山本伸さんから学んだ共感を生み出す文章術エンパシーライティング:神田昌典ビジネスプロトタイピング講座 その十

 

土曜日ながら、しっかり目を覚まして、ビジネスプロトタイピング講座(ビズプロ)へ。

今回の会場は、いつもの表参道のアクションセンターではなく、ベルサール九段下。

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ビズプロ講座は11/1以来、場所は5月の実践会アカデミーのライブコンサルティング以来。 続きを読む 山本伸さんから学んだ共感を生み出す文章術エンパシーライティング:神田昌典ビジネスプロトタイピング講座 その十

チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』読了

 

先週から読み進めていた『影響力の武器』を読了。計447ページ、ふぅ〜

>> チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』読み始め <<

>> チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』中間記 <<

「読み始め」「中間記」と2回に分けて書きましたが、最後の3章は

第6章 権威

第7章 希少性

第8章 てっとり早い影響力

権威は人を無防備にする・・

「権威」の章は、「導かれる服従」とサブタイトルされ、

” 権威からの要求に服従させるような強い圧力が私たちの社会に存在することがわかる。

権威者から命令されると、正常で心理的に健康な多くの人たちが”、自分の意に反していても逆らうことなく、極度に危険なレベルの痛みを他者に与えた。

正当な権威者に従おうとする力は、そのような服従が正しいという考えを社会のメンバーに植え付けようとする、体系的な社会化からの訓練から生じている。

さらに、本当の権威者は優れた知識と力をもっているのが普通なので、そうした人の命令に従うことは適応力の行為である場合が多い。

このような理由から、権威者に対する服従は、一種の短絡的な意思決定として、思考が伴わない形で生じてしまう。” (p371)

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人は、自由を奪われる事に反応する

「希少性」については、

” 希少性の原理によれば、人は、機会を失いかけると、その機会をより価値あるものとみなす。

この原理を利益のために利用する技術として、「数量限定」や「最終期限」といった承諾誘導の戦術があげられる。

これを使う人びとは、自分たちが提供しているものは、販売する量や期間に限りがあると私たちに信じ込ませようとする。

” 希少性の原理が効果を上げる理由は二つある。一つには、手に入れにくいものはそれだけ貴重なものであることが多いので、

ある品や経験を入手できる可能性がその質を判定するてっとり早い手掛かりとなるからである。

もう一つには、ある品やサービスが手に入りにくくなるとき、私たちは自由を失っているからである。

この場合、私たちは以前よりも自由(および自由に関連する品やサービス)を欲するという形で、自由の喪失に対して反応する。” (p425)

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ショートカットされる意思決定

最終章では、

” どのような状況においても、私たちはできるだけ思慮深く、十分に検討を加えた上で決定を下すことを望んでいるが、

現代生活の形態が変化し、ペースが加速度的に速まってきたことで、賛否両論を注意深く分析するのに適した条件が整わない場合が多い。

そのため、別の意思決定のやり方 ー 普段信頼性の高い、単一の情報を基礎にして承諾(あるいは同意、信用、購入)するかどうかを決める、というやり方 ーに頼らざるを得ない場面が次第に多くなってきている。

本書では、承諾を引き出すきっかけとなるそうした要因のうち、最も信頼性が高く、それゆえ最も頻繁に使われてものについて述べてきた。

そうした要因とはすなわち、コミットメント、返報の機会、類似した他者の承諾行動、好意あるいは友愛の感情、権威からの命令、希少性に関する情報である。”

” 私たちの社会では認知の過剰負荷傾向が強まっているので、それに比例しててっとり早い意思決定を行う機会が増えている。

そのため、相手への要請のなかに、影響力の起爆剤をいくつか忍ばせるタイプの承諾誘導の専門家はますます成功しやすくなっている。” (p443)

と本の総括的内容が記されています。

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意図した結果を得るため適切なキッカケの与え方、の学び

「希少性」の考察など、我が身を重ねて読み進めましたが(笑)人間心理には多くの人に共通する傾向があり、

要はそれを分かっているか、否か。分かっていれば、世にそれを「スキル」として伝授する人であったり、書籍であったり。

本書は後者(書籍)の代表例といえますが、本の締め括りで

” 承諾を引き出すきっかけが、状況にもともと備わっていたわけではなく、捏造されていた場合にのみ、それは不正なものとなる。

私たちが思考の近道によって得られる利益を失わずにいるためには、あらゆる適切な手段を使って、そのようなインチキに対抗することが重要である。” (p444)

とあり、用いる方は適切な提示によって。

用いられる方もこれら本で書かれた傾向を認識した上で、溢れる情報、スキルに対して正しくリアクト出来るようになる。

本全体と向き合うと量、結論を裏付ける事例に圧倒されますが、各章の最後に設けられた「まとめ」を活用するなどで、

人間心理の大原則、それを踏まえた上で他者への効果的な働きかけを学べる事が出来る一冊でした。

 

 

Forty Deuce “Start It Up” ほか、2014年も残すところ40日余り「40」に絡めて3曲

 

今年も残すところ40日あまりとなり、「40」に因んで3曲〜

Forty Deuce “Start It Up”

まずは、いかにも「始まるぞー」って感じの Richie Kotzen/リッチー・コッツェン参加したプロジェクトからのアップテンポなナンバー。

日本人メンバーが居る事でも話題性がありましたが、Richie Kotzenの立場も全面協力でないなど、バンドからの離脱等で、バンド名を耳にする事もなくなったという。

でも「いい曲だな〜」で、思い出しては聴きたくなる曲です。

続いて殆ど自発的に聴かないテクノのフィールドから。

Apollo 440 “Disco Sucks”

Jeff Beck/ジェフ・ベックとの接点から興味が派生して手に取った次第ですが、全体的には「う〜ん」という感じも

1曲(上記)、極上の病みつきグルーヴがあり、それで元を取れました(笑)

ラストは、U2のコンサートでもラストに使用される時もしばし、タイトルもズバリ ^^

U2 “40”

ハードロック畑の人間としては U2 に及び腰のところもありましたが、バンドにのめり込む決定打は

代表作の ” Joshua Tree/ヨシュア・ツリー ” と、曲を上げるならこの「40」ですね。

“Vertigo”がヒットした2005年(”How To  Dismantle Atomic Bomb”)時のツアーで

最後で”40″が演奏されるセットリストもあり、シカゴまで観に行ってワクワクしていましたが

自分が観た公演のラストは”Bad“であったという。それを機に、”Bad”も好きになりましたが(笑)

大森健巳さんがナビゲートする人生を変える秘訣「ストーリー」の使い方とは?

 

夜、寄り道せずに帰宅して、20:00からのハイパープレゼンター 大森健巳さんのウェビナーを受講(無料)。

「大森さんのウェビナーはいつ以来だろう?」と確認してみれば、8月31日以来でありました。

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2ヶ月半振りの大森健巳さんウェビナー

前回の模様 >> 大森健巳さんがナビゲートするGOOGLEが社員教育で使う交渉術  <<

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チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』中間記

 

前回、「読み始め」を記した『影響力の武器』が、真ん中あたりを越したので、中間記。

第1章〜第3章  >> チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』読み始め << 続きを読む チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』中間記

シカゴ・ベアーズ、ジンクスを吹き飛ばして4勝6敗:NFL 2014シーズン第11週

 

11月も後半となり、Facebookでシカゴで初積雪の話題を知れば、スタアジムでも雪混じりのNFL第11週。

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初積雪を記録したシカゴでの熱戦

シーズン前に発表された対戦スケジュールを見て、取らぬ狸の皮算用とやらで、

特に勝ち星を計算したかったのは開幕週のバッファロー・ビルズ戦と今週のミネソタ・ヴァイキングス戦であったろうと思います。 続きを読む シカゴ・ベアーズ、ジンクスを吹き飛ばして4勝6敗:NFL 2014シーズン第11週

明治大学ラグビー部、学生王座奪還への険しき道のり:明治大学 6 対 31 帝京大学

 

2週続けて、秩父宮ラグビー場へ。 先週の模様⇩

>> ラグビー日本代表がマオリ・オールブラックスを追い詰めた80分:日本代表 対マオリ・オールブラックス観戦記 <<

今回は、大学対抗戦ラグビーの明治大学対帝京大学戦。 続きを読む 明治大学ラグビー部、学生王座奪還への険しき道のり:明治大学 6 対 31 帝京大学

ロン・ハワード監督が描いたF1パイロットのライバル物語:映画『ラッシュ/プライドと友情』鑑賞記

 

F1界のライバル関係を描いた『ラッシュ/プライドと友情』をDVD鑑賞。

『ラッシュ/プライドと友情』予告編

ロードショー時には鑑賞作の候補としたり、しばし前からレンタルで出ていた事も分かっていましたが、

Facebookでは友人間で賛否が別れたレヴューを目にしていた影響からか、何となく決め手に欠けて、このタイミングとなりましたが、結論としては見応え有る良作でした。 続きを読む ロン・ハワード監督が描いたF1パイロットのライバル物語:映画『ラッシュ/プライドと友情』鑑賞記