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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:amazon、2020年度の売上高10億$突破

amazon、2020年度の売上高10億$突破

” 米オンライン小売り大手アマゾン・コムのオーストラリア子会社、アマゾン・オーストラリア(豪アマゾン)の2020年度(暦年)の売上高が11億2,000万豪ドル(約908億円)となり、

前年度の5億6,210万豪ドルからほぼ2倍に伸びたことが分かった。

新型コロナウイルスの感染流行を背景に消費者や小売業者の間でオンラインショッピングへの移行が加速したことが売り上げを押し上げた。9日付地元各紙が報じた。

売上高は10億豪ドルの大台を突破したものの、マーケティング費用や人件費などの増加により、20年度は380万豪ドルの損失を計上。損失額は19年度の470万豪ドルから縮小した。

20年度の法人税の支払い額は1,110万豪ドルで、前年の250万豪ドルから増加している。

オーストラリアでは昨年、新型コロナの影響でオンライン販売に特化した豪アマゾンやコーガン・ドットコム(Kogan.com)、家具・ホームウエアのオンライン販売を手掛けるテンプル・アンド・ウェブスター(TPW)の売上高が2倍以上に膨らんだ。

小売り支出全体に占めるオンライン購入の割合は17年に5%だったが、現在は約11%に上昇。

消費者によるオンラインへの移行に追いつくため、これまで店舗販売をしてきた既存の小売会社もオンライン化に多額の投資を進めている状況だ。

■3年前の市場予測には届かず

17年12月にアマゾンがオーストラリア進出を果たした当初、アナリストの多くは豪アマゾンの売上高が20年までに35億~40億豪ドルに達すると予想していたが、実際にはこれを大きく下回る結果となった。

しかし金融UBSは、豪アマゾンが配送センターの拡張計画を進めていることから、23年までに売上高が40億豪ドルを超えると予想している。

豪アマゾンは昨年9月にブリスベンに国内で4カ所目となる配送センターを開設したほか、現在はシドニーで5億豪ドルを投じて自動配送センターの建設を進めている。

UBSが実施した調査では、回答者の38%が昨年に豪アマゾンで買い物をしたと答え、この割合は18年の22%、19年の25%から順調に伸びている。

また、回答者の50%が、再び豪アマゾンで買い物をする可能性が高いと答えたという。”(出典:NNA ASIA

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Scott Hendersonに、Dennis Chambersに、Greg Howe等々、amazon musicがニューノーマルな日常

ストリーミングで音楽聴き出した頃のことは ⬇︎

<< 2020年9月17日投稿:画像は記事にリンク >> STEVE STEVENS 「MEMORY CRASH」欲しさにストリーミングでは満足出来ない長年染み込んだ習慣

で記事にしていましたが、何か「ながら作業」をしようかという際、段々と(ストリーミング=)amazon music内を検索する習慣がつき始め

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:新型コロナウイルスが追い風、amazonの利用者増加

新型コロナウイルスが追い風、amazonの利用者増加

” オーストラリアのオンライン販売の利用者のうち、米インターネット通販大手アマゾン・コムのオーストラリアサイトの利用者が過去1年間で全体の30%から47%に上昇したことが、Patternの調査で分かった。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)が追い風になった形。オーストラリアンが伝えた。

同調査によれば、過去1年間でアマゾン・オーストラリアを利用した買い物客のうち約30%が、新型コロナによるロックダウンがオンライン販売を利用した理由の一つと回答している。

アマゾンは2017年12月にオーストラリア事業を開始。宅配事業を始めた当初は提供される商品がまばらで、オーストラリアの小売業者の価格に合わせるのに苦慮。

買い物客に商品をすばやく発送するためのサプライチェーン(調達・供給網)や倉庫も備えていなかった。

だが状況は次第に変化。アマゾンの急成長は地場の小売り大手のウールワースやコールズなどに影響を与え、これらの競合がより効率的な宅配サービスを導入する契機にもなった。

Patternによれば、19年の時点ではアマゾンのオーストラリアのウェブサイトよりも米アマゾンのサイトを利用する割合が多かったが、現在ではこれが逆転。

米国のサイトを利用している割合は19年の35%から13%に低下している。

ウェブトラフィック分析のシミラーウェブ(SimilarWeb)によれば、アマゾンのオーストラリアサイトの訪問者は、今年2月から7月の間に49.5%上昇しているという。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:Amazon進出から1年経過した現在地

Amazon進出から1年経過した現在地

” 米オンライン小売大手アマゾン・コムが昨年12月にオーストラリアに進出して以来、アマゾンは予想されていたほどの快進撃をまだ見せていないが、着実に成果を上げており、市場に変革をもたらすとともに米国での成功を再現しつつある――。

英メディア調査企業マインドシェアによれば、アマゾンの進出によってオーストラリアの電子商取引市場は大きく押し上げられたという。5日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

オーストラリアでは昨年12月のアマゾン進出後、今年2~9月に消費者によるオンラインショッピング利用数(アマゾンを除く)が前年同期比で9.9%増加し、0.1%減を記録していた1年前から大幅な改善を見せた。

アマゾンの利用数は同期間中に31%増加し、1カ月当たりの平均訪問者数は進出前の535万人から9月には757万人に増加。

アマゾンに対する消費者の認知度も3月に57%だったのが、10月には73%に上昇した。

マインドシェアのジョー・ラン最高戦略責任者は、「今年3月の時点で、オーストラリアのネット利用者のうちアマゾンで購入している人の割合は4~6%程度とみられていたが、現在は約14~15%に達している」と述べ、アマゾンの勢いが増していると指摘。

「長期的に米国で成し遂げた成功を、オーストラリアでも再現している」との見方を示した。

アマゾンのオーストラリア部門が取り扱う商品数は、昨年12月の時点で750万点ほどだったが、今年11月には約1億点に上っている。

過去1年間に売れ筋だった商品は、任天堂のゲーム機やブロック玩具のレゴ、ブルーレイ・DVD、フィットネス・ヘルス関連商品などだったという。”(出典:NNA ASIA

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城田真琴さんが紐解く、amazonが描く近未来と競合が対amazonで奏功した取り組み:『デス・バイ・アマゾン テクノロジーが変える流通の未来』読了

(大手シンクタンク上級研究員)城田真琴さんが、

” 本書では、拡大し続けるアマゾンの戦略とアマゾンに対抗する企業の戦略を読み解きながら、

アマゾンに殺されずに生き残るための方策を考えていく。”(位置No.166/電子書籍のページ数)

という主題で上梓された『デス・バイ・アマゾン  テクノロジーが変える流通の未来』を読了.-

先日読了した『amazon  世界最先端の戦略がわかる』が、

<< 2018年8月31日投稿:画像は記事にリンク >> 成毛眞さんが紐解く、AMAZON(アマゾン)が導く近未来:『AMAZON 世界最先端の戦略がわかる』読み始め

(主として)amazon 360° といった内容であったのに対して、本書でもamazonの動向は抑えられながらも、

” かつて4,000店以上存在した米国の独立系の書店は、2010年には1,400店にまで減少するなど、この20年余り激減した。

この数年は、地域コミュニティへの関わりを重視し、サイン会や子供への読み聞かせなど、さまざまな催しを開催することで、増加傾向に転じている “(位置 No.116)

と、amazon軸に進化、変貌を遂げていっている流通/小売業界の競合他社の各分野(業態)での取り組み、成功例などが紹介されています。

amazonによって窮地に陥る流通の巨人たち

まず、本書のタイトル『デス・バイ・アマゾン』が意味するところは

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成毛眞さんが紐解く、amazon(アマゾン)が導く近未来:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』読了

週初めに、読み始め記をアップロードしていた

<< 2018年8月28日投稿:画像は記事にリンク >> 成毛眞さんが紐解く、AMAZON(アマゾン)が導く近未来:『AMAZON 世界最先端の戦略』読み始め

『amazon  世界最先端の戦略がわかる』を読了。

その(読み始め)後に読んだchapter 2以降は、

  chapter #02  キャッシュがあるから失敗できる

  chapter #03  アマゾンで一番利益をあげているAWS

  chapter #04  アマゾンの「プライム会員」とは何なのか

  chapter #05  アマゾンからM&Aを知る

  chapter #06  巨大倉庫と配送力と物流で制す

  chapter #07  プラットフォームの主になるには

  chapter #08  アマゾンを底ざさえするのがテクロノジー

  chapter #09  アマゾンという組織

という構成で、

さまざまな角度(項目)からamazonの実態、見据える近未来が(推量を踏まえ)綴られています。

amazonによって実現される近未来

印象に残ったところでは、

” EC業界で存在感を増すアマゾンペイだが、今、切り拓こうとしているのがリアル店舗での活用だ。

米国ではすでに、一部の飲食店やレストランでアマゾンペイが導入されている。

アプリを開くと、位置情報から近くの利用可能な店舗が表示される。そこで食べたい店があったら、事前に注文し、スマートフォン上で注文から支払いまで完了する。

その後店に行くと、すでにオーダーされているので、料理が出るまでの時間も大幅に短縮される “(位置No.2143/2154)

という「ここまで来ているのかー」というレベルに、amazonが無人配送を視野に入れていることは周知のことですが・・

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成毛眞さんが紐解く、amazon(アマゾン)が導く近未来:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』読み始め

(元マイクロソフト社長)成毛眞さんの『amazon  世界最先端の戦略がわかる』を読み始めて

chapter 01〜 chapter 09 とあるうちのchater 1を読み終えたので、導入部(incl. はじめに、prologue)のおさらい。

まず、本書刊行の経緯に関して、

” アマゾンのビジネスは、経営学の革命だと断言できる。10年後には、必ず経営学の教科書に載るような、エポックメイキングな存在である。

「ネットとリアルの境界」をなくした最初の存在として、未来に残り続けていくだろう。

・・中略・・

アマゾン1社を押さえることで、主だった業界のことがわかり、そこで今何が起こっているのか、現代のビジネスマンが知っておくべき最新のビジネス感覚を身につけることができるのだ。”(位置No.7, 14/電子書籍のページ数)

本を開いたところの「はじめに」で定義。

そこから

” アマゾンは、自前の空輸、海運手段を用意し、蓄積した買い物データをもとに、最適な商品のおすすめする。

「今日買って、明日届く」物流は、アマゾンにとって最大のサービスであり、他社が持てない武器だ。”(位置 No.61)

” 品揃えが大量で、安い。シンプルだが、それこそがアマゾンが強い理由である。”(位置 No.476)

と我々がもはや当たり前の如く享受していながら、実は(知られざる)凄い水面下の仕組みから実現されている現実に、

” アマゾンは、顧客の望みを叶えるために、テクノロジーでインフラを整えてきた。いまや、AI、自動運転、顔認証や翻訳システムにまで投資している。

アマゾンの投資先を知れば、この先の世界がわかるといってもいい。”(位置 No.79)

という実態から

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Amazon Echo、オージー・アクセント対応で2月発売予定

Amazon Echo、オージー・アクセント対応で2月発売予定

” 米オンライン小売り大手アマゾン・コムは、オーストラリアとニュージーランド(NZ)市場で、音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」を搭載したスマートスピーカー「Echo(エコー)」「Echo Dot(エコードット)」「Echo Plus(エコープラス)」を発売すると発表した。

販売時期は、両国ともに2月を予定している。18日付地元各紙が報じた。

アレクサはアマゾンが開発した人工知能( AI)音声アシスタント。これを搭載した各種スピーカーに「アレクサ」と呼びかけて指示を与えることで、気象情報やニュースの読み上げ、室内の電気の点灯や音楽の再生などの操作を音声のみで行うことができる。

オーストラリア版アレクサはオージー・アクセントの英語を話し、NZ版アレクサはマオリ語も少々話すことができるという。

アレクサを搭載したスピーカー「エコー」は、2014年に米国で発売以来爆発的な人気を博し、今月に米ラスベガスで開かれていた世界最大の家電見本市「CES」では、1,400企業が製造した4,000のデバイスにアレクサが搭載されていた。

アマゾンはまた、両国で音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited(アマゾン・ミュージック・アンリミテッド)」の提供も開始する。

■アマゾン、文房具販売に注力

オーストラリアで今月下旬から学校の新学期が始まることを受けて、アマゾンが学生向け文房具の販売に力を入れている。

50豪ドル(約4,427円)以上の購入につき15豪ドルを割り引くキャンペーンを3週間行い、ウェスファーマーズ傘下のオフィス用品販売部門オフィスワークスに対抗したい考えだ。

文房具はオーストラリア人がアマゾンから購入したいと考えている商品カテゴリーの上位5位に入っており、市場関係者は今回の新学期向けセールについて、同社がオーストラリア市場のニーズに沿った事業展開を目指していることを示していると分析している。”(出典:NNA ASIA

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