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堀江貴文さんが説く、あり金をすべて使い、やるべきことをやる者たちの時代:『あり金は全部使え』読了

堀江貴文さんの新刊『あり金は全部使え』を読了。

先月(2019年6月)、ブラックマヨネーズ 吉田敬さんのトーク&サイン会後、

会場の青山ブックセンター売場内を回遊していた際に

購入本に書かれていたサイン

本書のサイン本の販売を見つけて入手していたもの。

今の時代に読む『アリとキリギリス』

冒頭の「はじめに  冬に備えないキリギリス」

” 『アリとキリギリス』は、僕たちが長く洗脳されている、「貯金信仰」の象徴的な話だ。

額に汗して働く人生が最善で、そうしなかった者は植えても文句は言えないのだ、と話しているが、果たしてそれは真理だろうか。

・・中略・・

いまや、キリギリスのように「好きなときに好きなだけ食べて」も、まったく困らなくなっている。

もはや食糧は重要な要素ではないのだ。物質的に豊かになったこの時代、驚きや感動、娯楽、快適さなどの付加価値に対価が支払われるようになった。

となれば、現代社会において価値をもって求められるのは、アリの生真面目さよりも、キリギリスの「いまを謳歌する生き方」だ。”(p2-3)

バサッと時代認識に斬り込まれ、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:減速懸念の経済対策で1,100億米ドル規模の減税法案を上院可決

減速懸念の経済対策で1,100億米ドル規模の減税法案を上院可決

” オーストラリア議会上院は4日、今後10年間で1,580億豪ドル(1,100億米ドル)規模の減税を実施する法案を可決した。失速が懸念されている経済の押し上げを図る。

減税法案を巡っては2日に下院で可決されたが、保守連合政権が多数派ではない上院での可決は疑問視されていた。

ただ最終的には主要野党・労働党が減税法案を支持。減税は後に富裕層優遇につながるが、迅速な経済刺激策が不可欠と判断した。

モリソン首相は声明で「低・中所得者層は手取り額が増え、より多くのお金を手にするようになるだろう。これが最終的には家計消費を拡大させ、経済全体にプラスとなる」と述べた。

約1,000万人の低・中所得者層は、法案成立後1週間以内に最大1,080豪ドル相当の払い戻しを受ける見込み。

豪中銀も減税を歓迎。10年間で最も成長が鈍化している経済を回復させるため、個人消費を押し上げる政策が必要だったとした。

エコノミストによると、減税により2019/20年に約75億豪ドルが経済に供給されるという。”(出典:REUTERS via Yahoo!ニュース

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J-WAVEな日々に魅了された曲紹介 PART 83 〜 WORKSHY, MAC DEMARCO & The Doobie Brothers

J-WAVEを日中のBGMとしている日々に「!」となった曲紹介第83弾.-

最初は、ボサノヴァ テイストなサウンドに清涼感伴うコーラスが心地良い

  Workshy – Love Is The Place To Be

WORKSHY

一時ハマったもののご無沙汰なMATT BIANCOを聴いてみたくなったり。

続いては

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:経済減速が進む中、RBAがさらなる利下げ

経済減速が進む中、RBAがさらなる利下げ

” オーストラリア経済は失業率の上昇と経済減速化という2つの問題を抱えて不況の縁に向かっており、

中銀(RBA)理事会はその傾向にブレーキをかけるため、政策金利を歴史的な低水準の1%にまで引き下げた。ABC放送(電子版)が伝えた。

RBAが2か月連続で利下げをしたのは2012年のヨーロッパ銀行危機以来初めてのことで、

フィリップ・ロウRBA総裁は、「この利下げで失業率を引き下げ、インフレ率を2%から3%という目標範囲に引き上げる助けになるだろう」と語っている。

しかし、国内経済にとっては世帯の支出が伸び悩んでいることがもっとも大きな懸念であり、RBAは世界的にもリスクが拡大していることについて触れている。

7月2日の0.25%利下げは大方のエコノミストも予測していたことで、市場でもRBAの利下げの可能性が80%あるとしていた。

また、RBAは、「失業率4.5%は完全雇用にほぼ近い数値だ」という考えを明らかにしている。

一方、その失業率も2019年初頭にはやや減って4.9%程度になっていたが、5月には5.2%まで上昇、

一方、GDPは2%前後という、世界金融危機の影響で世界的に不況が広がっていった2009年の時期以来の低い数字になっている。

理事会閉会後の声明で、フィリップ・ロウRBA総裁は、「この利下げで失業率を引き下げ、

さらにインフレ率目標に向けて経済の進展を促すことができる」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS

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ブラックマヨネーズ吉田敬さんが妄想と現実の狭間で放った58の思考の軌跡:『黒いマヨネーズ』読了

ブラックマヨネーズ 吉田敬さんのエッセイ58篇が収録された

『黒いマヨネーズ』を読了。本書は『パピルス』『小説幻冬』の連載、『紺色のカラス』が改題され、加筆/修正されたもの。

トークの余韻を引っ張り出されながら

先週、刊行記念トーク&サイン会⬇︎に参加していたことから

<< 2019年6月25日投稿:画像は記事にリンク >> ブラックマヨネーズ吉田敬さんが猛毒エッセイ集に込めた思いを直に聞いてきた:『黒いマヨネーズ』刊行記念 吉田敬(ブラックマヨネーズ) トーク&サイン会 参加記

烏龍パーク 橋本武志氏さんと、すゑひろがりず 南條庄助さんが泣いた話しって

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ベン・シモンズ選手に76ersがマックス契約オファー

ベン・シモンズ選手に76ersがマックス契約オファー

” 7月3日(現地時間2日)、リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、フィラデルフィア・セブンティシクサーズがベン・シモンズへマックス額となる5年1億7,000万ドル(約181億9,000万円)の延長契約をオファーしたという。

2016年のドラフト全体1位指名でシクサーズ入りしたシモンズは、ルーキーシーズン(16-17)をケガのため全休。

満を持して迎えた一昨季、平均33.7分15.8得点8.1リバウンド8.2アシスト1.7スティールをマークし、シクサーズの12年以来初となるプレーオフ進出に大きく貢献。新人王にも輝いた。

208センチ104キロという恵まれた肉体を持つシモンズは、ポイントガードとして昨季オールスターに初選出。

レギュラーシーズンでは平均34.2分16.9得点8.8リバウンド7.7アシスト1.4スティールを残した。

アウトサイドシュートは要改善ながら、シモンズは巧みなフェイクと緩急をつけたドライブを武器にペイント内へ突入してダンクやレイアップ、ミスマッチを駆使してポストプレーからフックショットを放り込むなど、ユニークなスキルを持つ22歳。

8月末に中国で開催される「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」ではオーストラリア代表として出場することが確実視されているシモンズは、今季終了後(20年夏)に制限付きフリーエージェント(FA)となる。

同メディアによると、シクサーズのエルトン・ブランドGM(ジェネラルマネジャー)とシモンズの代理人を務める『Klutch Sports』のリッチ・ポールが交渉を進めており、近いうちに合意に達する見込みだという。

シクサーズはオールスタービッグマンのジョエル・エンビーが22-23シーズンまで契約が残っている。

そして先日、トバイアス・ハリスと5年1億8,000万ドル(約192億6,000万円)、アル・ホーフォードと4年1億900万ドル(約116億6,300万円)の高額契約に合意。

今季以降、シクサーズはエンビード、シモンズ、ハリス、ホーフォードに、トレードで獲得したジョシュ・リチャードソンらを中心に据えて戦っていくこととなる。”(出典:BASKETBALL KING

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高城剛さんが、未来予測を仕事とする者を訪ね描き出した30年後の世界:『2049 日本がEUに加盟する日』読了

高城剛さんの『2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生』を読了。

著書で近未来に誘ってくれる高城剛さんの著書ということで買い求めていながら

本作のタイトルが、SF小説のタイトル的な非現実性も感じ、しばし読み始めるまでのタイムラグがありましたが

一旦、読み始めると・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シドニー、メルボルンの住宅競売成約率、2年ぶり高水準

シドニー、メルボルンの住宅競売成約率、2年ぶり高水準

” オーストラリアのシドニー、メルボルンの6月の住宅競売成約率は、それぞれ2017年9月と18年2月以来の高水準となった。

特にメルボルンでの成約率の向上が著しいという。1日付のオーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

不動産情報サイト、ドメインによると、シドニーの6月29日の競売成約率は67.6%(競売数428件)、メルボルンは73.2%(競売数463件)となった。

ただし、シドニーの成約率は競売結果の40%が未報告の段階のため、今後60%前後に減る可能性もある。

前週のシドニーの成約率は55%だった。メルボルン住宅市場の方がシドニーよりも回復が早く、その理由は集合住宅の建設が人口増加の強い伸びに追いついていないことにあるという。

■州首都の多くは住宅価格が底値

一方、オーストラリアの州首都の多くは現在、長期的な住宅競売成約率の低下や住宅市場センチメントの後退の後、

住宅価格が底値を突いたとみられることが不動産アドバイザーのヘロン・トッド・ホワイト(HTW)の分析で分かった。

HTWによると、住宅価格の下落でシドニーやメルボルンでは約50万豪ドル(約3,800万円)前後の予算での住宅購入の選択肢が広がっているという。

HTWの住宅部門責任者は「シドニーでは郊外や通勤時間にこだわらなければ、一戸建て、集合住宅の両方で(50万豪ドル前後で)住宅が購入しやすくなっている」と述べた。”(出典:NNA ASIA

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