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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:マルコム・ターンブル首相インタヴュー

マルコム・ターンブル首相インタヴュー

BloombergにMalcolm Turnbull:マルコム・ターンブル首相のインタヴューがアップ(ロード)されていたので視聴(下掲の画像をクリックした先から視聴可)。

出典:Bloomberg(画像はサイトにリンク)

映像で見るのは新鮮な感じでしたが、内容は特筆すべきものはなく、

インタヴュアーの攻めに応じてアメリカとの緊密性を強調していることが印象に残ります。

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラタス、サンゴリアスを接戦で下す

ワラタス、サンゴリアスを接戦で下す

” こんな空間ならば、ラグビーファンは当然、そうでない人も足を運びたくなる。ラグビーの聖地では熱戦。駅からそのスタジアムまでのストリートは、ワンダーランドだった。

6月11日、『秩父宮みなとラグビーまつり2017』の最終日だった。この日は来日してからの数日間、都内のあちこちでラグビー愛好家や子どもたちと触れ合ってきたワラターズ(スーパーラグビー/豪州)とサントリーサンゴリアスの試合がおこなわれた。

僅差が続いた80分は21-19でワラターズが勝利し、9,848人のファンは互いのアタッキングラグビーに沸いた。そしてゲーム観戦の前後には、スタジアム周辺で「まつり」を楽しんだ。

試合は最初からボールがよく動いた。前半4分、ワラターズはゴール前でパスを受けた203センチ、140キロのLOウィル・スケルトンが力勝負に出ることなく、巧みなつなぎでFLマイケル・ウエルズのトライを演出する。

しかしサントリーも9分にフェーズを重ね、FL西川征克がトライを挙げ、25分にはモールを押し込んで14-7とした。前半終了近くにはWTB中づる隆彰がトライセービングタックルも見せ、そのままのスコアでハーフタイムを迎えた。

後半に入ってPR畠山健介のトライ(後半12分)で19-7と差を広げたサントリーだったが、その後、ノックオンボールを拾われてCTBデイヴィッド・ホーウィッツに(同15分)、ターンオーバー後のアタックからFBブライス・ヘガティーにトライを許す(同20分)。そして残り20分弱、スコアは21-19と水色のジャージーがリードしたままだった。

ワラターズのダリル・ギブソン監督は「チームとしての戦略パターンをしっかり持っていることが印象に残った」とサンゴリアスのスタイルを評価した。

逆転負けを喫した沢木敬介監督は「普通に戦ったら負ける相手なのでサントリーらしい、はやいテンポで戦おうと話しました。ただ、もう少しいけるかな、と思っていたセットプレーでプレッシャーを受けた。

対応はできているところもあったが、コントロールできず、アンダープレッシャーの状況でのプレーに課題が残ったのでそこを改善していきたい」と話した。

互いに攻め合った80分に、スタジアムでは大きな歓声が何度もあがった。しかし、この日曜日の外苑前が賑やかだったのは、その時間帯だけではなかった。

東京メトロの外苑前駅から秩父宮ラグビー場に続くスタジアム通りを午前中から夕方まで1車線のみを残して封鎖。そこには港区内にある大会サポート企業や各国大使館、

2019年ラグビー ワールドカップ開催各地のブースがズラリと設置され、それぞれが趣向を凝らしたサービスや飲食物を用意し、集まった人々を楽しませた。

ストリートを歩けば、港区にある企業や支える人たちの存在を知り、2019年のワールドカップの開催地がどこなのか分かり、それぞれの熱を感じられた。

特設ステージにアイドルたちが立つ時間帯もあり、これまで楕円球に興味のなかった人たちが日本ラグビーの聖地のすぐそばまでやって来た。

地域と行政、ラグビー界とその外の人たちが手をつないで実現した今回のイベントは、2019年のラグビー ワールドカップ、

2020年の東京オリンピックと連続してビッグイベントを迎える日本、東京にとって、スポーツを地域振興につなげるためのモデルケースになればいいと、企画、実行されたものだった。

この日の賑わいを見れば、その目的は果たされたと言っていいだろう。2年後、3年後、こんな光景が日本や東京のあちこちで見られるのなら、多くの人々がその時を待ち遠しく思う。

それでも、準備段階からきょうまでの長い日々の中で、ノウハウや改善点、教訓を多くの人が知ったはずだ。それらをこの先の世界的イベントの実行者、支える人たちに伝えることが求められる。

垣根をこえて世の中の多くの人がスクラムを組み、パスをつないだら、これだけの大きなことができた。逆にそうしない限り、夢は実現できなかった。

それをあらためて知ったことが、『秩父宮みなとラグビーまつり2017』が残すレガシーの一部となるだろう。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、フィジー代表を37-14で下す

ワラビーズ、フィジー代表を37-14で下す

毎年6月と11月はラグビーのテストマッチ開催時期で、2017年のWallabies:ワラビーズの(6月の)初戦は

オセアニアで凌ぎを削る間柄のFiji:フィジー代表。WORLD RUGBYのランキングで(2017年6月11日)現在、

出典:WORLD RUGBY公式サイト(画像はサイトにリンク)

ワラビーズ(オーストラリア代表)3位で、フィジー代表10位。

ワラビーズにとっては格下ということになりますが、ゲームの方は・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:経済成長期間オランダを抜き世界最長を更新

経済成長期間オランダを抜き世界最長を更新

” オーストラリアのGDPが前期比で0.3%の伸び、前年比で1.7%の伸びとなった。

これによりオーストラリアは、最後の不況を経験した1991年から「不況知らず」の期間が25年9か月となり、オランダを抜いたことが分かった。

ただ、年間成長率1.7%は前年の2.4%からの下落で、堅調な雇用成長が見込める3.0%を大きく下回っている。

連邦のモリソン財務相は「オーストラリアの経済が、引き続き粘り強さを示した結果だ」と評価。

一方、最大野党のボーエン労働党党首は、2008年以降の世界経済危機から、国内の成長率は最低水準だとして、「悠長に構えていられる数字ではない」と批判した。

モリソン財務相はまた、一つの世代が生まれてから一度も景気の後退を経験していないことは国としての素晴らしい偉業だとしながらも、「当然のことと見なすべきではない」と指摘した。

オーストラリアでは、今年3月までの四半期で、ビジネス投資、財政支出などが経済成長に貢献した一方、不動産投資や輸出は低調だった。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラタス、プレーオフ進出を逃す& 2年連続で来日

ワラタス、プレーオフ進出を逃す & 2年連続で来日

” プレーオフ進出の道は断たれてしまった。

6月6日(火)から開催される『秩父宮みなとラグビーまつり2017』で、サントリーと対戦予定のワラターズ(オーストラリア)だが、来日前にニュージーランドで無情のホイッスルを聞くことになった。

ワラターズは優勝1回、準優勝2回を誇る1996年創立の強豪だが、今季はここまで4勝8敗でオーストラリア・カンファレンス2位。

2度目の優勝を遂げるためには、勝点「9」差のブランビーズから首位を奪還、8強によるプレーオフへ1位通過する他なかった。

しかし6月3日(土)、FMGスタジアム・ワイカトで行われたチーフス(ニュージーランド)との第15節は、31-46で痛すぎる敗戦となった。”(出典:J SPORTS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:息を呑む美しさ、世界の「泳げる絶景スポット」30選(ボンダイ・バス、ヘイマン島)

息を呑む美しさ、世界の「泳げる絶景スポット」30選(ボンダイ・バス、ヘイマン島)

” この夏、水着を持って出かけるならどこがいい?南の島のビーチリゾートから高原の澄んだ空気が味わえる湖、夜景が楽しめるホテルの屋上プールまで、世界各地から絶景の中で泳げるスポットをご紹介。”(出典:msn

というmsnの特集記事で、オーストラリアから・・

ボンダイ・バス

” シドニーのボンダイ・ビーチの南端にあり、100年以上にわたってランドマークとなっている海水プール。”

ヘイマン島

” ヘイマン島(オーストラリア) 大規模な複合プール施設を備えたヘイマン島。海水プールと淡水プールの両方揃う。”

の2箇所が選出。

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:国家主権にまで及ぶ中国共産党の影響力

国家主権にまで及ぶ中国共産党の影響力

” ABCテレビの「Four Corners」と、シドニー・モーニング・ヘラルド紙を持つフェアファクス・メディアが5か月をかけて調査し、

オーストラリア国内の国防・情報コミュニティは、「中国の一党独裁政権の共産党が中国系オーストラリア人組織や企業などに様々な影響力や圧力を行使し、

オーストラリア国家の自由と主権に直接的な脅威になっている」と考えていることを伝えている。ABC放送(電子版)が伝えた。

両メディアが国内で調査した結果、中国共産党がオーストラリア国内の様々な現場で誘導や威嚇などの活動を行っていることを突き止めている。

特に活発なのは大学と中国語メディアで、前者では中国人学生団体に直接指示を与え、一方、オーストラリア国内の中国人反中国政府活動家に対しては威嚇や脅迫を行い、

学術調査に影響を与えようとし、また中国人コミュニティ団体を操縦し、中国語メディアには広告主への圧力などを使って批判の声を抑えつけようとしている。

6月5日放送の「Four Corners」では、中国政府ヒモ付きの政治献金でオーストラリア内政にアクセスしたり、影響力をふるおうとしていることが述べられる。

また、国内情報機関ASIO局長が連邦議会で証言したように、「海外機関のオーストラリア国内での諜報活動や影響力行使は未曾有の規模であり、わが国の主権、政治体制、国家安全保障、経済その他の国家利益にも深刻な害をもたらす可能性がある」ことを伝えている。

また、退任するデニス・リチャードソン国防省事務次官も、「中国はオーストラリア国内で盛んに諜報活動を行っており、また、中国系コミュニティの監視や威圧など無視できないレベルにある」と証言していることを取り上げている。

また、反政府活動をしているオーストラリア国内の中国人学生に対しては、中国に残っている家族に対する迫害をタネに脅しをかけていることが中国人学生の証言で明らかにされている。

また、2016年に南シナ海における中国の権益を支持する学生のデモが行われた時には、中国政府の宣伝機関になっているオーストラリア国内の中国語メディアが中国人学生団体を動員したことを突き止めている。

また、中国政府に同調しないオーストラリア国内の中国語メディアに対しては広告主を脅迫し、広告を撤退させたり、中国政府を支持する中国系コミュニティを使って中傷攻撃をさせるなどしていた。

一方にはオーストラリア国内の中国人が支持して続けられている中国系反中国政権メディアもある。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:中国の投資家がオーストラリアの不動産に惹かれる理由 ②

中国の投資家がオーストラリアの不動産に惹かれる理由 ②

” ◆中国国内で生まれる要因

中国の経済状況や規制環境もまた、中国人投資家の目が海外へと向かう要因だ。

中国通貨の価値下落は非常に大きな影響力を持つ。人民元の価値が下がるにつれ、中国の投資家は何を、どこで購入できるのか再考するようになる。

オーストラリア主要都市の賃貸利回りは2〜3%で、中国の2倍だ。

また、中国では居住用不動産投資の法律が改訂されたことにより、オーストラリアがより魅力的に映るようになったのだ。

中国では農村部と都市部でまったく異なる不動産所有制度が敷かれている。

農村部の土地は、地区ごとの農村集団が所有している。土地の売買は、同じ農村集団のメンバー間でのみ認められている。

このシステムによって農村部の土地競争が制限され、価格も抑えられる。その分、投資先としての魅力に乏しいため、中国人投資家には背を向けられてしまう。

一方、都市部の土地は、いまだに国家が所有しており、それを住宅所有者に対して70年間貸与するというシステムになっている。

このシステムでは都市部の住宅所有を、都市戸籍を持つ者、もしくは同じ都市に5年連続して居住、納税している住民に限定している。

この状況が多くの中国人を都市の居住用不動産から遠ざけてしまっているのだ。

2011年から2015年の間、適切な戸籍を持った者の都市部不動産取得が、居住用と投資用の計2軒までと制限された。北京ではいまだにこの規制が敷かれたままだ。

これは、住宅市場から締め出される人が増える中で、住宅価格不安が高まったことを受けて策定されたものだ。

そして、居住用不動産購入時の頭金を価格の30%に設定したことから、問題はさらに深刻化する。

これらの複合的な要因により、多くの中国人投資家が不動産購入のため、所有権が不明瞭な中国の非合法市場や国外の投資機会に手を伸ばすことになった。

中国国家外貨管理局は、2016年11月に中国からの資本流出を制限するため、新たな規制を導入した。

中国から500万米ドル(約5億5,500万円)以上の海外送金を行う場合には、中国国家外貨管理局の承認が必要となった。

ただ、オーストラリアで住宅購入する場合、この限度額を下回るケースがほとんどだ。

2017年には個人投資家の年間外貨保有額を5万米ドル(約555万円)に制限する新たなルールも導入された。

オーストラリアにある中国の大手開発会社は、個人向けの住宅ユニットを「オフ・ザ・プラン(予約販売形式)」で中国の不動産投資家に直接販売することで知られている。

この場合、デベロッパーは契約締結のため、新たな外貨保有規制をくぐりぬける方法を懸命に模索することになる。

ただし、デベロッパーが各々メソッドを構築するには時間がかかるだろう。

一般的に、住宅価格が上昇するにしたがって賃貸利回りは低下する。投資家が不動産取得のために借りる金額がその後の賃貸収入に比べて大きくなるからだ。

メルボルンとシドニーでは家賃が大幅に上昇しているものの、住宅価格の上昇ペースには追いついていない。主要都市の賃貸利回りは低下している。

賃貸利回りが1〜1.5%の中国では、労力に見合う価値があるのか、と不動産の賃貸を再考する投資家もいる。

賃貸物件を空室のままにして傷みを防ぎ、資産売却益を得ることで利益を創出しようとしている。この行動が中国国内の賃貸物件供給不足と密接にかかわっているのだ。

オーストラリアが住宅価格高騰と賃貸利回りの低下に苦しむ中、それに伴って現地の居住用不動産投資が中国人投資家の長期投資先としての魅力を失ってしまう。

資産売却益への依存度が高まれば、FIRBの意図に反してオーストラリアの空き物件が増えることになりかねない。

中国当局が規制を敷いたことで、短期的には中国からの資金流出を抑えられるかもしれない。

しかし、中国の投資家は、このような制限を回避する方法を見つけることになるだろう。

中国の居住用不動産所有権の制限が解除されれば、中国国内への投資が再注目されることになるかもしれない。”(出典:BLOGOS

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