ターンブル首相来日で1月18日に日豪首脳会談
” オーストラリアのターンブル首相は14日までに、安倍晋三首相との日豪年次首脳会談を18日に開催すると発表した。
ターンブル首相が日本を訪問し、安倍首相と北朝鮮の核ミサイル開発などが懸念される東アジアの安全保障問題や、貿易などを通じた経済発展機会の拡大などについて議論する。
ターンブル首相にとって日本訪問は、今年初の外遊。日本では首脳会談のほか、夕食会に参加する。昨年1月は、安倍首相がオーストラリアを訪問していた。
ターンブル首相は発表した声明の中で、国際社会が一致し、国連安全保障理事会が決議した北朝鮮の現政権に対する禁輸措置を効果的に実施し、同国への圧力を最大化していかなくてはいけないとしている。
また、日豪両国は、合同演習や情報共有、軍事産業での協調により、国防部門の協力強化に注力していると指摘した。
ターンブル首相と安倍首相は、自衛隊やオーストラリア国防軍が相手国で演習や災害援助活動などを行う際、受け入れ国が円滑な派遣活動を支援するための枠組みについて、年内の合意を目指している。
新協定が実現すれば、オーストラリアが同国北部準州で米国と実施している演習に、日本の自衛隊がこれまでより大きな規模で参加することが容易になる。
日豪は2016年に、物品を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)を改定している。”(出典:NNA ASIA)
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オーストラリアを格下げ?駐豪米国大使16ヵ月空席
” 駐オーストラリア米国大使が一向に決まらないことから、ティム・フィッシャー元副首相は、米国がオーストラリアを「格下げ」していることの表れだと主張している。
駐オーストラリア米国大使はジョン・ベリー前大使が帰任してから16カ月間にわたって空席となっている。news.com.auが報じた。
2016年9月にベリー前米国大使が帰任して以来、ジェームズ・カルーソ公使が大使代理を務めている。
フィッシャー元副首相は9日、フェアファクス・メディアに対し、米国が駐オーストラリア大使の決定を遅らせているのは、両国関係の悪化を反映していると指摘。
「外交的な侮辱の一歩手前だ」とし、「われわれは格下げされている。優先度は低い」と述べた。
これについて野党労働党のプリバーセク副党首は、オーストラリアが米政権にとって重要度が低いとすれば「非常に残念なことだ」と述べた上で、ターンブル政権による他の主要な貿易相手国の扱いについて批判。
中国政府との関係悪化に加え、外相がニュージーランド政府を口撃したことを挙げた。
一方、駐英オーストラリア大使のアレクサンダー・ダウナー元外相が米大統領選でロシアが果たした役割について米連邦捜査局(FBI)の調査に協力したと米紙ニューヨーク・タイムズが報じたことについて、
マルコム・ターンブル首相はトランプ米大統領との関係が悪化する懸念はないと述べている。”(出典:NNA ASIA)
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マルコム・ターンブル首相とビル・ショーテン労働党党首のクリスマスメッセージ
” 24日、連邦与野党両党首はクリスマスのメッセージを送った。
ターンブル連邦首相は、ツイッターとフェイスブックに投稿されたビデオメッセージ内で、路上生活者や孤独な人、救急隊員や兵士らについて思うように呼びかけた。
また、今年最も心に残る思い出の一つだとして、アンザックデーにアフガニスタンとイラクに在留するオーストラリア軍を訪問したことを触れ、兵士らの献身ぶりと犠牲に感謝を示した。ターンブル首相はクリスマスを家族と過ごす。
野党労働党のショーテン党首もクロエ夫人とともに、クリスマス期間中に中東で任務に就く兵士らに感謝した。
また、クリスマス当日に仕事をする国民に対し、「あなたたちなしで、私たちはクリスマスを楽しむことができない。ありがとう」と述べた。”(出典:JAMS.TV)
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外国企業からの献金禁止へ法改正
” オーストラリアのターンブル首相は5日、外国人や外国企業・団体からの政治献金を禁止する選挙法改正案を議会に提出すると発表した。
外国のスパイに対する刑罰も強化する。ターンブル氏は中国やロシアを例に挙げたうえで「外国が我が国の政治活動に影響を与えようとしている」と警戒感を示した。
選挙法や国家安全保障法を改正するほか、外国の利益を代弁して豪州で政治活動する個人の登録制度を導入する。
豪州では中国系企業の献金を受けた野党議員が南シナ海問題で中国寄りの発言をしたり、豪情報機関の捜査情報を漏らしたりしたことが問題となっていた。
ターンブル氏は記者会見で「友人であれ敵であれ、外国による干渉は容認できない」と述べた。一連の対策により「我が国の主権を守る」と強調した。”(出典:日本経済新聞)
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バーナビー・ジョイス国民党候補、得票率70%超で議席を奪還す
” 12月2日に行われた連邦下院NSW州ニューイングランド選挙区補欠選挙でバーナビー・ジョイス国民党候補はプレファレンス票集計後で70%の得票率を達成、再選された。シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
マルコム・タンブル連邦首相は、「豪連邦政治史上最大の政権支持率だ」と語った。
この補欠選挙は、保守連合連邦政権副首相兼農相を務めていたジョイス氏が二重国籍と確定、連邦憲法第44条違反で連邦高裁において「連邦議員当選は無効」との判決を受けたことで同選挙区が空席になったために行われたもの。
ジョイス氏はすでにニュージーランド国籍離脱の届けを出していた。
2016年総選挙時の得票率比較で少なくとも11%、二党択一で14%の得票率増加を果たしたことになる。
ラリー・アンソニー国民党総裁は、「保守連合リセット・ボタンが押された。ニューイングランド選挙区民はジョイス氏の議員当選無効判決が不公平だったと考えており、同情票が集まったのではないか。
保守連合政権信任票ではなく、バーナビー・ジョイス信任票だ。しかし、政府にとってはポジティブな波及効果がある」と語っている。
また、QLD州国民党のジョージ・クリステンセン下院議員やNSW州国民党議員からはマルコム・タンブル保守連合に対する批判が出ており、連邦与党内の自由党対国民党の亀裂を示していた。
しかし、中小企業担当大臣のマイケル・マコーマック国民党下院議員は、「保守連合内の亀裂という話は今夜完全に打ち砕かれた。次はシドニーのベネロン選挙区でジョン・アレグザンダー候補支援に全力を注ぐべき時だ」と語った。”(出典:NICHIGO PRESS)
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14年ぶりに公表された外交政策白書
” オーストラリア政府は23日、外交政策白書を14年ぶりに公表した。
台頭する中国がインド太平洋地域で「米国の地位に挑戦している」と指摘し、日本やインドなどと連携を強化する方針を打ち出した。
白書はインド太平洋地域の安全保障を巡り、米国の同盟国である日本や豪州、韓国が果たす役割の重要性を強調。
米豪同盟を基軸としながら、価値観を共有する日豪の両国が手を携え、経済の自由化や法の支配に基づいた地域の安定を実現する構想を描いている。
ターンブル首相は記者会見で「トランプ米大統領の最近のアジア歴訪は、米国の関与への決意の表れだ」と述べた。
会見に同席したビショップ外相も「米国のインド太平洋への関与は疑いようがなく、深く広範囲にわたる」との認識を示した。
白書は中国がインド太平洋地域で投資や援助、軍事的活動などを通じ、国益の実現を目指して影響力を高めていると分析し、一部の国では「米国をしのぐ影響力を持っている」と指摘した。”(出典:日本経済新聞)
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ジョイス副首相 二重国籍により議員資格喪失
” オーストラリアの最高裁判所は27日、ジョイス副首相は二重国籍により議員資格がないとの判断を示した。これにより、ターンブル政権は下院での過半数議席を失った。
8月にニュージーランド国籍を放棄したジョイス氏は、12月上旬にも行われる見通しの補欠選挙に出馬する考えを示した。
豪議会は年内2週間の会期を残しており、ターンブル政権の議会運営は当面、無所属議員の協力が必要になる。
ジョイス氏は、二重国籍が判明し議員資格に疑問が生じていた7議員の1人。
残りの6人はいずれも上院議員で、最高裁はこのうち4人についても議員資格がないと判断した。”(出典:gooニュース/一部編集)
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アメリカへの難民移送、数週間内に実施へ
” オーストラリア政府は、去年11月に、アメリカが合意したオーストラリアからの難民の受け入れについて、数週間以内に第一陣の難民がアメリカに移送されることになったと発表しました。
これはオーストラリア政府が20日発表しました。
この合意は、中東や東南アジアなどから船でオーストラリアに入国しようとして拘束された1.,200人余りのうち、難民として認められた人をアメリカが受け入れるというもので、
オーストラリア政府とアメリカのオバマ前政権との間で去年11月に合意しています。
この合意について、トランプ大統領は「ばかげた合意」として、見直す考えを示していましたが、オーストラリア政府は20日、この合意が近く履行される見通しになったことを明らかにしました。
アメリカ側は、オーストラリアが管理している施設に収容されている人について個別に審査を進めていて、これまでにおよそ50人の難民の受け入れが決まったということです。
難民の出身国やアメリカ国内での定住先など詳細については明らかにされていませんが、数週間以内に第一陣が移送されるということです。
これについてオーストラリアのターンブル首相は「トランプ大統領は合意に難色を示していたにもかかわらず、約束を守ってくれているので感謝したい」と述べました。”(出典:NHK NEWS WEB)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる