泉麻人さんのデビュー時から80年代のコラム集で蘇るあの頃の懐かしさ:『泉麻人自選 黄金の1980年代コラム』読み始め

コラムニスト泉麻人さんの『泉麻人自選 黄金の1980年代コラム』を読み始めて、全485ページ(別途 1980-1990年の出来事 )に及ぶうち160ページまで、全体の3分の1程度を読み終えたので、そこまでのおさらい。

ふらっ〜と立ち寄った書店で↓

(2021年)10月末、別件がありとりあえずと立ち寄った書店でのサイン本遭遇

サイン本を見つけ、泉麻人さん(サイン)本は見かけては購入していて、本書のテーマである1980年代については大いに興味ありながらも

分厚さには腰が引け気味でしたが、

一旦、読み始めると・・

” 六本木の街並とワンルームマンションと海とカフェバーが繰り出してくるだけである。

セリフの内容は、毎回「リエとユージ、あやしいと思わない?」といった感じの、「寝た、寝ない」のテーマが延々と場面を変えて継続されていくのみで、ちょっと内容のあるセリフを吐かせてしまった後には、西麻布の街並に「ケアレス・ウィスパー」などを流して、クサみを散らす。”(p81)

に、

” タクシーの捕まりにくい金曜日の夜は早めに切り上げて、部屋の14インチTVで「金曜日の妻たちへパートIII」を観て、そのあと同僚のコと「今後の展開」について電話で話し合ったりするような25歳くらいのOL ー というのが東京近辺に割と多い。

概ね白レース系のストッキングを好み、バーなどに行くとワインクーラーないしモスコミュールを注文し、結婚準備で退社する折には芦田淳のワンピースを着てくるから一目でわかる。”(p124-125)

といった記述には、当時の情景が朧げに脳裏に浮かんでくるようでニヤッとさせられたりしながらの読書。

既に満喫しちゃっている感覚もありますが、残り3分の2程度、本書を通じ存分に1980年代のあの頃の感じに浸ってみようと ^^


Comments

comments