総合格闘家にしてYouTuberとしても人気の朝倉海選手の『革命のアウトサイダー』を読了。
サイン本販売情報に反応し
出典:書泉 スポーツ・格闘技 Twitter(画像はTweetにリンク)
入手していた著書。
格闘技界の注目兄弟の弟の半生
本書は、
” この本では、僕と格闘技の出会いを中心に、子供時代からRIZINでチャンピオンになるまでの物語を綴りました。”(p222)
とある通りの半生記で、地域で伝説級のエピソードが並ぶお兄さんである朝倉未来選手 ↓
<< 2021年2月10日投稿:画像は記事にリンク >> 朝倉未来選手が求め体現してきた強さ:『路上の伝説』読了
と比較して、高校卒業後、トヨタの下請け業務を担う会社に入社する一方、THE OUTSIDER に参戦し頭角を現す中、
” 社内でも昇進のための試験があり、そういう試験では最優秀を取るなど、決して手抜きをしなかった。”(p83)
に、階級王者を決めるべく参加したトーナメント中、
続きを読む 朝倉海選手が振り返ったRIZINでチャンピオンになるまで:『革命のアウトサイダー』読了 →
筒井康隆先生の『活劇映画と家族』を読了。
発売に合わせ注目していたタイミングで流れ良く購入出来たサイン本
サイン本入手に機会に即反応し入手していた経緯。
本書は、
” 映画の中に描かれる運命共同体としての疑似家族を取りあげ、文章として再録することによって小生、読者と共に懐かしい映画の思い出にどっぷりと浸かりたいのだ。”(p4)
と冒頭の「家族と擬似家族」において刊行意図が説明され、
家族と擬似家族
一 「白熱」「血まみれギャングママ」「前科者」
二 ハワード・ホークス監督「ハタリ」の擬似家族
三 ジョン・ヒューストンに始まるボギーの一族
四 西部劇の兄弟
の章立てに基づいて、筒井康隆先生の思い入れの作品について取り上げられています。
滲み伝わる映画愛
「あとがき」に
” 結果として主に筋書きを書くだけになってしまった “(p162)
とある通り、既述の大部分は映画の展開が言語化されたもので、私自身、
ハワード・ホークス監督に、ジョン・ウェイン出演作品は一時どハマりして、紹介作の多くが1950年代前後ながら見ている作品も幾つか含まれているはず、ながらも
続きを読む 筒井康隆先生が綴った名作選から伝わってきた映画愛:『活劇映画と家族』読了 →
小説家 万城目学さんの『バベル九朔』を読了。
(2021年)6月、西荻窪の今野書店で開催されていた万城目学さんの『ヒトコブラクダ層ぜっと』刊行記念フェアで
出典:万城目学さんTwitter(画像はTweetにリンク)
購入していた
サイン本目当てに今野書店を再訪し・・ 出典:万城目学さんTwitter(画像はTweetにリンク)
2冊のうちの1冊。
入手叶ったサイン本
夜明け前の時期を過ごした・・
舞台は、
” 大学卒業後に勤めたハウスメーカーの事務職を三年で辞め、俺は単身この街にやってきた。おばが退去し、空き部屋になったばかりの五階に社員寮から荷物を移し、バベルの管理人となることを一方的に宣言した。”(p20)
という
<< 2021年9月25日投稿:画像は記事にリンク >> 万城目学さんが振り返った大学受験失敗から小説家になるまでの悶々とした日々:『べらぼうくん』読了
先月(2021年9月)読んだ『べらぼうくん』にある万城目学さんの人生の転機を迎えた雑居ビルに着想を得たであろう作品。
拡がるスケール
当初は、管理人とテナント間の交流、人間模様といった次元が、
続きを読む 万城目学さんが管理人を担った雑居ビルで膨らませた妄想の果て:『バベル九朔』読了 →
ウルトラマンを題材に、古谷敏さん、やくみつるさん、佐々木徹さんの対談が収録された『完全解説 ウルトラマン不滅の10大決戦』を読了。
サイン本が急速に売り捌かれている状況に、次第に乗り遅れ感を抱き始めていた折、サイン本発売情報に触れ、
各所で売り切れとなる中、後発でサイン本を確保.-
反応し入手していた経緯。
よもやの?!3分超に、エヴァンゲリオンとの接点
対談は、ライターの佐々木徹さんの進行で、ウルトラマンのスーツアクター(昨今の言い方で)中の人のこと古谷敏さんに、
” 2020年夏に、突如舞い込んだ重大任務。それは私のまったくの独断で選んだ「10大決戦」をもとに、ウルトラマン=古谷敏さんに死闘を述懐していただくというものだった。”(p9)
との依頼に沿って、やくみつるさんが当時の思い、戦いの解説、舞台裏になどに沿っていくもの。
語られている内容は、
続きを読む 古谷敏さん、やくみつるさん、佐々木徹さんが解き明かした『ウルトラマン』が今も熱く語り継がれるワケ:『完全解説 ウルトラマン不滅の10大決戦』読了 →
先週末、読み始め記↓をアップロードした
<< 2021年10月3日投稿:画像は記事にリンク >> 伊藤政則さんが振り返ったロックの現場体験史と危ぶまれるこれから:『伊藤政則の”遺言” 3』読み始め
音楽評論家 伊藤政則さんの『伊藤政則の”遺言” 3』を読了。
METALLICAが来日出来ないワケ
その(読み始め記)後、読み進めた
第3章 1989年、モスクワ
第4章 METALLICAが来ない理由
第5章 過小評価されたRUSH
第6章 黎明期のフェス
第7章 VAN HALEN初来日の真実
には、自分が実際会場に足を運んだ
<< 2019年6月4日投稿:画像は記事にリンク >> 伊藤政則さんが語ったロック史の知られざる舞台裏:伊藤政則の『遺言』VOL. 14 参加記
に、
<< 2020年1月27日投稿:画像は記事にリンク >> 伊藤政則さんが語ったロック史の知られざる舞台裏:伊藤政則の『遺言』VOL.15 参加記
といった回が含まれ、またオンライン開催となった
<< 2020年8月30日投稿:画像は記事にリンク >> 伊藤政則さんが振り返ったスーパーロック’84、スーパーロック’85ほか、語り継がれる80年代ロックフェスの舞台裏:伊藤政則の『遺言』オンライン・スペシャル 〜今のうちに語っておきたいロックの歴史がある〜 視聴記
を含め、「第3章 1989 年、モスクワ」「第5章 過小評価されたRUSH」「第6章 黎明期のフェス」「第7章 VAN HALEN初来日の真実」は参加回となり、主に復習といった形式に。
印象に残ったところでは、
続きを読む 伊藤政則さんが振り返ったロックの現場体験史と危ぶまれるこれから:『伊藤政則の”遺言” 3』読了 →
音楽評論家 伊藤政則さんのシリーズ化されているトークイベントが書籍化された『伊藤政則の”遺言”3』を読み始めてから
第1章 音楽ビジネスの潮流
第2章 興行の舞台裏
第3章 1989年、モスクワ
第4章 METALLICAが来ない理由
第5章 過小評価されたRUSH
第6章 黎明期のフェス
第7章 VAN HALEN初来日の真実
と章立てされているうちの「第2章 興行の舞台裏」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
一昨年(2019年)『伊藤政則の”遺言2″』までシリーズで読んでおり、
<< 2019年9月26日投稿:画像は記事にリンク >> 伊藤政則さんが振り返ったロックの現場体験史と危ぶまれるこれから:『伊藤政則の”遺言” 2』読了
「(伊藤政則の遺言)3はサイン本で・・」と思っていたところ
(画像中央右)「特典付 直筆サインカード」に反応。
直筆サイン付き特典販売現場に遭遇、反応し入手していた経緯。
ロック界の現実と希望
実際のトークイベントに足を運んで & 書籍で過去の模様を振り返っては、ロック界を取り巻く厳しさを感じさせられてきたこと多いですが、本書でも
続きを読む 伊藤政則さんが振り返ったロックの現場体験史と危ぶまれるこれから:『伊藤政則の”遺言” 3』読み始め →
能楽師 安田登さんの『三流のすすめ』を読了。
サイン本販売きっかけで本書を知り、
サイン本から内容へ関心が移行し・・
タイトルから内容に興味が移行していき・・ 概略を読み、購入に至っていた経緯。
三流、本来の意味
本書は、
” 日本社会は一流志向です。ほとんどの人が一流のほうを向いて生きています。むろん、その方向が向いている人はそれで問題ありません。
しかし、そちらの方向で生きづらい人、すなわち三流の人も無理やり一流の方向に歩むことが求められています。”(p253-254)
という感じられる日本社会の風潮下、
続きを読む 能楽師 安田登さんが説く、一つに決めずいろいろなことをやってみる生き方:『三流のすすめ』読了 →
たけし軍団でお馴染みお笑いタレントダンカンさんの『ダンカンの企画書』を読了。
(2021年)7月に購入した本を読んでいる最中、9月に買ったばかりの本をさっそく手に取ったのは・・ ↓
出典:スモール出版 Twitter(画像はTweetにリンク)
「生」企画書プレゼント企画 に参戦すべく ^^
購入は、サイン本入手情報を目にして
出典:書泉ブックタワー(秋葉原)Twitter(画像はTweetにリンク)
即反応していた経緯。
視覚を含め簡潔明瞭な企画書
本書は
ダンカンの証言
第1章 『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』の企画書
テリー伊藤の証言
第2章 『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の企画書
そーたにの証言
第3章 その他の番組の企画書
水道橋博士の証言
第4章 ダンカンのメモ帳
あとがき
という章立て(項目)で、タイトルにある通りダンカンさん手書きの企画書主体の構成。
続きを読む ダンカンさんが、お笑いに賭けた情熱が凄まじかった:『ダンカンの企画書』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる