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田崎健太さんが迫ったタイガーマスクに隠された佐山サトルの真実:『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』読了

先月(2018年7月)末に「読み始め」↓をアップロードした、

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『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』を読了.-

理想の裏側の深い苦悩

読み終えての端的な感想は、

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田崎健太さんが迫ったタイガーマスクに隠された佐山サトルの真実:『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』読み始め

先日、刊行記念イベントに参加した

<< 2018年7月28日投稿:画像は記事にリンク >> 『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』刊行記念 佐山サトルさん X 田崎健太さん イベント 参加記

ノンフィクション作家 田崎健太さんの新刊『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』が、全部で十五章(別途、プロローグ、エピローグ等)まであるうち

 プロローグ 佐山サトルへの挑戦状

 第一章 父親のシベリア抑留

 第二章 プロレス狂いの少年

 第三章 ガチンコの練習

 第四章 「格闘技大戦争」

 第五章 サミ・リー、イギリスを席巻

第五章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

プロレス狂いの日々、マスクマンとの出会い

第六章が「タイガーマスク誕生」と題されていることから、下関で過ごした幼少期からタイガーマスクになる前までといったところですが、

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『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』刊行記念 佐山サトルさん x 田崎健太さん イベント 参加記

ノンフィクション作家 田崎健太さんの新刊『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』刊行記念イベント参加。

会場は神保町の書泉グランデ。定員70名は告知後、ほどなく満員に

特に今年(2018年)に入って格闘技界のレジェンドを目の当たりに出来る機会に恵まれていますが、

私にとっての佐山サトルさんは、タイガーマスクがデヴュー後、程なく社会現象にまで発展し、

私自身も、その超人的な身体の動きに、「一体誰なんだろう?」といった好奇心も相待って

毎週金曜夜のワールドプロレスリングを楽しみにしていた、ほぼプロレスの原体験と呼べるアイコン(存在)。

参加整理券受付開始後、45分で手続きして、何とか3列目中央の場所をキープ

ヒーローが担った宿命と封印されてきたこと

第一部は佐山サトルさんと田崎健太さんのトークショーで、第二部が対象書籍:『真説・佐山サトル  タイガーマスクと呼ばれた男』のサイン会。

万来の拍手を受けて佐山サトルさん入場

トークショーでは田崎健太さんが、出版の経緯についてお話しされ

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船木誠勝 x 初代タイガーマスク x 新間寿 スペシャルトークショー:DVD『闘宝伝承2018前哨戦』鑑賞記 

世に言う三連休の初日、東京地方、今年(2018年)一番の猛暑日といった報道を見たような気ぃしますが、

購入は闘道館(2018/7/14時点の在庫数4)*画像は商品ページにリンク

こんな日は・・  家でDVD鑑賞 ^^

先日参加した船木誠勝選手のイベント↓で、

<< 2018年7月4日投稿:画像は記事にリンク >> 船木誠勝選手が感謝する今と振り返ったこれまで:船木誠勝 33周年記念大会 記者会見&懇親会 参加記

 船木誠勝より大事なお知らせ(応援して下さる皆様へ)

記者会見前に会場で流されていた映像で、時間の関係から途中まで流された後の内容が気になって後日購入。

今年3月、船木誠勝選手の33周年を記念して開催されたトークショーが収録されたもので、

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船木誠勝選手が感謝する今と振り返ったこれまで:船木誠勝 33周年記念大会 記者会見&懇親会 参加記

格闘家 船木誠勝選手の33周年記念大会 記者会見&懇親会に参加。

場所は、先月のピーター・アーツに続いての巣鴨の闘道館.-

ひょんなきっかけからYoutubeで視聴した動画から、

セメント最強のレスラーは誰なのか…を発表します

その後、「あなたへのおすすめ」でMasakatsu Funakiチャンネルからの新作なり旧作が上がってくると、思わず見入ってしまい、

そんな経過から今回願ってもない機会と、ご本人を目の当たりに出来ることを楽しみに迎えた当日。

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田崎健太さんが迫った長州力の生きざま:『真説・長州力 1951-2015』読了

先日、中間記↓をアップロードした

<< 2018年5月8日投稿:画像は記事にリンク >> 田崎健太さんが迫った長州力の生きざま:『真説・長州力 1951-2015』中間記

『真説・長州力  1951-2015』を読了。

485ページ全編に渡って、長州力さんが辿った軌跡が描かれているわけではなく、

そこには昭和のプロレス史の歴史についても記されており、長州力さんの生きざまとともに読み応えを実感しました。

UWFインターナショナルへの怨讐

個人的には会場に足を運んでいた新日本プロレスとUWFインターナショナルの全面対抗戦について書かれた

「第十一章  消されたUWF」が特に興味深く、

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田崎健太さんが迫った長州力の生きざま:『真説・長州力 1951-2015』中間記

先週末から読み始めた『真説・長州力 1951-2015』、

3日目で200ページ(全15章中、第6章)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

” プロレスの世界には、大相撲から引き継がれた隠語が数多くある。

長州はしばしば「お米」という「金銭」を意味する言葉を使った。・・中略・・

長州にとってプロレスは、お米を稼ぐための「仕事」だった。

当初、「仕事」の話は早く終わらせようとした。一方、プロレスラーとなる前、彼に大学時代について話をするときはいつも愉しそうだった。”(p36)

と本書を書き上げるべく著者の田崎健太さんが、

長州力さんに断続的に取材を行い、得られた言葉をもとに485ページにわたる伝記。

背負った二つの名前

前半は生い立ちに関して綴られており、例えば韓国代表として出場したミュンヘンオリンピックに関して

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大下英治先生が描いた力道山の生涯:『力道山の真実』読了

先日、中間記↓をアップロードした

<< 2018年4月26日投稿:画像は記事にリンク >> 大下英治先生が描いた力道山の生涯:『力道山の真実』中間記

大下英治先生の『力道山の真実』を読了。

プロレス界に止まることのなかった影響力

(中間記で触れた後の)本の中〜後半は、

力道山のキャリアを良くも悪くも大きく左右することになった「柔道の鬼」と称された木村政彦さんとの一戦に、

そこから命を狙われるようになったり、或いは極真空手創設者の故大山倍達館長に敵討ちを画策され、実に一年半に及んで付け狙われたり・・、

時代を背負って光を浴びた分、その裏側での陰の部分も色濃く伝わってきます。

また、日本国内でのプロレスリング発展、定着のためにさまざまな尽力する傍、先見の明があり、

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