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柴田元幸さん訳、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』読了

柴田元幸さん訳、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』を読了。

先月(2019年8月)読了した

<< 2019年8月19日投稿:画像は記事にリンク >> 柴田元幸さんが、アメリカにロックもろもろ軽快に語った体温伝わるエッセイ集:『柴田元幸ベスト・エッセイ』読了

『柴田元幸ベスト・エッセイ』に、

” 自分が訳した本はどれも愛着があるが、シカゴのサウス・サイドでの少年時代を描いたスチュアート・ダイベックの『シカゴ育ち』は、とりわけ愛着のある一冊である。”(p26)

とあり、シカゴに滞在歴があり、シカゴ・ベアーズなり、シカゴ・カブスに愛着を持つ者の一人として興味を持った著書(短編集)。

文学で感じてみるシカゴ

シカゴについて、よく入り込んでいける一冊との期待感を持って読み始め

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猪瀬直樹さんが迫った、世紀の大誤報事件の舞台裏:『天皇の影法師』読了

作家 猪瀬直樹さんが、世紀の大誤報の舞台裏に迫った

『天皇の影法師』を読了。

大誤報とは、

” 大正十五年十二月十五日未明、天皇崩御。その朝、東京日日新聞は新元号は「光文」と報じた・・・。”(裏表紙)

と、本来「昭和」であるところ「光文」と歴史的事件に猪瀬直樹さんらしい膨大、丹念な取材をもとに、

話しが進んでいきます。冒頭から核心に迫った記述が続くことから、「これで約300ページ/一冊?」と思いきや

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斎藤幸平さんが、マイケル・ハート、マルクス・ガブリエル、ポール・メイソンと論じた現代と近未来:『未来への大分岐』読了

大阪市立大学大学院経済学研究科准教授斎藤幸平さんの編著

『未来への大分岐』を読了。

本書は、斎藤幸平さんが、

” シンギュラリティの時代がもたらすのは、普遍的人権や自由・平等が否定される「人間の終焉」かもしれないのである。

最悪の事態を避けるためには、資本主義そのものに挑まなければならない危機的段階にきているのではないか。それが本書の問題提起である。”(p4〜5)

という時代認識、条件づけのもと、左派に論陣を張り世界的に名を博す

 マイケル・ハート(政治学者・デューク大学教授)

 マルクス・ガブリエル(哲学・ボン大学教授)

 ポール・メイソン(経済ジャーナリスト)

との対談を通じて、議論を深め光を見出していこうと試みられているもの。

現代(いま)に露呈する歪み

馴染みのない用語等々「難しかったなぁ」と感じたのは、自分自身及び身近なところに考えが及んでも、

本書で論じられている社会の在りようまで思いを巡らせていなかったこともあろうと思いますが、

各議論で印象に残ったところを抜粋すると・・

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ザ・グレート・カブキさんとタイガー戸口選手が赤裸々に語り尽くした昭和プロレスの舞台裏:『毒虎シュート夜話』読了

プロレス史に名を刻むザ・グレート・カブキさんとタイガー戸口選手の対談本

『毒虎シュート夜話』を読了。

刊行イベント開催を承知していて興味あったものの、予定が重なって行けず、

後日、会場の書泉グランデを訪れたところ

期待どおり、サイン本販売を発見 ^^

サイン本を入手出来ていたという経緯。

リングを取り巻く界隈で・・

タイトルに「昭和プロレス暗黒対談」とある通り、主にリング外での出来事について赤裸々に綴られており、

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亀渕昭信さんが、ディスクジョッキー時代のリスナーたちを訪ねた軌跡:『亀渕昭信のオールナイトニッポン 35年目のリクエスト』読了

ニッポン放送元代表取締役社長 亀渕昭信さんの

『亀渕昭信のオールナイトニッポン 35年目のリクエスト』を読了。

月初(2019年8月)参加した泉麻人さんと鈴木啓之さんのトークイベントに

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亀渕昭信さんがゲスト出演されたことをきっかけに購入していた一冊。

ラジオが元気だった頃の

本書は、亀渕昭信さんがオールナイトニッポンのディスクジョッキーを担当されていた時分、

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新海誠監督が描いた、バッテリーがからっぽになるまで力を使い果たしてしまった主人公たちの夏:『小説 天気の子』読了

映画監督新海誠さんの『小説 天気の子』を読了。

映画『君の名は。』の構成が

<< 2017年1月1日投稿:画像は記事にリンク >> 今さらなんだけど映画『君の名は。』を観に行って、新海誠監督が描き切った世界観に浸ってきた

重層的(「観る度に発見がある」と言われている)であったことから、

新海誠作品を本で読むのに苦戦、

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泉麻人さんが迫ったトリローこと三木鶏郎さんが遺した軌跡:『冗談音楽の怪人・三木鶏郎 ラジオとCMソングの戦後史』読了

コラムニスト泉麻人さんが、

” 生誕100年にちなんだラジオ番組(文化放送・2014年)の進行役を任されたことだった。

「日曜娯楽版」(冗談音楽)やCMソングの音楽、関係者の談話(まだ永六輔さんもお元気だった)を流しながらトリローの仕事とその時代を解説していく特別番組で、後日改めて放送を聴きながら「これは活字でも書きとめておきたいものだ・・・」と痛感した。”(p305)

という動機によって書き上げられた『冗談音楽の怪人・三木鶏郎  ラジオとCMソングの戦後史』を読了。

月初(2019年8年)参加した本書刊行記念イベント時

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に、入手していた著書。

あの人にこの人と・・昭和初期からの芸能史

その時に「そういう人が居たんだなぁ」と、その風刺ぶりが印象的でしたが、その時の情報だけで300ページ超を読破するにはパワー要することに。

内容は、帯にある

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柴田元幸さん訳 スティーヴン・ミルハウザー『私たち異者は』読了

先月(2019年7月)、刊行記念トークイベントに参加した

<< 2019年7月2日投稿:画像は記事にリンク >> 翻訳家 柴田元幸さんに刺激されたアメリカ文学の魅力:柴田元幸 『私たち異者は』刊行記念トークイベント 参加記

『私たち異者は』読了。

イベントに参加していたものの、果たして内容を消化し切れるか自信なく、なかなか手が伸びていかない状況でしたが、

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