オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:準備銀行、2020年の成長率マイナス6%との見通し示す

準備銀行、2020年の成長率マイナス6%との見通し示す

” オーストラリア準備銀行(中央銀行)は5日の理事会で、政策金利を0.25%に据え置くと決定した。

中銀のロウ総裁は声明で新型コロナウイルスを受けた経済活動の停滞により、2020年の経済成長率がマイナス6%になるとの見通しを示した。金利を過去最低水準に据え置き、景気を下支えする。

ロウ氏は「豪経済は非常に困難な時を通り抜けようとしている。今後の見通しにはかなりの不確実性が残る」と述べた。

3月に5.2%だった失業率が今後数カ月で10%まで上昇、21年末時点でも7%を上回るとの予想も示した。

中銀は今年2月に発表した金融政策報告書で、20年の経済成長率は2.75%、同年末の失業率は5%と予測していた。

豪中銀は新型コロナを受けて3月に2回利下げし、豪国債などを購入する量的緩和政策も導入した。

ロウ氏はこれまで国債などの購入に500億豪ドル(約3兆4千億円)を投じたと明らかにし、「理事会は雇用、所得、ビジネスを支えるためにできることを全力で実施する」と述べた。

今後の政策金利については「完全雇用に向けた進展があり、インフレ率が持続的に目標値である2~3%に達すると確信が持てるまで利上げはしない」と明言した。”(出典:日本経済新聞

蓋然性の高い今後を導き出しづらいゆえ、予想にブレが生じることは致し方ないでしょうが、想定される範囲で最大限の措置が講じつつ、その後のロードマップが描かれていくことになりますよう。

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年5月6日分の掲載記事です。

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