YouTubeを代表するチャンネルの一つ「エガちゃんねる」の仕掛け人 ブリーフ団Dこと藤野義明ディレクターの『エガちゃんねる革命』を齢の〆=誕生日前日に読了。
先月(2024年6月)に開催された
(本書)3刷記念トークイベント&サイン会の対象書籍として入手していた著書。
本書は、
1章 革命は夜明け前2時50分に始まる
2章 伝説の神回はこうして生まれた
3章 エガちゃんねる運営混沌と葛藤の日々
4章 テレビディレクターに必要なのは「臆病」と「熱量」
5章 「エガちゃんねる」は止まらない
の章立てに沿い、コンプライアンス遵守に各メディアが縛られる中、
” 「江頭さんですか・・・?」というニュアンスの反応で、ほぼ取りつく島もない状況でした。”(p.036)
という中、
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週中(5/8)現役時代、川崎フロンターレ及び日本代表でサッカー界を牽引された中村憲剛さんの『中村憲剛の「こころ」の話』を読了。
本書は、先月オンラインで ↓
概要について触れていましたが、川崎フロンターレの内科チームドクターとして出会った(本書監修者)木村謙介さんからの
” エリート街道を突き進み、何かを成し遂げた人が、自分の人生観や「こころ」の持ちようについてつづった書籍は、自分自身も目にする機会があった。
一方の自分は、学生時代は全く日の当たる場所を歩くことのなかった、いわば非エリートだ。先生は、そんな非エリートである自分が、挫折を乗り越え、自分自身と向き合い、「こころ」を鍛え、育てていったことで、日本代表にまで駆け上がり、 J1リーグという日本最高峰のプロサッカーリーグで優勝を達成し、40歳まで選手生活を続けたことは多くの人の参考になり、希望になると言ってくれた。”(p3-4)
という助言に、
” 僕自身が向き合ってきた日常や「こころ」の変遷、「こころ」の在り方は、多くの人が楽しく、そしてよりよく生きるための参考になるのではないか、と。”(p4)
との考えに達し上梓に至った著書。
第1章 心って、何だろう?
第2章 信頼を得るための処方箋
第3章 コミュニケーションの処方箋
第4章 生きる知恵と考える力の処方箋
第5章 挫折・失敗から学ぶための処方箋
第6章 人生の質を高める心の処方箋
と章立てられ、
” 心が揺れるから面白く、心が揺さぶられるから楽しく、そして心が揺れ動くから驚き、感動もする。”(p16)
なる前提に、
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(2024年4月)月初、事業開発、事業戦略立案を専門とされている山中哲男さんの『相談する力 一人の限界を超えるビジネススキル』を読了。
先々月頭に開催された
刊行記念イベントの対象書籍として入手していた経緯。
本書は、
“「最強のビジネススキルとは?」”(p1)
と冒頭1行目で掲げた問いに、
続きを読む 山中哲男さんに学ぶ事業を動かす相談の極意:『相談する力 一人の限界を超えるビジネススキル』読了 →
(2024年)2月の声を聞いて早々、久々六本木蔦屋書店を訪れ、『相談する力』刊行記念!著者 山中哲男さんと吉本興業前会長・大崎さんの対談会 に参加。
4年ほど前(2020年11月)に ↓
痛快な生きざまを著書で触れて以来「大﨑洋さんって、どんな人なんだろうなぁ、会ってみたいなぁ」という思いを持っていて、
先月ふとした検索してみた結果から本イベントを知り、売切直前のタイミングで席を確保出来ていた流れ。
チケット購入後、週刊誌の報道が過熱して「大丈夫かなぁ・・」なんてヤキモキもしましたが、
迎えた当日、開場時間を若干過ぎて六本木蔦屋書店 2F SHARE LOUNGE イベントスペースに到着すれば・・ 既に登壇される山中哲男さんと大﨑洋さんとも壇上に付近で交流されており!
最前列に空きを見つけ、早々に大﨑洋さんの元へ歩み寄り、仕込んでいた『笑う奴ほどよく眠る吉本興業社長・大﨑洋物語』を差し出し「これにサイン下さぃ」と願い出れば、
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お笑い界にとどまらず幅広いジャンル、メディアで存在感を発揮されている田村淳さんの『超コミュ力』を読了。
タイトル末尾に「力」と入った著書はあまり気乗りがしないものの購入に至ったのは
(2023年)11月上旬に開催された本書発売記念イベントに参加したく思ってのこと。
本書は、
“「自分はコミュニケーションが苦手」は単なる誤解だった。
そのことを、あなたに気づいてもらうためにこの本は生まれました。”(p5)
と本を開いたところの「はじめに」で出版経緯について説明があり、本編では
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栗山英樹 北海道日本ハムファイターズ前監督の『栗山ノート』を読了。
別本目当てに書店を立ち寄った際、本書サイン本を見つけ、
購入に繋がっていた経緯。
栗山英樹前監督というと、WBCで侍ジャパンを率いての優勝で再び注目を集めることになりましたが、本書は
“この原稿を書いている時点で、19年のレギュラーシーズンは残り10試合と少しです。”(p225)
と北海道日本ハムファイターズ監督在任中に上梓された著書。その元になっているのは
続きを読む 栗山英樹前監督が記した書を通じ遂げた成長の軌跡:『栗山ノート』読了 →
NPBで投手として224勝、監督としてチームを5度日本一に導いた工藤公康さんの『プロフェッショナル投手育成メソッド 一流選手へ導く ” 投球メカニズムとトレーニング “』を読了。
当初、サイン本の稀少性に反応して、読むことまでは想定していなかったものの、とりあえずとチラ見してみたところ・・
(主たるテーマである投手育成の関心はないながら)興味深い記述もみられ「読んでみようかな」と方針転換。
本書は
第1章 投手に必要な3つの柱
第2章 ピッチングにおける運動連鎖
第3章 技術習得のためのトレーニングピラミッド
第4章 投手に走る意味はどこにあるのか?
第5章 オフシーズンとシーズン中のコンディショニング
第6章 試合で勝つための投球術
第7章 医科学をどのように生かすか
と章立てされ、
” とにかく、投げる。投げて覚える。反復練習でなければ、身に付かない技術が必ずある。
なぜなら、反復することでしか、脳から筋肉への神経回路を作ることはできないからだ。”(p30)
という(練習の合理性/強化目的が明確化された上で)大前提から
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ナイツ塙宣之さんの『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』を読了。
出版当時(2019年8月)、ウェブ記事で話題になっていたのは承知していて、長らく興味を持っていたタイトル。
(2023年)6月に参加したイベント時、塙信之さんが店舗用にサインされたものを翌日に買い求めていた経緯。
本書は、
” M-1は僕にとってトラウマ以外の何物でもありません。M-1決勝で計四本、ネタを披露したのですが、一度も「ウケた」という感触がなかったからです。
どうしたらウケるかだけを考え続けてきた僕にとって、これは全否定に等しい結果でした。予選ではどっかんどっかんウケていたのですが・・・。”(p19)
というM-1グランプリに傷を残した塙宣之さんの人生
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる