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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズに救世主!?ジェームズ・オコナーがラグビーオーストラリアと契約締結

ワラビーズに救世主!?ジェームズ・オコナーがラグビーオーストラリアと契約締結

” スーパーラグビー史上最年少の17歳でスポットライトを浴び、18歳でオーストラリア代表デビューを果たしゴールデンボーイと期待された若者は、

やがて酒絡みで何度も騒動を起こすようになり、2年前にはコカイン所持で逮捕され、トラブルメーカーと呼ばれた。

しかし、辛酸をなめて成長し29歳になった彼は、再び大舞台に復帰する準備が整った。

2013年を最後にオーストラリア代表“ワラビーズ”から離れていたジェームズ・オコナーが、レッズならびにオーストラリアラグビー協会と2年契約を結んだことが7月16日に発表された。

オーストラリアラグビー協会は基本的に国内でプレーする選手をナショナルチームの選考対象とし、海外を拠点とする選手は60キャップ以上持っている者ならば選出を認めるというセレクションポリシーを持っていて、

44キャップ保持者のオコナーがワラビーズに復帰するためには、セール・シャークスの一員として過ごしたイングランドから帰国してオーストラリアのチームと契約する必要があった。

レッズと契約したことにより、SO、CTB、WTB、FBと複数ポジションでプレーできるユーティリティBKのオコナーは、

ワラビーズのジャージーを着て6年ぶりのテストマッチ出場が可能となり、2か月後に開幕するワールドカップへ向けても候補選手のひとりになる。

レッズとの契約が完了する前、セール・シャークスからリリースされていたオコナーは、ワールドカップへ向けたワラビーズのキャンプに招かれ、

前哨戦となるラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗)開幕戦がおこなわれる南アフリカへの遠征メンバーにも入っていた。

オコナーは、2008年にスーパーラグビー史上最年少の17歳288日でデビュー。

同年11月にはワラビーズ史上2番目に若い18歳と126日で初キャップを獲得し、ゴールデンボーイと注目を集めた。21歳のときには、2011年のワールドカップにも出場している。

しかし、酒場でケンカ騒動を起こしたり、チームルールを破って深夜に外出するなどグラウンド外で問題行動が多くなり、

2013年にはオーストラリア代表としてアルゼンチン代表と戦った翌朝、パース国際空港に泥酔状態で現れて騒ぎを起こし、警察沙汰となり、オーストラリアラグビー協会から代表契約を途中解除された。

ヨーロッパへ渡ったあと、ワールドカップイヤーだった2015年に帰国し、生まれ育ったクイーンズランド州のチームであるレッズに加わったが、

「精神的にも肉体的にもベストな状態ではなく、チームのために望んでいたラグビーをすることができなかった」(オコナー)。

そして再びヨーロッパへ渡り、フランスのトゥーロンに在籍していた2017年にはコカイン所持で逮捕され、世間から激しく非難された。

だが、反省したオコナーは移籍したセール・シャークスでラグビーに集中し、主にCTBとして活躍、再評価を受ける。そしてこの度、オーストラリア代表復帰のチャンスをもらったのだった。

「まず、再び機会を与えてもらったことに感謝したいです」というオコナー。「多くの人が私を信頼し、支えてくれた。最善を尽くすことに集中します。私は最大限のエナジーを提供するつもりです」

中心選手として期待されていたイズラエル・フォラウが極端な宗教的見解を公に発信して物議を醸し、

オーストラリアラグビー協会から解雇され、大きな戦力ダウンが心配されていたワラビーズだが、

再チャンスをもらったオコナーの存在がチーム活性の起爆剤となるかもしれない。”(出典:RUGBY REPUBLIC  via Yahoo!ニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2019年版「世界の大富豪数国別ランキング」(#15オーストラリア)

” 中国の富裕層向け雑誌「胡潤百富」がまとめた「Hurun Global Rich List」の2019年版が発表されている。

「ある国に資産10億ドル以上の大富豪が何人いるか」という数を比べたこのランキング、今年は3位以下で比較的順位の変動が目立つとの印象。興味のある方は昨年度のランキングと比較しながらご覧いただきたい。”(出典:msn

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:登山禁止前のウルルに観光客殺到

登山禁止前のウルルに観光客殺到

” オーストラリアの観光名所である巨大な一枚岩「ウルル(エアーズロック)」で、聖地保護の観点から今年10月に登山が禁止されるのに伴い、駆け込み需要によって悪影響をもたらす水準の観光客が流入していることが分かった。旅行事業者が12日、明らかにした。

ウルルへの登山は、所有権を持つ先住民アボリジニのアナング人の意向を踏まえ、禁止されることになっている。

だが、禁止前の駆け込み需要で観光客が急増。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されているウルル・カタ・ジュタ国立公園は問題を抱え込むことになった。

非営利団体「ツーリズム・セントラルオーストラリア」のスティーブン・シュワー代表によると、特に問題なのは、キャンピングカーやRV車で訪れる家族連れの来訪者だという。

シュワー氏は「車で訪れる観光客の数に対応できるだけの十分なインフラがない」と指摘。

ほとんどの観光客は適切に行動しているものの、同地のキャンプ場は予約のみで満員となっているため、計画をきちんと練らないまま違法にとどまる人も多いという。

シュワー氏はさらに、「人々は道路から外れた時、実際は牧畜用の土地、アボリジニの土地、保護された土地に侵入していることを認識していない」

「悲しいことに、実際は私有地なのに人の住んでいない土地だと思って、車にたまった排せつ物を捨てる人もいる」と語った。

国立公園を所管するパークスオーストラリアによれば、2019年6月までの1年間で、前年比約20%増となる39万5,000人超がウルル・カタ・ジュタ国立公園を訪れた。だがそのうち、ウルルに登ったのは13%にすぎない。

旅行事業者らによると、ウルルへの登山を試みるのは通例、オーストラリア人と日本人だという。”(出典:AFPBB News via gooニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:国内線ビジネスクラス、過去5年で最低価格に

国内線ビジネスクラス、過去5年で最低価格に

” オーストラリアの国内航空線で、7月のビジネスクラスの平均料金が過去5年間で最低水準となったことが、連邦政府のインフラ・運輸・地域経済局(BITRE)の調べで分かった。

前年同月から、10.3%下落となっている。航空会社は、需要縮小により値下げを迫られているようだ。オーストラリアンが伝えた。

ブリスベン―メルボルン路線のビジネスクラス料金は、航空大手カンタスの長期平均が1,600豪ドル(約12万1,221円)だが、現在は1,139豪ドルに下がっている。

また、競合の格安航空ヴァージン・オーストラリア(豪ヴァージン)は、同路線の長期平均1,199豪ドルに対し、7月時点で799豪ドルに値下げしている。

企業の出張旅行は、5月に実施された連邦総選挙に向けて減少していた。

ただ、航空コンサルタントのハンスフォード氏は、これまでビジネスクラスに慣れた顧客が、エコノミークラスで我慢できるとは思えないとし、ビジネスクラスの需要は回復すると予想している。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:最低賃金額、12米ドル超で世界最高水準

最低賃金額、12米ドル超で世界最高水準

” オーストラリアの2018年の最低賃金が、1時間あたり12.14米ドル(約1,310円)と世界最高になったことが、経済協力開発機構(OECD)がこのほど発表した、

各国の最低賃金の分析で明らかになった。国内の事業者はこの分析を基に、労働組合の「最低賃金が安過ぎる」といった主張に真っ向から反論した。地元各紙が伝えた。

OECDは世界の32カ国を対象に、2018年の最低賃金についてインフレ率と購買力平価(PPP)の調整を加えて分析した。

オーストラリアが1位になった背景には、法定最低賃金が18.93豪ドル(約1,434円)と前年度比3.5%上昇した一方で、インフレ率がこれを大きく下回る1.3%だったことがある。

財界団体のオーストラリア産業グループ(AIG)のウィロックス代表はこの分析を、オーストラリア労働組合評議会(ACTU)の「低所得者の賃金を改善するためには、最低賃金制度の見直しが必要」といった主張を覆すものと歓迎した半面、

「オーストラリアの最低賃金の高さは、国内企業の事業競争性に打撃を与え、(企業が雇用を控えることから)雇用機会や不完全労働率の改善を阻むといったリスクも含む」と、懸念も示した。

一方、ACTUの広報担当者は「OECDの分析は、オーストラリアの行政サービスが、最低賃金の高い他の国と比べ提供度合いが低いといった要素を考慮に含めていない」とし、引き続き最低賃金制度の見直しを主張していく意向を明らかにした。

OECDでは、ルクセンブルク(11.82米ドル)とフランス(11.49米ドル)がオーストラリアに続き、ニュージーランドは、7位の10.07米ドルだった。

■2019年は3%上昇

オーストラリアの2019年の法定最低賃金は、7月1日に前年比3.0%上昇の19.49豪ドルとなった。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:バーナード・フォーリー、クエイド・クーパー、ウィル・ゲニアの3選手がトップリーグへ

バーナード・フォーリー、クエイド・クーパー、ウィル・ゲニアの3選手がトップリーグへ

” ラグビーオーストラリア代表のフライハーフ、バーナード・フォーリー(Bernard Foley)が12日、スーパーラグビー(Super Rugby)のNSWワラタス(NSW Waratahs、オーストラリア)を退団し、海外に主戦場を移すことを明らかにした。

テストマッチ合計68キャップを記録しているベテラン選手で、今年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)ではワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)の一員としてプレーするフォーリーは、

9シーズンを過ごしたワラタスを去るのはつらいとして、「簡単な決断ではなく、じっくり考えた上での結論だ。しかし、ワラタスから離れるのはほろ苦い気持ちであるのは確かだ」と語った。

29歳のフォーリーは具体的な移籍先については明言しなかったものの、FOXスポーツ(Fox Sports)は同選手がジャパンラグビートップリーグのクボタスピアーズ(Kubota Spears)との契約にサインしたと伝えた。

一方、トップリーグでは近鉄ライナーズ(Kintetsu Liners)が11日、ワラビーズのフライハーフを務めるクエイド・クーパー(Quade Cooper)とスクラムハーフのウィル・ゲニア(Will Genia)を獲得したと発表した。

フォーリーとクーパーは、母国代表のチームメートであるマット・ギタウ(Matt Giteau)のように、

海外に拠点を置きながらも一定の条件を満たしていれば代表選出が可能となるいわゆるギタウルール(Giteau Rule)と呼ばれる特例により、今後もワラビーズでのプレーが可能となる見通し。

しかしながら、代表100キャップのゲニアは、今年のW杯を最後に代表から退くと表明した。”(出典:AFPBB News via Yahoo!ニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「世界で最も平和な国ランキング2019」(#13 オーストラリア)

「世界で最も平和な国ランキング2019」(#13 オーストラリア)

” 先ごろ発表された「世界平和度指数レポート」(Global Peace Index)の2019年度版から、上位50位にランクインした各国を紹介する。

このインデックス、対象地域の安全度、治安、継続中の国内・国外紛争、軍事度など、あわせて23の項目を分析し、それぞれの平和度を総合的に測定したもの(「スコアが低いほどより平和」という点に注意)。”(出典:msn

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:公共放送ABC、ピーター・ダットン内相に記者への捜査中止を請願

公共放送ABC、ピーター・ダットン内相に記者への捜査中止を請願

” オーストラリアの公共放送ABCは11日までに、報道番組の内容を巡り豪連邦警察から家宅捜索を受けた問題で、捜査の中止を求める書簡をダットン内相に提出した。

ABC幹部が職員に宛てたメールで明らかにした。ABCとは別の報道に関して捜索を受けたニューズ・コープ・オーストラリアも同様の書簡をダットン氏に送ったと報じている。

ダットン内相の報道官は、書簡の有無や今後の対応について「ノーコメント」としている。

ABCは2017年、アフガニスタンに派遣された豪特殊部隊が子どもを含む非武装の民間人などを違法に殺害した疑いがあると報じた。

国防関係者から入手した機密情報に基づくもので、連邦警察の6月の捜索はこの報道を担当した記者2人を対象としている。

ABCによると、警察は捜索で記者のメールなどへのアクセスを求めていた。

連邦警察はABCへの家宅捜索の直前に、別の報道を巡りニューズ・コープ・オーストラリアの記者の自宅も捜索している。

また、豪メディアは9日、連邦警察が複数の記者を対象に、通話やインターネットの閲覧履歴などを収集していたと報じた。

豪州は国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」による世界各国の報道自由度ランキングで21位と、

日本(67位)や米国(48位)を上回るが、こうした一連の捜査で「報道の自由」が妨げられるとの懸念が高まっている。

ABCは連邦警察の捜査に対し、押収された書類やデータの返却を求める訴えを連邦裁判所に起こしている。”(出典:日本経済新聞

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