お笑いコンビ銀シャリ橋本直さんの初著者『細かいところが気になりすぎて』を読了。
サイン本入手機会を捉え、
残り僅かとなったサイン本在庫を確保しての入手。
購入していた経緯。
本書は、
” 漫才師のツッコミをしているから後天的に職業病として細かいところが気になるようになったのか、それとも先天的にそもそも細かいやつだったのか、今となっては自分でも謎ですが、とにかく言葉にしていなくても、日常的になにかしら気になってしまったことを脳内で即座にツッコんでしまっています。”(p1)
という橋本直さんの日常+半生記的な内容が盛り込まれたエッセイ集。なお、相方の鰻和弘さんは4コマ漫画も提供。
お笑い芸人さんのエッセィは手を伸ばしてきたカテゴリーですが、前半は馴染みづらい感じを抱きがちなところ本書も中ごろに差し掛かり次第に著者の感覚とフィットする感じとなり、
続きを読む 銀シャリ 橋本直さんが綴った思わずツッコみたくなる日常:『細かいところが気になりすぎて』読了 →
ナイツ塙宣之さん、というより漫才協会塙宣之会長が
” 東洋館の寄席に出演している師匠方はテレビに出演することがほとんどなくて、舞台だけで飯を食えている芸人はごく一部です。彼らはなぜ舞台に上がるんだろう ー そう考えると、「そこに魔力があるから」という結論に落ち着きます。
・・中略・・
天国に旅立った師匠のエピソードを話すことは極力控えていましたが、この書籍に記録することにしました。師匠方の人生の一片に触れてもらえたら、最高、最幸です。”(p2/3)
と浅草の東洋館と所縁ある芸人さんに焦点を当てた『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師』を読了。
(2024年)3月頃の発売から承知していて、半年ほど経過してのサイン本入手機会を捉え手元に引き寄せていた経緯。
浅草が眩しかった頃・・ そして令和
本書は
続きを読む ナイツ塙宣之さんが思いを込めた東洋館で輝いた師匠列伝:『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師』読了 →
YouTubeを代表するチャンネルの一つ「エガちゃんねる」の仕掛け人 ブリーフ団Dこと藤野義明ディレクターの『エガちゃんねる革命』を齢の〆=誕生日前日に読了。
先月(2024年6月)に開催された
<< 2024年6月2日投稿:画像は投稿にリンク >> 藤野義明ディレクターとブリーフ団Mさんから エガちゃんねる の世界観を感じてきた:藤野義明『エガちゃんねる革命』3刷記念トークイベント&サイン会 参加記
(本書)3刷記念トークイベント&サイン会の対象書籍として入手していた著書。
本書は、
1章 革命は夜明け前2時50分に始まる
2章 伝説の神回はこうして生まれた
3章 エガちゃんねる運営混沌と葛藤の日々
4章 テレビディレクターに必要なのは「臆病」と「熱量」
5章 「エガちゃんねる」は止まらない
の章立てに沿い、コンプライアンス遵守に各メディアが縛られる中、
” 「江頭さんですか・・・?」というニュアンスの反応で、ほぼ取りつく島もない状況でした。”(p.036)
という中、
続きを読む ブリーフ団D 藤野義明ディレクターがエガちゃんねるに賭けた思い:『エガちゃんねる革命』読了 →
先月は約10年ぶりでMarty Friedmanイベントへの参加がありましたが、
<< 2017年5月8日投稿:画像は記事にリンク >> かくして過ぎていった私の2017年ゴールデンウィーク(大型連休)
今月(2024年4月)は7年ぶりでレイザーラモンHGさん登壇イベントへ。
サバンナ八木真澄さんとの登壇で、お二人による『未確認生物図鑑』発売記念トーク&サイン会。
もはや(↓でレイザーラモンHGさんが言及されている通り)
【ドッキリ】HG参戦!恐怖の歯医者いたずらwww
コンプライスの問題等(4:37〜)で当時の再現は望みづらいご時世も、レイザーラモンHGさんの登壇というだけで即決し迎えた当日 ^^
対象書籍の『未確認生物図鑑』とは、(吉本興業営業ランキング#3)サバンナ八木さんがSNSで毎朝(平均 AM6:00とか)考え出されているファンタジーに、
営業先のBOAT RACEとこなめで一緒になったレイザーラモンHGさんが協力(イラストのグラフィック化)を申し出から刊行に至ったという経緯。
時期を同じくして、

ラフォーレ原宿で展覧会(2024/4/1〜4/30)も開幕したとのこと。トークでは・・
続きを読む サバンナ八木 x レイザーラモンHG『未確認生物図鑑』発売記念トーク&サイン会 に参加して、おもてなし感と創造力が胸に響いた →
ピン芸人小島よしおさんと農学博士 稲垣栄洋先生の共著『10歳から学ぶ植物の生きる知恵 最強無敵の雑草たち』を読了。
昨年(2023)末に開催された
<< 2023年12月28日投稿:画像は記事にリンク >> 年末なんて関係ねぇ!『最強無敵の雑草たち』刊行記念 小島よしおさんサイン会 参加記
刊行記念イベントの対象書籍にして2023年最後に購入していたタイトル。
イベント登壇の小島よしおさん目当てで、雑草への興味を有していませんでしたが、本を開いたところの「まえがき①」で稲垣栄洋先生が
” テレビで小島よしおさんの活やくを見ていて、いつも思っていたことがあります。
それは、「小島よしおさんは、雑草っぽい」ということです。
わたしは雑草を研究しています。そんなわたしが言う「雑草っぽい」は、ほめ言葉です。”(p4)
これを受けてか? 続く「まえがき②」で小島よしおさんが
” 共著者 稲垣栄洋先生との出会いは、『弱者の戦略』という本が最初でした。
・・中略・・
読んでみると、弱者とは雑草のことで、雑草の生き残り術は芸能界におけるボクの生き方とどこか似ている、そう感じました。”(p6/括弧書き省略)
と学術書的でなし汎用性感じられる書きっぷりに姿勢を前のめりにさせられ、タイトルに「10歳から」とある通り雑草19種についてのイロハが簡潔平易に説明され学べる内容になっています。
印象に残ったのは
続きを読む 小島よしおさんと稲垣栄洋先生から学ぶ雑草の生きざま:『10歳から学ぶ植物の生きる知恵 最強無敵の雑草たち』読了 →
ハンバーグ師匠でお馴染み井戸田潤さんの『ハンバーグ師匠のMoto Life』読了。
読了といってもヴィジュアル主体70ページ程度のフォトエッセイで、読み始めから最終頁までサクッと。
「水曜日のダウンタウン」出演で話題になった直後のイベント開催。
(2023年)11月初旬に開催された井戸田潤さん/ハンバーグ師匠に会える本書発売記念イベントで入手していた経緯。
内容は、タイトルに掲げられたモトライフの通り、
続きを読む 井戸田潤さんに学ぶ趣味を極めていくことで得られしこと:『ハンバーグ師匠のモトライフ』読了 →
くりぃむしちゅー 上田晋也さんが、親元の熊本を離れ上京したあたりの頃からお笑いの道に身を投じた20代の日々を綴った『赤面 一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』を読了。
本書は、直近10年(2021年2月 出版)に焦点を当てた
<< 2021年3月20日投稿:画像は記事にリンク >> くりぃむしちゅー 上田晋也さんが振り返った非成長の?!40代:『経験 この10年くらいのこと』読了
『経験 この10年くらいのこと』、そこから遡り
<< 2022年5月14日投稿:画像は記事にリンク >> くりぃむしちゅー上田晋也さんが振り返った「あっ」という間に過ぎ去った密度濃過ぎの30代:『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』読了
30代を振り返った『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』に次ぐ第3弾.-
タイトルに偽りなしの笑撃
序盤はさら〜っと読み進めていった感じが、
” 21歳の5月、芸人活動を始めた。高校時代に芸人になろうと決めていた。ただその頃は「笑わせたいんであって、笑われるのはまっぴらゴメンだぜ」と考えていた。
じゃあどうすれば笑われないか? 偏差値の高い大学に行って、元来はインテリであることを証明すれば、笑われないのではないか、と考え、ならば早稲田に行こう、と決めた。”(p27)
と進学した早稲田大学入学直後、
” 最初に言ってみたサークルの新歓コンパ。私はかましにかました。新歓コンパの幹事や進行を務める3年生や4年生を次から次にイジりまくり、その場の笑いをかっさらっていった。
最初は「全身にギブスでもしてんの?」というくらいカタくなっていた新人たちも、同級生の私が自由に振る舞い、ガンガン笑いを取っているさまを見て、「東京最高!」という表情で、明るい大学生活を描き始めたように思われた。
2時間近く経ってそろそろお開き、一人2000円ほどの会費を徴収し始めた頃、幹事の3年生が「ちょっと来てくれる?」と私を手招きした。”(p31)
と元来人見知りを自認する上田晋也さんを待ち受けていた衝撃の展開(ループ)から俄然本文に引き込まれる力が強まり、以降
続きを読む くりぃむしちゅー上田晋也さんが振り返った若さ迸った20代、恥ずかしさと向き合った日々:『赤面 一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』読了 →
お笑い界にとどまらず幅広いジャンル、メディアで存在感を発揮されている田村淳さんの『超コミュ力』を読了。
タイトル末尾に「力」と入った著書はあまり気乗りがしないものの購入に至ったのは
2023年11月に高田馬場駅前の芳林堂書店で開催された『超コミュ力』サイン本お渡し会&ツーショット撮影会
(2023年)11月上旬に開催された本書発売記念イベントに参加したく思ってのこと。
本書は、
“「自分はコミュニケーションが苦手」は単なる誤解だった。
そのことを、あなたに気づいてもらうためにこの本は生まれました。”(p5)
と本を開いたところの「はじめに」で出版経緯について説明があり、本編では
続きを読む 田村淳さんが説く好きな人だけに好かれるコミュニケーション:『超コミュ力』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる