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竹内由恵さんが振り返った退職、移住、出産、育児:『なんとかなるさ! ヨシエのとほほ、くすくす日和』読了

(2024年)10月中旬に発売記念イベントに参加し、

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入手してい元テレビ朝日アナウンサーでタレントの竹内由恵さんの『なんとかなるさ! ヨシエのとほほ、くすくす日和』読了。

本書は

” 前職を退社して、静岡に移住してから、エッセーマンガをインスタグラムで発信するようになりました。

妊娠・出産という人生の節目で、社会活動が思うようにできなくなる中で、育児マンガは私自身が日々をポジティブに生きる上での支えになり、気がついたら4年間描き続けていました。”(p2)

という育児マンガが土台となった著書で

 第1章 ヨシエ、おでこちゃんとの毎日

 第2章 ヨシエ、はじめての出産

 第3章 ヨシエ、ママになるまで

 第4章 ヨシエ、パパとの出会い

 第5章 ヨシエ、2児の母になる

の章立てで構成(註:おでこちゃん=長男)。

コミカルなマンガに、エッセーにさらっと読み進められた中、印象に残ったのは、第一子を身篭るも流産となってしまい、、

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遠藤保仁さんが振り返ったサッカー選手として駆け抜けた26年:『7』読了

Jリーグではガンバ大阪をAFCチャンピオンズリーグ優勝などに導き、日本代表でも国際Aマッチ出場が歴代最多152試合出場を果たし、2024年1月9日、移籍したジュビロ磐田で現役引退を発表された遠藤保仁さん(現 ガンバ大阪コーチ)の半生記『7』を読了。

Xで発売を知り「サイン本・・」 と思っていた折、入手機会を捉え手元に引き寄せていた著書。

サッカーの原点 〜  Jリーグ30年を飾るMVP

本書は、1998年から2024年の年ごとに

CONTENTS(=目次)、各年の振り返りに戦友たちが語る遠藤保仁で構成

遠藤保仁さんの端的な振り返りを軸に構成。

本編では、

“「試合をして体が疲れるのは当たり前。終わったときに「今日はよく考えてサッカーしたから頭が疲れたな」って思えるようなプレーヤーになりなさい」と言ってくれた。”(p39)

と原点と位置づける桜島サッカースポーツ少年団の指導者 藤崎信也先生からかけられた言葉に、

” いずれにしても誰が見てもわかるヒーロー的な活躍をするというより、演出家がいい。陰でゲームを操っている存在、目立たないけれど、いないと回らない。そんな選手になりたかった。”(p.58)

と目指したサッカー選手像に、

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ナイツ塙宣之さんが思いを込めた東洋館で輝いた師匠列伝:『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師』読了

ナイツ塙宣之さん、というより漫才協会塙宣之会長が

 ” 東洋館の寄席に出演している師匠方はテレビに出演することがほとんどなくて、舞台だけで飯を食えている芸人はごく一部です。彼らはなぜ舞台に上がるんだろう ー そう考えると、「そこに魔力があるから」という結論に落ち着きます。

・・中略・・

天国に旅立った師匠のエピソードを話すことは極力控えていましたが、この書籍に記録することにしました。師匠方の人生の一片に触れてもらえたら、最高、最幸です。”(p2/3)

と浅草の東洋館と所縁ある芸人さんに焦点を当てた『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師』を読了。

(2024年)3月頃の発売から承知していて、半年ほど経過してのサイン本入手機会を捉え手元に引き寄せていた経緯。

浅草が眩しかった頃・・ そして令和

本書は

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軽やかに年末へ向け駆け抜けてゆきたし 2024年9-10月購入積読5冊

(2024年)9月中旬に積み上がっていた

<< 2024年9月15日投稿:画像は記事にリンク >> そろそろ秋を迎えし頃合いに並びし量質伴った 2024年8月購入積読7冊

2024年8月購入積読7冊を2ヶ月+αかけて読み終え、新たに積み上がりし、

l to r:(上段)ナイツ 塙宣之『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師, 銀シャリ 橋本直『細かいところが気になりすぎて』, 竹内由恵『なんとかなるさ!ヨシエのとほほ、くすくす日和』 (下段)猫組長(菅原潮)『反逆せよ!愛国者たち』, 遠藤保仁『7』

2024年9-10月購入積読5冊。

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京極夏彦さんが描いた化け物遣いら暗躍の果て:『了巷説百物語』読了

二週間前に中間記↓をアップロードしていた

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小説家 京極夏彦さんの『了巷説百物語』を読了。

その(中間記)後、読み進めたのは

      辰巳乃章 葛乃葉 或いは福神ながし
 寅卯乃章 手洗鬼
 子丑乃章 野宿火
 空亡乃章 百物語

の四章。締めの「空亡乃章 百物語 」は

” あの、狂騒の一夜から七年の歳月が経っている。”(p1,133)

