「Professor」カテゴリーアーカイブ

養老孟司先生が寄せた亡き猫 まるへの想い:『まる ありがとう』読了

養老孟司先生が、亡き猫 まるへの想いを一冊にまとめた『まる  ありがとう』を読了。

サイン本販売情報に反応し

「あるかな〜?」と売場に足を踏み入れ、意図した通りに確保!という展開

入手していた経緯。

養老孟司先生を熱心にフォローしておらずとも、養老家の一員に猫がいて、その名が「まる」であることを承知していましたが、

冒頭の「まえがき」で、

” まるの死について、あちこちから感想を聞かれることがあった。”(p1)

との前段を受けて、

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外山滋比古先生の時代を超えて読み継がれる『思考の整理学』を今一度読み返してみた

外山滋比古先生の時代を超えて読み継がれる名著『思考の整理学』を読了。

読むことになったのは、いつ以来であったのだろう・・

もともと昨年(2019年)参加した外山滋比古先生の講演会↙️

<< 2019年1月16日投稿:画像は記事にリンク >> 外山滋比古先生 講演会「95年、忘れることで生きてきた」参加記

がきっかけとなり、「また、読んでみようか」と実家から引っ張り出してきていたところ

そこから差込み等々、1年の熟成期間を経て(笑)再び手に取り、読み進めた次第。

一九八六年以来

本書を最初に知ったのは80年代中頃のはずで、その時から評判であったように思いますが、

「一体、いつ出版されたのだろう?」と確認してみれば・・

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外山滋比古先生 講演会「95年、忘れることで生きてきた」参加記

先週、読了記👇をアップロードした

<< 2019年1月19日投稿:画像は記事にリンク >> 外山滋比古先生が説く、忘却のススメ:『忘れるが勝ち! 前向きに生きるためのヒント』読了

外山滋比古先生の『忘れるが勝ち!  前向きに生きるためのヒント』刊行記念

レアな機会と思われ、告知後やがて満席に。

講演会「95年、忘れることで生きてきた」に参加。

語り継がれる名著の著者との・・

外山滋比古先生の代表作『思考の整理学』を初めて手にしたのは30年は遡るものと振り返りますが、

そんな時間感覚はあったため、同書の著者 外山滋比古さんが講演されると知ったのは少なからず意外な感じを持ち、即反応(申込み)した次第。

講演タイトルにある通り、外山滋比古先生のご年齢が95歳。TV等でもお姿を拝見したことがなかったことから

告知開始から1ヶ月くらいあったと思いますが、何らかの事情で中止にあり得るのかななんて思いも、

開場10分前くらいの到着で20番目くらいの順番も、最前列中央部を確保出来ました。*講演中の撮影禁止

当日会場の八重洲ブックセンターに到着し、無事開催されることを知り、嬉しい気持ちに ^^

稀有な着眼点&溢れる熱意

ただ、体調は崩されたとのことで、事前に講演20分程度+質疑応答というアナウンス。

但し、ご登壇されたご本人を見る限り、年齢を感じさせないお元気(そうな)なご様子で、

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外山滋比古先生が説く、忘却のススメ:『忘れるが勝ち! 前向きに生きるためのヒント』読了

文学博士 外山滋比古先生の『忘れるが勝ち! 前向きに生きるためのヒント』を読了。

外山滋比古先生と云えば、中日ドラゴンズに鳴り物入りで入団した根尾昂選手の愛読書として

今一度注目を集めた長きに及ぶベストセラー『思考の整理学』がお馴染みですが、

本書は、

 第一章 忘却のすすめ

 第二章 思い出はつくられる

 第三章 忘れるための実践法

 第四章 つよい記憶、よわい記憶

 第五章 忘れてこそ豊かな人生

という目次立てのもと、さまざま「忘れる」ことの効用について書かれています。

「忘れる」ことで得られる・・

具体的には、

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養老孟司先生が迫る、ヒトとはなにか、生きるとはどういうことか:『遺言。』読了

養老孟司先生の最新刊『遺言。』を読了。

読み始め↓の時点から

<< 2017年12月24日投稿:画像は記事にリンク >> 養老孟司先生が迫る、ヒトとはなにか、生きるとはどういうことか:『遺言。』読み始め

全体的に難解と感じていながら、ペース良く読了に至ったのは1章あたり20ページ程度の長さにコンパクトに

養老孟司先生の見解、ご意見がまとめられていたからであろうと。

結論的なところは「終章」で

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養老孟司先生が迫る、ヒトとはなにか、生きるとはどういうことか:『遺言。』読み始め

養老孟司先生の新著『遺言。』を

読み始めて、

全部で9章(+終章)あるうちの第4章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

 1章 動物は言葉をどう聞くか

 2章 意味のないものにはどういう意味があるか

 3章 ヒトはなぜイコールを理解したのか

 4章 乱暴なものいいはなぜ増えるのか

 5章 「同じ」はどこから来たか

 6章 意識はそんなに偉いのか

 7章 ヒトはなぜアートを求めるのか

 8章 社会はなぜデジタル化するのか

 9章 変わるものと変わらないものをどう考えるか

 終章 デジタルは死なない

という章立てで、養老孟司先生の講演でもお馴染みの

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齋藤孝先生に学ぶ、人生をラクにしてくれる50の概念:『世界の見方が変わる50の概念』読了

先日、中間記

<< 2017年11月18日投稿:画像は記事にリンク>> 齋藤孝先生に学ぶ、人生をラクにしてくれる50の概念:『世界の見方が変わる50の概念』中間記

をアップロードした明治大学 齋藤孝先生の『世界の見方が変わる50の概念』を読了。

中〜後半は、特に最後で紹介されている 49【悟り】、50【粋】が印象的で、

悟りを技化しよう

” 悟りとは、<思いわずらわずに今の時間に集中できている状態、それでいて自分の意識が勝ちすぎていない状態、リラックスして集中できている状態 >、

つまり <何物にも惑わされない、すっきりとした頭や身体であること >です。”(p216)

具体的には、

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