ナイツ塙宣之さんの
” もし独演会のチケットが売れなくなったら方向性を考え直すかもしれませんが、求められている限りは時事ネタを作り続けて、「お笑い」について考え続けるでしょう。その思考が溢れて、饒舌に語ってしまうんです。『笑辞苑』には、そんな言葉が編纂されています。”(p3)
『笑辞苑』を昨日読了。
昨年(2025年)12月に開催された本書
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発売記念トーク&サイン会で入手していた著書(初出 『EX大衆』2020年7月号〜2025年8月号 /「ナイツ塙宣之の古今東西笑談芸」』)。
塙宣之さんが日夜考えを及ばせ続けている「お笑い」について全275頁。
” 芸人にとっての四股や摺り足がネタ作りなんです。常に「どうしたらお客さんが笑ってくれるのか」をイメージしながらネタを書くことって非常にキツくて。ネタ合わせしているときのほうが全然ラクなんです。でも、ネタを作り続けていると芸人としての足腰が強くなって、自分たちの型ができてくるから、この世界で生き残ることができる。自分の型があれば、ほかの道に進んでも戻ってこられますから。体が覚えているんです。”(p7)
とお笑い芸人として生き残り続けていくことの要諦に、
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(明日から冬らしい気候になるそうですが)12月に入り、東京地方わりと暖かな日が続いた中、陽が落ちた頃合いに高田馬場の芳林堂書店へ。
目指すはナイツ 塙宣之さん『笑辞苑』発売記念トーク&サイン会 が開催される8Fイベントスペース。
開演10分弱の会場。様子見を経ての参加となったこともあり後方席
18:00開始と平日イベントに関しては早めでバタバタしつつ、無事間に合ったことで一安心 〜
<< 2023年6月21日投稿:画像は記事にリンク >> ナイツ塙宣之さんの緩急自在のトークとサイン中の交流ひと時が楽しかった:『静夫さんと僕』発売記念ミニトーク&サイン会 参加記
程なく定刻を迎えナイツ単独ライブでお馴染み進行役 中津川弦さんと塙宣之さんが登壇。
出だしは中津川弦さんの振った塙宣之さん主演映画(構想?)
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ナイツ塙宣之さん、というより漫才協会塙宣之会長が
” 東洋館の寄席に出演している師匠方はテレビに出演することがほとんどなくて、舞台だけで飯を食えている芸人はごく一部です。彼らはなぜ舞台に上がるんだろう ー そう考えると、「そこに魔力があるから」という結論に落ち着きます。
・・中略・・
天国に旅立った師匠のエピソードを話すことは極力控えていましたが、この書籍に記録することにしました。師匠方の人生の一片に触れてもらえたら、最高、最幸です。”(p2/3)
と浅草の東洋館と所縁ある芸人さんに焦点を当てた『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師』を読了。
(2024年)3月頃の発売から承知していて、半年ほど経過してのサイン本入手機会を捉え手元に引き寄せていた経緯。
浅草が眩しかった頃・・ そして令和
本書は
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ナイツ塙宣之さんの『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』を読了。
出版当時(2019年8月)、ウェブ記事で話題になっていたのは承知していて、長らく興味を持っていたタイトル。
連日の高田馬場往訪で入手の塙宣之さんサイン本
(2023年)6月に参加したイベント時、塙信之さんが店舗用にサインされたものを翌日に買い求めていた経緯。
本書は、
” M-1は僕にとってトラウマ以外の何物でもありません。M-1決勝で計四本、ネタを披露したのですが、一度も「ウケた」という感触がなかったからです。
どうしたらウケるかだけを考え続けてきた僕にとって、これは全否定に等しい結果でした。予選ではどっかんどっかんウケていたのですが・・・。”(p19)
というM-1グランプリに傷を残した塙宣之さんの人生
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ナイツ塙宣之さんの『静夫さんと僕』を読了。(2023年)6月に開催された
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ミニトーク&サイン会の対象書籍として入手していた著書。
本書は
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梅雨の最中、夏の到来すら予感させられる気候下、ナイツ塙宣之さんの『静夫さんと僕』発売記念ミニトーク&サイン会に参加。
2020年2月のバイきんぐ西村瑞樹さん発売記念イベント以来での芳林道書店高田馬場店 8Fイベントホール
平日イベントにしてはちょっと早めの18:00開演。進行役にナイツ独演会でMCを務められているとの中津川弦さんを迎え、まず新刊の主である塙宣之さんの義理の父上にあたる静夫さんについて、
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お笑い芸人ナイツ塙宣之さんの
” 僕はずっと昔に、自分がぼやいているだけの談話集みたいな書籍をいつか出したいなあ、なんて雑念を浮かばせたことがありました。
で、それがあるときに出版社の方の「塙で一冊、本を作ってみたい」という雑念と巡り合って、そしていまあなたが手に取っている本書の形で現実のものとなりました。”(p138-139)
という経緯から出版に至った『ぼやいて、聞いて。』を読了。
サイン本販売情報に反応して
夏の夜、てくてくと40分ほど歩いた後、在庫を確認し入手叶った一冊(上段中央)
手元に引き寄せていた一冊。
苦難を重ねてきた人間関係
本書は
はじめに 僕はつるまない
第一章 とりあえず「人間関係」についてぼやきたい
第二章 それはそれとして「漫才」についてもぼやきたい
第三章 ついでだけど「違和感」についてもぼやきたい
第四章 なにはともあれ「雑念」についてぼやきたい
第五章 結びになりますが「言葉」についてぼやきたい
おわりに 喋ったぶんだけ聞きたいし、聞いたぶんだけ喋りたい
という章立てのもと
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ナイツ塙宣之さんの『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係 』読了。
在宅時、TVで塙宣之さんが司会/編集長代行を務める「球辞苑」が放映されていると
たいがい見入ってしまい、番組を通じて野球愛を十二分に感じていましたが、サイン販売を知り即反応し購入。
本書は
はじめに 野球と漫才のしあわせな関係
第1章 塙の「極私的ジャイアンツ論」
第2章 野球と漫才のしあわせな関係
第3章 僕と野球と、漫才と
第4章 「塙的ベストナイン」を作ってみたらこうなった!
第5章 芸人版東京ダービー 巨人・塙宣之 vs ヤクルト・出川哲郎「性格と芸風と、ひいきチームの不思議な相関関係」
あとがきのようなもの やっぱり、野球と漫才のしあわせな関係
との章立て(別途、おまけのあとがき、特別企画1・2)に沿って、リトルリーグに入った兄の背中を追う形で始めた野球で
” 元々、運動神経が悪かったこともあったと思うけど、そもそも近視でボールがよく見えない。だから、キャッチボールすらロクにできないんです。当然、周りの子どもたちから笑われ、からかわれました。・・中略・・
子ども心に「オレ、ちょっと間違えちゃったかな・・・」って、小学生にしてすでに人生の選択を誤ったことに気づきました。
技術的に未熟だからコーチには叱られる。同級生や先輩たちには笑われる。それで、練習も2回、いや3回かな?とにかく、その程度しか通わないうちに、リトルリーグを辞めていました。
これが、人生最初の挫折でした。”(p87)
という躓きはじめも、
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる