼で成り立っている面もありますから、「企業」と記した部分、「個人」と読み替えても、身近なところで感じられる事ですよね。

 

お金を使わず、アイディアだけで億単位の売上を作ってしまう ジェイ・エイブラハム

いつの間にかリストに送信されるようになっていたメールマガジンに目を通してれば、無料セミナーのお知らせ。内容に興味があった事から・・

夜、PC(モニター)の前に着座して、Ustreamでマーケティングの事例集の学び。事例の主はアメリカのマーケティング・コンサルタント、ジェイ・エイブラハムさん。

お金が無くても、お金は稼げる

クライアントはFedexの創業者からアメリカの中小企業に至るまで。業務受託は成功報酬型が基本で、約7,000億円の売上で顧客の期待に応えてきているそうな。

ご本人について今日初めて知る事になりましたが、約2時間半に及んだセミナーで印象に残ったのは・・

1.中小企業での売上アップ事例で、増加額が数千万〜億単位の紹介有り。そこに金銭の支出は伴わず、アイディアのみで実現。

例えば、美容室の空いている空間をネイルサロンに貸し出したところ半年で1億円に迫る売上となった事。

単に売上だけでなく、美容室は顧客の待ち時間の満足向上につながったり、ネイルサロン側は未出店エリアでの潜在顧客の掘り出しにつながった。

2.事業所へパソコン(PC)を納入する事業を手掛けている業者が、サービス内容を納品するところまでから、PCの動作確認するところまで拡大したところ、半年で新規顧客の受注が100件(推定売上高3,000万円)

他の事業社でも、業界の慣例に反して返金保証を導入したところ年商が1年で140%強になった。

慣行的に行われていない事でも、合理的な理由に基づいていない場合、大きなチャンスがある。

ジョイントベンチャーで大事な2点

お金がない場合、強みを持った者(企業)同士がジョイントする事での成功事例がある半面、機能しなかった例も多く、成果に繋げるにはコツが2つあるとの事。

1つは、まず相手に儲けさせる事。もう1つは、相手と自分の両者が一緒にやるメリットを把握して、動く事。単に、組んだだけでは、真のコラボレーションに発展しづらい。

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「お金がないから、、」の呪縛

このセミナー自体も無料だったわけですが(笑)アイディアって、見方を変えるだけでそこかしこに落ちているんだなぁと。

先月紹介した「1万円起業」も然りですが、世の中、案外「お金がないから、、」という理由で実現しない事、思っているより全然少ないようです。

>> 1万円起業に学ぶ起業の心得 <<

>> 価値の提供を何よりも重視して、とにかく一歩踏み出そうの企業論。「1万円起業」読了 <<

 

 

ウォーレン・バフェットが投資家としての大成功を導いた習慣

先日、Facebookのニュースフィードに認知科学者(wikipediaの記載を引用)苫米地英人博士の「年収と読書量は正比例する」との言葉が引用されている方を見ましたが

投資の神様と称されるウォーレン・バフェットの読書術に関して「1分間バフェット」で・・

バフェットの読書論

(バフェットは)10歳の時にはすでに、オマハ図書館にある『金融』という言葉がタイトルに入っている本はすべて、2回ずつ読みました」というほどすさまじ読み方(p118)

ジャンルも金融に限定されず、

競馬場で無認可の予想紙を発行していた頃は、議員を務めていた父から勝ち馬予想に関する本を何百冊も借りてもらい ・・中略・・ さらに数か月分の古い予想紙にもくり返し目を通し、予想力を養っている。

少年がプレイボーイ誌を熱心に読むように、私は上場企業の財務諸表を熱心に読んでいます

大学時代、担当教授の本を著書を、著者以上に熟知していたそうで、量もさることながら質の高さも読み取れますが

バフェットが「投資家として大成功するためには、何をするべきですか?」という質問に、いつも同じ事を回答しているそうで、それは・・

「手当たり次第、読むことです」

と。「1分間バフェット」の著者(経済・経営ジャーナリスト/桑原晃弥さん)は、インターネットに大量の情報が出回っていようと、ウォール街で裏情報がささやかれていたとしても、

バフェットの行っている事は変わらず、「毎日、何時間も読んだり、考えたりするだけ」であると項目を締め括っています。

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読みっ放しからの脱却

読書量については、世に平均値が存在するとすれば、その上をいくものと、周囲からも何となく自分の感覚でも思っていますが

大概は1回読むところまで。最近になって、気になった箇所は付箋を貼るようになったので、

「こんな事、書いてあったよな」とか確認事項を探し出す時に、だいぶ楽になりましたが

バフェットの読書の実態を知ると、特定の分野で突き抜けるためには、読んだ事が「何となく」でなく、「しっかり」頭に入っている事が大事と教えられますね。

と、ここまで書いたところで、「人間 記憶曲線」でググったところ・・ 「エビングハウスの忘却曲線」が検索。

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一般的に1日経つと覚えた事の3/4を失念してしまう事を考えれば、本を読了した後であったり、新たな知識を習得した後は、熟読ならずとも、少なくとも数日後に復習するくらいの心掛けは必要ですね。

実践会アカデミー part 2:神田昌典さんが説くビジネスのストーリー性と地場

 

神田昌典さん主催「実践会アカデミー」のライヴコンサルティングの日で、学びの一日に。

神田さんの最新作、またしても品切れが出るほどの大ヒットとか・・

前回は実際、表参道に足を運んで神田さんの生講義でしたが、今回は挙手して質問する事も無く、自宅でヘッドフォンをセットしてUstream再生での受講。

その場の臨場感は捨て難いものの、天候気にせずの状況は有難かったですね。

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ビジネスに求められるストーリー作り

現時点で受講生が200名弱要るはずですが、ライヴコンサルティングは35名程度の受講生が質問を用意して、展開している事業での悩み、疑問、アドヴァイス等を神田さんに求めるもの。

本編のQ&Aに入る前に神田さんから直近のビジネス概況にお話しがあり・・

今の時代、お金が急速に余っており、ヴィジョンを掲げた人にお金が集まりやすい状況となっているが、なかなかそれを出来る人が居ない。

フリーランスで動いている人はインフラが整備されており、活躍の場を得やすい。会社で社員を雇用する立場の人は社員が成長するストーリーを描く事が大事。

会社では、一体どういう仕事を創りたいか?つまりストーリーがないと、お金のやり取りだけで終わってしまい永続出来ない。

事業のスピードは去年までと違い、今年に入ってからは早くなっており、半年から1年間のスパンで新商品を出して行かないと消費期限切れしてしまう。

今の時代に重要な事はストーリーを持っているか否か。時代の変化に見合った構想を描く。

将来のヴィジョンが描けないと苦しくなるが、逆に見えた途端、もの凄いチャンスが広がる。

 

Reading_Your_Story

ストーリーに求められるキーワード

より大きなストーリーを観る事、掴む事。道州制が提唱される中、これからのキーワードは地場。

場が持っているエネルギーをどのように活かすか。地場で意義深い事業を如何に展開出来るか。

例えば地方工務店の場合、良質な住宅を売れば良い時代ではなく・・ 何々市の為に売っているとの視点(ex.木材を活かした家造りであったり、年収300万円世帯でも住める家であったり)。

デザイナーの場合であれば、社会的メッセージを持った人であれば良いが、売上だけを求めている人には厳しい環境。

それぞれでの勝ち方と、共通して不可避な要素と

といった概論から、後半は地方で歯科医院を開業されている方の今後の在り様であったり、競合状況が厳しいとのグラフィックデザイナーの営業戦略論であったり、葬儀屋の差別化戦略等、

様々な業種に応じた解決策なり、ヒントなりが提示されましたが、共通する事は、なぜその事業に取り組んでいるかとの必然性、ストーリーの描き方に、これからを勝ち抜ける決定的要因があるとのお話しと理解。

それとライヴ中、神田さんが「世の中、自分の才能を見付けるまで、お金が無くて困る事になる」と説明されており、

人それぞれの起点として、才能、所を得た活躍の場に身を置く事の重要性も指摘されており、得意な事から如何にしてストーリーを乗っけられるか、ですね。

 

「マネーの虎」合同誕生会に参加。「虎」に大いに感化されてきました〜

一時代を彩ったTV番組「マネーの虎」に出演されていた方々の合同誕生会が開催されるとのお知らせから、松濤の南原竜樹社長の私邸にお邪魔してきました。

合同誕生会の主人公は、熱血漢の岩井良明社長(写真中央)と、人気ラーメン店のなんでんかんでんの創業者である川原浩史社長(写真左)。

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いまだ残る「マネーの虎」の余韻

「マネーの虎」は知る人ぞ知るTV番組で、当初は深夜番組で人気に火がついてからはゴールデンタイムに移行しましたが、

事業や起業したいと考えている人たちが、経営者として辣腕を振るっていた社長の前でプレゼンテーションを行い

認められれば事業資金の融資を受け、計画や特に心構えに甘さがあったりした場合などは罵倒される事もしばしば。

椅子だけが並べられた無機質な空間で繰り広げられる人間ドラマが繰り広げられた番組で

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