サイン本入荷情報に反応し、

入手していた著書。
本書は、
島脱け
夢でありんす
放召人討ち
の3話を収録。
「島脱け」は、一代限りの武家奉公人が主人に見込まれ行った闇仕事から
” 政恒が語るところによると、安永六年(一七七七)田沼意次に連なる勘定奉行の石谷清昌は、江戸市中に流入した無宿者の処置に困っていた。そこで片っ端から無宿人を捕らえて佐渡に送り込む計画をぶち上げた。”(p11)
激務を課される佐渡送りの憂き目に遭い、繰り広げられる決死の脱出劇。
「夢でありんす」は、
サイン本入荷情報に反応し、
入手していた著書。
本書は、
島脱け
夢でありんす
放召人討ち
の3話を収録。
「島脱け」は、一代限りの武家奉公人が主人に見込まれ行った闇仕事から
” 政恒が語るところによると、安永六年(一七七七)田沼意次に連なる勘定奉行の石谷清昌は、江戸市中に流入した無宿者の処置に困っていた。そこで片っ端から無宿人を捕らえて佐渡に送り込む計画をぶち上げた。”(p11)
激務を課される佐渡送りの憂き目に遭い、繰り広げられる決死の脱出劇。
「夢でありんす」は、
(2024年4月)月初、事業開発、事業戦略立案を専門とされている山中哲男さんの『相談する力 一人の限界を超えるビジネススキル』を読了。
先々月頭に開催された
刊行記念イベントの対象書籍として入手していた経緯。
本書は、
“「最強のビジネススキルとは?」”(p1)
と冒頭1行目で掲げた問いに、
プロインタビュアー&プロ書評家 吉田豪さんの『聞き出す力FINAL』を読了。
サイン本入荷情報に
タイミング良く反応でき、入手していた著書。
本書は
“『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)の二〇一八年八月二四・三一日号〜二〇二二年四月一日号)に掲載された連載「吉田豪の聞き出す力」を、加筆修正のうえ一冊にまとめたものです。”
というもので、本編は
” ボクも三〇年近いキャリアの持ち主なのに、やっぱり原稿料一〜二万円程度でインタビュー取材のオファーがきたりするので、この仕事でプロが育たないのもしょうがないと思うのである。”(p213-214)
というライト!?な業界の内情を吐露した内容あれば
格闘家 堀口恭司選手が自身で半生を振り返った『EASY FIGHT』を前々日(2024/3/12)読了。
サイン本販売機会を捉えて
入手した著書で、2024年(購入)の一冊目。
本書は、冒頭の「まえがきにかえて 難しく考えるな」で
” 何をしたいのかにもよるけど、だいたい物事は全然難しくなんかない。同じ人間なのだとしたら、他にできる人がいるなら自分にも絶対にできる。逆にいったい何が違うのか、それを教えてほしい。要は、自分で自分にマイナスの洗脳をかけることは今すぐヤメたほうがいい。”(p3)
と格闘技に限定されない考え方の土台が示され、
第1章 前夜
第2章 UFC王座を目指す
第3章 師匠との別れ
第4章 日本人初の二冠王
第5章 カーフキック
第6章 格闘技をメジャーに
第7章 新格闘技団体「TOP BRIGHTS」の方向性を役割
第8章 「最強」の定義を考える
の章立てに沿って、
” 自分はまったく覚えていないけど、両親から聞いた話では、保育園でも幼稚園でも、担任の先生や女の先生を泣かしているような問題児だったとか。言うことを全然聞かずに、やりたいことだけやっていたワルガキだったらしい。”(p14)
という幼少期から
先月(2024年2月)頭に積み上がっていた
2023年12月購入積読4冊を2月末に読み終え、新たに積み上がりし、
2024年1-2月購入積読4冊。
このところ書籍購買量が低下。(2023年)8月以降、10月の3冊以外月4冊。年が明けて更に低下し、1月(画像右側)2冊、2月となり、シリーズの存続も危ぶまれる?!といった直近事情。
先週末(2024/2/24)、読み始め記
をアップロードした『地獄の伊東キャンプ 完全版 長嶋茂雄が闘魂こめた二十五日間』を先月末(2024/2/29)読了。
本書は、
” 前著を刊行して以来、じつに多くの感想を得た。中には、地獄の伊東キャンプと自身の環境を、重ね合わせる作業ができて救われたといった感謝の声もあり、書籍として送り出した意義を大いに覚えたものである。しかし少しすると、伊東キャンプに参加した十八人のメンバー中、まだ八人にしか取材し得ていなかった事実に直面した。
・・中略・・ いつかは十八戦士をコンプリートすべきではないかと思い始めていた。”(p312/註:前著=『地獄の伊東キャンプ 一九七九年の伝道師たち』)
との思いから新規及び再度の取材に既存原稿の全面改稿を経て、「完全版」として出版に至った著書。
その(「読み始め」)後は
第6章 篠塚和典
第7章 中井康之
第8章 二宮至
第9章 中畑清
第10章 平田 薫
第11章 赤嶺賢勇
第12章 鹿取義隆
第13章 藤城和明
第14章 中司得三
第15章 淡口憲治
第16章 河埜和正
第17章 山本功児
第18章 資料にみる伊東キャンプ
という章立てで、諸事情から笠間雄二さん、山倉和博さんの両捕手の登場は叶わなかったものの篠塚和典さんの
“「我々伊東キャンプを過ごしたメンバー、その後にジャイアンツで育った後輩、アテネに参加した代表選手たち・・・事あるごとに、ミスターに教わったことを話していくべきだと思う」”(p304/註:アテネ=2004年、長嶋ジャパンとして挑んだアテネオリンピック)
の思いが各方々に共有されてか、既に45年前の出来事でありながらお一人お一人丁寧、協力的な取材をもとに一冊にまとめ上げられていった事が伝わってきます。
伊東キャンプを経てレギュラーを不動にした選手もいれば、浮上することなく現役を終えてしまった選手もいますが、ほぼ共通すること、例えば鹿取義隆さんは
“「伊東は自分にとって、プロ生活の礎でした。あれだけの練習を乗り切れたことが、その後のキャリアにつながった。伊東に参加していなければ、どこか途中でリタイアしてしまっていたかもしれません」”(p238)
に、赤嶺賢勇さんの場合、
” その後も活躍できませんでしたが、その伊東キャンプの経験が、プロ野球を辞めたあとに頑張り抜く根性と体力を、私に与えてくれたんだと思っています」”(p224-225)
といったように振り返られ、本書に登場する皆さんのキャリア、人生の分岐点になった二十五日間であったということ。
生々しさの具体さは本書で参照頂ければと思いますが、プロ野球の中心が、長嶋茂雄監督の教え子から更に若い世代へ移行していった中、閾値を超えた鍛錬が一流選手にプロ選手を如何に変革をもたらしたかに触れられる濃厚な証言録でありました。
ルポライター鈴木利宗さんが、讀賣ジャイアンツの球団史で語り継がれる1979年秋に長嶋茂雄監督が敢行した伊東キャンプについて迫った『地獄の伊東キャンプ 完全版 長嶋茂雄が闘魂こめた二十五日間』を読み始め、第18章まであるうちの第5章まで=全体の3分の1程度を読み終えたので、そこまでのおさらい。
昨年(2023年)末に開催された
発売記念トークイベント参加時に購入していた著書。
本書は伊東キャンプを率いた長嶋茂雄監督を筆頭に、選抜招集された選手ごとに当時を振り返る構成で、序盤に登場にするのは
続きを読む 鈴木利宗さんが迫った讀賣ジャイアンツの球団史、選手に語り継がれる『地獄の伊東キャンプ 完全版 長嶋茂雄が闘魂こめた二十五日間』読み始め
ピン芸人小島よしおさんと農学博士 稲垣栄洋先生の共著『10歳から学ぶ植物の生きる知恵 最強無敵の雑草たち』を読了。
昨年(2023)末に開催された
刊行記念イベントの対象書籍にして2023年最後に購入していたタイトル。
イベント登壇の小島よしおさん目当てで、雑草への興味を有していませんでしたが、本を開いたところの「まえがき①」で稲垣栄洋先生が
” テレビで小島よしおさんの活やくを見ていて、いつも思っていたことがあります。
それは、「小島よしおさんは、雑草っぽい」ということです。
わたしは雑草を研究しています。そんなわたしが言う「雑草っぽい」は、ほめ言葉です。”(p4)
これを受けてか? 続く「まえがき②」で小島よしおさんが
” 共著者 稲垣栄洋先生との出会いは、『弱者の戦略』という本が最初でした。
・・中略・・
読んでみると、弱者とは雑草のことで、雑草の生き残り術は芸能界におけるボクの生き方とどこか似ている、そう感じました。”(p6/括弧書き省略)
と学術書的でなし汎用性感じられる書きっぷりに姿勢を前のめりにさせられ、タイトルに「10歳から」とある通り雑草19種についてのイロハが簡潔平易に説明され学べる内容になっています。
印象に残ったのは
続きを読む 小島よしおさんと稲垣栄洋先生から学ぶ雑草の生きざま:『10歳から学ぶ植物の生きる知恵 最強無敵の雑草たち』読了