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カープOB12名、ファン代表13名が振り返った広島東洋カープ25年ぶりの優勝:『カープが優勝した25の理由』読了

『カープが優勝した25の理由』を読了。

古葉竹識元監督やOBの北別府学さん、大野豊さん、監督を務めたこともある達川光男さん(元監督)などが

2016年にペナントレースを25年ぶりに制した広島東洋カープの優勝を振り返った企画本。

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北別府学さんが説く、カープ魂、勝利哲学、生き方を変える覚悟:『カープ魂 優勝するために必要なこと』読了

現役時代、広島東洋カープのエースとしてチームの黄金期を築いた北別府学さんの著書

『カープ魂  優勝するために必要なこと』を読了。

<< 2017年4月7日投稿:画像は記事にリンク >> 広島東洋カープの黄金期をエースの立場で牽引した北別府学さんの厳しさと優しさ:開幕スペシャル企画 北別府学さんトークショー参加記

先日開催された北別府学さんのトークショー↑で販売でされ、購入していたもの。

昨年(2016年)、25年ぶりにセントラルリーグを制した広島東洋カープですが、本書が出版されたのは前年の2015年10月。

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高田文夫さんが体験し書き遺したかった東京芸能史:『TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし』読了

放送作家、にとどまらず表舞台での活躍も顕著な高田文夫さんの新刊『TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし』を読了。

残念ながら八重洲ブックセンターで開催された(本書の)刊行記念トークショーへは足を運べなかったものの

購入時の八重洲ブックセンターのサイン本コーナー

しっかりサイン本は入手 ^^

なお、本書は『誰も書けなかった「笑芸論」』の続編にあたるという位置づけ。

出版の経緯は昨年(2016年)を例にすると・・ 永六輔さん、大橋巨泉さんといった高田文夫さんの憧れの対象であった方々や

遡れば盟友の景山民夫さんに、大学(日本大学藝術学部)の後輩の森田芳光さんに、高田文夫さんの知己であった方々が亡くなられていく中で、

” 彼らが残してくれたエンターテインメントを、生きる楽しさを、生き残った分、私もたけしもさまざまなかたちでまだまだ伝えなければいけないのだろう。”(p11-12)*註:たけし=ビートたけし

という使命感もあり、書き上げられた一冊。類書と一線を画すのは・・

” 何よりこの「芸能帖」の強みは、私が実際に深く関わり、おっちょこちょいにも首を突っ込んだ体験的な話ばかりを書き記していることである。”(p158)

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中川淳一郎さんが電通と博報堂の実態から紐解く広告業界の知られざる内幕:『電通と博報堂は何をしているのか』読了

博報堂OBで現在フリーランスの著者 中川淳一郎さんの自ら経験に、十数名の電通及ぶ博報堂社員に取材して上梓された

『電通と博報堂は何をしているのか』を読了。

社員が自殺に追い込まれ、過酷な労働実態が社会的に物議を醸したり、東京オリンピックのエンブレム選考で不透明なプロセスが批判の対象となったり、

とかく注目の的となっている広告業界の内幕に、著者及び現役社員の目を通して、実態が明らかにされていくという内容。

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鈴木信行さんが、社会、世間に同調できず悩んでいる方々におくったエール:『宝くじで1億円当たった人の末路』読了

先週、読み始めの段階で一旦記事にした ↓

<< 2017年4月4日投稿:画像は記事にリンク >> 鈴木信行さんが紐解く、普通の会社員が下した選択を待ち受ける23の末路:『宝くじで1億円当たった人の末路』読み始め

『宝くじで1億円当たった人の末路』を読了。

社会、世間に同調できず悩んでいる方に込められたエール

本の最後「おわりに」で

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鈴木信行さんが紐解く、普通の会社員が下した選択を待ち受ける23の末路:『宝くじで1億円当たった人の末路』読み始め

書店に立ち寄った際、タイトルに目が止まった『宝くじで1億円当たった人の末路』(電子書籍版)

を読み始めて4分の1程度のところまで来たので、そこまでのおさらい。

気になる23タイプの選択の末路

題名だけ読むと、一冊まるまる宝くじの高額当選者を掘り下げた展開かと思いきや

目次から拾うと・・

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『週刊文春』新谷学編集長に学ぶ、スクープ連発の舞台裏、「不可能」を「可能」にする仕事術:『「週刊文春」編集長の仕事術』読了

『「週刊文春」編集長の仕事術』を読了。

先日読了した『文春砲』↓

<< 2017年3月29日投稿:画像は記事にリンク >> 週刊文春編集部に学ぶ「文集砲」が放たれる舞台裏:『文春砲』読了

と合わせて、たびたび社会を騒然とさせる震源地『週刊文春』の現場、「文春砲」が放たれる舞台裏に迫った書籍で、

今回は新谷学編集長の立場から『週刊文集』のブランドが築かれている背景であったり、仕事術が語られたもの。

『週刊文春』が出来るまで

『週刊文春』という社会で確固たる存在感を確立しているだけに、さぞ高い基準が存在するのかと思いきや・・

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週刊文春編集部に学ぶ「文集砲」が放たれる舞台裏:『文春砲』読了

昨年(2016年)から繰り返し世間を轟かせ、いかんなく威力を発揮している「文春砲」をタイトルに冠した

『文春砲  スクープはいかにして生まれるのか?』を読了。

編者は週刊文春編集部で、内部から明かされた舞台裏と云えますが、

昨年(2016年)、週刊文春が自らの存在意義としたスクープを社会現象となるまでに連発した背景には、

新谷学編集長の2014年10月からの3ヶ月間の不本意な形での休養があったり、週刊文春の再現ドラマで描かれた編集部の記者たちの姿は、

” 登場するのは、必殺仕事人のような凄腕記者ではありません。おそらく読者の皆さんが想像するよりもずっとドジで臆病で、失敗ばかりしています。”(p6)

” 週刊文春は特殊部隊ではありませんし、記者は工作員でもありません。読者の皆さんと同じ人間です。

悩んだり落ち込んだり、怖がったりしながらもスクープを迫っていきます。”(p8)”

等々の姿であったり、本書を読んで初めて知る実像に、そのギャップが、まず印象的に読み手に刺さってきます。

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