「毅然と生きた日本人」をテーマにノンフィクション作品を多数執筆されている作家・ジャーナリスト 門田隆将さんの『大統領に告ぐ 硫黄島からルーズベルトに与ふる書』出版記念講演会へ。
会場は永田町に立地する星稜会館
2時間に及んだ講演は前半(75分)お題に沿って『大統領に告ぐ 硫黄島からルーズベルトに与ふる書』が、当初戦後八十年を迎えた本年(2025年)の出版が危ぶまれた中、年が明けてから急速にキーパーソンへの取材が叶い出版に漕ぎつけられた制作裏話しに、市丸利之助少将ら登場人物の紹介等。
前段が頭に入っていない立場としては、読み始め前の貴重な頭の整理となり、購入済みであった本書への興味を増幅させられた次第。
後半(45分)は、門田隆将さんが X で告知されていた通り、
出典:門田隆将さんX(画像はpostにリンク)
門田隆将チャンネル(YouTube)でも連日発信されている直近の政局の読み解き方=時局シンポジウム。
門田隆将さんご自身による開催報告 出典: X(画像は post にリンク)
大半が対中関係に時間が割かれましたが、衆議院の解散総選挙も近々に選択せざる得ない状況との見立てに、今後更に門田隆将さんの発信に注目が集まるであろうことを確信。
講演前後に開催された著書へのサイン会。入場時目にした長蛇の列に、講演後何とか門田隆将さんの元へ辿り着け、前日購入した『媚中』にサインを書いて頂いている間、カメラにも視点を合わせて頂きました 🙏
世の3連休の中日、門田隆将さんの著書は6冊手に取ってきましたが、講演は初。内容の迫真さ、示された現実重さとは裏腹に、講演慣れされた緩急自在な語り口に大いに引き込まれてきました。
作家、ジャーナリスト 門田隆将さんと、評論家 石平さんの共著『中国の電撃侵略 2021-2024』を読了。
中国について取り上げた本は、気分を⤵️とさせられるため乗り気ではなかったところサイン本入手機会に遭遇し、
サイン本販売現場に直面し・・
購入していた次第。
隣国、近海のリアル
本書は、
第一章 台湾「電撃侵攻」シナリオ
第二章 もし中国の属国になったら
第三章 中国による人類運命共同体
第四章 中国の独裁は終わらない
第五章 「習近平の中国」という怪物
第六章 属国根性を捨てよ
という章立て(別途:巻頭提言、あとがきに代えて)のもと、お二人の対談軸に
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昨年(2020年)末に前編を視聴していた
<< 2020年12月30日投稿:画像は記事にリンク >> 門田隆将さん原作の映像化『なぜ君は絶望と闘えたのか 前編』鑑賞記
作家・ジャーナリスト門田隆将さんの原作のドラマ化
出典:prime video
『なぜ君は絶望と闘えたのか 後編』を鑑賞。
痛切なる思い、動かした・・
第一審での無期懲役判決が下されたところから、後編では上級審での争い、そこから最高裁に持ち込まれ、差し戻しを経て広島高裁で下される判決は・・ といった大まかな流れ。
加害者のプライバシー等が配慮される中、被害者側はマスコミの無防備な扱われようで(前編で)痛感した矛盾は
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prime video検索で引っかかり、気になっていた
出典:prime video
『なぜ君は絶望と闘えたのか 前編』を鑑賞。
出典:prime video
一九九九年夏の震撼
同タイトルの門田隆将さん原作の(光市母子殺害事件)ドラマ化で、未読ながら数ある(門田隆将さんの)著書の中で最も売れた中の一冊と承知。
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門田隆将さんの『裁判官が日本を滅ぼす』の全431ページを読了。
中間記⬇︎後、
<< 2020年7月26日投稿:画像は記事にリンク >> 門田隆将さんが糾した裁判官の正義:『裁判官が日本を滅ぼす』中間記
読み進めた第八章から第十四章は、個別の事例(ときに類似事例を含む)をもとに主として禁じ得ない違和感、国民感情との乖離について言及され、
終章となる第十五章では、そもそもどういう人たちが裁判官に任官し
” 裁判官は、年齢が若く、成績が抜群で、しかも従順な人間を主にピックアップしていきますね。成績上位者は、裁判官になることが多い。”(p372)
そこから
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作家、ジャーナリストである門田隆将さんの『裁判官が日本を滅ぼす』を読み始めて
全十五章あるうちの第七章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
裁判官が下した衝撃
「まえがき」で、
” 本書は、国民の多くが誤解しているに違いない裁判官の真の姿と、裁判官という人たちの特殊な人間性、そして彼らが足を取られている陥穽を明らかにするものである。”(p10)
或いは
” 正義が何たるかを忘れ、世間知らずで非常識な存在でしかなくなっている日本の裁判官を、その後は痛烈に皮肉ったものにほかならないことに気づいていただけるのではないか、と思う。”(p14)
と、正義の審判が下されるべき場所である裁判所で起きている現実について、
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週始めに読み始め記をアップロードしていた
<< 2020年6月29日当国:画像は記事にリンク >> 門田隆将さんが迫った新型コロナウイルスを巡る攻防の舞台裏:『疫病2020』読み始め
門田隆将さんの『疫病2020』を読了。
あまりに無防備な・・
” まず、最初に重要なのは、現地対策本部です。これは感染症対策の常識として、当該のダイヤモンド・プリンセス号の「外」に置かなければならないはずなのに、本部機能を船の中に置いてしまった。
このことについては、陣頭指揮をとった橋本副大臣も後に、「本部機能を船の中に置くこと自体がリスクだった」と、述べています。”(p151)
の一件に象徴される感染症対策のお粗末さに、
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作家でありジャーナリストである門田隆将さんが、新型コロナウイルス禍の深層に迫った『疫病2020』を読み始めてから
第一章 飛び込んできた災厄
第二章 お粗末な厚労省
第三章 異変はどう起こったのか
第四章 告発者の「死」
第五章 怒号飛び交う会議
第六章 中国依存企業の衝撃
第七章 迷走する「官邸」「厚労省」
第八章 台湾の完全制御作戦
第九章 リアリストたちの反乱
第一〇章 「自粛」という名の奮戦
第一一章 武漢病毒研究所
第一二章 混沌政界へ突入
第一三章 中国はどこへ行く
第一四章 未来への教訓
と章立てされているうち「第五章 怒号飛び交う会議」まで読み終えたのでおさらい。
感染拡大は如何にして防げなかったのか
本作については、門田隆将さんのTwitterで時折言及されており、
出典:門田隆将さんTwitter(画像はTweetにリンク)
帯に記された
” 一〇〇年に一度と言われるウイルス禍の日本、中国、世界。再び「あのとき」を体験し、検証し、本質を抉る全く新しいノンフィクション ”
本書、帯
の文言も刺激的で、購入早々に読み始め。

悲劇の図式
本書について「はじめに」で
” 私は、新型肺炎発生からの事象を細かく追いながら、さらにSARS(重症急性呼吸器症候群)の際の教訓を徹底的に生かした台湾と、それを全く生かせなかった日本を比較しつつ、今回の新型ウイルス発生の意味を描かせてもらおうと思う。”(p5)
と記され、
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる