幹事のススメ

出来そうで実は少ない?幹事

今週は自分が声掛けさせて頂く立場の催しが2つ。いわゆる幹事と称される役割。

昨年、プロフェッショナルブロガーの立花岳志さんとサシで1時間半ほどお話し出来る機会があった際・・

・・話題の一つに「幹事やる人は少ないから、やると感謝される」といった話しが出て

「(誰でも出来ると思っていた自分としては)そんなもんかなぁ」と、従来から見方が変わる感じに。

最初、大変でも・・

立花さんの場合、Dpub と称される参加者数200名に迫る人数が集結する巨大飲み会ですが

自分は、開催規模が大きくてもその10分の1程度ながら、昨年伺ったお話しの自分なりの感覚を得られるように。

企画段階で、来てくれる/来て欲しいと思った人が来てくれなかったり・・ 事情が変わって不参加となってしまったり・・ 場合によっては予算の問題が出てきてしまったり等々・・

同じグループの企画でも毎回メンバーは違うので、思っていた通りになるかどうかは、始まってみないとどうなるか分からない(=不安要素)。

IMG_5350

それ〜でも。当日来てもらえて好意的な反応があると、やはり「やって良かったなぁ」と。

Facebookだと、その辺のビフォー・アフターが分かりやすく、友達が連れて来てくれた人と自分が友達になったり、自分が声掛けした人が、その場で知り合った人と友達になっていたり。

特に後者の場合の充実感は心地イイですね。

集りとなると自分一人で実現出来ず、場の雰囲気も参加者全員で出来るものになるので、

実際は幹事が来てくれた人たちに自分が感謝する立場になるワケで、最近、マイブームの斎藤一人さんの言葉を借りると・・

“人生、出したものが返ってくる”

「感謝すれば、感謝されるし」、「親切にすれば、親切にされる」。幹事をやってみて実感出来る事もたくさんありました。

 

ナマの高田純次は、テレビに写る高田純次と一緒だった

先週、今週と都内の盛り上がりの中心はローリング・ストーンズのコンサートが開催された水道橋駅近くの東京ドームでしたが

自分は(水道橋の)隣駅のお茶の水駅から徒歩圏の三省堂書店で高田純次さんのサイン会に行ってきました。

IMG_5328

高田純次さん初?のトークショー

新刊の自伝が刊行されたトークショー兼サイン会で、真か否か確かではないものの高田さん曰く、ご自身初のトークショーであったとか。

高田さんがトークショーやらないといった話しは別のところでも聞いた事があって

続きを読む ナマの高田純次は、テレビに写る高田純次と一緒だった

ケン・オクヤマさんが描く近未来から考えてみた

 

IMG_5339

書斎の本棚の目の付き場所には奥に入れづらい非定型の本だったり、未読本を入れていたりしますが、

そこになぜか工業デザイナーのKen Okuyamaこと奥山清行さんの本があって、久々に手に取ったのをキッカケに

最近、マイブームのYouTubeで検索をかけたところ、著名人のプレゼンテーションが数多く披露されている Ted での講演のアップを確認。

17分強の短い時間ながら、馴染みの分野ではないため上手く整理出来ているか、

「?」なところもありますが、自分なりにまとめてみました。

続きを読む ケン・オクヤマさんが描く近未来から考えてみた

高田馬場でミャンマーを感じる食事会

先月(2014年2月)、参加した Lunch Trip のミャンマー便で出会いのあった方々(ミャンマー人+日本人)で会食。

Lunch Trip ミャンマー便の模様 >> ランチトリップ ミャンマー便に搭乗

ミャンマー料理なら高田馬場

ミャンマー料理といえば高田馬場らしく、年に1回下車するか否かといった高田馬場駅で20時前に降り立って、

そこからてくてくと10分弱歩いた、ミャンマーの方の選択による料理店(Ruby)で、終電近くまで。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

料理の方は、本国に行くと辛みを増すようですが、揚げ豆腐であったり麺類であったり、日本の食卓に並ぶ顔ぶれと

大きな隔たりはなく、ペロリ行けちゃう感じで食べやすかったです。*卓に並んだメニューは → Ruby をクリックの上、参照下さい。

遠い国が、おぼろげに近い感じに

軍事政権時代は、恐らく自分が先々訪れるであろうとの認識から外れた国の一つでしたが

続きを読む 高田馬場でミャンマーを感じる食事会

「まず自分自身が顧客となれ」チャーリー・マンガーの弛まぬ1日1時間

 

投資の神様が説く1日1時間の習慣

金曜日の投稿で「1分間バフェット」からの引用をして、久々に手に取ったので、他の箇所も斜め読みしてみました。

 

↑ の中で「誰しも採り入れられそうかな」というのが・・ 「1日1時間を自分にあてるべきだ。」(p54-55)との箇所。

 

まず、自分が自分自身の顧客となる

バフェットが幼い頃から金持ちを目指したのは、他人にあれこれ指図されることなく自分の人生を生きたかったから。つまり、

「自分のために働くのが一番」

と考えた。

 

類は友を呼ぶ の法則

同じように考えていたのが、パートナーのチャーリー・マンガー。

マンガーは大学で数学を専攻、気象予報官を経て、ロースクールで学び直し、弁護士になった異色の経歴を持つ。

但し、これに満足出来ず、副業として不動産開発投資も手掛ける事になった。

マンガーは「自分にとって一番大事な顧客が誰だろう」と考え、自分自身との確信に至る。

毎日1時間、自分のために働く事として、朝早く起きて、建設や不動産開発の仕事をした事がキッカケで、バフェットと運命の出会いに至る。

1362239917_warren-buffett-charlie-munger-2011-5-2-12-40-40

傑出した結果の源泉は、読書に弛まぬ1日1時間の自己投資

マンガーは「脚が生えている本」と呼ばれたほど本をよく読む努力家で、バフェットはマンガーの姿勢を高く評価。

この事から「誰しもマンガーを見習い、まず自分自身が顧客になり、次に他人のために働くべきだ。1日1時間を自分にあてるべきだ

投資は資金を企業に投じることではなく、時間を自分のために使い、自分の可能性を広げていくことでもあるべきだ」と。

 

朝飯前の輝ける1時間

投資の神様と称されるバフェットに一目置かれるマンガー。バフェットに出会う前から

優秀さは際立っていたであろう筈ですが、そういう人たちこそ努力の大切さを痛感しているという。

人は誰しも1日24時間。朝、早く起きる1時間。誰でも出来そうですが、続けられるには、しっかりした動機付けですね。

draft_lens19013377module156004623photo_1324915050wake_up_in_the_morning.jp

 

高橋慶彦は、失敗しても走り続けた。

 

2週間前に感激のサイン会があった高橋慶彦さんの「赤い哲学」をちょろっと読み始め。

出会いによって人は変われる

慶彦さんは野球人生を数多くの「出会い」によって成り立っていたと振り返られ、

そこから学んだ事は・・「自分自身の考え方を変えれば人は変わる」ということ。(p4)

 

一流への道に繋がる事になった、人生を変えた一言

甲子園にエースで4番の実績を引っさげ、プロ野球の世界に入るも

バッティング練習では、ろくずっぽバットにボールが当たらない状況から・・「1年でクビになるかもしれない」(p12)というところからの振り出し。

絶望感に包まれた状況を見兼ねた、後に監督となる古葉竹識コーチが歩み寄り

“慶彦、お前、なに落ち込んでいるんだ。プロでは足だけでも飯を食っていけるんだぞ”

の一言に ・・

“スペシャリティを磨く。私にとってはそれは足。走塁を生かすためにはどうすればいいか。打球をガンガン飛ばすのではなくゴロを打ったほうがいいだろう。私にとって幸運だったのは、1年目にしてプロでの生き方を決断できた”(p.13)

出会いと一言によって、ファンの記憶に留められる事になるプロ野球選手 高橋慶彦 の生まれる礎となった事が記されています。

 

鉄拳の裏側に、運命の絆

監督に就任した古葉さんは、「お前(慶彦選手)が出るか、俺(古葉監督)がクビになるか」の覚悟で慶彦選手を使い続けたそうな。

私の印象では鉄拳制裁による師弟関係のイメージが強かったですが、そこには熱い絆があった事が読み取れます。

 

失敗を恐るるなかれ

最終的にプロ野球生活18年(平均選手寿命10年以下であるそうな)、1,826安打、477盗塁(プロ野球歴代5位)と輝かしい記録も残した事になるのですが

この裏側にはカープの育成方針、「どんどん走れ」というのがあって、歴代2位となる盗塁失敗数206に裏打ちされての事。

足は速いが、走塁技術に乏しかった慶彦選手に「アウトになってもいいから走れ」、

この教えを最後まで守って走り続けたプロ野球人生であったとの事。

running

 

マイケル・ジョーダンも失敗を乗り越えて、神になった

同様の事は、かのマイケル・ジョーダンもNIKEのCMで「数多の失敗を乗り越えたからこそ、自分は成功した」とキャリアを総括していますね。

 

一所懸命を、人は見ている

まだ、第1章を読み終えたところですが、印象的だったのは、高校3年生となり、プロ入りを全く考えられず

大学進学を決めていた高橋慶彦さんのもとに、広島カープのスカウトから指名したい旨の連絡。

エースで4番として甲子園に出場しながら、プロのスカウトの目に留まったのは、ホームへのスライディングに可能性を感じてとの事。そこから慶彦さんは・・

“自分が意識せずとも、物事に対してひたむきに取り組んでいれば認めてくれる人間はいるもの”(p45)

同様の事は、昨年12月の講演会で野村克也さんも言われていましたが

講演会の模様 >> 野村監督こと野村克也さん講演会へ

 

プロ野球界に名を残す事になる選手も、その裏には、一所懸命、ひたむき、一つ一つに魂込めたからこそですね。

LOSTの製作秘話から書き始めてみた、いろいろ(人はこだわるという話し)

 

今朝、目を通したアルマクリエイションズ(=神田昌典さんの会社)のニュースレターから。

ヒットはその場の閃きから生まれる

名前だけは知っている海外ドラマ「LOST」。数々の賞を受賞しているようですが

脚本家でプロデューサーでもあるJ・J・エイブラムスは映画の撮影方法について・・

『(LOST制作時)悪ノリして、ストーリーは自由に作り合った』

『即興性を大事にしたい』

『その場で感じる「これだ!」と思った事を実行するのが好き』

『結果がどうであれ、とにかく信じる事が大事。その信頼の根拠は「体の底から感じるゾクゾク感」です』

 

同様の話し、ビートたけしでお馴染み北野武監督や三谷幸喜監督も現場で台本を覆し、その場での閃きから最終カットを決定しいた話しを聞いた事があります。

三谷幸喜さんの出世作「やっぱり猫が好き」は、台本なんだかアドリヴ(その場のノリ)なんだか分からぬ不思議な感じが印象に残ってますが、今にして思えば三谷ワールドの原型ですね。

 

ヒットの要は台本

方やドラマの話しになりますが、「渡る世間は鬼ばかり」等でお馴染み、橋田壽賀子さんのように台本の文言一字一句変えてはならぬという人も居て、

「LOST」は作品を見ていないので断言出来ませんが、「LOST」ならではの明確なコンセプトは貫かれていての大ヒットであったと推察します。

現場のノリに任せても、台本に忠実でも、土台がしっかりしていれば、何れのアプローチでもヒット作は生まれていますね。

 

譲れぬ事、こだわりの世界

もっとも北野武監督は、頭の中に明確なイメージが出来ていて、役者さんから「こここうした方が良いのでは」等の助言があった場合、

以降、その役者さんは使わない一途さもお持ちとの事。北野作品のフィルモグラフィーが増えると共に

キャストの固定化が進んでいる(ように見られる)様子は、監督の意図を汲み取った人たちが脇を固め

現場の一体感が生まれ、北野監督の世界観が精度を増して映像化されている背景がうかがわれます。

直近作の「アウトレイジ・ビヨンド」は、確か北野作品最大のヒット作であったかと。

 

一流は、こわだる(イメージに忠実)

黒澤明監督もOKを出すまで、一切の妥協を排した姿勢・・

  • 家族の人数に合わせて、写す事のない箪笥の中にまでリアリティを求めた話し
  • 空に浮かぶ雲のイメージが合うまで撮影を延期した話しなど

・・は、つとに有名です。

変えて良い事と、変えてはならぬ事。

その人だからこその「こだわり」、クリエイティヴ(映画に限らず、音楽、デザインetc)を見る時の醍醐味ですね

they-got-style-banner-1