アボリジニ 65,000年以上前にオーストラリア大陸に到達 ①
” オーストラリアの先住民アボリジニは今から6万5000年以上前、これまで考えられていたより早い時期に豪州大陸に到達し、大型動物類と共存していたとする研究結果が発表された。
現生人類がいつアフリカ大陸を離れたかについて、新たな手がかりをもたらす結果だという。
アボリジニは地球最古の継続的な文化を保持する民族と考えられているが、豪州に最初に到達した時期をめぐっては長く論争が繰り広げられている。
これまでの推定では、4万7000年前から6万年前の間とされていた。
この論争のカギとなるのが、豪州北部カカドゥ(Kakadu)国立公園近くの岩窟住居遺跡「Madjedbebe」。これは、知られている限りで国内最古の人類居住遺跡だ。
今回、考古学者と年代測定専門家のチームによるこの遺跡の発掘調査で、世界最古の石おの研磨技術などの新たな証拠が複数見つかり、同国におけるアボリジニの存在がさらにさかのぼった。
英科学誌ネイチャー(Nature)に今週発表された研究結果は、現生人類がアフリカから南アジア各地へと拡散した年代の最も古い推定値を定めるものだ。
論文の主執筆者で、2015年に同遺跡の発掘作業チームを率いた豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のクリス・クラークソン(Chris Clarkson)氏は、AFPの取材に「これは、過去の出来事の年代を固定するうえで極めて重要になる」と述べ、
「アフリカからやって来た現生人類の下限年代を定めることが可能となる。これに関してはこれまでやや根拠が弱かったが、今回の研究によって、現生人類は6万5000年前に豪州に到達したと断定することが可能となった」と付け加えた。
また、今回の研究結果は、巨大なウォンバット、カンガルー、トカゲなどの豪州に生息していた動物類が絶滅する以前に、現生人類が同大陸に到達していたことも示している。
さらに、剥片石器や研磨石器などの、アボリジニの活動と複雑な生活様式を示す証拠が今回の発掘では明らかになった。これらの発見から、アボリジニが「技術的に洗練されていた」ことは明白だったことをクラークソン氏は指摘している。”(出典:AFP=時事)
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2月に ↓
<< 2017年2月8日投稿:画像は記事にリンク >> BLACK SABBATH THE END TOUR、バンド生誕の地 BIRMINGHAMで迎えた終焉
1年以上に及んだBLACK SABBATHのTHE ENDを熱狂とともに閉幕させた Ozzy Osbourne.-
THE ENDツアー中から新作のレコーディングが情報として流れていましたが、
それに先行する形でソロとしてステージにカムバック。
続きを読む Ozzy Osbourne、Zakk Wyldeと2006年以来のタッグを組んでのツアー火蓋 →
Google「Project Wing」グーゴンがテスト地に選定
” 2017年6月にFAAとNASAによるテストを通過するなど、実現に向けて着実に前進しているグーグルのドローン配達計画「Project Wing」。
そのProject Wingが、オーストラリアのシドニー近くの街グーゴン(Googong)をテスト地に選んだことが地元紙などによって報じられています。
Project Wingはドローンによって荷物を運ぶサービスで、2016年には「1~3年以内のサービス開始を目指す」と目標が語られていました。
試作機のドローンは以前には固定翼と4つほどのローターが搭載された機体が利用されていましたが、最新の画像では固定翼に数多くのローターを搭載した、なかなかアグレッシブな機体デザインへと進化しています。
Project Wingを率いるJames Ryan Burgess氏によれば、テストはグーゴンのFernleigh Parkエリアで実施されます。
同氏は「我々はキャンベラ付近でいくつかの調査を行い、グーゴンは新技術のイノベーションの実証に最適な場所だとわかった。
新たなイノベーションを支援するグーゴンでテストを開始できることに興奮している」と語っています。
ドローンの実地試験には地元自治体や法的整備が不可欠なので、グーグルの要求にグーゴンが応えることができたものと予測されます。
さらに付け加えて、「我々はこのエリアにできる限りの貢献と配慮をするつもりだ」としています。
グーグルやアマゾンなどの国際的企業はその本拠地から飛び出し、世界でドローン配達の開発を推し進めようとしているようです。”(出典:livedoor NEWS)
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連休明けから読み始めた橘玲さんの『タックスヘイヴン』が、
全6章あるうちの1章を読み終え、感じが掴めてきたので、これまでのおさらい。
橘玲さんの書籍は本書で9冊目となるはずですが、小説は初めて。
本書に書かれてあるような内容をノウハウといったような形で出版すると差し障りがあるため、小説の体を取っているとか、そのような背景があったものと記憶していますが、
内容の一部を抜粋すると・・
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テロ対策で内務省新設
” オーストラリア政府は18日、警察や情報機関、国境警備隊を束ねる内務省を新設すると発表した。
イスラム過激派によるテロ対策を念頭に、司法省と移民・国境警備省を統合する。ただ、モデルにした英国ではテロが続いており、早くも疑問の声が上がっている。
豪州では現在、司法省が連邦警察と情報機関を管轄し、移民・国境警備省が移民の受け入れや国境警備、税関を担当。
新省の設立は来年前半で、内務相にはダットン移民・国境警備相が就く見通しだ。
ターンブル首相は発表で「国内治安の改革では、この40年以上で最も重大だ」と強調した。”(出典:朝日新聞 DIGITAL)
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前回、読了記をアップロードした ↓
<< 2017年7月17日投稿:画像は記事にリンク >> 橘玲さんが紐解く「幸福の条件」を実現する人生設計:『幸福の「資本」論』読了
『幸福の「資本」論』の中で、人と人の結びつき、在りように関して興味深い記述があり・・
” 日本の社会における「友だち」を定義しましょう。それは、たまたま学校で同じクラスになったという偶然から生まれる人間関係のことです。
・・中略・・
たまたま友だちになったとしても、学校が変われば友だち関係はリセットされます。
私立学校に進学したり、大学で地元を離れればそれまでの友情は摩滅していくでしょう。異なる友だち関係はお互いを排除しあうのです。
地球上には何十億人ものひとが生きていますが、私たちはこのきわめて限定的な条件を満たしたひととしか友だちになれません。
そのうえ仮に友だちになったとしても、それを維持するのはもっと難しいのですから、「友だち」がいること自体がひとつの奇跡です。
こうして、40代を過ぎた頃から友だちは急速に減っていきます。”(p190-191)
「これかー」と、この一文にFacebookをはじめとするSNSが隆盛を極めた一因を感じた思いがして印象に残りました。
続きを読む 続、脱SNS依存の幸福論 →
オーストラリアの医療制度は世界第2位
” アメリカの研究チームが先進11か国の医療制度を比較調査し、オーストラリアの医療制度は第二位、アメリカは最低とランクづけた。ABC放送(電子版)が伝えた。
総合上位からイギリス、オーストラリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、スエーデン、ドイツ、カナダ、フランスとなっている。
ニューヨークのコモンウェルス・ファンドの研究で、イギリスのNational Health Serviceをベストとしており、オーストラリアの公立・私立複合制度を第二位にランクづけた。
一方、同研究団体の国、アメリカについては、「アメリカは乳児死亡率、60歳での平均余命など、人口健康管理で成績が悪く、医療制度に左右されやすい死亡率で調査対象国中最高であり、過去10年間の調査でもほとんど減少していない。
アメリカは他のいくつかの国と比べても2倍近い医療支出を行っていながら、その成績はまったくパッとしない。
アメリカではドナルド・トランプ新大統領が連邦議会の共和党上院議員に圧力をかけ、前任のバラク・オバマ氏の国民医療保険制度をハイしようとしていることが報道されたばかり。”(出典:NICHIGO PRESS)
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橘玲さんの『幸福の「資本」論』を読了。
一旦、読み始め↓をアップロードしてから
<< 2017年7月14日投稿:画像は記事にリンク >> 橘玲さんが紐解く「幸福の条件」を実現する人生設計:『幸福の「資本」論』読み始め
時間がかかりましたが、276ページに及ぶボリュームもさることながら
読後直後の付箋添付具合
↑の通り、付箋箇所も多岐にわたり、
一読しただけでは腹落ちしづらい部分も点在し、読み応えを伴い、読後感に浸っています ^^
「幸福」を実現するための最善の戦略とは?
続きを読む 橘玲さんが紐解く「幸福の条件」を実現する人生設計:『幸福の「資本」論』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる