「theatre:舞台」カテゴリーアーカイブ

又吉直樹さんが描いた若き演劇人の焦燥と切ない恋愛の軌跡:『劇場』読了

お笑いの世界から処女作『火花』で芥川賞を受賞し、

華々しく文壇デヴューを飾った又吉直樹さんの二作目となる長編小説『劇場』を読了。

夢見、葛藤し、居場所を見つけながらも悶々とする日々の果てに・・

下北沢の舞台で脚本、演出などを手がける演劇人と、演劇の世界を夢見て上京してきた女性の出会い、同棲生活を通じて

絡み合い、すれ違う感情のやり取りを軸に、同じ世界で評価を確立していく者への焦燥感などが描かれています。

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草刈正雄さんの優しさに包まれ、魅了されたドラマ『プロハンター』について語らってきた:『草刈正雄 THE FIRST PHOTO BOOK』刊行記念 サイン本お渡し&撮影会 参加記

連続ドラマを見なくなって久しいものの、かつては毎週視聴を楽しみにしているものや

その懐かしさから近年になって全話いつでも楽しめるようにDVD BOXを購入したりといったことも。

私的、心に残るドラマの代表作の一つが『プロハンター』で、初回放送時(1981年)はシリーズ途中からの視聴であったものの

その面白さカッコよさに、翌日(水曜日)学校で友だちとレヴューすることを楽しみにしていたり、

数年後、深夜(午前1時過ぎと記憶)の再放送枠で流れた時は、眠さをこらえて?/忘れてオンエアを楽しみにしていたりと・・

『プロハンター』エンディング

振り返ると、いろいろな思い出が脳裏に蘇ってきます。

長く商品化が待望されていたドラマでありながら、版権の問題だかで実質お蔵入りの状態となり、

ビデオが普及していない時期の話しでもあり、自分を含めファンの間で伝説化していましたが、

2005年になってDVD BOXがリリースされることになり、情報キャッチして瞬時に予約したような。

1981・・ 2005・・ 2017!

時はしばらく過ぎて・・ 2017年 ^^

紀伊國屋書店のイベント情報で、『プロハンター』のメインキャストを藤竜也さんとともに務めた草刈正雄さんのインストアイベント情報を入手。

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かくして過ぎていった私の2017年ゴールデンウィーク(大型連休)

年によって祝日の並びで当たり外れのある大型連休いわゆるゴールデンウィーク。

今年(2017年)は、土日(4/29-30)+水木金土日(5/3-7)と、わりと「当たり」なんではないかと思いましたが、

私は合間の平日(5/2)にレイザーラモンHG夫妻(住谷杏奈さん)のトークショーに足を運び・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:散々だったビートたけしさんのオーストラリア旅行

散々だったビートたけしさんのオーストラリア旅行

” タレントのビートたけし(70)が5日、テレビ東京系主演ドラマ「破獄」の発表会見に、共演の俳優・山田孝之(33)、女優・吉田羊と出席した。

網走刑務所などに勤務した看守を演じたたけしは、ロケ直前にプライベート旅行でオーストラリアを訪れたものの、日焼けを防ぐためホテルで“缶詰め”状態だったことを明かした。

3年ぶりとなるテレビドラマ出演に、俳優・たけしの“本気”がかいま見えた。

「破獄」のロケは今年1月から北海道網走市や長野県内で行われたが、たけしはその直前、友人と旅行でオーストラリアを訪れていた。

好天の下、ゴルフのラウンドを始めたが「真っ黒になっちゃうな、と思った瞬間、1月から『破獄』のロケがあったことに気がつきまして、3ホールですぐカートに乗って、ホテルに帰りました」という。

「日に当たったら、とてもじゃないけど雪国の看守の役はできない」と、そこから1週間はホテルにこもりっきり。

部屋のテレビでクリケットの試合を見るなどして過ごしたと告白。「帰る日を楽しみにしていた。

本当に『破獄』な缶詰め状態だなと。なんでスケジュールを考えなかったんだろうと反省しました」と苦笑いした。”(出典:デイリースポーツ /一部編集

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竹中直人さんが向き合ってきたコンプレックス、役者としてのキャリア、そして人がらに触れる一冊『役者は下手なほうがいい』読了

俳優に、映画監督に、ときにミュージシャンとして多彩な才能を発揮されている竹中直人さんの『役者は下手なほうがいい』を読了.-

人間「竹中直人」に、俳優「竹中直人」・・

竹中直人さんの

” 小学生の頃は漫画家に憧れていました。漫画のキャラクターの模写をすることで、徐々に同級生の輪に入っていけるようになりました。

高校生になって個性的な先生のモノマネをするようになり、自分ではない人格になることに目覚めていったんです。

とにかくコンプレックスのかたまりだったので、誰かのキャラクター、人格を借りないと生きていけない、

相当変わったやつだったと思います(笑)。”(p10)

といった生い立ちに、

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西村雅彦さんに学ぶ、「言葉を伝える」コミュニケーションの極意:『西村雅彦の俳優入門』読了

TVドラマ『古畑任三郎』やNHK大河ドラマ『真田丸』など、個性的な役柄を演じ切ることで

お馴染み、俳優の西村雅彦さんの『西村雅彦の俳優入門』を先日読了.-

先週末に参加したイベント ↓

<< 2016年12月11日投稿:画像は記事にリンク >> 西村雅彦さんに学んだ役者としての心得、伝わる会話術:『西村雅彦の俳優入門』刊行記念トークショー参加記

の対象書籍として購入したもので、全体で109ページという分量からサラっと読めました。

但し、書かれてあることは俳優を目指す上での要点なり、心得がコンパクトにまとめられており、

まず、こういった世界を目指す方々に対しては貴重な書と云えそうです。

俳優、そしてコミュニケーターとして

本書に、どのようなことが書かれているかというと・・

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西村雅彦さんに学んだ役者としての心得、伝わる会話術:『西村雅彦の俳優入門』刊行記念トークショー参加記

『西村雅彦の俳優入門』を上梓された俳優の西村雅彦さんのトークショー(サイン本お渡し付き)に参加。

場所は連日の八重洲ブックセンター。書籍はDVD付き。開演までの間は映像で「伝わる会話術」を学習.- 下掲のリンク↓【書籍】西村雅彦の俳優入門PV は参考映像

大切だけど、学ばれていないこと

トークショーの後半で行われた質疑応答で、ご自身を「役者」と表現されていましたが、

出版のきっかけは、地方で素人の方と芝居づくりをされるようになり、言葉を伝えることの重要性を実感されてのこと。

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『ズームイン!!朝!』でお馴染み、ウィッキーさんの人柄に癒された

近年の朝のTV番組というと「スッキリ!!(日本テレビ)に、「めざましテレビ(フジテレビ)が、お馴染みでしょうか。

一旦、時計の針を昭和の真っ只中に戻すと・・ 朝の時間帯「ズームイン!!朝!」を思い出す人が多いのではなかろうかと。

その「ズームイン!!朝!」で人気を博したコーナーといえば「ウィッキーさんのワンポイント英会話」.-

今、wikipediaで調べたところ、同コーナー 番組スタートから15年続いたそうで、長寿ぶりから人気のほどがうかがえますが、

今週、そのウィッキーさんとお会い出来る機会に恵まれました。

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