「book」カテゴリーアーカイブ

上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(明治時代)』読了

経済評論家 上念司さんの『経済で読み解く日本史(明治時代)』を読了。

中間記⬇︎をアップロードしてから

<< 2019年6月17日投稿:画像は記事にリンク >> 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(明治時代)』中間記

読み進めたのは

 第4章 経済で読み解く日露戦争

 終章 講話反対から日米対立へ ー 新聞と不平士族の怨念

の二章。

読中読後、印象に残った箇所を抜き出すと、

続きを読む 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(明治時代)』読了

上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(明治時代)』中間記

経済評論家 上念司さんの『経済で読み解く日本史(明治時代)』を読み始めて

 第1章 金本位制の時代

 第2章 難航する貨幣改革

 第3章 経済で読み解く征韓論と日清戦争

 第4章 経済で読み解く日露戦争

 終章 講話反対から日米対立へ ー 新聞と不平士族の怨念

と章立てされているうちの第3章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

内包された欠陥

冒頭、金本位制・・

” 政府が発行する通貨の裏づけ資産として、金(ゴールド)の保有を義務付ける制度 “(p12)

について文面が割かれており、

続きを読む 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(明治時代)』中間記

上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(江戸時代)』読了

前々回、中間記をアップロードした

<< 2018年6月11日投稿:画像は記事にリンク > > 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(江戸時代)』中間記

経済評論家 上念司さんの『経済で読み解く日本史(江戸時代)』を読了。

読み進めたのは、本書 中、後半の

 第4章 借金苦に喘ぐ大名、アイデアに溢れる商人

 第5章 「民間の活力」を生かせなかった江戸幕府

 第6章 明治維新の原動力になった江戸の蓄積

というところ。

痛恨のミス、開国への・・

幾つかポイントがある中で

続きを読む 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(江戸時代)』読了

上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(江戸時代)』中間記

先月(2019年5月)、刊行記念トーク&サイン会に参加していた上念司さんの

<< 2019年5月29日投稿:画像は記事にリンク >> 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史』刊行記念 上念司さんトーク&サイン会 参加記

『経済で読み解く日本史』を読み始め。

「五巻あるうちのどれからにしようかなぁ」と、本来、最初(最古)から読みたい性分であるものの、

三巻目の「江戸時代」から。

経済の基本から史実の背景をストーリーで

その中で今回は、

続きを読む 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(江戸時代)』中間記

古市憲寿さんが、敵味方の枠を取っ払い、できるだけ正直に綴られた連載集『誰の味方でもありません』読了

社会学者 古市憲寿さんの『誰の味方でもありません』を読了。

古市憲寿さんは、昨年(2018年)共著⬇︎を読んでいたり

<< 2018年12月4日投稿:画像は記事にリンク >> 國分功一郎さんと古市憲寿さんが議論した、巨大な複雑な社会での模索される暮らし方:『社会の抜け道』読了

TV番組などの出演から顔と名前は一致する状態であったものの、近寄り難さのようなものを感じていて、

それは本書に

” 小沢一郎に再婚相手を聞いたり、”(p12)

とあり、「あぁ、あの時の人かぁ・・」と。

本書を引き寄せたのはサイン本を見つけた⬇︎のがきっかけ。

<< 2019年5月20日投稿:画像は記事にリンク >> 読むサイン本に、読まぬサイン本で、サイン本考。

書かれている内容は、

続きを読む 古市憲寿さんが、敵味方の枠を取っ払い、できるだけ正直に綴られた連載集『誰の味方でもありません』読了

長州力選手と因縁の19人が赤裸々に語った等身大の長州力:『証言 長州力「革命戦士」の虚と実』読了

引退試合を(2019年)6月26日に引退試合を控える長州力選手について(帯によると)因縁を持つ19人が

ざっくばらんに語った『証言 長州力「革命戦士」の虚と実』を読了。

プロレス界を包み込んだ存在感

本書で証言しているのは

前田日明さん、藤原喜明選手、大仁田厚選手、ミスター高橋さん、ターザン山本さん、田中ケロさんと選手/元選手に限らずさまざま。

目次2/7(19名中6名)

279ページ+詳細 長州力完全年表と分厚い一冊ながら、

書かれてある大概のことに興味あり、さくさくっと読み進めていき読了に至りました。

トップバッターを飾る前田日明さんから

続きを読む 長州力選手と因縁の19人が赤裸々に語った等身大の長州力:『証言 長州力「革命戦士」の虚と実』読了

景山民夫さんと高田文夫さんが10分番組で斬りまくったあのころ:『民生くんと文夫くん あのころ君はバカだった』読了

1984年に出版された『民夫くんと文夫くんのオレたち天才! めちゃぶつけ』が改題され、文庫化された

中古ながら比較的良い状態のものを入手出来ました。

放送作家 故景山民夫さんと高田文夫さんの『民夫くんと文夫くん あのころ君はバカだった』を読了。

先月(2019年5月)に読了していた

<< 2019年5月14日投稿:画像は記事にリンク >> 高田文夫さんが振り返った笑いの歴史を築いていった人たちとの忘れ得ぬ瞬間:『誰も書けなかった「笑芸論」森繁久彌からビートたけしまで』読了

『誰も書けなかった「笑芸論」森繁久彌からビートたけしまで』の中に

” 語感が似ているので「民生くんと文夫くん  あのころ君はバカだった」という本を出したり・・・ この角川文庫版に談志師匠が書いて下さり、大爆笑の仕上がりになっている。

当人の談志も「オレの最高の文章は民生の解説」と言っている。”(p92)

とあり、古本を検索して入手していたもの。

時代の感性を捉えていた二人による・・

のっけから景山民夫さんによる「まえがき」

” 高田文夫と僕とは、同じ放送作家をしていながら、13年間まるで出会ったことがなかった。

名前だけは知っていたが、あっちは塚田茂大先生門下の「スタッフ東京」の一員。

こちらは生まれついての一匹カワウソ。どうせ会ったって話は合うまい、チンケな馬鹿だろうくらいに思っていたのだ。”(p3)

とガツンとやられます(笑)

本書はニッポン放送でオンエアされていた番組「民夫くんと文夫くん」の書き起こしで

続きを読む 景山民夫さんと高田文夫さんが10分番組で斬りまくったあのころ:『民生くんと文夫くん あのころ君はバカだった』読了

筒井康隆さんが描いた一筋縄には行かぬ34のショートショート集『笑うな』読了

筒井康隆さんのスラップスティックでブラックな味のショート・ショート集との『笑うな』を読了。

上記、紹介文は裏表紙から借用しましたが、

裏表紙に書かれている作品紹介

購入時はタイトルの『笑うな』に気配を感じ ^^それ以外の詳細は情報は承知しておらず、

手にした軽度な重量感、解説を含め300ページに迫るボリュームに「分厚いな、、」なんてやや腰が引けたものの

続きを読む 筒井康隆さんが描いた一筋縄には行かぬ34のショートショート集『笑うな』読了