増え続ける人口と求められる住宅供給
先月、こちらでも取り上げたオーストラリアの人口が2,400万人を突破したことと、シリーズでお届けした不動産市場動向を絡めたトピックで、
世界各地にいる仲間(Key Noter)の知識、経験を基に勉強し合う新しい学びを場を提供されている Key Noters に新規で記事を寄稿しました。
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:増え続ける人口と求められる住宅供給(Key Notersへ寄稿)
先月、こちらでも取り上げたオーストラリアの人口が2,400万人を突破したことと、シリーズでお届けした不動産市場動向を絡めたトピックで、
世界各地にいる仲間(Key Noter)の知識、経験を基に勉強し合う新しい学びを場を提供されている Key Noters に新規で記事を寄稿しました。
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” オーストラリアで感じるべきことは、ほとんどの街が海の街、だと認識することだと思います。
ですので、海を理解することが、オーストラリアを知る最善の手立てだと思いますよ。”(『青本』84%/百分率は電子書籍のページ数)
上記は世界各国を旅されている高城剛さんが、ご自身が発行されているメールマガジン:高城未来研究所「Future Report」のQAコーナーで
読者から寄せられた「1年間のオーストラリアで経験したほうがいいことやオススメの場所やレストランなど教えてください!」の問いに回答した内容です。
” オフィス市場動向(4)パース
2012年以降の西オーストラリア州の経済市場の低迷は、パースCBDのオフィス市場に多いに影響している。
2013年から上昇し始めた空室率は2014年には14%を超え、2015年に完成予定のビルも多数あるため、2016年には18%程度まで達すると見られている。
平均賃料は今後もどのグレードも下降が続き、インセンティブはBグレードを中心に今後40%を越えると見られている。”(『オーストラリア概要』p137)
” オフィス市場動向(3)ブリスベン
2014年後期に賃貸市場の需要に多少の回復が見られたものの、2013年に続き高い空室率が続いた。
投資市場では、国内からの投資が減り、海外からの投資が4割を占める結果となった。
居住用ビルの建設が増加しているブリスベンCBDでは、オフィスの再建設予定が居住用ビルやホテルへ変更されたり、
デベロッパーもテナントの確保の見通しが立つまでプロジェクトを保留しているケースもある。”(『オーストラリア概要 2015/2016』p137)
” オフィス市場動向(2)メルボルン
2014年 メルボルンCBD投資市場は、昨年の23億6,000万ドルから34億6,000万ドルとなり、過去最高額を記録した。
プレミアムグレードの空室率は5%台となっているものの、2015年には新規オフィスビルの完成予定もあるため、2016年頃までは全グレードの平均では8〜9%台を維持していくと見られている。
平均賃料は緩やかな上昇傾向にあり、インセンティブは横ばいとなっている。”(出典『オーストラリア概要 2015/2016』p137)
” オフィス市場動向(1)シドニー
シドニーCBDでは、空室率が2014年前期から下降傾向にあった。Barangarooエリアなどの大型開発により、プレミアムグレードの空室率は10%以上を維持にしているものの、
全グレードの平均は1年で9%から7.4%となり、ここ10年の平均値である8%を下回り、今後も7%台が続くと予想されている。
投資市場においては、国内外いずれの投資家の動きも活発で、2013年に比べ7割増しとなった。
平均賃料は上昇傾向にあり、インセンティブはほぼ横ばいになった。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136-137)
” 投資市場は、年間を通して変動はあるものの回復力に富んでいる。シドニー、メルボルンでは他都市に比べ利回りが低いが、2014年末には回復が見込める傾向にあった。
シドニーでは、2015年も需要が供給を上回る状態が続き、賃料の上昇も続くとみられる。
2014年12月時点の空室率は、戸建ては主要都市すべてにおいて2.5%未満とタイトな状況になった。一方ユニットは、メルボルンやブリスベンなど新規のユニット建設が増えている都市では3%以上を維持している。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)
” シドニーの賃料は、2014年も上昇を続け、戸建ては1年で4%の上昇が見られ520ドルと最高値の記録を更新し続けている。また、新規物件の供給増加にもかかわらず、ユニット賃料も2%の上昇だった。
メルボルンでは、戸建ては変動はなく、ユニットは2.9%の上昇だった。
ブリスベンも同様に戸建ての変動はないものの、ユニットは都心部の新たな物件の影響により1.3%減少した。
アデレードでは戸建てユニットとも大幅な上昇はないものの過去最高値を維持している。
ホバートでは戸建てが3.2%、ユニットが3.8%と全都市のなかで最も値頃な上昇率となった。
パースはここ数年大幅な上昇を記録していたが、2014年は戸建ては6.3%の減少、ユニットは2.5%の減少となった。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)