紛糾電話会談後の豪米関係 ①
” 2月下旬に訪米したターンブル豪首相はトランプ大統領と会談し、両国のパートナーシップ強化、自由で開かれたインド太平洋地域の促進などで合意した。ホワイトハウスの発表による首脳会談の内容は以下の通りである。
米国の繁栄を維持する:米国は、豪州からの質の高い、雇用につながる投資を歓迎する。
豪連邦政府・州政府、民間企業、年金基金は、米国の次世代のインフラ建設への支援で米国と協力することに関心がある。
両国は、米、豪、とりわけインド太平洋地域の第三国における、質の高いインフラ支援、投資を促進する計画だ。
米豪は、戦略的鉱産資源の探査、抽出、加工、研究、レアアースの開発で協力する。これらは、今日の雇用を維持し、将来の雇用を発展させる。
自由で開かれたインド太平洋地域を促進する:大統領は、米豪同盟の強固さ、両国のインド太平洋地域と世界における利益と価値の緊密な調整を再確認した。
大統領は、ターンブル首相に、北朝鮮による脅威との戦いにおける豪州の不変のリーダーシップに感謝する。
両首脳は、完全、検証可能、不可逆的な北の非核化を達成すべく協力することを改めて約束した。
両首脳は、南シナ海の状況に深刻な懸念を表明し、関係諸国に自制と国際法に基づく平和的な紛争解決を求める。
大統領は、米国による航行の自由作戦への豪州の継続的な支持に対し感謝する。
両首脳は、両国及び日本の3か国協力の深化について議論し、豪米日印の協力拡大、両国と太平洋島嶼国とのパートナーシップ強化について再確認した。
海外民間投資公社(OPIC:Overseas Private Investment Corporation)は、米豪によるインド太平洋地域における高品質のインフラへの投資の支援、規制、透明性、地域資本市場の改革の促進のため、豪州との間で覚書を交わした。”(出典:Wedge Infinity)
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駐豪ロシア大使の警告
” グレゴリー・ログビノフ駐豪ロシア大使は28日、4日に英国で発生したロシアの元スパイと娘に対する神経剤攻撃問題で西側がロシアに偏見を持ち続けるなら、世界は「冷戦状態」に突入すると述べた。
大使は、キャンベラで記者団に「反ロシア政策に未来はないことを、西側は理解しなければならない。これが続けば、われわれは深刻な冷戦状態に陥るだろう」と語った。
米国と欧州諸国は、事件に対する報復としてロシアの外交関係者を大量に追放している。オーストラリアも2人のロシア外交関係者を追放すると表明した。
大使は、攻撃の背後にロシアが関与したとの観測を否定した上で、英国の同盟国による外交行動への報復については、まだ決定していないと述べた。”(出典:REUTERS)
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イースター休暇の買物金額、ワインがチョコレートを上回る
” オーストラリア・ポストが行った調査によると、オーストラリア人がイースター休暇に合わせた買い物で支払った金額が、
チョコレートは一人当たり平均43ドルだったのに対し、ワインは90ドルと、チョコレートを上回ったことが分かった。
同調査は、オンラインショッピングを利用した2,000人以上を対象に実施。
ワインの注文数が、昨年の7万本から今年は9万本と増加したことが分かった。
また、調査対象者の約半数が、店舗での混雑を避けるためにオンラインショッピングを利用したという。
ワインのオンラインショッピングサイトを運営する新興企業「Vinomofo」のキップ・マクミラン経営部長は、イースター休暇では、
買い物客が通常の忙しい生活とは異なる買い物の方法を模索するとして、「われわれにとって大きいチャンスとなっている」と話した。”(出典:Jams TV)
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元ロシア情報機関員ら暗殺未遂事件で在豪ロシア外交官を追放
” オーストラリアのターンブル政権は27日、今月上旬に英国で起きた元ロシア情報機関員ら暗殺未遂事件にロシアが関与したとして、同国の外交官を国外に追放すると発表した。
英国がロシアの外交官23人を追放したことに足並みをそろえた形。欧州と米国を含め、これまでに23カ国以上がロシア外交官の国外追放を表明し、対象者は100人を超えている。28日付地元各紙が伝えた。
暗殺未遂事件は4日に英南西部ソールズベリーで発生。旧ソ連が開発した神経剤「ノビチョク」によって襲撃されたロシアの元スパイのセルゲイ・スクリパリ氏(66)と娘のユリアさん(33)が意識不明の状態で見つかり、現在も入院中という。
ターンブル首相は、元ロシア情報機関員らへの襲撃が「国家の主権に対する無謀な攻撃だ」と批判。オーストラリア国内のロシアの外交官2人に対し、国外退去まで7日間の猶予を与えるとした。
駐オーストラリア・ロシア大使のログビノフ氏は27日夜、オーストラリアの決定に対して「ロシア側がどのような措置を取るか」を「公表したいとは思わない」と述べている。
オーストラリアの情報機関筋は、外交官の追放を受け、ロシアがひそかにサイバー攻撃を仕掛ける可能性があると述べている。
■サッカーW杯、政府要人不参加も
ビショップ外相は、今年6月にロシアで開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)に政府関係者を出席させないことも検討すると述べた。ただし、選手がW杯をボイコットすることはないとしている。”(出典:NNA ASIA)
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オーストラリアの著名人 ㉑ 〜 ブレット・ホワイトリー
” 1992年に死去したオーストラリアの伝説的な画家、ブレット・ホワイトリー氏がラベンダー・ベイの自宅の窓から描いたシドニー・ハーバーの風景が、作品、ラベンダー・ベイの住居も含めてNSW州の文化遺産に登録された。ABC放送(電子版)が伝えた。
シドニー・ハーバーの一部が州文化遺産に登録されるのは初めてのことであり、ホワイトリー氏の見たシドニー・ハーバーが文化として認められ、かつ保存されることになる。
ホワイトリー氏は、死去までの20年間をその住居で過ごしており、ホワイトリーの妻、ウェンディさんは46年にわたり同じ自宅に住んでおり、その文化遺産への登録を働きかけてきた。
ウェンディさんも過去20年以上にわたって、州有の「非公式ゴミ捨て場」を、「ウェンディの秘密の花園」と呼ばれる緑のサンクチュアリーに育ててきた。
現在77歳になるウェンディさんは、「墓に入ってしまえばもう思う通りにはならなくなる。しかし、生きている間なら少しの規則を作ってしまえばある程度思う通りにはなる。
その後は、後世の人々が気に入ってくれるかどうかだけだ」と語っており、自宅と庭がNSW州の文化遺産法によって保護されることを期待している。
NSW州政府のガブリエル・アプトン文化遺産担当大臣は、「ブレットとウェンディのホワイトリー夫妻の文化遺産はしっかりと守られる。
何よりも一般社会への貢献が最重要事項であり、未来とホワイトリーの美術作品に貢献するものだ。
NSW州ヘリテッジ・カウンシルのスティーブン・デービス委員長は、「この文化遺産登録は、美しい土地と重要な建物だけでなく、そこに住んでいた人の物語と人生までを対象にしており、異例なことだ」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS)
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「アースアワー」でオペラハウスを含む世界各地の名所が消灯
” 仏パリのエッフェル塔からロシア首都モスクワの赤の広場や豪シドニー・オペラハウスまで世界各地の名所が24日夜、地球環境保護キャンペーン「アースアワー」により1時間、消灯した。
アースアワーは「地球温暖化防止を呼び掛ける草の根運動」で、参加する国や地域の現地時間で午後8時半から60分間、消灯活動を行うというもの。
2007年に世界自然保護基金オーストラリアが行ったのが始まりで、現在は187か国・地域で数百万人が参加する。
パリではエッフェル塔の消灯に合わせ、エマニュエル・マクロン仏大統領が「自然を守る闘いに加わる意思を示そう」と国民に消灯への参加を呼び掛けた。
ロシアではモスクワの赤の広場が暗闇に包まれたほか、国際宇宙ステーションでもロシアのモジュールで消灯が行われたと国営ロシア通信が伝えた。
アジアでもマレーシアの首都クアラルンプールのペトロナス・ツインタワーや夜景で有名な香港やシンガポールの海沿いの高層ビル群が消灯。
世界的なランドマークである米ニューヨークのエンパイアステートビルも、アースアワーに合わせて照明を落とした。
アースアワーは消灯による環境保護の意思表示イベントではあるが、ガラパゴス諸島ではポリ袋の使用が禁止され、
カザフスタンで約1,700万本の木々が植林されるなど、これまでの10年間に具体的な成果を挙げている。”(出典:AFPBB News)
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ニューサウスウェールズ州の人口増加率 8年ぶりの高水準
” オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州の人口増加率が、昨年9月までの1年間で前年同期比1.57%増と過去8年間で最高の伸びを示したことが、豪政府統計局(ABS)がこのほど発表した統計により分かった。
人口は789万5,819人。全国で最も人口増加率が高かったのはビクトリア(VIC)州で2.39%だった。23日付地元各紙が報じた。
特にシドニーとメルボルンの伸び幅が大きく、コンサルティング企業SGSエコノミクス・アンド・プランニングのラウンズレー氏によれば、好調な経済と新築住宅の供給増加が、仕事と住居を求める他州の人々の移入を促しているという。
一方で、65歳以上の市民の増加率が0~17歳や18~64歳の増加率を2倍以上上回っており、介護施設などのインフラ整備の圧力となっているという。
これは南オーストラリア(SA)州においても喫緊の課題で、同氏は「SA州では18~64歳の人口の増加が急務」と指摘する。
独立機関グレーター・シドニー・コミッション(GSC)もまた、シドニー西部は中部や中央商業地区(CBD)以東と比べて高齢化が加速していると指摘。
西部では今後18年間で、75歳を超える市民が30%増加すると予想する。
NSW州では、海外移民が人口増加数の80%を占め、前年同期比17%増の9万8,800人と過去最高を記録した。
同期間に同州で生まれた新生児数を4,400人上回った。NSW州の2017年度(6月期)の出生率は1.645%と全国の州・準州の中で最も低く、住宅価格の高騰が出生率の低さにつながっているとの見方も出ている。
また、他州への流出数が流入数を1万6,000人上回ったが、海外移民の増加に相殺された。他州への流出のうち1万2,000人がクイーンズランド州へ移住したという。
オーストラリア全体の人口は、NSW州とVIC州の人口増がけん引し、昨年9月までの1年間で前年同期比1.6%増の2,470万人となった。今年7月には2,500万人台を突破するとみられている。”(出典:NNA ASIA)
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オーストラリア ⇄ ヨーロッパ 初の定期直航便就航
” オーストラリア南西部パース(Perth)から24日、同国と欧州を結ぶカンタス航空(Qantas Airways)の定期直行便の第1便が英ロンドンに向けて離陸した。
飛行時間は約17時間だが、直行便が就航したことで豪・欧州を結ぶ航空路線「カンガルールート(Kangaroo Route)」の空の旅は短縮されることになる。
同航空のパースとロンドンを結ぶ便の路線は世界で3番目に長い1万4,498キロで、豪と欧州を結ぶ初の定期直行便となった。
また、米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)の旅客機「ドリームライナー(Dreamliner)」の運航路線としては世界最長になるという。
同日の便の機長を務めたのはリサ・ノーマン(Lisa Norman)さん。
カンタス航空は「プロジェクト・サンライズ(Project Sunrise)」と銘打った計画で、最終的には豪東岸と欧州を結ぶ直行便の就航を目指しており、パース・ロンドン路線はこの一環となる。
航空会社としては世界で2番目に古いカンタス航空がシドニーとロンドンを結ぶ「カンガルールート」を就航させたのは1947年。当時は9都市を経由し4日間を要する路線だった。
カンタスはこれまでにも、パースからトルコのイスタンブール(Istanbul)まで直行のチャーター便や、ロンドンからシドニーに1回限定で旅客機を運航しているが、定期直行便の運航は初めて。
現在、世界最長の直行便は、中東カタールのドーハとニュージーランドのオークランド(Auckland)を結ぶカタール航空(Qatar Airways)の便で、飛行距離は1万4,535キロ。”(出典:AFPBB News)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる