みうらじゅんさんが説く「老いてもなお・・」な日常:『アウト老のすすめ』読了

イラストレーターなど(多方面で活躍されている)みうらじゅんさんの帯によると、

> 息苦しい社会に風穴を開ける珠玉のエッセイ95本

との『アウト老のすすめ』を読了。

発売記念イベント開催に動画の発信等

【還暦過ぎたらみんな同い年】「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」l アウト老のすすめ

注目を集めている最中、狙いを定めていたサイン本入荷情報にタイミング良くアクセスし入手していた経緯。

出典:紀伊国屋書店 新宿本店 X(画像は一部修正)取り置きし安堵した直後のスクリーンショット

本書は「週刊文春」での連載「人生エロエロ」(2022年11月24日号〜2024年11月7日号)から抜粋、加筆、修正されたもので、タイトルからみうらじゅんさんの老年考?と思いきや・・

” 平日の朝イチ上映回。僕を含めたかつての憧れ組が劇場に30人ほどいた。流石にポンチョ姿の老コスプレイヤーはいなかったけど、それなりに濃いメンツ。言うなれば『アウト老』である。”(p218)

と67歳を迎えているみうらじゅんさんの「老いてなお」といった日常に

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2025年5月

失業率 − 2025年5月

” オーストラリア統計局が19日発表した5月の就業者数は予想に反して減少した。ただ、フルタイム雇用が増加したほか、失業率は横ばいとなり、堅調が続いていることを示した。

就業者数は前月比2,500人減少。市場予想は2万2,500人増だった。4月(改定値)は8万7,600人増加していた。 失業率は横ばいの4.1%で予想と一致。

労働参加率は67.0%に低下した。労働時間は横ばいだった4月から1.3%増加した。 フルタイム雇用は3万8,700人増。 スワップ市場が予想する7月の25ベーシスポイント(bp)利下げの確率は65%で、統計発表前とほぼ変わらず。

オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアのエコノミスト、カー・チョン・ロー氏は「雇用の減少は労働市場が突然反転したことを示すものではない」とし「今回の減少の一部は、4月の異例の急増後の正常化を反映している。同様に、労働時間の増加、不完全雇用の減少、フルタイム労働者の増加は、企業が引き続き労働力を求めていることを示している」と述べた。”(出典:Reuters

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Cory Wongの爽快にして心地良い世界観に2年連続で浸ってきた:Cory Wong featuring Antwaun Stanley 豊洲PIT公演 観覧記

一年の折り返しも間近になってきた6月下旬の週末(2025/6/21)、

<< 2024年6月7日投稿:画像は記事にリンク >> CORY WONG のライヴは熱くこの上なく爽快だった:2024年6月6日 豊洲PIT公演 観覧記

昨年↑に続いてCory WongのLiveを体感しに豊洲PITへ。

近年の価値観で「見/観に行く」<「(対面等)会いに行く」に傾倒している中、本来は「去年見たから・・」となりがちなところを1月の公演発表直後「これは〜!!」と疑問を挟むことなしに購入に突き進んでいった次第。

東京観光後のひと時、「ギター弾くの?」「名前は?」「明日、会おうぜ」等、気さくに声がけしてくれ公演の期待を高めてくれた Cory Wong.-

昨年と異なり初回抽選に当選し、半年弱と長めのインターバルを経て迎えた当日。

4桁寄りの整理番号から「すぐ呼ばれることはないだろう・・」とたかを括り10分強遅れて現地入りすれば・・ 甘い見通しで既に番号飛ばされていたものの、、

開演10分前の場内

ホールちょうど真ん中辺で立ち位置確保。オールスタンディングの悩ましいところで以降約40分の待ちもワクワクタイムで進行♪

定刻を若干過ぎ SEで THE BEATLES  Baby You’re A Rich Man が流され、ステージがライティングされる前にメンバーが定位置へ。

オープニングのLunchtimeとともに

 Cory Wong // LUNCHTIME(feat. Sonny T)

ステージが照らされ、軽快なノリとともにホールも温まり、続いた Out at Midnight

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:日本企業、不動産市場で存在感

日本企業、不動産市場で存在感

” 日本企業によるオーストラリア不動産市場への進出が加速している。米指数算出会社MSCIのデータによると、過去2年間の日本から同部門への投資総額は60億豪ドル(約5,400億円)に達し、過去22年間の累計投資額に匹敵する規模となっている。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)が報じた。

法律事務所ハーバート・スミス・フリーヒルズ(HSF)がまとめた「2024年日豪投資リポート」によれば、同年の日本からの投資案件のうち、5件に1件が不動産関連だった。対象も高級オフィスビルから未開発地の住宅建設、さらには建設会社への出資まで多岐にわたる。

リポートの著者、イアン・ウィリアムズ氏はAFRに対し、「日本企業はこれまで存在しなかった新たな投資市場を創出している」とコメント。「まず、開発や認可に関わるリスクを引き受けられる大規模投資家が1社参入する。一度完成すればリスクは低減し、他の投資家も進んで持ち分を取得する。こうして、多くの投資家が複数の都市や分野にまたがるポートフォリオを構築できる」と説明した。

この動きを象徴する取引として、2日には小田急電鉄がシドニーの最高層オフィスビル「セールスフォース・タワー」への共同出資を発表した。三菱地所グループ傘下のファンド持ち分を取得した形で、小田急にとってはオーストラリアで3件目の不動産投資案件となった。

AFRは、「日本の大手企業が切り開いた道に、近年中規模企業も追随し始めていることを示している」と分析している。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ジェットスター・アジア航空、2025年7月31日を以って事業終了

ジェットスター・アジア航空、2025年7月31日を以って事業終了

” カンタスグループとウェストブルック・インベスターズは、ジェットスター・アジア航空の事業を、7月31日をもって終了することを決定した。

サプライヤーからの調達コスト、空港使用料、運航コストが最大200%高騰したことに加え、東南アジア内の提供座席数の拡大や競争激化により、事業環境がより一層厳しさを増しており、今後もコストの上昇が続く見通しであることから、事業の継続は不可能であるとしている。

今期の財務・法人所得税前利益(EBIT)は3,500万シンガポールドルの損失を計上する見通しで、カンタスグループ内のより好調な主要市場と比べて収益性を維持する能力が根本的に損なわれているという。

運航停止に先立ち、段階的に運航規模を縮小する。運航終了以後のフライトの予約客には払い戻しを行う。一部の路線では空席状況に応じ、カンタスグループの代替便を用意する。シンガポール在住のClub Jetstar会員の年会費は返金する。

500名以上の従業員にはカンタスグループやシンガポールの他の航空会社などで可能な限り雇用機会を提供する。保有するエアバスA320型機13機をカンタスグループの各社に段階的に再配備し、リース機材の置き換えや機材更新など、オーストラリア、ニュージーランドの事業に充てる。オーストラリアのジェットスター航空と日本のジェットスター・ジャパンは影響を受けない。

ジェットスター・アジア航空は、2003年にカンタス航空の子会社として、シンガポールの投資会社のや実業家とともに設立。2005年にバリューエアと統合した。現在はシンガポール・チャンギ国際空港を拠点に、短距離国際線16路線を運航している。

ジェットスター・グループのステファニー・タリー最高経営責任者(CEO)は、「20年以上にわたって当社を支えてくださった献身的なお客様を支援し、ご旅行への影響を最小限に抑え、円滑な事業縮小を実現することに全力を尽くします」とコメントした。

カンタスグループは、歴史的な機材更新プログラムを支援する戦略的再編であり、最大5億豪ドル相当の機材資本を中核市場に再投資できることにより、収益の向上が実現できるとしている。人員削減や再編費用などに伴う財務に対する影響は1億7,500万豪ドルで、約3分の1を今期、残りを来期に計上する。”(出典:TRAiCY

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梅雨を迎えクセある内容作揃いし 2025年4、5月購入積読6冊

(2025年)4月中旬に積み上がっていた

<< 2025年4月13日投稿:画像は投稿にリンク >> 桜の時期が過ぎ、春本番、大型連休を見据え揃いし 2025年2、3月購入積読6冊

2、3月購入積読6冊を2ヵ月かけて読み終え、新たに積み上がりし、

l to r:(上段)細田昌志『格闘技が紅白に勝った日』, 大﨑洋『あの頃に戻りたい。そう思える今も人は幸せ』, みうらじゅん『アウト老のすすめ』(下段)宮本慎也 廣瀬俊朗『キャプテンの言葉』, チャンス大城『チャンス大城の霊怖 人怖』, おいでやす小田『幸せってなんですか?』

4、5月購入積読6冊。上段が4月購入分で、下段が5月購入分で何れもサイン本。

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エマニュエル・トッドが断言するアメリカ、ヨーロッパ、そして日本が突き進む現実:『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』読了

歴史人口学者・家族人類学者 Emmanuel Todd:エマニュエル・トッドの『西洋の敗北  日本と世界に何が起きるのか』を昨日読了。

(確か2025年)1月頃、YouTubeの推奨で上がってきた ↓

【トランプは「敗北の大統領」となる】ロシア勝利を望む「その他の世界」l 日本の “真の敵”は アメリカだ l EU崩壊の原因はプロテスタンティズム減衰【エマニュエル・トッド】

を視聴し内容に興味を持ち、珍しくサイン無しで入手していた著書。

本書は

 序章  戦争に関する10の驚き

 第1章  ロシアの安定

 第2章  ウクライナの謎

 第3章  東欧におけるポストモダンのロシア嫌い

 第4章  「西洋」とは何か?

 第5章   自殺幇助による欧州の死

 第6章  「国家ゼロ」に突き進む英国 ー 亡びよ、ブリタニア!

 第7章  北欧 ー フェミニズムから好戦主義へ

 第8章  米国の本質 ー 寡頭制とニヒリズム

 第9章  ガス抜きをして米国経済の虚飾を正す

 第10章  ワシントンのギャングたち

 第11章 「その他の世界」がロシアを選んだ理由

 終章  米国は「ウクライナの罠」にいかに嵌ったか  一九九〇年ー 二〇二二年

 追記  米国のニヒリズム ー ガザという証拠

 日本語版へのあとがき ー 和平は可能でも戦争がすぐには終わらない理由

の章立てに沿って、事細かに論が展開されていきます。

特徴的なことは

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:最低賃金3.5%引き上げ、実質賃金底上げ

最低賃金3.5%引き上げ、実質賃金底上げ

” オーストラリアの独立機関である公正労働委員会は3日、7月1日付で全国最低賃金を引き上げ、従来よりも3.5%高い時給24.94豪ドル(約16.19米ドル)にすると発表した。

フルタイム従業員にとって年間1,670豪ドルの追加収入となる。 年次報告書によると、労働力全体の5分の1に相当する約260万人が最低賃金で働いている。

インフレ圧力は鈍化しており、そうした層には実質賃金の底上げとなる。 第1・四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率は総合ベースで2.4%と、オーストラリア準備銀行(RBA)の目標の2-3%の範囲内にとどまり、2022年後半に記録したピークの7.8%から大きく鈍化している。

公正労働委のアダム・ハッチャー委員長は今回の決定について、過去数年の生活費高騰で失われた実質収入を取り戻す助けになる可能性があると表明した。

公正労働委は昨年、最低賃金を3.75%引き上げたが、インフレ率におおむね沿った水準だった。

オーストラリア労働組合会議(ACTU)は、最低賃金で働く労働者にとって「素晴らしい結果」だと表明した。RBA は先月、インフレ鈍化を背景に政策金利を2年ぶりの低水準に引き下げた。労働市場は堅調で、失業率は過去1年以上にわたり4.1%を維持している。”(出典:Reuters

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる