「cultural 4」カテゴリーアーカイブ

安齋肇個展「◯◯◯◯」 みうらじゅん × 安齋肇 生◯◯◯◯対談 参加記

今週は、月曜日(2024/4/1)の ↓に加え

<< 2024年4月6日投稿:画像は投稿にリンク >> サバンナ八木 X レイザーラモンHG『未確認生物図鑑』発売記念トーク&サイン会 に参加して、おもてなし感と創造力が胸に響いた

もう一つ、金曜日(4/5)

勝どき駅近くビル内の3階が会場:btf

安齋肇個展「みうらじゅん×安齋肇 生◯◯◯◯対談」に参加。

出入り口にはタモリさんからの祝い花が

先着40名、無料という参加条件の下、タイミング良く情報に接し即断 >> 楽しみに迎えた当日。

開場時刻に間に合わずも、吸い込まれるかの如く空きとなっていた最前列中央へ・・

参加予定者の到着待ちとのことで、10分程度開演時間を押して安齋肇さん、みうらじゅんさんのご両名登場。

2席用意された椅子を目にして「どっち座る?」とのやり取りから「タモリさん、どっちだっけ?」とみうらじゅんさんが発し、安齋肇さんが「俺、こっちだ」と並びが決まり、

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庄司輝秋監督が描いた漁師兄弟とマンガ家が過ごした心に染みる日々:映画『さよなら ほやマン』鑑賞記

今週(2024/3/14)、年初以来でポレポレ東中野を訪れ、

三が日(一月二日)、『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』以来の映画鑑賞で再びポレポレ東中野へ

映画『さよなら ほやマン』を鑑賞。

Xを検索している際、上映に合わせ安齋肇さんの登壇を知り、予定も噛み合い「行ってみようか」と思った次第。

島で暮らす兄弟に訪れた訳アリの・・

「東北のハワイ」の異名を持つ石巻市近郊の島で船を差し押さえられ苦境に直面している漁師(兄弟)のもとに、東京から来た連載を抱えるマンガ家が訪れたところから端を発するストーリー。

 アーティストMOROHAアフロ初主演『さよなら ほやマン』予告編

あらすじに一回目を通しただけの情報量で真っ白に近い状態ながらテンポ良く話しが進み、程なくスクリーンで展開されるストーリーに惹き込まれ、

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泉麻人さんが振り返った懐かしき熱かったあの頃:『昭和50年代東京日記 CITY BOYSの時代』読了

一週間前に、中間記 ↓

<< 2024年1月15日投稿:画像は記事にリンク >> 泉麻人さんが振り返った懐かしき熱かったあの頃:『昭和50年代東京日記 CITY BOYSの時代』中間記

をアップロードした泉麻人さんの『昭和50年代東京日記 CITY BOYSの時代』を読了。

中間記後に読み進めた後半で印象的であったところは、

” ♬A地点からB地点まで〜

ロックンロールのリズムにのせて始まるこの歌は、ぼんちが定番にしていたテレビ朝日の昼のワイドショー「アフタヌーンショー」(「笑ってる場合ですよ!」の裏番組でもある)の「事件ルポ」のコーナーのパロディをベースにしたものなのだ。

彼らのネタの歌に出てくる「川崎さん」と「山本さん」は、司会の川崎敬三とレポーターの山本耕一のことで、始終険しい顔つきをして「そうなんですよ、川崎さん」「犯人はこのA地点からB地点へ移動して・・・」なんてことをボードの地図をペンで指しながら受け手の川崎に開設する山本の語り口が評判を呼んだ。”(p213)

の一文に、ヒットした当時のことは覚えていたけれども背景は入っていなかったザ・ぼんち「恋のぼんちシート」に、

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泉麻人さんが振り返った懐かしき熱かったあの頃:『昭和50年代東京日記 city boysの時代』中間記

昭和に、街歩きに、サブカルチャー等々、多数の専門を持つ泉麻人さんが

” 昭和30年代とか40年代とか、あるいは西暦の1960年代、70年代・・・と、10年区切りの時代風俗論のようなものはこれまでにも書いてきたけれど、「昭和50年代」という括りのものはまだやっていない。

昭和も40年代後半になると、西暦の70年代で切る方がぐっと優勢になって、次は80年代に行ってしまうので、昭和50年からの10年を「こういう時代でした」とまとめる機会は少ない。

とはいえ、個人的に昭和50年代の幕開けは鮮やかな変わり目の感がある。”(p6)

といった着想からまとめられた『昭和50年代東京日記 city boysの時代』を読み始め、全40回あるうちの  22 「クリスタル」の衝撃とミーハーチックの連載コラム まで読み終えたので、今回は前半(1〜20)のおさらい。

(2023年)11月開催の田村淳さん『超コミュ力』発売記念イベント芳林堂書店を訪れた際、イベント開始までの時間潰しで店内を回遊していた際、

通算11冊目となる泉麻人さん本

本書サイン本に遭遇し購入に至っていた次第。

既述の泉麻人さんの一文にある通り、私自身多感な時期を過ごしていながら昭和50年代という区切り方はせず、もっぱら(括る機会あれば)80年代という意識でいて

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みうらじゅんさんといとうせいこうさんだからこその濃密独自な世界観:『みうらじゅん x いとうせいこう ラジオご歓談!爆笑傑作選』読了

みうらじゅんさんといとうせいこうさんの

” たまたま今、「雑談ブーム」などというコトバが頻繁に聞かれるようになり、それが実際どんなものかはわからないながら、私たちこそ十年以上も前にラジオで「ザツダン!」(命名いとう)という番組(文化放送2016年1月〜2017年5月)を持ち、それが好評のうちに終わってからも、各地でトークショーを続け、すでに書いた通り「とにかく二人でいると延々と時間の許す限りしゃべってしまう」コンビであり続けています。”(p7)

というお二人の「みうらじゅん x いとうせいこう 自主ラジオご歓談!」で配信された内容のごく一部がまとめられた『みうらじゅん x いとうせいこう  ラジオご歓談!爆笑傑作選』を読了.-

サイン本入荷情報に反応して手繰り寄せた本書に掲載されている内容は・・

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10月の恒例、高円寺フェス みうらじゅんさんトークイベントで今年もまったりしてきた:高円寺フェス 2023 みうらじゅん・山口隆・峯田和伸 トークイベント 参加記

「今年もこの時期になったかぁ」と10月最後の土曜日を迎え、日が落ちてから座・高円寺2へ向かい、

2019年以来参加の高円寺フェス、みうらじゅんさんトークイベント。今回のゲストは・・ サンボマスター山口隆さん&銀杏BOYZ峯田和伸さん

2023年で5回目となる高円寺フェス みうらじゅんさんのトークイベントへ。

みうらじゅんさんに感化された2人のミュージシャン

今回のゲストは、サンボマスター 山口隆さんと、銀杏BOYZ 峯田和伸さん。

3人の先陣を切って入場したみうらじゅんさんは、普段は可笑しなこと言うボケ役なのに、今回は不慣れな回しをやる立ち回りで、「気持ちは(黒柳)徹子」といったフリから

ホール中央部からの眺め。壇上に椅子テーブルが用意されていたものの・・

山口隆さんが招き入れられ、えらく久しぶりの対面となったことに、続いて声のかかった峯田和伸さんが入場されると、みうらじゅんさんそっちのけ?で、山口隆さんと「お前っ!」と呼び合う応酬。

年は山口隆さんが上ながら芸歴は峯田和伸さんが上といった捩れによる事情が絡んでいるようですが、ただならぬ親しい様子も伝わればオールナイトニッポン0で共演されているという間柄。

話しはお互いの郷里 、山口隆さん=会津、峯田和伸さん=山形の話題に、みうらじゅんさんを交え3人で新宿のキャバクラを訪れた際に漂ったただならぬアウェー感の話しや

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伊藤政則さんが切り込んだ、みうらじゅんさんと山田五郎さんのゆる〜くも浅からぬ交友記:政則十番勝負 2023 Day 1 参加記

「(例年よりちょっと早いながら)今年もこの季節になったかあぁ」と、毎年9月にタワーレコード渋谷店で開催される伊藤政則さんがホストを務められるトークイベント政則十番勝負 2023

政則十番勝負 2023 ラインアップ 出典:タワーレコード渋谷店ウェブサイト(画像はイベント概要にリンク)

6月下旬に10日に及ぶ顔ぶれが発表され、今年は 〜

2023年の政則十番勝負はコレ!

この日 = DAY 1 だな!と10分で捌けたチケット争奪戦を経て迎えた当日。

公式キーホルダーを購入出来るガチャガチャ(6F)

変幻自在に転がるトーク

伊藤政則さんと山田五郎さんは「はじめまして」という距離感であったそうで、

最初「伊藤さんとみうらさんのトークショーだよ」と言われ、てっきり伊藤せいこうさんだと思っていたら伊藤政則さんと知り、

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湯浅学 × 安齋肇 × 戌井昭人「カセットに記録された『人生』を聞く」『ライク・ア・ローリングカセット カセットテープと私 インタビューズ61』刊行記念 イベント参加記

(2023年)3月最終週の週中、昨年7月以来で下北沢の本屋B&Bを往訪し、

2022年7月の シルクロードさん × 明石ガクトさん × 嶋浩一郎さん 登壇イベント以来の本屋B&B

湯浅学×安齋肇×戌井昭人「カセットに記録された『人生』を聞く」『ライク・ア・ローリングカセット カセットテープと私 インタビューズ61』刊行記念 と冠されたイベントに参加。

イラストレーター安齋肇さんの登壇を知りフラグが立ち、内容もカセットテープに思い入れを持つ世代の一人として好奇心刺激され会場へ足を運んでいった流れ。

最前列カドからの眺め(イベント中の撮影禁止)

イベントは音楽評論家 湯浅学さんが『ライク・ア・ローリングカセット カセットテープと私  インタビューズ61』を出版したことを記念して開催されたもので、

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