野生爆弾くっきーさんの
> 平成昭和の流行が流行を振り返る!
との視点から上梓された『愛玩哲学』を読了。Xで発信された情報をもとに立ち寄ってみたサイン本を見つけ、

くっきーさん独特の世界観に関心あったことから購入した経緯。
そでに
” 私の初期中期時代脳記憶をふんだんに蘇らせて紙に置いた次第です。”
と記された本書は
お笑い芸人 玉袋筋太郎さんが
◉ 電話編
◉ プロ野球編
◉ 新商品編
◉ 映画編
◉ いい旅チャレンジ2万キロ編
◉ スナック編
◉ 町中華編
◉ 自販機編
◉ プロレス編
◉ ゲームセンター編
◉ 財宝編
の章立てに沿って、
” 2025年で昭和100年を迎える。昭和と令和(いけねぇ平成も入れなきゃ)のいいところ・そうでもなかったところを「あるある」を通じてあらゆるのモノの「いい加減」をゆる〜く考えていきたい。”(p6)
との斬り口から昭和に焦点を当てた『玉袋筋太郎の#昭和あるある』を年末年始(2024/2025)を跨いで読了。
YouTube 玉ちゃんねるで引き込まれる玉袋筋太郎さんのキャラクターに、テーマへの興味から(2024年)11月下旬開催された
発売記念イベントで入手していた著書。
記述で印象的であった箇所を以下に抜粋すると
一週間前に、中間記 ↓
をアップロードした泉麻人さんの『昭和50年代東京日記 CITY BOYSの時代』を読了。
中間記後に読み進めた後半で印象的であったところは、
” ♬A地点からB地点まで〜
ロックンロールのリズムにのせて始まるこの歌は、ぼんちが定番にしていたテレビ朝日の昼のワイドショー「アフタヌーンショー」(「笑ってる場合ですよ!」の裏番組でもある)の「事件ルポ」のコーナーのパロディをベースにしたものなのだ。
彼らのネタの歌に出てくる「川崎さん」と「山本さん」は、司会の川崎敬三とレポーターの山本耕一のことで、始終険しい顔つきをして「そうなんですよ、川崎さん」「犯人はこのA地点からB地点へ移動して・・・」なんてことをボードの地図をペンで指しながら受け手の川崎に開設する山本の語り口が評判を呼んだ。”(p213)
の一文に、ヒットした当時のことは覚えていたけれども背景は入っていなかったザ・ぼんち「恋のぼんちシート」に、
昭和に、街歩きに、サブカルチャー等々、多数の専門を持つ泉麻人さんが
” 昭和30年代とか40年代とか、あるいは西暦の1960年代、70年代・・・と、10年区切りの時代風俗論のようなものはこれまでにも書いてきたけれど、「昭和50年代」という括りのものはまだやっていない。
昭和も40年代後半になると、西暦の70年代で切る方がぐっと優勢になって、次は80年代に行ってしまうので、昭和50年からの10年を「こういう時代でした」とまとめる機会は少ない。
とはいえ、個人的に昭和50年代の幕開けは鮮やかな変わり目の感がある。”(p6)
といった着想からまとめられた『昭和50年代東京日記 city boysの時代』を読み始め、全40回あるうちの 22 「クリスタル」の衝撃とミーハーチックの連載コラム まで読み終えたので、今回は前半(1〜20)のおさらい。
(2023年)11月開催の田村淳さん『超コミュ力』発売記念イベントで芳林堂書店を訪れた際、イベント開始までの時間潰しで店内を回遊していた際、
本書サイン本に遭遇し購入に至っていた次第。
既述の泉麻人さんの一文にある通り、私自身多感な時期を過ごしていながら昭和50年代という区切り方はせず、もっぱら(括る機会あれば)80年代という意識でいて
元世界WBA世界スーパーフェザー級にWBAライト級と日本人4人目となる2階級制覇を達成した畑山隆則さんと、「ボクシング・マガジン」元編集長原功さんと、スポーツジャーナリスト二宮清純さんによる対談を軸に構成された『昭和平成ボクシングを語ろう』を読了。
本書は、
第1章 史上最強は誰だ? ー ファイティング原田と井上尚弥
第2章 昭和を背負った名ボクサー、名勝負・前編 ー 白井義男〜ガッツ石松まで
第3章 昭和を背負った名ボクサー、名勝負・後編 ー 具志堅用高〜赤井英和まで
第4章 平成を熱くした名ボクサー、名勝負 ー 大橋秀行〜竹原慎二まで
第5章 畑山隆則が駆け抜けた時代 ー 世界王者渇望時代に現れた平成の名チャンピオン
第6章 平成後期を沸かせた名チャンピオン ー 長谷川穂積、内山高志、山中慎介、村田諒太
という章立てに沿って、
続きを読む 畑山隆則さん、原功さん、二宮清純さんが語ったリング上で伝説を築いたチャンピオンたち:『昭和平成ボクシングを語ろう!』読了
古舘伊知郎さんの『MC論 昭和レジェンドから令和新世代まで「仕切り屋」の本懐』を読了。
サイン本販売機会に
即反応し、入手していた経緯。
本書は
” 昭和の名司会者の活躍を生で見てきた僕だからこそ、「後世に伝えておきたいMCの歴史」を、死ぬ前にまとめておきたいと思います。”(p9)
との主旨のもと、取り上げられているのは
第1章 スタンダードをぶち壊せ!昭和のレジェンドMC
大橋巨泉、タモリ、明石家さんま、笑福亭鶴瓶、黒柳徹子
第2章 芸人・タレントMCがバラエティをかき回す!平成・令和の仕切り術
とんねるず、ダウンタウン、今田耕司、爆笑問題、中居正広、加藤浩次、上田晋也、田村淳、有吉弘行、山里亮太、村上信五
第3章 キャスターの枠を超えた、ニュースプレゼンターの生き様
みのもんた、関口宏、小倉智昭、安住紳一郎、羽鳥慎一、石井亮次、逸見政孝
といったTVでお馴染みにして豪華な顔ぶれ(敬称略)。
以下、印象に残った箇所を抜粋すると・・
続きを読む 古舘伊知郎さんが喋りのプロとして紐解いた昭和以降の司会者、MC烈伝:『MC論 昭和レジェンドから令和新世代まで「仕切り屋」の本懐』読了