RBA フィリップ・ロウ総裁、消費回復を確信
” オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のロウ総裁は10日、消費者が税還付分を第3・四半期に支出しなかったのは意外だとしたうえで、時間とともに消費に回すだろうとの見方を示した。
ロウ総裁は第3・四半期の豪国内総生産(GDP)について、中銀の予想に沿った結果だったとしながら、消費の弱さに驚いたと述べた。
そのうえで、過去の例では豪消費者は税還付の大部分をいずれ支出に回したと指摘し、時間とともに消費が改善することを確信していると述べた。
統計局が今月発表した第3・四半期の豪実質GDPは前期比0.4%増、前年比1.7%増だった。”(出典:REUTERS via Yahoo!ニュース )
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クイーンズランド州政府閣議でオリンピック誘致決定
” 12月9日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「連邦政府の支持があれば直ちに公式誘致活動を開始する。
オリンピック開催は何よりも州民の誇りを高めることができる。世界にQLD州の存在を示すことになる。同時に、未来の世代への遺産を築くことになる。自分達には大会に向けてすべて適切に処理すれば、オリンピックを開催する力がある」と語っている。ABC放送(電子版)が伝えた。
オリンピック誘致代表団の連邦首相代理、サンシャイン・コーストのフェアファクス選挙区選出議員、テッド・オブライエン氏がQLD州政府の決定を歓迎し、「我々は2032年オリンピック誘致を成功させるため、公式に誘致運動を開始した。
QLD州にとって、またオーストラリアにとって、オリンピック開催の本当の価値は世界の注目が集まりほんの2、3週間のことではない。今後何十年にもわたってわが州の利益になる」と語っている。
今回、QLD州政府は、これまでの「一都市による開催」の慣行を破り、QLD州が主催し、競技はケアンズ、タウンズビル、ゴールド・コーストなどの地域都市で開く可能性が生まれている。
QLD州南東自治体首長会議の事前調査によると、このオリンピックのチケット販売は、2018年ゴールド・コースト・コモンウェルス・ゲームの6倍にのぼることが見込まれている。
その他にもメディアの放送権や国際的なスポンサーからの収入が見込まれる。
パラシェイ首相は、「QLD州当局は今後6か月をかけ、既存の施設で利用できるものはないか、インフラストラクチャを点検してまわる。
たとえば、ブリスベンのガッバなどは開会式に利用できるのではないか」と語っている。
また、「オリンピック委員会は、既存のインフラストラクチャを利用する新しい基準を決めたと発表している。
つまり、将来使われることのないような超大型施設を建てる必要もなくなる」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS )
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個人所得税と法人税の割合、主要国で2位
” オーストラリアでは、個人所得と企業利益に対する課税額が全税収に占める割合は、主要国の中で2番目に高いことが、経済協力開発機構(OECD)の報告書で分かった。6日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
同報告書によれば、オーストラリアは連邦政府と各州政府の税収の58.8%を個人所得税と法人税から計上しており、OECD加盟国の平均の34%を大きく上回っている。
この割合が最も高いのはデンマークで、全体の税収の63.3%に上っている。
3位はニュージーランドで55.6%、4位はアイスランドで49.2%、5位はカナダで48.2%だった。米国は45.2%で7位、日本は30.7%で22位だった。
OECDの統計によると、オーストラリアでは付加価値税(VAT)である消費税(GST)の税収は全体の税収の12.2%で、OECD加盟国の平均の同20.2%を大きく下回っている。
民間シンクタンクの独立研究センター(CIS)のエコノミストのハンフリーズ氏は、オーストラリアの個人所得税と法人税の割合は高すぎると指摘。
各州政府にGSTをコントロールする権限を与えることで経済効率がわずかに高まる可能性があると述べる一方で、現行30%の法人税を引き下げることが、投資を促進し、事業を成長させるためには重要だとの考えを示している。”(出典:NNA ASIA )
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マリオの「中の人」探してます!by クイーンズランド州警察
” 10月31日のハロウィンでは、日本でも多くの人が仮装を楽しみました。
しかし、仮装が終わった衣装はどうしました?オーストラリアの警察が、道端に落ちていたマリオの着ぐるみの「中の人」を探しています。
マリオの「中の人」を探してます、という洒落の効いた落とし主探しのお知らせを出したのは、オーストラリアのクイーンズランド州警察。
2019年12月3日付で告知されたページには、クイーンズランド州北部のファー・ノース・クイーンズランド、ケアンズ郊外のマノーラという町の私道で、
ハロウィンの10月31日午後6時10分ごろに発見されたという、ゲーム「スーパーマリオ」シリーズの主人公、マリオの着ぐるみが示されています。
ゲームでマリオが発する掛け声「Wa-hoo(わふー)!」で始まる、その概要。警察は、この着ぐるみが何かダメになったか、単に置き忘れてしまったのではないかと推測しているようで、持ち主に返却したいとしています。
お知らせの最後には「Thank you so much for playing my game(僕のゲームで遊んでくれてありがとう)!」と、あくまでもマリオの視点で、いなくなった自分の「中の人」を探す体裁にしているのがユニークです。
URLも「lost-without-you-hello-its-a-me-mario(落とし物。君がいないんだ。やぁ、僕だよ、マリオだよ)」となっています。
頭のパーツを巡査長がかぶってみた姿もアップされており、大体の大きさが分かりやすくなっているのも秀逸。
心当たりのある方は、ケアンズ警察に午前8時~午後4時の間に来庁するか、オンラインで連絡して欲しいとのこと。早く「中の人」が見つかるといいね、マリオ。”(出典:livedoor NEWS )
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家計貯蓄急上昇、消費者は支出より貯金
” 豪政府統計局(ABS)によると、オーストラリアの2019年第3四半期(7~9月)の家計貯蓄率が4.8%となり、前期から2.1ポイント上昇した。
08年の世界金融危機以来の上昇幅だった。一方世帯支出は前期比0.1%増と、約10年ぶりの低水準となった。
消費者が、連邦政府の所得税減税や、オーストラリア連邦準備銀(RBA)の2度にわたる利下げによる恩恵を、支出ではなく貯蓄に回していることがあらわになっている。5日付地元各紙が伝えた。
金額で見ると、家計貯蓄額は140億豪ドル(約1兆440億円)となり前期の80億豪ドル弱の水準から大幅に伸びた。
合計300億豪ドル規模の所得税の還付は7~11月の間に行われており、第3四半期には既に一部の還付が完了している。
会計大手デロイト傘下のシンクタンク、デロイト・アクセス・エコノミクス(DAE)のパートナー、リチャードソン氏は「減税と利下げにより可処分所得が急上昇した。
ただ、支出の伸びは失速しており、消費者マインドも顕著に落ち込んでいるため、追加の収入分は住宅ローンの返済にあてられている」との見方を示した。
連邦政府のモリソン首相は「所得の増加分を支出に回すかどうかは各家庭の自由」だと発言。
フライデンバーグ財務相は「支出が増加することが好ましいが、減税により家計所得が増加したこと自体が重要だ」とした。
一方、オンライン証券コモンウェルス・セキュリティーズ(コムセック)のジェームス主席は「政策により所得を増やすことはできても、消費者に支出させることはできない。支出が伸びないのは賃金上昇率が停滞しているせいだ」との見解を示した。”(出典:NNA ASIA )
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山火事の煙に覆われる中で全豪OPゴルフ開幕
” 男子ゴルフ、エミレーツ・オーストラリア・オープン(Emirates Australian Open 2019)は5日、山火事で発生した有害な煙霧で覆われる中、シドニーのオーストラリアン・ゴルフクラブ(The Australian Golf Club、パー71)で開幕し、ラウンドしたマット・ジョーンズ(Matt Jones、オーストラリア)は目が焼けるように感じ、どこにボールが飛んだのかを把握するのも大変だったと語った。
来週行われる第13回プレジデンツ・カップ(2019 The Presidents Cup)に出場する多くの世界選抜の選手にとって前哨戦となるこの大会は、制御不能となっているニューサウスウェールズ(New South Wales)州の山火事から発生した薄煙が立ち込める中で幕を開けた。
2015年大会の王者であるジョーンズは、同ゴルフコースの状況についてこれまで目にしてきた中でも最悪の一つだとコメントした。
ジョーンズは「予報がどんなものかは分からないが、煙はひどいものだ。プレー中はどこにボールが飛んだのかも見えづらかった。目が本当に焼けるんだ」と語った。
「肺の中にたんや何かが入っているように感じてせきをしたし、不愉快だった。私の子どもがホテルの中にいてくれることを願う」
この日、シドニーの大気汚染指数は北京と同じレベルを記録したが、今回と同じような状況でプレーしたことがあるかと問われたジョーンズは、中国でさえこんなことはなかったと答えた。
初日はアマチュア選手の金谷拓実(Takumi Kanaya)が6アンダー「65」で首位タイ発進を飾り、ジョーンズは4アンダーでのスタートとなった。(出典:AFPBB News via Yahoo!ニュース )
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ブランドランキング、グーグルが1位
” オーストラリアで最も評判の良いブランドランキングで、米大手IT(情報通信)企業のグーグルが1位となったことが分かった。
イノベーションや財務状況の健全性が評価された。上位5社には地場企業が2社ランクインし、ハードウエア販売チェーン大手バニングスが2位、航空大手カンタスが5位だった。
一方、地場大手銀行は相次ぐ不祥事の影響により下位に沈んだ。ヘラルド・サンが4日、伝えた。
ブランド調査のブランド・インスティテュート・オブ・オーストラリアは、国内消費者2,000人を対象に、ブランドのイメージや運営方法、製品、サービス、社会的責任、イノベーション、コミュニケーション、財務状況、カスタマーバリュー(顧客価値)などの項目について調査を実施した。
日本企業からは、トヨタが8位にランクインした。コミュニケーションに関する項目でほかの自動車メーカーと大きく差をつけた。
銀行部門では、オランダ系金融大手INGが1位となった。全体では44位につけ、地場4大銀行のウエストパック銀(56位)、コモンウェルス銀(61位)、オーストラリア・ニュージーランド銀(70位)、ナショナル・オーストラリア銀(73位)を抜いた。
また米国のIT大手アップルはすべての調査項目に対しバランスのとれた評価を獲得し、第一に想起されるブランド(トップ・オブ・マインド)ランキングでは1位を獲得。
2~4位を占めた地場通信大手テルストラ、小売り大手ウールワース、コールズなど、国内ブランドを破った。
一方、最も評判の悪いブランドは、1位が政府の社会福祉部門センターリンク、2位がインドの複合企業アダニ・グループ、3位が格安航空会社タイガー・エアウェイズ・オーストラリアとなった。”(出典:NNA ASIA )
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「最も乾燥した春」気象局発表
” オーストラリア気象局は3日までに、9~11月の平均降水量が記録上最も少なく「最も乾燥した(南半球の)春」だったと発表した。
平均気温も過去5番目の高さ。豪東部では多数のコアラの犠牲を伴う大規模森林火災が続いているが、記録上でも火災が起きやすい状態だったことが裏付けられた。
気象局によると、豪州全土の平均降水量は27.4ミリと記録が残る1900年以降で最低だった。
最高気温は61~90年の長期平均に比べて2.41度高く、過去2番目の高水準。平均気温は長期平均より1.53度高かった。(出典:JIJJI.COM via Yahoo!ニュース )
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