先日、読了した『逆境を乗り越える技術』の感想を石川知裕前衆議院議員にFacebookのメッセージ機能を介して送ったところ返信を頂きました。
感想というよりは、実態としては石川知裕さんへの激励的意味合い。というのは本に・・
先日、読了した『逆境を乗り越える技術』の感想を石川知裕前衆議院議員にFacebookのメッセージ機能を介して送ったところ返信を頂きました。
感想というよりは、実態としては石川知裕さんへの激励的意味合い。というのは本に・・
広島東洋カープ等で活躍された元プロ野球選手の高橋慶彦さんのサイン会へ。
2月に続いて2回目。
前回の模様 >> 高橋慶彦に会えたのが嬉し過ぎた <<
慶彦さんが上梓された『赤き哲学』の刊行イベントで
「もう(本)持ってるし、前回、聞きたい事を聞けたし、今回はいいかなぁ」なんて思いつつも
当初はトークショーも予定されていた事(⇒雨天中止)と、特に予定が無かった事、行けば何かあるかも?のワクワク感などから前日になって参加を決めた次第。
前回は、縁あって所有する事が出来た慶彦さんの現役選手時代のグローブの真贋を確認する任務を背負ってのドキドキするような使命感がありましたが、今回は至って気楽 ^^
100名弱の参加者で、トークショーが中止となった分、サインの他に各自と写真撮影に応じて頂けるサービスっぷり。

せっかくの機会だから、何か質問をしようと思考を巡らせるも聞、カープファンであった時期は遥か昔であった事(阪神の事、聞くと空気読んでないかな、とか・・)もあり、
気の利いた質問が、さっぱり浮かんでこない ^^;;
それでも、コーチ時代にロッテの西岡、今江、小坂といった主力選手を鍛え上げられた実績から、「今、プロ野球界で一番鍛えてみたい選手」を問ふ事に。
整理券番号66で、開始時刻からおよそ30分程度で自分の順番。初めてではないながら
本人を目の前にすると野球少年時代の憧れがそこにいるわけで、自然と平常心でなくなり・・
と、そこで怯まず、本にサインを走らせて頂いているタイミングで「慶彦さんが、今、一番鍛えてみたい選手は誰ですか?」と発すれば・・
「うーん、どうだろう。いっぱいいるね。でも、カープで足の速い選手は育ててみたいよね」と一言一句正確でないながら、ばっちりコミュニケーション。
実はサインも他の人と違って、慶彦さんの顔写真が印刷されたページ(上記)で、「俺の顔の上に書かせるわけね」と軽くジョークを投げかけて頂き気さくな感じは2月の時と変わらず。
実力勝負の世界で頭角を現した事も凄いですが、やはり人気商売の面でもスターの座を獲得した人は違いますね。
私の質問の回答に「カープの選手」と指定がくるあたり、次のご活躍の場は、慶彦さんを知る誰しもが思い描く、
「広島東洋カープ = 赤いユニフォーム」
慶彦さんの哲学が育まれた原点、その姿が現実となる事を俄然応援したくなった、今回のイベントでありました。
約2週間、10回に及んだ池松耕次さんのプラチナパスポート参加記の最終回。
池松耕次 introduction
脳は1秒間に200万個の情報を処理すると言われている。それら全てを処理する事は出来ないので、強く願っている事は脳で重要な事/現実として認識される。
日々、目標を見直す事で願望が強くなり、口に出して言い続けていると、燃えるような願望になっていく ⇒
行動する事で臨場感が高まり、目標に近付く。
右脳は左脳の数百倍の処理能力を持つと言われ、活性化すると結果が出るスピードが早くなる。
1. 繰り返し学ぶ:世界No.1コーチのアンソニー・ロビンズは、師と仰ぐジム・ローンのセミナーに54回続けて出席し、講義の内容を一言一句を漏らさず書き取った。
2. 成功者と過ごす時間を増やす:周波数を合わせる
3. 成功者のように振舞う
4. (自分自身にとって重要度の高い)コア目標を毎日確認する:行動に繋げる
5. インプリンティング:自分自身の言葉が、自分に最も影響力がある。目標を自分の声で録音(例:iPhone)し、日々耳にする事によって強烈なセルフイメージの刷り込みを行なう
*池松さんに、普段、自分が聞いている声と録音された声が違う点を質問しましたが、効力に影響無いとの事。
6. 運動する
7. 教える
8. 笑われてしまうくらいの目標設定をする:誰からみても現実的な目標を設定しても、脳は活性化されない
自分自身が成功の磁石となり、行動する事によって鉄(成功)を引き付ける。
世の中には「受取りの法則」と呼ばれる法則があり、何ごとも受け取る準備が出来ていなければ、
受け取る事が出来ないため、それまで自分の器を作る事が大事。
世の中で、自分の人生の目的を明確にしている人は、1万人に1人と言われている。
学んだだけで終わってしまっては何も達成されない。
行動を起こすと抵抗が起き、多少の困難と向き合うトレーニングも必要となるが、次の行動を起こす事が大事。
自分に厳しく、選択の場面を迎えたら厳しい方の選択をする。楽では無いが、成功は成長の果実として実る。
と、6月6、7、8日の約2.5日半、ホテルに泊まり込んで学んできた内容になります。
自分なりの学びをまとめると、本来、この世に生を受けた人、一人一人に使命があり、
多くの人はそれに気付かず、或いは見てみぬふり。人間は本来それを実現出来る能力が内包されており
脳に、願う姿を強く(繰り返し)送信し、それに向かって行動する事で、願いは必ず成就される。
最後、池松さんがおっしゃられていた事で印象的な事があって、
「人生は過去の延長では無い」という事。

その解釈は読まれた方それぞれに委ねますが、「これから」を面白く、あるべき状況に近付けいくという観点で、
得難い学びを得られた2日半でした。後は行動あるのみですね v
池松耕次さんのプラチナパスポートの続きで、今回9回目。認知科学の山本雄一郎先生のパートの3回目で、そこの最終回。
>> 池松耕次プラチナパスポート その七:未来の事でも臨場感が高まれば「現実」となる <<
>> 池松耕次プラチナパスポート その八:未来を変えるための臨場感の高め方 <<
ビジネスで成果を上げるために、まず、各自がやらなければならない事は・・
独自の売りを作る事。
能力、特徴、技術は真似されてしまうところ「顧客はなぜ、あなたから買わなければならないのか?」を明確にする事。
ここで大事な事は、リーダーになる決意。
人間はホメオスタシス同調と呼ばれる、生き延びるべく本能としてリーダーに追従する働きが有る。
最も簡単にリーダーになる方法は覚悟を示す事で、日頃から自分の言いたい事を情報発信する習慣を身につける。
人は言いたいと思っていても言えない事を言ってくれる人にリーダーの資質を見出す。
逆に、こういった覚悟がないと、何時まで経ってもリーダーにはなれない。
リーダーになる覚悟を公に宣言する事で、未来は確実に変わっていく。
次いで「成功」と言われる人の人生は、その裏付けとなる原理原則が有り、
それを会得し人格に取り込む事で、真の成功が成就される。
物事には原因と結果があり、原理原則を捉えられている限り、如何様にでも結果を変えていく事が出来る。
人間は無意識的に「快楽」を求めるが、意識的に「痛み」も出てくる。
脳が発信する恐怖に惑わされない事が重要。
これからの時代、恐怖に立ち向かい自分自身を売っていく事が大事にとなるが、
売るべきなのは・・ 信念、世界観、哲学。
これらは他人が真似出来ない、最高の独自の売りとなる。
〜 〜 〜
といったところ。
誰も真似出来ない 自分/あなた の世界観、信念を語り、そこにリーダーとしての覚悟を示す事でこの世に二つとない、独自の売りが世に示される事になる。
次回で、本シリーズ完結(の予定)です。
池松耕次さんのプラチナパスポートに登壇された山本雄一郎先生の講義の続き・・
>> 池松耕次プラチナパスポート その七:未来の事でも臨場感が高まれば「現実」となる <<
前回は、臨場感が高まれば脳が現実と感じて未来が変わっていくという内容のあたりまで。
人がモノを認識するための要素は「言葉」と「感覚」があり、それぞれの特徴は・・
「言葉」は弱いが、長続きする。「感覚」は強いが、長続きせず、突き詰めると「痛み」と「快楽」の2つに集約される。
脳に臨場感を高めるには、言葉に痛みや快楽の乗せて伝える事で、
宗教家、政治家などは本能的にこういった事が得意(な人が多くいる)。痛みと快楽を駆使する事で、聞き手が描く未来が変わってくる。
次いで「抽象」と「具体」の概念が紹介され、「抽象」は価値が高く、臨場感が低い。「具体」は価値が低く、臨場感が高い。
例えば「ノウハウ」は具体性があり、人の注目を得やすい。但し、本質的でないため効果が長続きしづらい。
この一対の概念も駆使する事が大事で、例えば孫(正義)さんの場合、交渉の際、
(こういった世界を作りたいといった)世界観を伝えて、具体的な計画を提示する手法で、相手は常識が変わるかの違和感を覚える。
人の世界は「言葉」によって支配されており、「言葉」は「文脈」によって意味が変わる。
認知科学は科学の上を行く概念で、物事を「高い視点から俯瞰する」習慣を心掛ける事により
相手の状況や環境を変える事で、人の価値観が変わっていく。
つまり、相手の持っている文脈を変えるためには相手より高い視点で語る事で、高い視点を持てれば同じものを見ても、今までと見方が変わる。
その事が出来ると、相手の考え方を如何様にでも変える事が出来るようになり、客観的、俯瞰的、冷静に物事を意味付けられる。
人は新たな言葉の意味付けによって臨場感を抱き、それによって行動がもたらされれば恐怖が薄れ、未来が書き変わってくる。
人の価値観が変えるためには・・
1. 解凍:まず、相手の価値観に疑問を持って貰う
2. 変革 :未来の一部を体験させて、新たな「気づき」を与える
3. 再凍結:変革で得た「気づき」、新たな価値観を完成させる
これらを相手に自分で決めさせ、「コミットメントの呪縛」が生まれると、
(相手は自分の行動に)一貫性を持たせようとする(=心変わりしなくなる)。
何より、まず、相手に違和感を抱かせる事、常識に疑問を持って貰う事。
今回は、ここまで。ちょっと内容が高度になっていますが ーー; 認知科学に関する講義は次回で締めます。
来日中のアメリカの元国務長官コリン・パウエルと、日本(もはや世界的?)を代表する孫正義さんのリーダーシップ論についてのセミナーに参加してきました。
共に最新動向をこまめにチェックするなど、ピンとくるお方でないものの
個人の存在感であったり、やはり日本人としては孫さんと同じ場の空気を体感してみたいとの漠然とした願望叶って、興味深い時間を過してきました。
二部構成で、第一部はコリン・パウエルさんの「Leadership:Taking Charge」と題された講演。
今でこそ、世界各国を旅してVIP待遇を受ける立場と思いますが、幼少の頃は移民として差別をも受ける立場で、
そこから苦労を経て、軍人としてトップの座にまで登り詰めるまでになったサクセス・ストーリー。
その中で、リーダーシップを発揮してきた事が、成功を導く上で大きな役割を果たしてきた事に繫がっており、
パウエルさんが上げられたのが、下記13項目。
1. 何ごとも思うほどには悪くない。
2. まず怒れ。その上で怒りを乗り越える。
3. 自分の人格と意思を混同してはならない。
4. やれば出来る。
5. 選択は細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので、注意すべし。
6. 優れた決断を問題で曇らせてはいけない。
7. 他人の道を選ぶことは出来ない。他人に自分の道を選ばせてはいけない。
8. 小さな事をチェックすべし。
9. 功績は分け合う。
10. 冷静であれ。親切であれ。
