「巷説・怪談」カテゴリーアーカイブ

京極夏彦さん、多田克己さん、村上健司さん、黒史郎さん登壇イベント「帰ってきた、ひどい民話を語る会」参加記

気持ちの良い秋晴れとなった2022年の文化の日は、御茶ノ水駅で下車して、京極夏彦さんが登壇されるイベント「ひどい民話を語る会」へ。

当日券のみで定員80名とあり、

出典:怪と幽 Twitter(画像はTweetにリンク)

「どんなもんだろう?」と、整理券配布の12時より50分ほど早めに会場の東京古書会館前に到着すれば・・ 既に整理券配布が(前倒しで)開始されており、50番台。

「あぶねー」と機を逸せず入場が確定して一安心。ふぅ〜

増枠(100名+)はあったものの早々に札止めとなる盛況。

近場でのコーヒー・ブレイクを経て開場前の会場周辺の様子から女性の多さに、談笑されているグループも目立ち、リピーターなり京極夏彦さんの世界観に魅了されている(であろう)方々の雰囲気に次第に慣れつつ整理券番号順に入場。

物販で対象書籍『ひどい民話を語る会』を購入して、開演待ち。

対象書籍購入特典のサイン色紙(撮影はトーク終了後)

定刻となり、登壇者4名の方々が入場され、京極夏彦さんが進行も兼ねられる形でスタート。

本日の眺め(四列目中央エリア)*開演中の撮影はNG

冒頭、京極夏彦さんが、「あんまりやりたくないイベント」とお話しされ、

出典:大極宮Twitter(画像はTweetにリンク)

その真意は↑上記Tweetから察していましたが、詳細について90分に及んだトークで語られることになり、

笑い話しが基本的にエロスから発生するものという前段に、頻出する素材がおならにうんこと、後世に遺したかった意図が???なお話しが、登壇の黒史郎さん、多田克己さん、村上健司さんから披露され、場内は失笑を含む笑いに包まれながら進行^^;

新たに扉に手をかけてしまった未知の領域

本イベントは『ひどい民話を語る会』の出版を記念して開催されたもので、内容は、これまで2回開催されたひどい民話を語る会の内容をもとに構成されたとのこと。

京極夏彦さんというとお化け、妖怪のイメージでしたが、それらのネタを探すために民話にあたるプロセスがあるようで、そこから脱線して刊行までに至った本書。

(本書の背景に関する)予備知識ゼロ、丸腰でのイベント参加なったため、雰囲気に乗り遅れた部分は買ってきた書籍でひどさのほどに浸ってみようと。

京極夏彦さんが描いた江戸末期、遠野での化け物騒動:『遠巷説百物語』読了

週初め、中間記 ⬇︎

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をアップロードした京極夏彦さんの『遠巷説百物語』を読了。

その(中間記)後、読み進めたのは

 鬼熊

 恙虫

 出世螺

の三話。中間記の所感で

> 文は平易に分かりやすく

と書きましたが、後半はそのハードルが上がった印象有り。当初は独立した話が六篇と思いきや

大きく影響せずとも登場人物の重複など前話の内容を引用した記述に、そもそも本作はシリーズものの新作との位置付けで

遥かに深い読み方があることに中途から気づかされました。収められている話しは

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開催28年目にして初!稲川淳二の怪談ナイトに行って夏の思い出を作ってきた(MYSTERY NIGHT TOUR 2020 参加記)

思い起こすこと、一年前(=2019年8月)

<< 2019年8月31日投稿:画像は記事にリンク >> 稲川淳二さんの怪談ほか夜ごとのYOUTUBE視聴に、斉藤和巳さんはじめイベントに、分厚い本の数々に・・ 2019年8月

YouTubeで稲川淳二さんの怪談を聞きまくって時期。

夏の暑さもひと段落して、季節感も大事と、その後は封印しましたが、「機会があれば生で」との思いは抱いていて、

図らずも4月街中で「MYSTERY NIGHT TOUR 2020」 の公演情報を。但し、見つけたは良いが、

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稲川淳二さんの怪談ほか夜ごとのYoutube視聴に、斉藤和巳さんはじめイベントに、分厚い本の数々に・・ 2019年8月

8月31日と聞くと・・(夏休みの)宿題の日、或いは中村あゆみの日(AYUMI DAY)といったフレーズが浮かび上がってlくるのは世代でしょうかな。

そんな一日は午後、目黒は鹿鳴館に出掛けて、

Sygers of Pan Tang in 鹿鳴館

John Sykes Fan Conventionでお馴染みの方々による

Sygers of Pan Tang(as Tygers of Pan Tang)の演奏を聴きに行き、久々爆音を体感 ^〜^♪

そして去りゆく8月を振り返ると・・

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