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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:民間設備投資、第3四半期 前期比‐0.2%

民間設備投資、第3四半期 前期比‐0.2%

” 豪連邦統計局が発表した第3・四半期の民間新規設備投資は前期比でほぼ横ばいとなった。

鉱業と製造業が増加した一方で、他の部門が振るわず、回復期待に水を差す格好となった。

民間新規設備投資(季節調整済み)は前期比0.2%減の294億豪ドル(199億5,000万米ドル)。市場予想(0.1%減)とほぼ一致した。第2・四半期は0.6%減だった。

設備・機械への投資は3.5%減で、第3・四半期の経済成長率を押し下げた可能性が高い。

長期化する米中貿易摩擦が一因となり、世界的に企業は設備投資に消極的になっている。

豪企業の2019/20年度の設備投資計画は小幅に上方修正され、1,167億豪ドルとなったが、アナリスト予想の1,200億豪ドルは下回った。

BISオックスフォード・エコノミクスの豪州担当チーフエコノミスト、サラ・ハンター氏は 「国内の低調な環境や世界経済の不透明感が重しとなっているようだ」と指摘。

「難しい経済状況を踏まえると、企業は高リスクの設備投資を行うよりも様子見姿勢を決め込んでいるのかもしれない」とした。”(出典:REUTERS via Yahoo!ニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:日本語学習熱「世界一」はオーストラリア

日本語学習熱「世界一」はオーストラリア

” 世界で日本語学習が最も盛んな国は?答えは、中国でも韓国でもなく、オーストラリア。

日本語のスピーチコンテストも「世界最古級」で、全国大会は今年、50回目の節目を迎えた。”(出典:朝日新聞)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:非住宅建設、2020年もブーム継続予想

非住宅建設、2020年もブーム継続予想

” オーストラリアの建設業界では、住宅やインフラ建設が落ち込む中、オフィスビルや倉庫などの商業施設建設のブームが来年も続く見通しだ。

ただ、2016年に始まった非住宅分野の建設ブームは来年までで、それ以降は減速が予想されている。27日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

建設業界専門の調査会社マクロモニターの見通し報告書によれば、オフィスビルや倉庫、学校、病院、ホテル・レジャー施設といった非住宅分野の建設事業への投資額は、来年6月までの1年間に最大473億豪ドル(約3兆5,027億円)となり、前年の433億豪ドルを上回る見通し。

シドニーとメルボルンを中心に、クイーンズランド州や西オーストラリア州、南オーストラリア州、タスマニア州にもブームが拡大すると予想された。

同社のハッチャー部長は、「建設業界は過去3~4年間、住宅ブームと非住宅部門の伸び、輸送インフラ投資、再生可能エネルギー分野での建設事業という4つの柱で支えられてきたが、

住宅建設が急減し、再生可能エネルギー分野の建設事業も落ち込みが見込まれるほか、インフラ投資も予想以上に減速している」と述べ、非住宅分野が来年も好調を維持することは業界にとって朗報だと話した。

ただ、非住宅分野の建設プロジェクトが完了して新たなオフィスビルや倉庫への入居が進めば、経済成長が伸び悩むとの見通しも相まって、非住宅分野の建設ブームは来年以降、終息するとみられている。

印紙税収入などの政府の歳入が減少すれば、医療・教育関連施設、刑務所や消防署、裁判所といった社会インフラへの支出が抑制され、再来年からの3年間に同分野への支出は約14%落ち込むと予想されている。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワインの中国、アメリカへの輸出好調

ワインの中国、アメリカへの輸出好調

” 業界団体ワイン・オーストラリアがこのほど発行した18/19年度の年間報告書によると、

オーストラリアから海外へ輸出されたワインの総額が約30億ドルとなったことが分かった。

また、中国や米国の消費者からの評価が上昇したことも明らかになっている。

18/19年度に海外へ輸出されたワインの総額は28億6,000万ドルで、輸出業者は過去最高となる2,729社となった。

ただ、輸出量は供給の引き締めを反映し6%減少となり、ボトル入りおよび150リットル以上の容器につめられるバルクワインの平均価格は10%上昇した。

また、連邦政府に提出された報告書によると、中国への輸出総額は12億ドルと7%上昇している。

中国人の消費者によるオーストラリア産ワインの評価は、10点中8.56点と前年度の8.32点から上昇した。米国人消費者もまた、10点中8.95点と7.24点から上昇した。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:航空社格付け上位10社、オーストラリアから2社(#4 カンタス、#10 ヴァージン・オーストラリア)

航空社格付け上位10社、オーストラリアから2社(#4 カンタス、#10 ヴァージン・オーストラリア)

” オーストラリアの航空会社格付けサイト「エアライン・レーティングス・ドットコム」が発表した、

「世界の航空会社ベスト20」で、上位10社にオーストラリアとニュージーランド(NZ)から3社が入った。

1位はNZ航空で、オーストラリアのカンタス航空が4位、ヴァージン・オーストラリアが10位だった。

一方、日本の全日本空輸(ANA)は3位に入り、日本航空(JAL)は13位だった。

エアライン・レーティングスは、機材の年数や利用者による評価、利益性、労使関係など12点の基準について評価した。

NZ航空は今回で過去最多となる6度目の1位。エアライン・レーティングスは1位としたNZ航空について、

イノベーションに注力している点や、運航の安全性、環境問題への配慮で業界をリードしていることなどを評価したとしている。

NZ航空はほかに、プレミアム・エコノミー席の提供で最良との評価を受けた。

4位のカンタスは、国内線サービス部門とラウンジ部門で最良の評価を得ている。

同社は、顧客評価では常に1位の評価を受けているという。一方、10位のヴァージン・オーストラリアは、エコノミー席部門で1位となった。

キャビンのスペースが他の航空会社よりも広い点が評価された。また、キャビン・アテンダント部門でも1位だった。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キリン、飲料事業売却へ

キリン、飲料事業売却へ

” キリンホールディングスは25日、豪州で飲料事業を展開する子会社のライオン飲料を、中国の乳業大手、蒙牛(もうぎゅう)乳業に対し、約6億豪ドル(約456億円)で来年の上半期をめどに売却すると発表した。

キリンは2007年、ライオン飲料の前身であるナショナルフーズを約2,940億円で買収した。しかし、競争の激化を背景に収益を思うように伸ばせず、売却先を探していた。

ライオン飲料をめぐっては、そのチーズ事業を10月、カナダの乳業大手に約200億円で売却済みだ。

豪州では今後、クラフトビールなど成長が見込める酒類事業に注力する。

キリンは、ブラジルでの酒類や飲料の事業も売却する一方、米国のクラフトビールメーカーを買収するなど海外事業の再構築を進めている。”(出典:朝日新聞DIGITAL via Yahoo!ニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:U2、山火事の消火活動にあたる消防士らに敬意を表する

U2、山火事の消火活動にあたる消防士らに敬意を表する

” アイルランドのロック・バンド、U2が「ヨシュア・ツリー・ツアー」で9年ぶりにオーストラリアで公演を行っており、22日のシドニー公演では、山火事で消火活動を続ける消防士らに対して敬意を表した。

この日は、INXSのマイケル・ハッチェンスさんの命日でもあり、ボーカリストのボノさんは、22年前に逝去したハッチェンスさんを偲んで、数千人の観客らが照らす携帯電話のライトの中、2001年のヒット曲「Stuck in a Moment You Can’t Get Out Of」を捧げた。

ボノさんは、オーストラリア国内で猛威を振るう山火事に果敢に消火活動を続けている消防隊員たちを讃え、

今週初めにメルボルン空港に降り立った際には居合わせた消防隊員らに感謝の意を伝えていた。

U2のコンサートは、23日の2回目のシドニー公演のあとは、27日にパースで行われる予定。”(出典:JAMS TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:中国から亡命希望の元スパイ、膨大な情報を提供報道

中国から亡命希望の元スパイ、膨大な情報を提供報道

” 香港と台湾、オーストラリアで中国のスパイ活動に関わっていた男性がオーストラリアへの亡命を希望し、中国の政治干渉活動に関する膨大な情報を豪当局に提供していたことが分かった。豪メディアが23日、伝えた。

豪メディア大手ナイン系列の複数の新聞によると、亡命を希望しているのは、「威廉王」こと王力強氏。

王氏はオーストラリアの防諜機関に対し、香港で活動する中国軍の情報将校の身元と、香港と台湾、オーストラリアで行われている活動の内容と資金源に関する詳細な情報を提供した。

王氏自身も、香港と台湾、オーストラリアのすべてで、潜入工作や妨害工作に関与していた。

任務の中には、中国本土に移送され、反体制的な書籍を販売した容疑で尋問を受けた書店関係者5人のうち1人の拉致も含まれていたという。

ナインによると、王氏は有力紙のエイジとシドニー・モーニング・ヘラルド、報道番組「60ミニッツ」とのインタビューの中で、

中国政府が複数の上場企業をひそかに支配し、反体制派の監視と調査分析、報道機関の取り込みを含む諜報活動の資金を出させていることについて、「微細にわたって」説明した。

王氏は現在、妻と幼い息子と共に観光ビザでシドニーに滞在し、政治亡命を申請している。

■中国に戻れば死刑

王氏によると、香港では民主化運動に対抗するための大学や報道機関への潜入など、上場企業を隠れみのにした諜報活動に関与した。

そこでの王氏の役割は、香港のすべての大学に潜入し、反体制派に対するバッシングとサイバー攻撃を実施するよう指示することだった。

台湾には韓国のパスポートで別人になりすまして潜入し、2018年の地方選と来年の総統選への干渉工作を行った。

さらにオーストラリアでは、エネルギー業界のダミー会社を通じて同国でスパイ活動を行っているとみられる高位の諜報員に会ったという。

ナインのウェブサイトに23日に掲載された24日放送予定の「60ミニッツ」の映像の中で、王氏は「帰国すれば命はない」と通訳を介して述べ、中国に戻れば死刑に処されると訴えた。

王氏に関する今回の報道は、オーストラリアで高まっている中国の諜報活動や内政干渉への警戒感をさらにあおるとみられる。

今年9月までオーストラリア保安情報機構の長官を務めていたダンカン・ルイス氏は、22日付のシドニー・モーニング・ヘラルドに掲載されたインタビューで、

中国が「水面下で狡猾」に組織的なスパイ活動と利益誘導を駆使してオーストラリア政治体制の「乗っ取り」を企てていると警鐘を鳴らしていた。”(出典:AFPBB NEWS via gooニュース

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