青山繁晴議員が紐解いた国内外の様々な問題に対して4時間半、600名の受講者と向き合ってきた:第69回独立講演会 参加記

7月に続いて、青山繁晴(参議院)議員登壇の独立講演会に参加。

<< 2017年7月24日投稿:画像は記事にリンク >> 青山繁晴議員登壇の「第67回独立講演会」に行き、日本の現状を憂い、熱い祖国愛を感じてきた

「あれ、前回はこんな厳しかったっかなぁ」と、取り上げられた内容は全てオフレコとのお達しが冒頭に示されたのは、

国内外の各問題がデリケートになってきているからでしょうか。といった事情から限られた範囲での振り返りとなりますが、

開演の15:00から閉幕の19:30過ぎまで、

場所は週末で静けさに包まれた大手町の日経ホール。

途中、15分程度の休憩を挟んで、前半は青山繁晴議員の講演に、

後半は事前に参加者から募った質問をもとにしての質疑応答に、何より疲れ知らず、しゃべり続ける青山繁晴議員のバイタリティが印象に残りました。

参加者の方も、日本列島台風直撃/通過といった警告交じりの気象条件ながら

物ともせずの遠征の方を含め(抽選に当選した)約600名が集う熱気で

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、キャンベラでアルゼンチン代表を下す

ワラビーズ、キャンベラでアルゼンチン代表を下す

” ラグビーの南半球4カ国対抗は16日、ニュージーランド(NZ)のオークランドなどで行われ、NZが南アフリカに57―0で大勝し、開幕4連勝とした。南アフリカは2勝1分け1敗。

オーストラリアはアルゼンチンを45―20で破って初勝利を挙げ、1勝1分け2敗とした。アルゼンチンは4連敗。”(出典:AFP時事

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森本稀哲さんが綴った現役選手生活の光と陰、そしてド派手なパフォーマンスで伝えたかったこと:『気にしない。』読了

日本ハムファイターズが北海道へフランチャイズ移転後に黄金期を築いた森本稀哲さんの『気にしない。』を読了。

本を読んでまず意外であったのは、ご本人が

” 選手としての成績は、日本プロ野球名球会に入るための条件「2000安打」にほど遠い904安打、「記録よりも記憶に残る選手」と言われれば悪い気はしませんが、今もみなさんから忘れられずにいるのが不思議でありません。”(p3)

と仰られており、自分もしっかり記憶に残されているアスリートですが、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:サウスオーストラリア州でヒメフクロウインコの羽根発見

サウスオーストラリア州でヒメフクロウインコの羽根発見

” オーストラリア南部のサウスオーストラリア(South Australia)州で、世界で最も発見困難な鳥の一種であるヒメフクロウインコのものとされる羽根が見つかり、

専門家らは14日、同州にこの珍しい鳥が生存していることを示す100年以上ぶりの証拠の発見だと明らかにした。

「ナイトパロット(夜のオウムの意)」とも呼ばれる夜行性のヒメフクロウインコは世界で最も希少な鳥類の一種とされ、

2013年に北東部クイーンズランド(Queensland)州で自然研究家のジョン・ヤング(John Young)氏が撮影した写真が証拠として公開されるまで、絶滅したものと考えられていた。

その後、ヒメフクロウインコは西部ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州でも目撃されている。

サウスオーストラリア州で今回、羽根を発見したのはヤング氏とオーストラリア野生動物保護委員会(Australian Wildlife Conservancy)の生態学者、キース・ベルチェンバース(Keith Bellchambers)氏の2人。

ヤング氏とベルチェンバース氏は、エア湖(Lake Eyre)の周りでカメラが捉えたある画像を頼りに、多くのキンカチョウの巣を見て回っていた際に、そのうちの一つの巣の中で羽根を発見したという。

ヤング氏は、羽根が新しかったことから、「過去数週間以内にキンカチョウの巣から数百メートル以内の範囲」で集められたとみていると語った。

両氏が見つけた羽根について西オーストラリア博物館(Western Australian Museum)は、小型で黄色味がかった緑色の羽を持つヒメフクロウインコのものと確認したという。”(出典:AFPBB News

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寺島実郎さんに学ぶ、英国の国際競争力を支えるネットワーク戦略:『ユニオンジャックの矢 大英帝国のネットワーク戦略』読了

日本総合研究所会長、多摩大学学長で、報道番組等でコメンテーターとしても活躍されている寺島実郎さんの『ユニオンジャックの矢  大英帝国のネットワーク戦略』を読了。

水曜日に参加した特別講演会が縁で購入した一冊。

<< 2017年9月13日投稿:画像は記事にリンク >> 寺島実郎さんに学ぶ、イギリスが今も国際社会で影響力を残している本質:寺島実郎特別講演会「『英国』という視座から、世界潮流を展望する」 参加記

内容も主だったところは講演のおさらいとなりますが、本を開いたところの「はじめに  「全体知」としての英国理解への挑戦」で

” 英国をグレート・ブリテン島に限定した欧州の島国と捉えてはいけないということである。

この国のポテンシャルはネットワーク力にある。”

とくに、五二か国を緩やかに束ねる隠然たる影響力、その中でもロンドンの金融地シティを中核に、

ドバイ(アラブ首長国連邦)、ベンガルール(インド)、シンガポール、シドニー(オーストラリア)を結ぶラインを「ユニオンジャックの矢」とイメージし、その相関をエンジニアリングする力に注目すべきである。”(p3)

という本書の根幹に据えられた見立てに始まり、「ユニオンジャックの矢」とは・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2017年8月

失業率 − 2017年8月

” オーストラリア統計局が14日発表した8月の雇用統計は、就業者数(季節調整済み)が前月比5万4200人増と約2年ぶりの大幅な伸びを示した。

市場予想の2万人増を大きく上回った。建設やサービス分野の雇用が好調だった。失業率は前月から横ばいの5.6%だった。

就業者数の内訳はフルタイムが4万100人増、パートタイムが1万4100人増だった。労働参加率は0.2ポイント上昇の65.3%だった。

労働市場は拡大しているものの、賃金の上昇率はなお鈍い状態が続いている。

豪準備銀行(中央銀行)は2018年半ばまで、政策金利を過去最低水準の1.5%のまま維持するとの見方が市場では多い。”(出典:日本経済新聞

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いざ、細切れの時間。携帯電話に、読書に、或いは何もせずと、人それぞれそれですが

↑の写真は昼食時、よく立ち寄る行列の出来る人気店でのワンシーン。

大概30〜40分は並ぶので「丁度いいっか」と、列に並びながら読み始めた本を先へ先へと進めていましたが、

わざわざハードカバーの本を持ち込んでいった状況に次第に、やがて「(ちょっと)あなた浮いてますよ」的な空気を感じ、

周囲を見回してみると・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:”Archieve”に象徴されるオーストラリアに根付くスポーツ文化

“Archieve”に象徴されるオーストラリアに根付くスポーツ文化

 ” 私が世界中で好きな街の1つであるのがシドニーだ。先日もシドニーを訪問してきた。

幼少期からなじみのある地域で、シドニーの環境に対してあまり疑問を持たなかったが、競泳の現役を引退してスポーツを「する」から「見る」「支える」という立場になって気がつくことが多い。

たとえば、オーストラリアの国としての歴史は200年余と短いが、スポーツ文化の視点からは学ぶべきことが多い。

スポーツは、競技力向上だけが目的ではない。トップで活躍するアスリートも、健康維持のためにウオーキングやジョギングをしている。それも全てスポーツだ。

シドニーの朝は早い。海辺では、ランニングしている市民たちが目立つ。犬の散歩をしている人も多くいる。空き地でキックボクシングのエクササイズをしている人や、ヨガやピラティス、海で泳いでいる人もいる。

年齢はさまざま。エクササイズをしているのも、全く違和感もないし、通りすぎる人たちに「Good Morning!」目と目を合わせてあいさつする。

あいさつの文化も日本と少し異なるように思う。目と目を合わせることにより、人との距離を縮めることが容易にできるとも感じる。

一方で、朝早くから家族で朝食をカフェで食べるという朝食文化も、日本人には新鮮ではないだろうか。

とても早い時間(午前7時より前)からカフェは開いていて、ウイークエンドは、多くのお店で客が外まで並んでいる。昼に向かって徐々に客が減っていくというのもなかなか面白い。

果たして、ずっと住んでいる人はどうだろうか。スポーツや文化の違いについてどう感じているのだろうか。

元々ラグビーを通して知り合いになった日本人で、オーストラリアに移住した高橋靖久さん(48)にお話を伺った。2002年に「ラグビーを楽しむために」夫婦で15年前に移住した。

高橋さんは、元々、関東学院大学でラグビー部に所属し、社会人では明治生命(現明治安田生命)でもFBでプレーしたラガーマンだ。

日本にいる際には、結果を残すことレギュラーをとることだけに執着し、ラグビーを楽しめなかったという。

組織的な背景を話すと、日本の場合ラグビーを大学でやろうと思うと、当然ながら大学に入学しなければそのチームに所属できない。

しかし、高橋さんはオーストラリアに渡り、地域リーグの名門シドニーユニに所属した。

当時は、ディビジョン1から5まで存在していて、最初はディビジョン5に入った。現在は、ディビジョン4までになっている。ディビジョンとは、1軍から5軍という意味だ。

日本は、レギュラーで出場して評価される傾向がある。しかし、高橋さんはシドニーにきて、シドニーユニに所属。

最初は5軍に所属したが、誰も5軍だからという悲壮感はなく、5軍には5軍のプライドがあると感じたという。

もちろんラグビーで上にいきたいけれど、自分の場所にプライドを持ってプレーしている。

結果はもちろん大切だろう。結果を出すということは勝つということ。つまり、勝つということは、負ける人もいるということだ。

この自分を誇りに思うことや、だれも1人では勝者になれないことを、高橋さんの言葉から感じることができる。そのことを前提にラグビーに向き合っている。そんな姿勢だ。

結果がすべての世界だからこそ、「楽しむ」という境地に行くのではないか。

ディビジョン1の選手が、ディビジョン5や4の試合を応援にくることも多くあるようだ。

スポーツの根底にある、“Achieve”(成し遂げる)することが根付いているオーストラリアだからこそのスタイルだ。

自分を誇りに思えるからこそ、結果を出すアスリートの価値がわかるし、たたえられる。

町で朝からランニングする市民の人たちも、自分の目標に向かって「人生を楽しんでいる」に違いない。”(出典:日刊スポーツ

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる