ワラビーズ、オールブラックスに連敗。ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2025 2勝4敗で終戦
” ラグビーでは珍しい“ヘディングでのアシスト”が見られた。南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」最終週の4日、世界ランキング3位のニュージーランド(NZ)と同7位オーストラリアが対戦。
NZは7―9とリードされた前半33分、CTBジョーディー・バレットが自陣から相手裏へキックを蹴って自ら追ったが、転んでボールを取り損ねた相手WTBポッターと交錯した際、弾んだだ円球が頭部に当たり前へこぼれた。
ボールはNZのCTBトゥパエアが足にかけて右中間へ抑え、レフェリーはトライを宣告。テレビジョンマッチオフィシャル(TMO)でもボールが当たったのはJ・バレットの手ではなく顔面で、ノックフォワードではないことが確認され、NZが12―9と逆転に成功した。
NZは前半36分にもトゥパエアがトライを挙げて17―9で前半を折り返し。後半に1トライを返されたものの、試合終了と同時にこの試合4つめのトライを決めて28―14で勝ち、4勝2敗の勝ち点19として2大会ぶりの優勝に望みをつないだ。
NZは対オーストラリア11連勝で通算対戦成績は128勝45敗8分け。オーストラリアは同国最多通算151キャップを記録したPRスリッパーの代表ラストゲームを勝利で飾れず、2勝4敗の勝ち点11に終わった。”(出典:Sponichi Annex)
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平均賃金 年10万4,520ドル、週給2,010ドル超
” オーストラリア統計局(ABS)がこのほど発表した平均賃金に関する統計(今年5月時点)によると、フルタイムの成人労働者の所定時間内賃金は、季節調整値で1週間当たり2,010豪ドル(約19万2,400円)と前年の同じ月と比べて4.5%増えた。
ABSが6カ月ごとに公表しているこの統計で、同賃金が2,000豪ドルを超えたのは史上初めて。
オーストラリアの給与は1週間ごとに算出される。単純に1年52週間で掛け算すると、年間では10万4,520豪ドルと日本円で1,000万円を突破したことになる。
1カ月4週間で乗算すると、8,040豪ドル(約77万円)となる。一方、長らくデフレが続いた日本の「一般労働者=短時間労働者以外の常用労働者=の月額賃金」(2024年、厚生労働省)は33万400円にとどまる。
物価水準の違いやボーナス支給の習慣の有無などがあるため、単純に比較できないが、一般的なオーストラリアのフルタイム労働者はおおむね日本の約2.3倍の月給を稼いでいるという計算になる。
産業別では、最も高かったのが「鉱業」(3,174.50豪ドル)で、「情報・メディア・通信業」(2,560.70豪ドル)、「電気・ガス・水道・廃棄物処理業」(2,466.80豪ドル)などがこれに続いている。最も低かったのは「宿泊・外食産業」(1,459.70豪ドル)で、「小売業」(1,504.40豪ドル)、製造業(1,788.70豪ドル)なども低い水準となっている。
一方、性別では、男性が2,106.40豪ドル(前年同月比4.6%増)、女性は1,864.10豪ドル(同4.6%増)だった。男女間賃金格差の指数(男性=100)は88.5となっている。一般的に女性の社会進出が定着しているとされるオーストラリアでも、賃金の男女格差は残っている。なお、前述の厚労省統計によると、日本の同指標は75.8とより大きな開きがある。”(出典:NICHIGO PRESS)
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ワラビーズ、オールブラックスを追い上げるも及ばず敗戦(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2025)
” 南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」第5節兼ブレディスローカップ第1戦がニュージーランド・オークランドのイーデンパークでおこなわれ、NZ代表“オールブラックス”とオーストラリア代表“ワラビーズ”が対戦した。
13日のTRC第4節で南アフリカにテストマッチ史上最多得点差の10-43で敗れたNZが名誉を挽回すべく序盤から優勢に立つ。ペナルティキックから深い位置まで攻め込んだ前半4分、左大外への展開からWTBケイリブ・クラークがトライをマークし5点を先制した。
その後、互いにPGを1本ずつ加えて迎えた14分にもWTBリロイ・カーターがラックサイドから飛び込み右サイドにグラウンディング。さらに24分にもSHキャム・ロイガードが同じような形でトライ(G)を奪い、リードを17点に広げた。(20-3)
ここからオーストラリアもフィジカルを前面に出しながら反撃開始。30分にラインアウトを起点にHOビリー・ポラードが左中間を押し込んでトライ(G)を奪うと、38分にもWTBハリー・ポッターが左中間で相手ディフェンスを突破しトライ(G)。スコアを17-20として3点差に迫りハーフタイムを迎えた。
後半、NZは敵陣のペナルティから途中出場のSOダミアン・マッケンジーが2本のショットを通してリードを広げる。
トライの一線は越えさせず耐えていたオーストラリアは、WTBポッターのキックを起点に敵陣20mライン内の位置からラインアウトのチャンスを獲得。このモールから29分にトライ(G)を奪い、2点差に迫った。(24-26)
リードが縮まる中、ラストスパートをかけるNZ。終盤のアタックがオーストラリアのWTBポッターのラック内ハンドとイエローカードを誘発する。数的有利の中、35分にBKラインの連携で生んだ中央突破からSHロイガードが自身2本目のトライ(G)を決めて勝利を手繰り寄せた。
最終スコアは33-24。イーデンパークでの不敗記録を52試合に伸ばしたオールブラックスがTRC3勝目を手にし、勝ち点4を重ねた。一方、敗れたワラビーズはBPも獲得ならず。さらに2国間で争うブレディスローカップ奪還には2勝が必要であったため、今回の結果でオールブラックスの23年連続ブレディスローカップ保持が決まった。
両チームは10月4日、オーストラリア・パースに場所を移しTRC最終第6節で再び激突する。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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失業率 − 2025年8月
” オーストラリア統計局が18日発表した8月の就業者数は5,400人減と、予想に反してマイナスとなり、労働市場が徐々に軟化していることを示した。前月に急増したフルタイム雇用が大幅に減少した。
市場予想は2万1,500人増だった。フルタイム雇用者数は4万900人と大幅減。7月の就業者数は2万6,500人増だった。
失業率は横ばいの4.2%で予想と一致した。労働参加率は66.8%に小幅低下した。労働時間は0.4%減だった。強弱まちまちの内容となり、金融政策見通しには影響しなかった。市場はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が今月の会合で利下げを見送るとの見方を維持し、11月の利下げを約75%織り込んでいる。
オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアのマクロ経済予測責任者ショーン・ラングケーク氏は「雇用の伸びは失速しつつあり、就業者数は4カ月前とほとんど変わっていない」と指摘。「今回のデータは豪中銀に今月の行動を促すほど悪い内容ではないと考えているが、11月には追加利下げが予想される」と述べた。”(出典:
Reuters)
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ワラビーズ、ロス・プーマスに追撃及ばず敗れる(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2025)
” 南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」第4節、大会2位・オーストラリア代表“ワラビーズ”と同4位のアルゼンチン代表“ロス・プーマス”の第2テストがシドニーでおこなわれた。先週の第3節はワラビーズが28-24で逆転勝利を収めている。
前半4分にアルゼンチンはSOサンティアゴ・カレーラスのPG成功で3点を先制した直後、5分にオーストラリアのCTBジョセフ=アウクソ・スアリイが右サイドへタックルを外しながら走り込み、そのまま相手ディフェンダー2人を突き破ってトライ。初先発のSOテイン・エドメドのコンバージョンも決まり、逆転に成功した。(7-3)
8分にはアルゼンチンのHOフリアン・モントージャがFKへのチャージから、転がったボールをトライゾーンで押さえて再び逆転する。その後もテリトリーで優位に立つアルゼンチンが3本のPGを加えて19-7のリードで前半を折り返した。
後半もペナルティが重なるオーストラリアに対し、アルゼンチンは3本のPGを決めてリードを17点に広げる。
ところが25分にSOカレーラスがデリバレイトノックフォワードのペナルティでイエローカードを受けると、流れはオーストラリアへ移る。27分にFBアンドリュー・ケラウェイが左中間でのクリーンブレイクからのトライ(G)。続けて28分にWTBフィリポ・ダウングヌが左のエッジを走り抜いてトライ(G)を決めて追撃、9点差に迫る。(19-28)