という後日談で、話しの中心は「子丑乃章 野宿火」迄。読み始めが10月下旬で、ほぼ最終頁に至るまで約1ヶ月のロングラン。

本書単体でも1,149ページに及びシリーズ全体では『巷説百物語』(2003年6月発売)に始まる7冊に及ぶ大作で通読された方によると・・

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京極夏彦さんが描いた化け物遣いら暗躍の果て:『了巷説百物語』中間記

小説家 京極夏彦さんの『了巷説百物語』で

 戌亥乃章 於菊蟲
 申酉乃章 柳婆
 午未乃章 累
 辰巳乃章 葛乃葉 或いは福神ながし
 寅卯乃章 手洗鬼
 子丑乃章 野宿火
 空亡乃章 百物語

と七章収録されているうち「午未乃章  累」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

(2024年)8月末日に開催された

<< 2024年9月1日投稿:画像は記事にリンク >> 京極夏彦さんの世界観 映像で初体感:『了巷説百物語』発売記念&新作『狐花』発売記念イベント 参加記

発売記念イベントでサイン本(付き会場参加券)を購入/入手していた経緯。

本書は1,149ページに及び、しばし京極夏彦さんの著書が鈍器本と称されるそのものといった見栄えで

インパクトある帯「化けの皮、見切った。」に、厚さ5cmに達しようという手にして覚える重厚感

購入時から向き合うには覚悟のようなものを求められる感覚も抱かされますが、読み始めから2週間で全体の7分の3(506/1,149)というところまで。

本を読み進めているのは移動時ゆえ、入り込んだ全貌をなかなか頭に描きづらいですが、ちまちまとページを重ね雰囲気も出てきました。

出版社(KADOKAWA)が載せているあらすじを下記に転用すると・・

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菅付雅信さんに学ぶクリエイティヴであるために実装すべき覚悟:『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』読了

編集者/株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役 菅付雅信さんの『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』 を昨日読了。

(2024年)8月下旬に開催された

<< 2024年8月28日投稿:画像は記事にリンク >> 菅付雅信「『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ』に書けなかった大事なこと」『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ』刊行記念 参加記

刊行記念イベントに参加し、入手していた経緯。

本書は

” アウトプットのやり方は人によっても大きく異なり、載せるメディア(媒体)によっても異なり、クライアントや共同作業する環境によっても異なり、そして時代と共に激しく変化する。さらにはテクノロジーの急速な発展により、少し前の技術的なアドバンテージがまったく無効になってしまうことも増えている。

では、10年、20年、さらには一生有効であろうとするクリエイティヴ教育の色褪せない普遍のメソッドとは何か? それは知的インプットのやり方を教えることなのではと私は考える。”(p006)

に、

” 頭の中に過去のデータが大量に入っているからこそ、その新しい組み合わせも生まれてくるのだ。

ヤングが語った公式はたしかに正しいと思えるが、私からするといちばん重要な分母の部分が抜け落ちている。アイデアのつくり方とは、より正確に言うならば、

既存のアイデア x 既存のアイデア

ではなく、

既存のアイデア x 既存のアイデア / 大量のインプット

である。”(p023-p024 / 註:ヤング=ジェームス・W・ヤング『アイデアのつくり方』の著者)

という編集者で且つ大学教授でもある著者 菅付雅信さんが、30年以上に及ぶキャリアを通じて協働された国内外の2,000人以上の第一線のクリエイターを通じて得られた確信を礎に

第1章 インプットのルーティン 天才はアイデアを生み出す「仕組み」を持っている。

 第2章 目のインプット・読書編 「負荷のある読書」、それに勝るインプットはない。

 第3章 目のインプット・イメージ編 写真・映画・アートの「三大視覚芸術」をインプットせよ。

 第4章 耳のインプット 音楽のセンスが悪い人間は、クリエイティヴのセンスも悪い。

 第5章 口のインプット トップクリエイターは、なぜ「食べ方」に気を使うのか?

 第6章 アウトプットの方程式 優れたアウトプットとは、「意外性のある組み合わせ」である。

の章立てに沿って、ノウハウがふんだんな具体例も踏まえインプットについて説明されています。

一例を挙げると・・

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畠山健二さんが描いた江戸に生きた人たちの心意気感じられる三篇:『新 本所おけら長屋(一)』読了

作家 畠山健二さんの『新 本所おけら長屋(一)』を読了。

(2024年)8月末に舞の海秀平さん目当てで参加した

<< 2024年8月31日投稿:画像は記事にリンク >> 『いよっ!えどっこだねぇ』発売記念トークイベント ふくだのぞみさん × 畠山健二さん × 舞の海秀平さん 参加記

イベント↑に畠山健二さんの登壇もあり、おけら長屋シリーズについては従前から承知しており、イベント後、今回が良いきっかけと買い求めていた経緯。

本書には

 第一話 まんてん

 第二話 みかえり

 第三話 にたもの

の三話を収録。

シリーズの軸となるのは

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