エマニュエル・トッドが断言するアメリカ、ヨーロッパ、そして日本が突き進む現実:『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』読了

歴史人口学者・家族人類学者 Emmanuel Todd:エマニュエル・トッドの『西洋の敗北  日本と世界に何が起きるのか』を読了。

(確か2025年)1月頃、YouTubeの推奨で上がってきた ↓

【トランプは「敗北の大統領」となる】ロシア勝利を望む「その他の世界」l 日本の “真の敵”は アメリカだ l EU崩壊の原因はプロテスタンティズム減衰【エマニュエル・トッド】

を視聴し内容に興味を持ち、珍しくサイン無しで入手していた著書。

本書は

 序章  戦争に関する10の驚き

 第1章  ロシアの安定

 第2章  ウクライナの謎

 第3章  東欧におけるポストモダンのロシア嫌い

 第4章  「西洋」とは何か?

 第5章   自殺幇助による欧州の死

 第6章  「国家ゼロ」に突き進む英国 ー 亡びよ、ブリタニア!

 第7章  北欧 ー フェミニズムから好戦主義へ

 第8章  米国の本質 ー 寡頭制とニヒリズム

 第9章  ガス抜きをして米国経済の虚飾を正す

 第10章  ワシントンのギャングたち

 第11章 「その他の世界」がロシアを選んだ理由

 終章  米国は「ウクライナの罠」にいかに嵌ったか  一九九〇年ー 二〇二二年

 追記  米国のニヒリズム ー ガザという証拠

 日本語版へのあとがき ー 和平は可能でも戦争がすぐには終わらない理由

の章立てに沿って、事細かに論が展開されていきます。

特徴的なことは

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:最低賃金3.5%引き上げ、実質賃金底上げ

最低賃金3.5%引き上げ、実質賃金底上げ

” オーストラリアの独立機関である公正労働委員会は3日、7月1日付で全国最低賃金を引き上げ、従来よりも3.5%高い時給24.94豪ドル(約16.19米ドル)にすると発表した。

フルタイム従業員にとって年間1,670豪ドルの追加収入となる。 年次報告書によると、労働力全体の5分の1に相当する約260万人が最低賃金で働いている。

インフレ圧力は鈍化しており、そうした層には実質賃金の底上げとなる。 第1・四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率は総合ベースで2.4%と、オーストラリア準備銀行(RBA)の目標の2-3%の範囲内にとどまり、2022年後半に記録したピークの7.8%から大きく鈍化している。

公正労働委のアダム・ハッチャー委員長は今回の決定について、過去数年の生活費高騰で失われた実質収入を取り戻す助けになる可能性があると表明した。

公正労働委は昨年、最低賃金を3.75%引き上げたが、インフレ率におおむね沿った水準だった。

オーストラリア労働組合会議(ACTU)は、最低賃金で働く労働者にとって「素晴らしい結果」だと表明した。RBA は先月、インフレ鈍化を背景に政策金利を2年ぶりの低水準に引き下げた。労働市場は堅調で、失業率は過去1年以上にわたり4.1%を維持している。”(出典:Reuters

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街中で音楽認識アプリShazamを稼働させ Luiz Bonfá, Rishab Rikhiram Sharma & Lyn Lapid のデータにアクセスして曲を改めて楽しめた♪(Shazam #142)

街中などでふと耳にした曲に「!」とさせられ、音楽認識アプリShazamを稼働させ、改めて曲を楽しめるようになった記録集 第142弾.-

最初は地元商業施設内を回遊している際に店舗でBGMされていた

  Manhã de Caraval

Luiz Bonfá

出典:Shazamの検索表示画面をスクリーンショット

普段自らが選曲することのないカテゴリーだけに、日常としばし切り離される感覚に、週末ともなると開放感↗️となる感じ 👍

続いては

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John Sykesの功績と人柄を感じてきた 〜 BURRN! PRESENTS 追悼:ジョン・サイクス リリース記念イベント 参加記

(2025年)6月を迎えての最初の出掛け先は

会場は初往訪となったタワーレコード横浜ビブレ店

3ヶ月ぶりで横浜駅で下車して駅前エリアのタワーレコード横浜ビブレ店で開催された BURRN! PRESENTS 追悼:ジョン・サイクス リリース記念イベントへ。

イベント開催を知った当初は、雑誌を買う習慣が失われて久しい状況に、登壇される広瀬和生BURRN!編集長に増田勇一さん(お二人とも直接の面識はないそうな)にJohn Sykesとリンクするイメージを有していなかったことから静観の構えであったながら、

開催日が近くづくにつれ「いったいどんな話しが出るんだろう?!」といった好奇心が膨らみ、自然と足が向かっていたような経緯。

開演20分前のイベントスペース

「どのくらい参加者が集まるんだろう?」といった興味関心もありましたが、受付時間前に店舗前に順番待ちの列が生じ、用意された座席(30、40席?)は全て埋まり、ほのかな熱気を感じ定刻より若干早めに開演。

イベント対象書籍 BURRN! PRESENTS 追悼:ジョン・サイクス(左はポストカード)。過去の焼き直しではなく、訃報から立ち上げられた企画で、普段ミュージシャンの追悼記事を書くことのない広瀬和生編集長もご自身で納得の内容をまとめられるなど言葉の端々から充実の仕上がりが伝わってきました。

予定時間50分、Tygers of Pan Tang加入でしっかり曲を書ける上手いギタリスト登場で注目されるも来日公演直前で脱退してしまった経緯あたりからトークの口火が切られ、

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