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小島よしおさんと稲垣栄洋先生から学ぶ雑草の生きざま:『10歳から学ぶ植物の生きる知恵 最強無敵の雑草たち』読了

ピン芸人小島よしおさんと農学博士 稲垣栄洋先生の共著『10歳から学ぶ植物の生きる知恵 最強無敵の雑草たち』を読了。

昨年(2023)末に開催された

<< 2023年12月28日投稿:画像は記事にリンク >> 年末なんて関係ねぇ!『最強無敵の雑草たち』刊行記念 小島よしおさんサイン会 参加記

刊行記念イベントの対象書籍にして2023年最後に購入していたタイトル。

イベント登壇の小島よしおさん目当てで、雑草への興味を有していませんでしたが、本を開いたところの「まえがき①」で稲垣栄洋先生が

” テレビで小島よしおさんの活やくを見ていて、いつも思っていたことがあります。

それは、「小島よしおさんは、雑草っぽい」ということです。

わたしは雑草を研究しています。そんなわたしが言う「雑草っぽい」は、ほめ言葉です。”(p4)

これを受けてか?   続く「まえがき②」で小島よしおさんが

” 共著者 稲垣栄洋先生との出会いは、『弱者の戦略』という本が最初でした。

・・中略・・

読んでみると、弱者とは雑草のことで、雑草の生き残り術は芸能界におけるボクの生き方とどこか似ている、そう感じました。”(p6/括弧書き省略)

と学術書的でなし汎用性感じられる書きっぷりに姿勢を前のめりにさせられ、タイトルに「10歳から」とある通り雑草19種についてのイロハが簡潔平易に説明され学べる内容になっています。

印象に残ったのは

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井戸田潤さんに学ぶ趣味を極めていくことで得られしこと:『ハンバーグ師匠のモトライフ』読了

ハンバーグ師匠でお馴染み井戸田潤さんの『ハンバーグ師匠のMoto Life』読了。

読了といってもヴィジュアル主体70ページ程度のフォトエッセイで、読み始めから最終頁までサクッと。

「水曜日のダウンタウン」出演で話題になった直後のイベント開催。

(2023年)11月初旬に開催された井戸田潤さん/ハンバーグ師匠に会える本書発売記念イベントで入手していた経緯。

内容は、タイトルに掲げられたモトライフの通り、

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くりぃむしちゅー上田晋也さんが振り返った若さ迸った20代、恥ずかしさと向き合った日々:『赤面 一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』読了

くりぃむしちゅー 上田晋也さんが、親元の熊本を離れ上京したあたりの頃からお笑いの道に身を投じた20代の日々を綴った『赤面  一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』を読了。

本書は、直近10年(2021年2月 出版)に焦点を当てた

<< 2021年3月20日投稿:画像は記事にリンク >> くりぃむしちゅー 上田晋也さんが振り返った非成長の?!40代:『経験 この10年くらいのこと』読了

『経験  この10年くらいのこと』、そこから遡り

<< 2022年5月14日投稿:画像は記事にリンク >> くりぃむしちゅー上田晋也さんが振り返った「あっ」という間に過ぎ去った密度濃過ぎの30代:『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』読了

30代を振り返った『激変  めまぐるしく動いた30代のこと』に次ぐ第3弾.-

タイトルに偽りなしの笑撃

序盤はさら〜っと読み進めていった感じが、

” 21歳の5月、芸人活動を始めた。高校時代に芸人になろうと決めていた。ただその頃は「笑わせたいんであって、笑われるのはまっぴらゴメンだぜ」と考えていた。

じゃあどうすれば笑われないか?  偏差値の高い大学に行って、元来はインテリであることを証明すれば、笑われないのではないか、と考え、ならば早稲田に行こう、と決めた。”(p27)

と進学した早稲田大学入学直後、

” 最初に言ってみたサークルの新歓コンパ。私はかましにかました。新歓コンパの幹事や進行を務める3年生や4年生を次から次にイジりまくり、その場の笑いをかっさらっていった。

最初は「全身にギブスでもしてんの?」というくらいカタくなっていた新人たちも、同級生の私が自由に振る舞い、ガンガン笑いを取っているさまを見て、「東京最高!」という表情で、明るい大学生活を描き始めたように思われた。

2時間近く経ってそろそろお開き、一人2000円ほどの会費を徴収し始めた頃、幹事の3年生が「ちょっと来てくれる?」と私を手招きした。”(p31)

と元来人見知りを自認する上田晋也さんを待ち受けていた衝撃の展開(ループ)から俄然本文に引き込まれる力が強まり、以降

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田村淳さんが説く好きな人だけに好かれるコミュニケーション:『超コミュ力』読了

お笑い界にとどまらず幅広いジャンル、メディアで存在感を発揮されている田村淳さんの『超コミュ力』を読了。

タイトル末尾に「力」と入った著書はあまり気乗りがしないものの購入に至ったのは

2023年11月に高田馬場駅前の芳林堂書店で開催された『超コミュ力』サイン本お渡し会&ツーショット撮影会

(2023年)11月上旬に開催された本書発売記念イベントに参加したく思ってのこと。

本書は、

“「自分はコミュニケーションが苦手」は単なる誤解だった。

そのことを、あなたに気づいてもらうためにこの本は生まれました。”(p5)

と本を開いたところの「はじめに」で出版経緯について説明があり、本編では

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年末なんて関係ねぇ!『最強無敵の雑草たち』刊行記念 小島よしおさんサイン会 参加記

(晦日に気になっているものがあるものの、おそらく)2023年最後のイベントは、高田馬場駅前の芳林堂書店を訪れ

ちょっとプレッシャー感じる整理番号1 ^〜^;A

年末なんて関係ねぇ!『最強無敵の雑草たち』刊行記念 小島よしおさん  サイン会 へ。

小島よしおさん、撮影会のワードに反応してイベント詳細に目を通しておらず、書店イベント定番のトーク+サイン(撮影)の構成と思いきや・・

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パンサー向井慧さんが業界の方々と熱く語ったラジオ愛:『向井と裏方』読了

サイン本きっかけでフラグが立った

発売直後は入手難となっていたサイン本を再放出?のタイミングで入手

パンサー向井慧さんの『向井と裏方』を読了。

本書は

” ー  さっそくですが、「向井と裏方」はどのような番組ですか?

向井   全国のラジオ番組に携わる裏方さんをお迎えして、その番組の舞台裏を語る、全ラジオ好きに向けたウラカタトークバラエティです。”(p007)

AudeeでOn Airされた内容が書籍化されたもの。

 #1  あの人気番組の舞台裏

 #2  <ラジオ>という仕事

 #3  語りを支える

 #4  裏方さんとラジオの未来

の章立てに沿って載せられているのは

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インパルス板倉俊之さんの思い出に日常から展開された世界観に引っ張られた:『屋上とライフル』読了

インパルス板倉俊之さんのエッセイ集『屋上とライフル』を読了。

(2023年)8月に開催された

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発売記念イベントで入手していたタイトル。

掲載されているエッセイは

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ナイツ塙宣之さんが深掘りしたお笑い、M-1グランプリにうならされた:『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』読了

ナイツ塙宣之さんの『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』を読了。

出版当時(2019年8月)、ウェブ記事で話題になっていたのは承知していて、長らく興味を持っていたタイトル。

連日の高田馬場往訪で入手の塙宣之さんサイン本

(2023年)6月に参加したイベント時、塙信之さんが店舗用にサインされたものを翌日に買い求めていた経緯。

本書は、

” M-1は僕にとってトラウマ以外の何物でもありません。M-1決勝で計四本、ネタを披露したのですが、一度も「ウケた」という感触がなかったからです。

どうしたらウケるかだけを考え続けてきた僕にとって、これは全否定に等しい結果でした。予選ではどっかんどっかんウケていたのですが・・・。”(p19)

というM-1グランプリに傷を残した塙宣之さんの人生

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