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内田也哉子さんが放浪の旅を求め触れた15名の心模様:『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』読了

先週末、中間記

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をアップロードした内田也哉子さんの『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』を読了。

後半に(対談相手として)名を連ねるのは

 石内都

 ヤマザキマリ

 是枝裕和

 窪島誠一郎

 伊藤比呂美 

 横尾忠則

 マツコ・デラックス

 シャルロット・ゲンズブール

の8名(敬称略)。

写真家 石内都さんの

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内田也哉子さんが放浪の旅を求め触れた15名の心模様:『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』中間記

内田也哉子さんの『BLANK PAGE  空っぽを満たす旅』を読み始め計15名(別途、エッセー等)登場するうちの7名までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

本書は「週刊文春WOMAN」誌で掲載された対談に加筆、修正が加えられ一冊にまとめられたもの。前半に登場するのは

 谷川俊太郎

 小泉今日子

 中野信子

 養老孟司

 鏡リュウジ

 坂本龍一

 桐島かれん

といった各分野で著名な方々(敬称略)。冒頭、本書の土台となる連載スタートが

” 人生の核心的登場人物を失った私は、ありとあらゆる生業の、それぞれまったく異なる心模様を持った人間に出会いたい、と切望した。強風に薙ぎ倒された道しるべを頼りに、時に寄り道をしつつ、行方知らずの放浪の旅に出たのだ。”(p27)

の一文に示されたご両親との別れにあったことを触れられ、本編に移行。

紀伊國屋書店 新宿本店 X(画像は Post にリンク)*一部加工

樹木希林さんの

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井戸田潤さんに学ぶ趣味を極めていくことで得られしこと:『ハンバーグ師匠のモトライフ』読了

ハンバーグ師匠でお馴染み井戸田潤さんの『ハンバーグ師匠のMoto Life』読了。

読了といってもヴィジュアル主体70ページ程度のフォトエッセイで、読み始めから最終頁までサクッと。

「水曜日のダウンタウン」出演で話題になった直後のイベント開催。

(2023年)11月初旬に開催された井戸田潤さん/ハンバーグ師匠に会える本書発売記念イベントで入手していた経緯。

内容は、タイトルに掲げられたモトライフの通り、

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インパルス板倉俊之さんの思い出に日常から展開された世界観に引っ張られた:『屋上とライフル』読了

インパルス板倉俊之さんのエッセイ集『屋上とライフル』を読了。

(2023年)8月に開催された

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発売記念イベントで入手していたタイトル。

掲載されているエッセイは

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岸田奈美さんが綴った愛ある日常が改めて心に沁みた:『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし』読了

岸田奈美さんの『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし』を読了。

(2023年)6月に開催された ↓

<< 2023年7月2日投稿:画像は記事にリンク >> 林要さんと岸田奈美さんのトークでLOVOTの愛あるテクノロジーを体感してきた:LOVOTの生みの親 林要さん×作家 岸田奈美さん 『温かいテクノロジー』刊行記念トークイベント&サイン会 参加記

岸田奈美さん登壇イベント時、サイン目当てに購入していた著書。

本書は、一昨年9月に読んでいた ↓

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『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の文庫版で、タイトルにある +かきたし の「表紙の絵の味」以外は一度読んでいたはずであるも、

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筒井康隆先生と蓮實重彦さんの対談、批評、書簡による交差:『笑犬楼vs.偽伯爵』読了

筒井康隆先生と蓮實重彦さんの共著『笑犬楼vs.偽伯爵』を先週末(2023/3/5)読了。

筒井康隆先生のサイン入りを入手出来る機会を捉え

購入時の画面をスクリーンショット *画像は一部加工

入手していた著書。

遠からずも近からずの距離感から

本書は

 まえがき 筒井康隆

 I  対 談  同時代の大江健三郎

  II 批評  『伯爵夫人』論/『時をかける少女』論

      筒井康隆  情欲と戦争

      蓮實重彦

 III 往復書簡    笑犬楼vs.偽伯爵

 あとがき   蓮實重彦

と章立てされ、

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ふかわりょうさんが不器用な日常に共感させらたり、考えさせられた:『ひとりで生きると決めたんだ』読了

ふかわりょうさんの「不器用な日常を綴ったエッセイ集。」のコピーが帯におどる『ひとりで生きると決めたんだ』を読了。

先月(2022年11月)開催された

<< 2022年11月19日投稿:画像は記事にリンク >> ふかわりょうさん『ひとりで生きると決めたんだ』刊行記念トーク&サイン会 スペシャルゲスト:田中卓志さん 参加記

刊行記念イベントで入手していたもの。

全22篇収録されているうち(個人的)読みどころとしては

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爆笑問題 太田光さんが綴った世間への違和感もろもろ:『芸人人語 コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編』読了

先週末、読み始め記 ↓

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をアップロードしていた爆笑問題 太田光さんの『芸人人語 コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編』を読了。

コロナ禍、世を騒がせたことを端緒として・・

中、後半に書かれていたのは

” 例えば我々の同期、BOOMERのように普段から笑いが取れない連中はそれでいいが、私のようにウケてしまう場合は複雑だ。

「これで良かったのか?」などと不安になる。

・・・何ていうのはまっ赤な嘘で、ウケた時はやっぱり気持ちいい。ウケなきゃ落ち込む。こんな時期に危険な思いまでして来てくれたお客さんに申し訳ないと思う。”(p120)

というコロナ禍における表現者としての試行錯誤に、

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