「book」カテゴリーアーカイブ

そろそろ秋を迎えし頃合いに並びし量質伴った 2024年8月購入積読7冊

ほぼ予定に沿った感じで(2024年)8月末に積み上がっていた

<< 2024年8月30日投稿:画像は記事にリンク >> 夏から間髪をいれず訪れた台風襲来期を並走せし 2024年7月購入積読3冊

7月購入積読3冊を9月前半に読み切り、新たに積み上がりし

l to r:(上段)高橋勅徳『なぜあの人は好きなことだけやって年収1000万円なのか? 異端の経営学者と学ぶ「そこそこ起業」』, 菅付雅信『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』, 江本孟紀 舞の海秀平『己も国も自信を持たなきゃ!』, 畠山健二『新本所おけら長屋』(下段)京極夏彦『了巷説百物語』, 京極夏彦『狐花 葉不見冥府路行』, ジュリア『My Dream ジュリア自叙伝』

2024年8月購入積読7冊。

このところなかなか(本を)買えていなかったところ久々に積読と感じられる重量感。

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明治大学ラグビー部の真髄に迫る『明治大学ラグビー部 勇者の100年 紫紺の誇りを胸に再び「前へ」』読了

明治大学ラグビー部、永田洋光による『明治大学ラグビー部 勇者の100年 紫紺の誇りを胸に再び「前へ」』を読了。

(2024年)7月末を迎え購入していた書籍が2冊にとどまっていたことに物足りなさを感じ、「何かないかな・・」と書店を物色した際に目に留まった著書。

100周年、そして・・

本書は、スポーツライター永田洋光さんに

” 二見書房から「明治大学ラグビー部創部百周年について書きませんか」という話をいただいたとき、真っ先に考えたのが「誰に取材するか」ということだった。”(p269)

と大きな節目を迎えたことでオファーが持ち込まれ出版に至った著書。

 プロローグ

 第1章  創部百周年のファイナル

 第2章  100年の歴史が凝縮したシーズン

 第3章 「明治ラグビー」とは何か?

 第4章  次の「100年」へ

 特別寄稿  北島忠治という生き方 森本優子

という目次立てで、まず創部百周年で大学選手権決勝進出を果たすも

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みうらじゅんさんがまとめたコレクターの歪みと真骨頂:『通常は死ぬ前に処分したいと思うであろう100のモノ』読了

みうらじゅんさんの『通常は死ぬ前に処分したいと思うであろう100のモノ』を読了。

携帯端末操作時、タイミング良くサイン本入荷情報に接し

出典:紀伊國屋書店 新宿本店 X(画像はpostにリンク)

入手していた著書。

本書は

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万城目学さんが京都での摩訶不思議を描いたミステリー 二篇:『六月のぶりぶりぎっちょう』読了

万城目学さんの『六月のぶりぶりぎっちょう』を読了。

6作目にして遂に万城目学さんとの対面叶った七夕

(2024年)七夕に開催された本書刊行記念サイン会で入手していた著書。

収録されているのは

 三月の局騒ぎ

 六月のぶりぶりぎっちょう

の二篇。帯に目をやると

> 直木賞受賞シリーズ第2弾

とあり、昨秋(2023年11月)、シリーズ第1弾にして

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夏から間髪をいれず訪れた台風襲来期を並走せし 2024年7月購入積読3冊

(2024年)7月上旬に積み上がっていた

<< 2024年7月3日投稿:画像は記事にリンク >> 既に夏到来!?暑さと対峙しながらの日々を並走する 2024年6月購入積読5冊

6月購入積読5冊を8月下旬に読み終え、新たに積み上がりし

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竹中直人さんのらしさ滲むエッセイ集が心に沁みた:『なんだか今日もダメみたい』読了

竹中直人さんのエッセイ50篇を収録した『なんだか今日もダメみたい』を読了。

(2024年)6月下旬に開催された

<< 2024年6月25日投稿:画像は記事にリンク >> 竹中直人さんを8年ぶりに眼前で感じてきた:『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショー 参加記

刊行記念トークショーでサイン本を入手していた経緯。

タイトルの付け方からして「なんとも竹中直人さんらしいなぁ」とニヤリとさせられてしまうエッセイ集本編では

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真山仁さんが描いた政治権力闘争の内側:『当確師 正義の御旗』読了

小説家 真山仁さんの『当確師  正義の御旗』を読了。3年前(2021年3月)に読んだ

<< 2021年3月23日投稿:画像は記事にリンク >> 真山仁さんが迫ったロッキードという名のミステリー:『ロッキード』読了

『ロッキード』が印象に残っており、同書著者 真山仁さんの新刊&サイン本入荷情報に反応していて入手していた経緯。

『ロッキード』の余韻に導かれ、サイン本が決め手となり購入

8月も3週間が経過し、月間初の読了記で、登場人物の多さに、各人の思惑を絡めるとハイペースで読むべきでしたが、

話しの筋を帯裏面から一部拾うと・・

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細田昌志さんが辿った力道山、田中敬子さんの生涯。そしてアントニオ猪木:『力道山未亡人』読了

作家 細田昌志さんの『力道山未亡人』を読了。先月(2024年6月)末、闘道館で開催された本書

<< 2024年7月2日投稿:画像は記事にリンク >> 田中敬子さん X 細田昌志さんのトークで力道山の凄みを今一度感じてきた:『力道山未亡人』出版記念トークショー&サイン撮影会 参加記

出版記念トークショー&サイン撮影会で入手していた経緯。

本書は、作家 故安部譲二さんが細野昌志さんに

” 「敬子さんを書いてよ」

「え?」

「田中敬子。ほら力道山の奥さんだった」”(p309)

と提案を受け、安部譲二さんの死去により頓挫しかかるも新たな橋渡し役の出現により出版に至った著書。

序盤から

” 腹部を刺され、山王病院に運ばれた力道山は、応急手当で済ませると、医師の忠告に耳を貸さず「家に帰る」とわめき散らしたという。

「病院」で手術をすると警察に漏れてしまって、報道されかねない。そうすると「力道山は強い」というイメージが損なわれる。そのことを、まず考えたんでしょう」(田中敬子)”(p21)

緊迫の場面が描写されつつ、力道山と田中敬子さんがそれぞれの道を歩んでいた頃から

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