去年(2017年)、「夏と云えば・・」 とのお題で三回書いていて、風鈴、入道雲と続けた最初が ↓

夏祭り。
先週末は、相模大野の夏の風物詩、今年で数えること14回目となる「もんじぇ祭り」の運営に携わり、朝から夜まで・・
” 10月下旬に横浜で予定されている第3戦を前に、ニュージーランド代表“オールブラックス”がライバルのオーストラリア代表“ワラビーズ”に連勝し、16年連続で「ブレディスローカップ」保持を決めた。
1931年からの歴史がある名誉をかけた戦いは、シドニーでの第1戦をオールブラックスが逆転で制し、
8月25日にオークランドのイーデンパークでおこなわれた第2戦も黒衣の男たちが躍動して40-12で快勝。ニュージーランドの人々が歓喜した。
また、この試合はラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)も兼ねており、同大会3連覇を狙うニュージーランドは2勝0敗(勝点10)、オーストラリアは0勝2敗(勝点0)となった。
第1戦に続き、第2戦も前半は競った。
13分、ニュージーランドのテンポのいい連続攻撃からSOボーデン・バレットが中央を抜けて先制。
対するオーストラリアは24分、敵陣深くのポスト正面でペナルティを得ると、スクラムからのトライ獲得にこだわり、
何度か組みなおして29分、パックから持ち出したSHウィル・ゲニアが突っ込んでゴールライン上に押さえ、得点が認められた。
しかし7-7で迎えた37分、ニュージーランドは自陣22メートルライン内からのカウンターアタックで、WTBベン・スミスらが好走してゴールに迫り、すばやいリサイクルからSOバレットがフィニッシュ。14-7で折り返した。
しかし後半は、2019年ワールドカップの大本命でもある世界王者が圧倒。
ニュージーランドは後半早々、13フェイズを重ねてPRジョー・ムーディーがゴールラインを割り、48分(後半8分)にはFLリーアム・スクワイアがディフェンスを抜けてトライゲッターとなりリードを広げた。
意地を見せたいオーストラリアは55分、SOバーナード・フォーリーがラインブレイクしてCTBリース・ホッジにつなぎ5点を奪い返したが、
ニュージーランドは61分過ぎ、SOバレットがハーフウェイ中央から抜け出してゴールへ走り切り、ハットトリック達成で流れを引き戻した。
ニュージーランドはさらに69分、自陣深くでLOブロディー・レタリックがボールを奪い返し、途中出場のダミアン・マッケンジーが防御網を切り裂いてカウンターアタックに勢いをつけると、
仲間がつないでボーデン・バレットにボールは渡り、世界最高の10番と呼ばれる男は自身4トライ目を決めて快勝となった。
次週は休みとなり、9月8日にニュージーランド代表は地元ネルソンでアルゼンチン代表と対戦。オーストラリア代表はブリスベンで南アフリカ代表を迎え撃つ。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ワラビーズ、16年連続でブレディスローカップ戴冠ならず(2018 ラグビーチャンピオンシップ)
(元マイクロソフト社長)成毛眞さんの『amazon 世界最先端の戦略がわかる』を読み始めて
chapter 01〜 chapter 09 とあるうちのchater 1を読み終えたので、導入部(incl. はじめに、prologue)のおさらい。
まず、本書刊行の経緯に関して、
” アマゾンのビジネスは、経営学の革命だと断言できる。10年後には、必ず経営学の教科書に載るような、エポックメイキングな存在である。
「ネットとリアルの境界」をなくした最初の存在として、未来に残り続けていくだろう。
・・中略・・
アマゾン1社を押さえることで、主だった業界のことがわかり、そこで今何が起こっているのか、現代のビジネスマンが知っておくべき最新のビジネス感覚を身につけることができるのだ。”(位置No.7, 14/電子書籍のページ数)
本を開いたところの「はじめに」で定義。
そこから
” アマゾンは、自前の空輸、海運手段を用意し、蓄積した買い物データをもとに、最適な商品のおすすめする。
「今日買って、明日届く」物流は、アマゾンにとって最大のサービスであり、他社が持てない武器だ。”(位置 No.61)
” 品揃えが大量で、安い。シンプルだが、それこそがアマゾンが強い理由である。”(位置 No.476)
と我々がもはや当たり前の如く享受していながら、実は(知られざる)凄い水面下の仕組みから実現されている現実に、
” アマゾンは、顧客の望みを叶えるために、テクノロジーでインフラを整えてきた。いまや、AI、自動運転、顔認証や翻訳システムにまで投資している。
アマゾンの投資先を知れば、この先の世界がわかるといってもいい。”(位置 No.79)
という実態から
続きを読む 成毛眞さんが紐解く、amazon(アマゾン)が導く近未来:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』読み始め
” オーストラリアのモリソン新首相は26日、新内閣の顔ぶれを発表した。
外相には辞意を表明したビショップ氏のかわりにペイン国防相が横滑り。
2代続けて女性外相。環太平洋経済連携協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を担当する貿易・観光・投資相にはバーミンガム教育・訓練相をあてた。
新内閣は27日以降に発足する。24日の与党、自由党の党内選で党首に選ばれたモリソン氏はターンブル前党首(首相)の側近とされ、全体に前政権からの政策継承を意識した布陣。
前政権でモリソン氏が務めた財務相には自由党の副党首、フライデンバーグ環境・エネルギー相を指名。21日に内相を辞任し、党首選に出馬したが敗れたダットン氏は内相に返り咲く。”(出典:日本経済新聞)
荻窪に立地するブックカフェ「6次元」店主 ナカムラクニオさんの著書『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』を読了.-
ナカムラクニオさんが、先日、『青い日記帳』 主宰の中村剛士さんとのイベント↓を開催された際、

(ナカムラクニオさんの)プロフィール中に確認されたタイトルに「!」となり、後日買い求めていたもの。
先月(2018年7月)読了していた ↓

といい、
イベントを起こす(渦を巻く)、自分と価値観を同じくする人たちとの場を創りたい
といったイメージを増幅させられるタイトルには、多分に好奇心を刺激されています。
6次元とはインパクトのある、何やらただならぬ感じの伝わる名称ですが、
“「6次元って何ですか?」とよく聞かれます。
「異次元空間みたいに、いろんな人やものが集まるカフェを目指しています」と答えますが、最初のイメージは、大人の秘密基地でした。
本とアートとカフェが、お互い影響しあった空間が出来たらいいなという思いで始めました。”(p11)
と込められた意図に、6次元で起こされたことなどが綴られていますが、
まず、開業に至った経緯が興味深く、
” 大学を卒業してからテレビの仕事をひたすら続け、ある日、気づいたことは「誰かがやっていることは、自分がやる必要はない」ということ。”(p11)
そして、
” 居心地の良い「たまり場」の法則は・・・
① 人が集まる場所に、人は集まる
② 夢が見られる場所に、人は集まる
③ 良いものがある場所に、人は集まる
④ 安心で快適な場所に、人は集まる
⑤ 自分のためになる場所に、人は集まる
⑥ 自分を認めてくれる場所に、人は集まる “(p67)
或いは、
” 時代は「共有」から「共鳴」へ移行しつつあります。
たとえば「石」をテーマに2時間番組を特集しようとするのは、1億人向けというよりは1,000人向けです。
でも、こういう小さいテーマの方が、尖れるということが、ここ6次元では、はっきり感じることが出来ます。
今はネットワークがこれだけ発展しているから、キーワードで人はつながれる。
人は、言葉エネルギーに誘われ、言葉でつながっていく生きものなんだと思います。”(p122)
” 今は、バラバラになった世界をつなぎ止める、接着剤のような言葉や場所が必要だと思います。”(p143)
といった6次元運営を通じて得られたであろうお考え、指摘にリアリティを感じ、ページをめくるペースも次第に上がっていきました。
” みんな心の中では何かが起きるのを待っている。それならば、自分が事件を起こす側になればいいんです。
人は何か面白いことが起きそうな気配に敏感です。
自分の身に面白いことが起きそうな予感があるものをつくれば、必ず人は面白がってくれると考えます。”(p153)
の一文が象徴的と思いますが、読み進めながら存分にワクワクさせられた一冊でした。
” 極端な話ですけど、6次元のようなフリーイベントスペースが、世界のいたるところにあれば、
就職しなくても自分でイベンを企画して収入を得て生活していけるんじゃないかと考えています。”(p171)
” 世界は、クラウド化して、みんなの頭の中にあるコミュニティになります。
すべての価値観が生まれ変わる中で、カフェは「あたらしいたまり場」として、
みんなの「日常」と「非日常」を。「リアル」と「バーチャル」を、つなぐ可能性を携えています。”( p193)
と、本の出版は2013年秋ながら時代感に沿った読者へのメッセージにといった内容も散見され、
” 正直言って、カフェの経営や、あたらしい「場」をつくって運営して行くのは、経済的にも体力的にも大変です。”(p192)
とラクなことばかりではないものの、
私のように、己が起点となって人と人が出逢うことに喜びを感じたり、「何かやりたい」という思いを抱いている人たちにはヒントなり、背中を押す力を持っている著書であると思います。
” ◆「中国の罠」に強い警戒感
オーストラリアは、地理的、政治・経済的に近い南太平洋諸国に強い影響力を持ってきた。しかし、近年は自国の“庭”と言っても過言ではない南太平洋の支配についても中国脅威論が識者の間に広がっている。
今年4月には、オーストラリア沿岸から2000キロしか離れていないバヌアツ共和国に中国が軍事基地を建設しようとしていると豪紙が報じるなど、安全保障問題にも発展しつつある。
それだけに、経済援助の面で中国に大きく水を開けられつつあるという今回のデータは、かなりショッキングなニュースとして受け止められているようだ。
豪有力紙オーストラリアンは、バヌアツの基地の噂を、東アフリカのジブチとインド洋のスリランカのケースになぞらえて警戒する。
ともに、中国の融資で港湾施設を建設したものの、負債を返済できなかった結果、中国国営企業の所有となり、事実上中国海軍の拠点になっているケースだ。
同紙はこれを、融資を餌にした「負債の罠」だと表現。中国が同様の手段で南太平洋に軍事的プレゼンスを確立しようとしているのではないかと懸念する。
オーストラリアのフィエラヴァンティ=ウェルズ国際開発・太平洋大臣は今年1月、中国は「使えない建物」と「どこにもつながっていない道路」を建設し、貧しい南太平洋諸国に返済不能の負債を負わせていると非難した。
ディーキン大学のクラーク教授も、「中国は非常に譲歩した条件でインフラに融資している。
しかし、たとえ無利子でも返済はしなくてはならない」と指摘。
そして、スリランカなどで実際に起きたように、融資を受けた国が返済不能に陥った場合は土地かインフラ資産を中国に明け渡さなければならないと警告する。
中国の狙いはまさに、好条件の融資を餌にしたインフラの実効支配かもしれない。
◆中国の援助は「約束だけ」という指摘も
ただし、中国の援助の規模は、額面通りには受け取れないという見方も多い。まず、2017年の援助額の「40億ドル」は、実際に支払われた額ではなく、あくまで援助を「約束した」額でしかない。
これを受け、CNNは、「中国がオーストラリアを抜いて南太平洋諸国の最大の援助国になるかもしれない。
ただし、北京が援助の約束を守ればの話だが」と慎重に報じている。2011年から今年にかけ、中国が実際に出した援助金は「約束した額」のたった21%で、対するオーストラリアは97%だという。
また、40億ドルのうちのほとんど(39億4,000万ドル)は、パプアニューギニア向けで、それも大半は国道開発を中心としたインフラ整備に対するものだ。
つまり、1国の一定のプロジェクトに集中しているわけで、南太平洋諸国全体への影響力という点では疑問符がつく。
データをまとめたローウィー研究所のディレクター、ジョナサン・ブライク氏によれば、
サモア、トンガ、バヌアツ、フィジーといった他の国々は、“罠”に気づいて今では中国の融資を受けるのに消極的になっているという(ガーディアン)。
南太平洋諸国と一口に言っても、パプアニューギニアとその他の国々との間では、中国に対するスタンスにかなり温度差があるようだ。
中国の支援がインフラに集中する一方、オーストラリアと兄弟国ニュージーランドの支援は、社会福祉や教育など国民が実際に緊急に求めている支援に幅広く振り分けられているというデータも出ている。
オーストラリアン紙は、オーストラリアは、中国の進出に浮足立つことなく、冷静に状況に対処し、「我々はこの地域の発展に責任を持つだけでなく、自らもその一員であるという態度を取っていくべきだ」と提言している。”(出典:NewSphere)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:南太平洋で影響力を拡大させる中国にオーストラリアが抱く危機感 ②
先日、中間記をアップロードした
『いちばんやさしい美術鑑賞』を読了.-
前半:(第1〜7章)西洋美術を観る、後半(第8〜15章)、日本美術を観る、という構成から
今回は主に日本美術に関する内容から。
と、その前に著者のTakさんの美術論が
続きを読む 美術BLOG「青い日記帳」主宰 アートブロガーTAKさんに学ぶ、西洋美術と日本美術の愉しむための超入門書:『いちばんやさしい美術鑑賞』読了
” 経済力を背景に東南アジア、アフリカなどの発展途上国への影響力を強めている中国が、南太平洋でも勢力を拡大しつつある。
これまで、南太平洋諸国に対する経済援助の規模で地理的・歴史的関係の深いオーストラリアがトップに立ち続けていたが、中国がそれを大きく上回りつつあるというデータが発表された。
これを受け、オーストラリア国内では、地域大国の地位を中国に奪われるのではないかという懸念が広がっている。
◆オーストラリアの4倍の支援を約束
豪シンクタンク、ローウィー研究所が8日に発表したデータによれば、中国は、2017年の年間ベースで、パプアニューギニアを中心に南太平洋諸国に約40億ドルの支援を約束した。一方、オーストラリアは、2017-18の年度ベースで、約8億1,500万ドルの支援を約束している。
オーストラリアは、南太平洋諸国最大の人口を抱えるパプアニューギニアを1975年まで委任統治領としていたなど、同地域に対して絶大な影響力を維持してきた。
政府開発援助(ODA)などの経済支援でも、長年トップの支出を行ってきた。一方、中国は2014年の時点でオーストラリア、アメリカ、ニュージーランドに次ぐ4位の援助国だったが、
2017年に実際に支出された援助金ベースで2位になり、援助の「約束」をした総額では上記のようにオーストラリアの約4倍という突出した額でトップに立った。
オーストラリアでは保守系政権下の2011年以来、南太平洋諸国へのODAの支出を減らし続けており、アメリカ、EU、同地に植民地を多く持っていたフランスも削減傾向にある。
一方、中国は「一帯一路構想」と世界第2位の経済力を背景に南太平洋でも援助を拡大している。
国際開発を専門にする豪ディーキン大学のマシュー・クラーク教授は、中国がいずれ南太平洋を援助国として支配することは予想していたが、
「これほど急速に現実となったことには驚いている」と、英ガーディアン紙に語っている。”(出典:NewSphere)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:南太平洋で影響力を拡大させる中国にオーストラリアが抱く危機感 ①