野生爆弾くっきーさんの
> 平成昭和の流行が流行を振り返る!
との視点から上梓された『愛玩哲学』を読了。Xで発信された情報をもとに立ち寄ってみたサイン本を見つけ、

くっきーさん独特の世界観に関心あったことから購入した経緯。
そでに
” 私の初期中期時代脳記憶をふんだんに蘇らせて紙に置いた次第です。”
と記された本書は
1 暴猫連合 なめ猫
の
” 空前のヤンキーと猫のブーム到来か? なめ猫。猫がヤンキーの恰好をさせられて、なんの感情もないままに写真に収められグッズ化されたモノ「なめ猫」。”(p16)
なる一文に始まり、
29 帯状録音 カセットテープ
” カセットテープはレコードとCDの間の時期でしたねぇ。ラジカセにぶっ込んでキュルキュルと音楽を聴いてましたな。カセットテープてのは上書きできるんですな。よくやったのがツレに借りたカセットテープをダブルデッキでダビング。レンタルCDをダビング。ラジカセのマイクから直で録音。”(p102)
等、全59編。
22 空気銃弾 エアガン
” 中学生の時に一部の仲間とハマったガス銃(エアガン)。今でこそ電動だがワタシたちの頃の主流はガス銃で、しかもガスの代わりにエアタンクで空気の圧力をかけBB弾を飛ばすのが主流。”(p80)
と実体験が私自身と重なるものに懐かしさ刺激されたり、
” 実は私が高校の頃、当時はポケベルも携帯電話も無く、あるのは家電のみ。ツレやガールとのお話は家族5人の我々にはあまりにも事足りず、長電話は禁物。当然でございます。
そんな中、ド級の横柄が。妹でございます。ツレや彼氏とのゴリゴリの長電話。皆がストレス溜まりで電話代もゴリ高。我が父は行動行動の男。動きましたよ。
ある日、家に帰ると電話が替わっておりました。まさかの公衆電話。意味わからんですわな。”(p136)
とくっきーさんの個人史にクスっ とさせられたり。

最近では玉袋筋太郎さんの

『玉袋筋太郎の#昭和あるある』が内容的に想起されましたが、くっきーさんの視点で斬り込む昭和、平成に新たな見方を与えられたり、その幅大きなものに頬を緩めさせられたり ^^