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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所: 小泉純一郎元首相が語ったオーストラリア軍と武士道

小泉純一郎元首相が語ったオーストラリア軍と武士道

” 昔、オーストラリアではこんなことがありました。

第二次世界大戦中、旧日本軍は真珠湾奇襲とは別に、ふたり乗りの特殊潜航艇をオーストラリアのシドニー湾内に潜航させて、魚雷で攻撃し、現地で犠牲者を出しました。

そんななか、捕らえられた潜航艇内で自決した日本人兵士に対して、オーストラリア海軍はなんと、海軍葬をもって葬りました。

普通、自国を攻撃した兵士をそのように礼を尽くして弔わないでしょう。

執行したオーストラリアの海軍少将は、「これら日本海軍軍人によって示された勇気は、誰によっても認められ、かつ一様に推賞されるべきものだ」と述べた。

彼らの棺は日章旗にくるまれ、その後、遺骨は戦時交換船で日本に届けられました。

さらに、戦後20年ほどたってから、その日本人兵士の母親が慰霊のためにオーストラリアに行くと、ときの首相らが温かく迎えてくれました。

地元の新聞は「勇者の母来る」と報じて歓待した。私は総理のとき、オーストラリアを訪問した際、この逸話をハワード首相を前にスピーチし、感謝の意を伝えました。

そんな話は現地の日本人もはじめて聞いたと言っていた。まさに、日本で言うところの武士道に通ずるエピソードです。”(出典:現代ビジネス

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鈴木宗男、佐藤優両先生登壇の勉強会で、平昌オリンピック裏での攻防に、仮想通貨及びAIが導く未来に・・ さまざま考えさせられてきた:「東京大地塾」参加記 ⑬

月次で開催されている新党大地の勉強会 東京大地塾に参加。

今回の会場は地階の第1会議室

今回のテーマは仮想通貨でしたが、冒頭、平昌オリンピックについて鈴木宗男新党大地代表と佐藤優先生が取り上げられ、

冒頭の鈴木宗男 新党大地代表の挨拶

佐藤優先生は「全く盛り上がっていない」「ベルリンオリンピック以来の政治利用」状況について言及。

全く盛り上がっていない状況に関しては、オリンピックが本来、平和なときにお互いの国力を競うものであるものに対して

国際情勢が悪くなっていること。また、政治利用に関しては韓国が米朝会話を仕掛けようとした点など、

客観的情勢で物事を判断出来なくなっている状況を指摘、日韓関係についても、オリンピック後の悪化を見通されていました。

賛否分かれた安倍晋三首相の渡韓については所与の条件の中で「出来る(やるべき)ことはやった」と評価されていました。

仮想通貨、AIが導く未来

本題の仮想通貨は、

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鈴木宗男、佐藤優 両先生が振り返った国策捜査を通じて得られた反省と教訓:『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』読み始め

鈴木宗男新党大地代表と、元外務省主任分析官佐藤優先生の共著『反省  私たちはなぜ失敗したのか?』を読み始めて

全5章(反省1〜26)あるうちの第2章(〜反省9)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

出版は2007年6月と遡り入手難であったものの、参加回数が重なっている東京大地塾に登壇されているお二人のサイン貰う用に

<< 2018年1月25日投稿:画像は記事にリンク >> 鈴木宗男、佐藤優両先生登壇の勉強会で、喫緊の国際情勢に、これからの展望に・・ さまざま考えさせられてきた:「東京大地塾」参加記 ⑫

格好の一冊かなと、購入した一冊。

当事者が述懐する鈴木宗男事件

佐藤優先生が「はじめに」で、

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副島隆彦さんが見通す、世界の金融・経済の近未来:『銀行消滅 新たな世界通貨体制へ』読了

数日前に中間記↓をアップロードした

<< 2018年1月24日投稿:画像は投稿にリンク >> 副島隆彦さんが見通す、世界の金融・経済の近未来:『銀行消滅 新たな世界通貨体制へ』中間記

副島隆彦さんの『銀行消滅   新たな世界通貨体制へ』を読了。

「分かりやすくて、勉強になって、しかも面白かったなぁ」というのが、率直な感想。本の最初、「まえがき」で

大枠の経済見通しに関して・・

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鈴木宗男、佐藤優両先生登壇の勉強会で、喫緊の国際情勢に、これからの展望に・・ さまざま考えさせられてきた:「東京大地塾」参加記 ⑫

2018年最初の新党大地主催の勉強会、東京大地塾に参加。

開始15分前頃の会場内。

今回のテーマは、「今年の国際情勢と日露関係」。

冒頭、鈴木宗男新党大地代表から、今年のキーワードは「平和」になるであろうと、

出典:HUFFPOST(画像は記事にリンク)

ローマ法王が、長崎で原爆投下後の写真を世界的に配布するように指示したことなどを引用され、

「平和」が重く、重要な意味を持ってくる一年になるであろうと指摘。

揺れる朝鮮半島情勢に、中東情勢・・

その後、マイクが佐藤優先生に渡り、朝鮮半島情勢に関して、ドナルド・トランプ大統領が、

イスラエルの首都をエルサレムに認定してきたことを契機として、中東情勢が流動化してきたことから

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副島隆彦さんが見通す、世界の金融・経済の近未来:『銀行消滅  新たな世界通貨体制へ』中間記

評論家 副島隆彦さんの『銀行消滅  新たな世界通貨体制へ』を読み始め

1〜5まであるうちの1、2と読み終えたので、そこまでのおさらい。

副島隆彦さんの著書は↓

<< 2017年12月8日投稿:画像は記事にリンク >> 副島隆彦さんと佐藤優先生に学ぶ、表沙汰にはならない世界政治の実態:『世界政治 裏側の真実』読了

佐藤優先生との対談本に次いで二冊目。その時の歯に衣着せぬ物言いが、とても印象的で、

次の著書を物色していた際に手にした最新刊(2018年1月時点)が本書。

一大事を大胆に、そして世の中を分かりやすく

副島隆彦さんと云えば、ドナルド・トランプ大統領誕生を早くから予言していたことで知られていますが、

現時点、予言されているものの中には、

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古賀茂明さんが明かす、日本の「中枢」の実態と、日本が抱える深刻な問題:『国家の共謀』読了

先日、中間記↓をアップロードした

元通産官僚で、現在はコメンテーター等の立場で舌鋒鋭い発言をされている古賀茂明さんの『国家の共謀』を読了。

本の最後「あとがき」で

” 日本は今、確実に貧しくなりつつある。しかも、それほどの経済危機にありながら、安倍政権は、経済立国から軍事立国へと舵を切り、国民が遠い世界のものだと思っていた戦争に今にも突き進んで行く勢いだ。”(p284)

の部分がグサッと突き刺さってくるほどのインパクトで、

この一文が、本書を通じて古賀茂明さんが読者に最も言いたいことであったものと。

官僚経験から紐解かれる加計問題

本の興味深さというところでは、古賀茂明さんご自身の官僚時代と重ね合わせ、

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古賀茂明さんが明かす、日本の「中枢」の実態と、日本が抱える深刻な問題:『国家の共謀』読み始め

元 通商産業省(現 経済産業省)の官僚で、現在は「改革はするが、戦争はしない」をスローガンに掲げる市民の集まりフォーラム4を主宰されている古賀茂明さんの

『国家の共謀』を読み始め、第六章まであるうち第二章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

 第一章 軍事大国の野望に燃える安倍政権

 第二章 今やカジノ一本槍になった成長戦略

 第三章 経産省が日本を滅ぼす!?

 第四章 首相スキャンダルと政官の堕落

 第五章 関心事は人事ばかりの官僚たち

 第六章 ”対抗勢力”に未来を託せるか?

という目次立てをもとに、古賀茂明さんらしい赤裸々な論が展開されています。

安倍政権の外交姿勢

私自身は緊迫する近隣国との情勢から憲法改正に前向きな立場となっていますが、

本書では、

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