「池間哲郎」カテゴリーアーカイブ

日本、インド友好イベントの One World Family-World Dreampic へ行ってきた

お世話になっている経営コンサルタントの鳥内浩一さんに招待券を融通頂き、” One World Family-World Dreampic ” に観覧。

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エントランス前で。雨降りでなくて一安心。

会場の代々木第二体育館は、自分の記憶が正しければ・・ 1988年にショー・バスケットボール興行のハーレーム・グローブトロッターズで訪れて以来。

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桑田恭の二〇一五年元旦に考えた事(本年も宜しくお願いします)

 

普段、内省的な事はブログの内容から外して考えていますが、

ふと、去年の元旦に何を考えていたんだろう?との思いが過ぎり、おそらく2016年1月1日に思い浮かんでくる事も一緒であろうと(笑)

2015年の元旦に考えた事を書き残しておこうと思います。

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池間哲郎さんに日本の真実の歴史を学ぶ「日本塾」第5回

8月から月一で受講していたアジアチャイルドサポートで代表理事を務めれておられる、池間哲郎さんの真実の日本の歴史を学ぶとの目的が掲げられた日本塾の第五講。

プログラムは年明けの修了式を残すのみで、約2時間の講義は今回が最終。 続きを読む 池間哲郎さんに日本の真実の歴史を学ぶ「日本塾」第5回

池間哲郎さんに日本の真実の歴史を学ぶ「日本塾」第4回

 

先日参加した真実の日本の歴史を学ぶ「日本塾」のおさらい。

8月から月1のペースで始まり、今回が4回目でテーマは「GHQとWGIP、日本人はなぜ自虐史観に陥ったのか」

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4回目ともなると、それぞれ顔なじみも増え、雰囲気も馴染んできますね 

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池間哲郎さんに日本の真実の歴史を学ぶ「日本塾」第3回

日本の真実の歴史を学び、「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」とのコンセプトで開催されている池間哲郎さん主催の日本塾の講義に参加。

8月に初回を迎えた講座は、今回が2回目。8月は台風が直撃するかのタイミングでしたが、今回も迫り来るという状況・・

>>「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」を訴える「日本塾」の初回講義へ行って来た <<

>>池間哲郎さんに日本の真実の歴史を学ぶ「日本塾」第2回 <<

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インターネット配信(有料)用カメラの背後から臨んだ講義

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池間哲郎さんに日本の真実の歴史を学ぶ「日本塾」第2回

 

日本の真実の歴史を学び、「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」とのコンセプトで開催されている池間哲郎さん主催の日本塾の講義に参加。今回は8月に続いて、2回目。

>> 「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」を訴える「日本塾」の初回講義へ行って来た <<

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知られざるラオスと日本の関係

今回の講演のテーマは「日本の成り立ち、古事記と皇室」。なお、主催の池間さんは NPO法人アジアチャイルドサポートを運営され

寄付等を通じて得られた資金で、アジアで恵まれない地域に学校を創設される運動を行なわれています。

講義では、運営を通じてご経験された生々しい話しを聞ける場でもあり、

前半は、ラオスでの活動のフィードバック。聞けば、謙虚さを持つ心など、外国の中で日本人に最も近いメンタリティを持つ国民性との事。

アジア最貧国に位置付けられ、ラオスで見られる光景は100年前の日本の地方の農村地帯と形容されるそうな。

水道の蛇口を捻り、出てくる水は赤茶けており、飲んで一発で命を落としてしまう児童も少なくなく、それは風邪を引いただけでも同様の結果を招き得る。

児童に割り当てられた1食当たりの予算は僅か20円。それも昼食と夕食のみ。学校で昼食を告げる鐘が鳴らされると、我先にと食べ物にありつき、さながら争いが行なわれているかの光景が見られる状況。

領土内では米軍の容赦なき空爆により、至る所に不発弾が散在してる状況で、国の発展を妨げている。

そういった環境下、池間さんが現地の人たちと浸食を共にして、限られた予算で学校を建て、子どもたちに学童用具一式を与えた時にみられる笑顔が何よりも活動の原動力になっているとのお話し。

実際、写真を目の当たりに出来る機会に恵まれましたが、日本の現状とは比較にならない状況で、子どもたちの眩しいばかりの笑みに考えさせられました。

また、日本軍が現地に80kmの「日本道」と呼ばれる道路を造成した事実がありながら、当時を知るラオス人が80歳以上の高齢に達しており、真実が伝承されない状況も進行しており

池間さんは現地でのヒアリング、日本人らしからぬ風貌からその時代を知る人々から日本軍についての印象を聞いて回っているそうですが、否定的な反応は全くなく、非常に感謝されているとの事。

報道で知る限り、アジア諸国の中で日本の存在感を発揮出来ないでいる中、前回紹介したパラオでの事例と並んで、かつての我々の祖先が行なった善行は後世にもバトンタッチしていきたいですね。

問われる「日本って、どういう国?」の答え

後半は、日本神話と皇室について。池間さんが海外に出て行くと、「日本って、どういう国?」との質問をぶつけられる事が多いそうで

池間さんは、日本国旗の説明から入り、漢字の意味を教えて、「太陽の国」「太陽の子孫」である旨に言及されるそうな。

池間さんが鳴らす警鐘は、「地球人」と「国境が無くなった」といった表現で一括りにされてしまう事。

日本人が一人一人、日本人としてのアイデンティティを持っていないと、発せられた疑問には答える事は出来ない。

神話に始まる「日本」

国民が自国の建国の歴史を知る事で、国に対する誇りを持てる礎となり、日本人には国の成り立ちが理解されていない。

その事が国歌、国旗を愛さなくなってしまう状況を招いている。

確かに今回、講義室に入った際、壇上脇に国旗の掲揚があり、無意識に身構えてしまうような心の動きがあり、(自分の国の国旗なのに)この条件反射(摺り込み)の正体って何だろうなと。

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昔は祝祭日になると玄関先などに国旗が棚引く光景も一般的でしたが、現在はまず見られなくなりましたね。

また、日本人が知らない事として「世界最古の国」としてギネスブックに認定されているのは「日本」で

なぜか英語版にその記載があるものの、日本語版には無いそうな・・。

国の成り立ちを学ぶ上では、その国に伝わる神話を疑わない事が前提で、日本の場合、美化された内容でなく、非常に人間らしい描写で綴られているのが特徴だそうな。

講座では、イザナギ(男神)、イザナミ(女神)に始まり、天照大神、ツクヨミ、スサノオといった日本史を語る上で重要な神々など、時間を割かれ説明が有りました。

日本独自の皇室と国民の関係性

皇室に関する話題では日本が敗戦を受け容れ、他国では敗戦国の国家元首は民衆によって処刑されるなどの事が通例であるものの

昭和天皇は日本全国を廻る巡幸で、時として群衆の中をかき分けて歩を進める状況を迎えながらも、国民との間に衝突がなかった。

この事はGHQほかに象徴的な出来事として移ったようで、また、天皇家が約1,000年もの間、居住した京都御所の壁の低さも

王室と民衆が対峙し、高い城壁に守られていたり、地勢条件的に配慮された場所に居を構える事が一般的な事と比較すると

国民と皇室の距離を示す世界的に珍しい間柄であるとの事。この事は「大御宝」(天皇→国民)/「大御心」(国民→天皇)といった言葉で語られている側面もあるそうな。

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講義が終わって、池間哲郎先生と

自国の歴史と向き合う機会

上記、今回、初めて耳にする話しが多く、正しく理解出来ているか自信ないところもありますが

受け身でいると、このような側面で日本史、特に近現代史については学べる事は無く、自分が生まれ育っている「日本」という国の真実、魅力について、学べる貴重な機会となっています。

なお、前回も書いた通り、池間さんは、ご自身の歴史観を押し付ける意思は毛頭なく、むしろ「池間哲郎を疑え」の視点も推奨し

日本人の一人一人がしっかり自国の歴史について学ぶ事の大切さについて説かれています。

自分自身にとっては、この半年(日本塾のプログラムは2015年1月迄)が、その機会になりますが

学びが深まるにつれ、誇れる事、反省すべき事、両面からしっかり歴史観を体得したいとの思いを強くするに至りました。

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重いテーマを扱った講義後の懇親会は、総勢50名の方と明るく未来の話しを
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参加者の熱い思いも語られる場も

 

池間哲郎さんが、日本人の知らない、誇らしい日本をたくさん教えてくれた一冊:『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』読了

『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』を読了。

>>  アジアで感謝されている日本を学ぶ:『日本はなせアジアの国々から愛されるのか』読み始め  <<

表に出ない、出れない?日本、日本人である事を思うDNA

本の中で・・

” 不思議なことに日本では、「祖国を愛している」と言うだけで、「ネトウヨ(ネット右翼)」「右翼」と言われてしまう。 自分の国を愛するのは当たり前。家族を守るのも当然。国旗を掲げ、国家を斉唱することに躊躇することは何もない。” (p166-167)

と書かれていて、これ正しく自分の心の動きと一緒で、何か周囲で「国」について特定の言動が有ると 自動的に「右」だの政治的思想に絡めて分類してしまう思考回路があって、 「日本塾」に参加している自分自身についてでさえ、それに類する動きをしているのではないかとの(自分の行動を素直に全面的に受け容れられない)感覚を抱いてしまいます。

>> 「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」を訴える「日本塾」の初回講義へ行って来た <<

サッカーの日本代表であったり、オリンピックで自国の選手を応援する事は当たり前の事なのに、 その対象が殊、国となると、議論の難しさであったり、何と無しに抵抗感を抱いてしまう事は多くの人に感じられることではないでしょうか。

世界4位の体積を持つ日本

この本では、日本がアジア諸国で行なってきた善行であったり、好感を抱かれている実情についてページが割かれているのが主ですが、例えば・・

” 日本人は、「自分たちの国は小さい」と思っている方が多いが、それは間違いである。確かに国土だけをみると61位。それでも大きなほうだが、 海を入れると、なんと「世界6位」の超大国なのだ。日本の排他的経済水域(漁業管理権、海底開発権、海洋調査権を持つ)面積は実に447万km2もある。 ・・中略・・ さらに体積(「海の広さ」x 深さ)にすると、世界で4番目に大きくなる、とてつもない大国だ。” (p176)

世界で初めて「人間は平等」を世に問うた日本

” 世界で初めて、「すべての人間は平等である」と宣言した日本に、私(池間哲郎さん)は誇りを持っている。 世は人種差別の真っ只中。有色人種は人間ではないとい言われていた時代に、「毅然として立ち向かった」国家が私たちの日本である。 大正8(1919)年4月11日、フランスのパリ講和会議国際連盟委員会において、「すべての人間は平等である」との「人種差別撤廃提案」を日本が世界で初めて出した。” (p147)

ヘレン・ケラーのメンターは日本人だった

” 三重苦の世界の偉人、ヘレン・ケラーを知らない日本人は、ほとんどいないだろう。一方で、彼女の心の支えが日本人であったことを知っている日本人も、ほとんどいないだろう。 ヘレンの母親は、「日本には目が見えないが血のにじむ努力を重ね、立派な学者になった塙保己一先生(江戸時代末期の国文学者)がいました。アナタの人生の目標にしなさい」と常に彼女に言った。 ヘレン・ケラー自身も昭和12(1937年)に来日した際には、「私が辛く、苦しく、くじけそうになった時に支えてくれたのは塙先生です。先生が人生の目標でした」と語っている。” (p218-219)

” また、その時、日比谷公会堂でヘレン・ケラーに、「口で作った日本人形」をプレゼントした中年の日本女性がいた。贈った女性は、中村久子さん。 3歳の時に凍傷がもとで突発性脱疽となり、両手両足を切断。見世物小屋で「だるま娘」として継父から身売りされるなど、 幾多の絶望的な苦しみを乗り越え、素晴らしき人生を全うした女性。 ヘレン・ケラーは中村久子と出会った時、「私よりも不幸な人、私よりも偉大な人」と絶賛。中村女史の言葉が深い。 「人の命とはつくづく不思議なもの。確かなことは、自分で生きているのではない。生かされているのだということです。 どんな所にも必ず生かされていく道がある。即ち人生に絶望なし。いかなる人生にも絶望はないのだ」(p220)

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今、この時代を生きる日本人として知っておくべき、語り継ぐべき事

といった事をはじめさまざま、本書では日本人の我々が知らない事について書かれており、 なぜか普段に口にしづらくなってしまっている、日本人である事を誇りに思える史実、事実、事柄が、数多く綴られています。 日本人である事に自信、誇りを持てない類いの情報は意図せずとも耳や視界に入ってくる環境ですが、 本書で紹介されている事も事実として存在していたわけで、こういった事が広く日本の間で共有され、語り継がれて行く事も、この時代に生かされている我々、日本人として担っている役割なのではないかと考えさせられました。

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