11. ビジョンを持て。
12. 恐怖に駆られるな。悲観論に耳を傾けるな。
13. 楽観的であり続ければ力は倍増する。
各項目について解説がありましたが、特に最後の「楽観的である事」については、アメリカ軍のトップに君臨したパウエルさんが語る事で、格段の説得力を感じました。
第二部は孫さんが登場され、パウエルさんとの対談。パウエルさんは、4人の大統領に仕えたそうで
その中で印象的なエピソードとして、レーガン大統領時、ジャパンマネーがアメリカのランドマークを次々と購入していった時、
多くのはアメリカ人は、日本人にアメリカが乗っ取られるかの感覚を有したそうですが
レーガン大統領は、「アメリカが有力な投資先として注目されている事」に関心されていたそうで、
パウエルさんは大方の見方に惑わされず、自国の力を客観的に把握していて、大局的な物事の見方に関心されたそうな。
今回、孫さんはもっぱら聞き手としての役回りでしたが、お一人でもなかなか得難い機会に
二人が対談するという興味深い機会で、内容も去ることながら、その場の雰囲気を体感する事が出来、有意義な時間を過す事が出来ました。
元外務省の役人で、鈴木宗男元代議士との職務上の事で逮捕された際はラスプーチンの異名も伝えられた佐藤優さんと
小沢一郎代議士の書生からスタートして、衆議院議員になられ、政治献金の問題で議員辞職に追い込まれた石川知裕さんが
共著で『逆境を乗り越える技術』を上梓された記念のトークショーに行ってきました。
7回目にして池松耕次さんプラチナパスポート最終日(3日目)。
この日は、私がこの場へ来るキッカケとなった認知科学の山本雄一郎先生の登壇が有り、他の方々を含め興味津々な「はじまる前」・・
「認知科学」とは山本先生によると、人が物を認識するプロセス、価値観の成り立ちを追求する事。難しいですね、、
「人を動かす力」と題された内容。山本先生ご自身は、特段セールスの勉強をした事がない状況ながら、
40万円から1,000万円までする商品の販売に、認知科学で学んだ事を駆使して、月数時間の取り組みで億単位を売上を上げられているそうな。
今回、登壇されたのは、自己啓発系のセミナーに出ても、ほんの一握りの人しか変われない実情に業を煮やされ、
本質を伝える事で、真に人の人生を変える助力になりたいとの事。
その決意たるや「アンソニー・ロビンズよりも上だ」と豪語され、
>> 池松耕次さんフォローアップ その弐:アンソニー・ロビンズと認知科学 <<
その迫力に圧倒され、申し込んで迎えた、この日。
変われない人は、同じビジネスマンでありながら収入に10〜100倍の差異があっても
その違いについて考えようとせず、「なぜ」を正しく設定出来ていない。
商品を売ろうとする場合、満足出来る商品、サービスを売れば売れると思っている人が多いが、そういった事に売る事の本質は無い。
人は、自分の価値観に基づいて、主体的に判断し、決断し、行動するもので、
人は100%感情で物を買う。そのためには、人の価値観の成り立ち、本質を知る事が大事。
我々の世界は「言葉」によって支配されていて、自分が言葉で意味付けた世界を現実と認識している。
自分が現実と思ったものが、その人にとっての現実となり、最もその人にとって臨場感のある空間が、(その人の)現実になる。
例えばホラー映画を観ていて、恐怖心を感じたり、手に汗を掻いたりといった場合は、脳は映画の世界を現実と認識している。
人間は、一つの現実しか認識出来ない特性があり、実際は現実は幾つも存在していて、人によって異なる。
人の脳は身体を現実に適応合わせようとする。その為には少しでも行動して、小さな成功体験を積んで、次の世界への臨場感を高める事が重要。
つまり、未体験の世界であっても臨場感が高まれば脳には現実と認識される。
上手くいっている人は、学びながら行動している傾向がある。
「認知科学」から得られた学び、次回に続けます。