オーストラリアは試合終了間際の38分に再びWTBダウングヌが左を抜けてトライ(G)をマークし2点差に迫る。80分を越えて逆転のチャンスを探るも最後は及ばず、28-26でアルゼンチンが先週のリベンジを果たした。
今日の結果で大会戦績が2勝2敗となった両チーム。アルゼンチンは勝利の勝ち点4を獲得し、敗れたオーストラリア7点差以内の敗戦で得られるボーナスポイント1点を加えた。
27日のTRC第5節、アルゼンチンは南アフリカと、オーストラリアはニュージーランドとそれぞれアウェイで対戦する。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ワラビーズ、ラストプレーでロス・プーマスに逆転勝ち(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2025)
” ラグビー・南半球4カ国対抗(6日、オーストラリア28-24アルゼンチン、オーストラリア・タウンズビル)世界ランキング6位のオーストラリアが、同7位のアルゼンチンにラストプレーで逆転勝ち。2勝1敗の勝ち点9とした。アルゼンチンは1勝2敗の勝ち点5。
前半はアルゼンチンが2トライを奪い、オーストラリアを1トライに抑えて21-7とリード。後半、オーストラリアはCTBスアリイが2本のトライを決めて21-21の同点に追いついた。
残り2分でアルゼンチンは勝ち越しPGに成功。3点差を追うオーストラリアはロスタイムに入り、相手ゴール前で攻め立て、PRベルが逆転トライを決めた。”(出典:サンスポ)
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不動産市場、日本資本が再流入
” オーストラリアの不動産市場で、日本など海外投資家による資本流入が勢いを増している。英不動産サービス大手ナイトフランクがまとめた「オーストラリアン・キャピタル・ビュー」は、直近では様子見していた日本の機関投資家らが、再びオーストラリア市場に戻りつつあると指摘した。
同報告書によると、25年第2四半期(4~6月)のオーストラリアの商業不動産投資額は82億豪ドル(約7,868億円)に減少し、上期合計は170億豪ドルと前年同期比1%減となった。
世界的な政策不透明感が大型取引を抑制したが、引き続き幅広い投資家層が底値感を持って参入機会をうかがっているという。
海外資本は第2四半期に全体の42%、26億豪ドルを占めた。米国投資家が中心となり、日本やシンガポール、カナダからの動きはやや鈍かったとした。
ただし日本勢の存在感は徐々に強まっているという。同報告書は、日本資本は人口減少で成長余地が限られる国内市場に代わり、成長が見込める海外市場への分散投資を加速しているとした。また、東京証券取引所の改革で企業に高い資本効率が求められるようになったことも背景にあるという。
オーストラリア市場ではシドニーとブリスベンを中心に、工業不動産の資産価値は4四半期連続で上昇した。建設コストの高騰で新規供給が抑制されており、今後も賃料上昇と資本成長が期待される。オフィス市場も高グレード物件の空室が限られ、回復の兆しが見え始めている。利下げ基調や資金調達コスト低下を追い風に、後半は取引の回復が見込まれているという。”(出典:NNA ASIA)
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失業率 − 2025年7月
” オーストラリア統計局が14日発表した7月の就業者数は前月比2万4,500人増加した。失業率は4.2%と、3年半ぶり高水準だった6月の4.3%から低下し、労働市場の底堅さを示した。フルタイム雇用が増加したことが背景。
統計を受け、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の利下げの緊急性が低下し、豪ドルは対米ドルで0.3%上昇し、2週間ぶりの高値となる0.6566米ドルを付けた。
ただ、政策当局者は、インフレ率が予想通り低下し続ければ追加緩和を実施する見通しを示しており、市場では11月に25ベーシスポイント(bp)の追加利下げが行われる確率が完全に織り込まれている。
オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアのマクロ経済予測責任者、ショーン・ラングケーキ氏は「今回のデータは状況が急速に悪化していないことを示唆しており、安心材料だ」と指摘。
その上で、「経済の勢いの弱さと世界的な不確実性は年内、労働市場にとって強い逆風となるだろう」と語った。”(出典:
Reuters)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる