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マックス・マキューンが『戦略大全』が誘(いざな)う、人生に戦略を

 

ここのところ読み進めている『「戦略」大全』が、第6部あるうちの第5部に入ってきたので、中間地点での整理。

と考えていたら、現在 am01:04につき、さらっと。

 

戦略 x 331ページ

著書名を読んで字の如く、「戦略」に照準を合わせて書かれた本で、企業が採った様々な紹介が成されていて、記載が具体的で

1章が10ページ程度なので、テンポ良く読み進める事が出来ます。

 

戦略とは「本当に欲しいものを手に入れるべく」の レール敷き

冒頭で、本書の役割を・・

” 戦略とは、未来を形づくることだ。だが、優れた計画でも、常に現実社会で機能するとは限らない。

本書の目的は、戦略を使って「本当に欲しいものを手に入れるために、いま何をすべきかを明確にすること」であり、戦略を実践的なものにすることだ。” (p20)

と明示され、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグの

” Done is better than Perfecet(完璧を目指すよりも、まずやってみよう)” (p32)

と同社のスローガンを紹介に始まり、章の頭で紹介した企業例をもとに、如何に戦略が機能したか、

「成功の基準」であったり、「落とし穴」であったり、様々な角度からの分析が成されています。

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格言を足がかりに迫る「戦略」

読みやすい半面、自分が実際、数値を盛り込んだ詳細な計画を立てて、実行する状況にないことから

読んでは抜け落ちて的な感覚で、広くオススメするタイプの本とは異なりますが

戦略についての格言も豊富(下記)で、手元に置いておく価値はあるかもしれず、その辺は本の後半の内容も合わせて結論を導ければと思います。

” 何事であれ、より良い方法はどこかに存在するものだ。現在地と目的地を結ぶ、より良いルート(急成長している新市場、新たな手法、顧客、アイデア)はどこかにあり、発見されるのを待っている。” (p33)

“戦略家として考えることは、望ましい状況を実現する可能性を探ることだ。周りで起きていることを認識し、過去の傾向を見極め、数手先を読みながら多次元のチェスをプレーする。” (p56)

” 戦略とは、目標をの達成を目指すものである。リスクとは、目標とそれを達成するための組織の能力の間にある差だ。” (p68)

” 私たちはリスクの見積もりを誤ることで、避けるべきリスクをとり、とるべきリスクを避けてしまうのだ。さらにこれらは、情報不足、個人的恐怖、集団の力学などによって悪化する。” (p75)

本の前半を読み返し、付箋箇所を振り返っみて、改めて気になった言葉、上記の通り。

 

 

平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1/4)

先日、受講した平秀信が発言されていて小耳に挟んだ「ヴァーチャル・コンサル」のウェビナーの初回が先週開講し

リアルタイムで聴講出来なかったのですが、動画が録画(有料講座のため非公開)されており、週末に学習してみました。

>>  平秀信さんに学んだPT(合法的無税生活)とヴァーチャル・コンサルティング  <<

ヴァーチャル化する世の中

4回シリーズで、第1回は「ヴァーチャル・コンサル」の概略的内容。

キャストは、平さんと(平さんの師匠の)仙人さん、ヴァーチャル・コンサルを実践されている神崎さんのお三方。

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序盤はビートたけしの番組的なノリでスタート。仙人さんは声のみの出演。

まず、ヴァーチャル・コンサルがこれから伸びて行く時代背景に世の中のあらゆる事が、ヴァーチャル化している事により、

これから6〜7割程度の職業のヴァーチャル化が想定され、ヴァーチャル・コンサルに向かない職業は無いと言えると思われる。

例えば美容師、蕎麦屋といった職業でも、同業者にコンサルする事で実現可能。因みにサラリーマンは、様々な苦労を経験していることからヴァーチャル・コンサルに向いているとの事。

この流れに沿ってコンサルティングの技術を身につけておくと、どこに居ても仕事が出来るようになり、未来が明るくなる。

参考までに(ヴァーチャル・コンサルの)月収の目安は35〜40万円程度との事。

まずはコンサルティングの世間一般のイメージを外すところから

ヴァーチャル・コンサルは主としてSkype(スカイプ)を使って、画面は落として、顧客の良き相談相手となるもので

イメージされる堅苦しさとは無縁。実際は「話しを聞いてくれる優しい人」程度の感じで丁度。

平さん曰く、そもそも仕事の定義自体、「価値を与える事」にあり、スーツを着て、会社に行く事と勘違いしている人が多いと指摘。

一気に大きくしようとせず、少しづつ段々と

ヴァーチャル・コンサルと聞いて、よくイメージ出来ず、不安に思う人が多いとみられるが

一気に始めるのではなく、不安を感じるのなら小さく始めれば良いとの事。

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安価なコストでインフラ整備が進んでいるこのご時世

平さんの提唱するヴァーチャル・コンサルは海外に出て、日本の顧客を相手にする。

これは次回以降の講義の内容となる海外で合法的に無税生活を送る「PT」とリンクしたもの。

この話しを聞いて、語学面で不安を感じる人も多いと推測されるが、ヴァーチャル・コンサルを生業としている人たちの中には

” Hello” 程度の英語力しかない中で、1年間ドイツで生活していたり等、語学力の出来不出来は本質的な問題ではないそうな。

海外では安宿をまとめて紹介するサイトや家をシェアさせてくれる制度の普及など、調べればいろいろ経済的に活用出来るシステムは発達しているようです。

本拠を構えるのにオススメの場所は東南アジアで、日本人でも目立たず、周囲と溶け込める事が大事であると。

ヨーロッパは惨めな思いをし兼ねないとの事ですが、世間との印象と打って変わって、ロシアは世界一優しい国であるそうな。

はじめ方は様々、価値の交換の仕方

「いきなり、海外は・・」という人たちのためには、会社と交渉して週1回は社外勤務にしてもらうなど

会社と協議する事の提案があり、意外と交渉に応じてくれる場合が多いんだとか。まぁ、これも「会社に行く事が仕事ではない」といった

こういった申し出を出来る人のマインドセットの問題はあるかと思います。

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内容が核心に入り、表情も真剣に・・

まずは「相談されましょう」

ヴァーチャル・コンサルの第1歩は、仙人さんによると

” まず人から相談されるチャンスを見付ける事 ”

相談が来れば、親切に乗ってあげる事を心掛け、その繰り返しが将来的にセミナーの開催やDVD等の商材販売に必ず繋がってくると指摘。

願わくば一人でやるよりはチームでやった方が良いとの事ですが、実は、

ヴァーチャル・コンサルに必要なのは「度胸だけ」だそうです。

才能とは、自分で気付かないくらい、至極当たり前にやっている事

ウェビナーの後半部で仙人さんから(コンサルティングの源泉となる)「才能」に関しての言及が有り、

才能は、自分が思っている事ではない。凄く自然な行為で、凄く簡単、自分でも考えないような事を指し、

これは(友達等の)人に聞いてみて分かる事だと。自分が嫌いな事であったり、親から怒られてきた事が該当したりするようです。

「失敗」が存在しない世界

ヴァーチャル・コンサルになって、自分が外へ出て行く事で、自ら環境を良くしていく。

大概の人は、「失敗したらどうしよう」と考えるが、仙人さんは学校に行かなかった事も有り

そもそも「失敗」について学ばなかったので、失敗について分からないとしながらも

人間界に失敗は無く、何かしたら、何かを必ず学ぶもので、それを次に活かせば良いだけの事。

「好きな事して、相談されて、感謝されましょう」の好循環

人間の幸せは、感謝される事に有る。好きな事をして、感謝される事に本来の姿が有り、

実際、ヴァーチャル・コンサルをやっている人たちは「感謝される事しかない」とか。

初回のエンディングは、「人に感謝される事を毎日していきましょう。」「最初から大きく考えない」

ちょっと海外に旅行する感じで出て行けば、必ずステップ・バイ・ステップの要領で歩を進められる。

自分ではなく他人の事、明日、明後日ではなく1年後の事

最後は仙人さんから、ヴァーチャル・コンサルの3つのマインドセットが定義され・・

1. 小さくテストする

2. 相談される

3. (借金があれば)借金を返す事

この指摘と並行して、自分の悩み、問題にフォーカスする事は止め、

明日、明後日の事を考える事も止めて、1年後の事を考えるようにしましょうと。

知らぬは、己の思考の枠組みなり

ざっと、このような内容で100分強の尺であったと思いますが、ヴァーチャル・コンサルという職業、ライフスタイルも然ることながら

こういった事を知っているか、知らずにいるか。また、自分が普段、如何に枠にハマった考えた方をしているのかを実感させられる機会にもなりました。

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続き(第2回)は、また来週アップします。

 

神田昌典さんが伝授してくれた目から鱗な営業の極意x2:『禁断のセールスコピーライティング』読了

 

前回に続いて、神田昌典さんの『禁断のセールスコピーライティング』から。

>> 神田昌典さんが断言する「高飛車な営業スタイルが、信用につがなる」の真意  <<

30年の調査期間で実証された、顧客との絶対的信頼感を10分で築く方法とは・・

第4章「禁断のセールス」編 の「短時間で顧客との信頼関係を築く」と題された項目内の10分で築く信頼関係として、

一般的には「お客とお酒を飲むこと」と思われているが、もっと効果的な方法で

神田さんがジャック・ワース(アメリカで30年間、300業種のトップセールスマンに共通するセールス方法を調査した結果)が教えてもらったという方法が

“見込客の7歳以前の話をする。” (p233)

というもの。

” なぜ7歳以前の話をするのかといえば、相手が取引に値するかどうかという判断するため ”

” 見込客が、7歳以前に両親との葛藤があり、その葛藤が現在まで怒りという形で続いている場合は、取引をしてはいけない。なぜなら、その怒りが取引先である自分に向けられる可能性が高いから” (p233-234)

立ち入った質問とたるため難度が高いと思いきや、神田さんが実践したところ、「実にいい会話を持てることがほとんど」 (p234)であったそうな。

ここで相手が怒り出すような事があれば、先々、契約に至る事は難しいであろうと。

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この会話が終わった後・・

” 自然の感情として相手に対する敬意が涌いてくる。相手も同様に、幼馴染の友人のような感情を抱くことになる。つまり、その他の営業マンとはまったく次元の異なる関係が作られている “(p234)

という効果があるそうで、これが決定力を推進する役割を果たす事になるようです。

本で紹介されている会話具体例・・

営業マン:「いつ頃この会社を創業されたのですか?」ーーー「27年前だな」

営業マン:「創業されたきっかけは?」ーーー「いやぁ、ほかに仕事がなかったんだよ。オイルショックでね。だから、しようがなく始めたんだよ」

営業マン:「何を大学で勉強していたんですか?ーーー「経済だな」

営業マン:「経済を勉強しようと思ったのは、なぜですか?」ーーー「高校で野球ばかりやっていたから、それしか受からなかったんだよ」

営業マン:「野球を始めたのは、いつからですか?」ーーー「そうだな。6歳のときには、父親とキャッチボールしてたな・・・・・・」

こうすると、比較的、短時間で子ども時代にまでさかのぼれる。そして、調べたいのは両親との関係だ。

営業マン:「ご両親との関係はどうでしたか?ーーー「子どもときは、いやぁ、怖かったよな」

営業マン:「それはなぜですか?」ーーー「うちは醤油屋だったからなぁ。小学生でも自分の工場で働かなけりゃならなかったのだろう。それを手伝わないと、怒鳴られるからな」

営業マン:「そのときに、どう感じました?」ーーー「そりゃ、寒かったよ。冬でも水で醤油瓶を洗うんだからな。こんな父親を持ったのを恨んだこともあった」

営業マン:「今は、どう思われていますか?」ーーー「いやぁ、もう親父もお袋も亡くなっちゃったからね。感謝してるよ。」(p235-236)

出来るセールスマンは自然とやっていた!

と、まぁこんな会話の例示ですが、何でも

“トップセールスマンの8〜9割が、意識するしないにもかかわらず、この方法により信頼関係の構築を行なっている。” (p237)

そうな。神田さんご自身でも

” 高飛車で突っ走れるのも、「この方法を知っていれば、どんな会社でもトップセールスになれるだろう」との自信がある” (p238)

ためであると。

セールスの極意として抑えておくべき事は、わずか2つ

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と、『禁断のセールスコピーライティング』の後半では営業の極意は・・

” お客が、「この商品が欲しい」と表明し、そして欲しい理由が明確でないかぎり、商談を続けてはならない。

実に高飛車な営業スタイルだが、逆にそれが信用につながる。” (p212)

” 見込客の7歳以前の話をする。” (p233)

の2点。神田昌典さんの本ならではの「非常識」な感じが、ある種、爽快な読後感を運んでくれました ^^ 〜

神田昌典さんが断言する「高飛車な営業スタイルが、信用につながる」の真意

 

300ページ弱の「顧客心理」を射抜いた実例の数々

『禁断のセールスコピーライティング』を読了。

巻末に挟んでいたレシートの日付を、確認すれば5月10日。

285ページの分厚さに、休み休み読んでいた影響もありますが、後半が格段に面白く、まるでマンガを読んでいるかのような(笑)

本書は著者である神田昌典さんが主催されている中小企業の経営者を対象の「顧客獲得実践会」を通じて得られたノウハウのうち

セールスコピーライティングに関する内容が凝縮、再販された一冊と理解していますが

格段に面白かったのは、第4章「禁断のセールス」編と第5章「神田のセールスレター」編。

 

「お願い営業、こめつきバッタ」では売れない営業の世界の真実

「禁断のセールス編」では、

” いったい、お客は、どんな基準で、購買を決定するのか? ”

の問いに、アメリカで調査された結果が

” 1.信頼出来る営業マン  2.商品品質   3.価格 “(p207)

と示され、

” 購入するときには、信頼できる人から買う。つまり1対1の、人同士の関わりの中で、購買が決まっていく。” (p207)

“「多くの営業マンは、「お客に気に入られること=信頼されること」だと思い込んでいる。 ” (p207)

が、ここに大きな誤りがあって、神田さんは

” しかし、周りを見回してほしいが、お願い営業で稼いでいる人がいるだろうか?トップセールスマンに、こめつきバッタはいるだろうか?”(p209)

と。本書では・・

” お客が、「この営業マンは信頼できる」と思うときはどんなときだろうか?”(p210)

” お客が(営業マンを)信頼出来ると思うのは、十中八九、断られたとき なのである。”(p210)

と実態を指摘。具体的に、これは

” 買う側のメリットにならない場合、売ることを断る営業マン ・・・・・・” (p210)

 

営業マンが潜在顧客を見極める3つのポイントがある

と、上記の如く説明されていますが、『売り込まなくても売れる!』(ジャック・ワース著)によると・・

” 1. お客が自分の商品を必要であり、買いたいと思っているかどうか。

2. お客に、この商品を買う予算があるかどうか。

3. この取引をすることで、売り手および買い手の双方にメリットが生じるかどうか。

この3点について見きわめて、取引する価値がないと判断した場合には、丁寧にお断りする。” (p210-211)

” つまりお客が、「この商品が欲しい」と表明し、そして欲しい理由が明確でないかぎり、商談を続けてはならない。

実に高飛車な営業スタイルだが、逆にそれが信用につながる。”(p212)

誰もが犯してしまいがちな営業での過ち・・

逆に絶対にやってはいけない事として、

” 「1人のお客も逃さないように、説得しよう」と思うからその焦りがお客に伝わってしまう。”

説得してはいけない。説得しようとすれば、お客は必ず不買心理を高める。” = ” 売れない営業マンは頭を下げる。トップセールスマンは、お客を切り捨てる。” (p213)

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といった流れから、本では具体的なセールストークの紹介まで披露されています。

真剣なお客さんは、営業マンから切られるリスクを感じ取っている

神田昌典さんというと、このスタンスは自分でも分かっていて、個人では高飛車、非常識という先入観があり、

ご本人と接する機会があった時には、かなりのギャップを感じましたが(笑)

>> 神田昌典さんライブコンサルティング その弐(5/31): お金が無くても幸せな人を目指そう」の意味するところ <<

” セールスとは、「今すぐ客」を見きわめる。” (p230)

” 営業マンの仕事は可能性の低いお客には時間を使ってはならない。”(p219)

本章或いは本書の中で、一番刺さりのあった一文は・・

” 真剣なお客ほど、営業マンから切られることがリスクと感じるから、必ず「購入したい」と言ってくる。 ” (p222)

との部分。確かに、顧客側の立場に自分が居る時の心情を振り返ってみると、よく実感できます。

実例に富み具体的で、人間心理をよく突いていた一冊でした。繰り返し読み、実践でのフィードバックを経ていく事を通じて、大きな価値を得られます。

 

平秀信さんに学んだ PT(合法的無税生活)とヴァーチャル・コンサルティング

ウェビナー受講のきっかけは、Facebook友達のいいね!

先日、平秀信さんのウェビナー(オンラインセミナー)を受講。平さんについてはお名前は存じていたものの、神田昌典さんの教えを受けた程度の知識。

ウェビナー受講のキッカケはFacebook広告で、時分は平さんのFacebookページに「いいね!」していない為、Facebook友達の多くが同ページに「いいね!」していたという巡り合わせ。

因みに平さんのご略歴は、約20年のサラリーマン生活の最中、勤務先の倒産騒動に巻き込まれ、1億円の負債を背負う。そこから起業し、3年で年商10億円に業容を拡大し、借金は完済。

後に、平さんの名前を馳せる事につながる超ローコースト住宅を世に出したり、事業の多角化等により、現在の年商は35億円ほどとか。

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ウェビナーの模様

コップの中に閉じ込められてしまう日本教育

ウェビナーのお題目は「成功のブレーキを外す唯一の方法」。読んでの通り、自己啓発系。

平さんご自身、40歳過ぎて事業の成功から富を得て、そこで得られた様々なノウハウを公開、伝授して、15年間に渡って広く後進の育成に努めるも、多くは上手く行かない。

「これをやれば・・」「ここに書いてある通りやれば・・」というだけなのに、大多数の人は一線を越えられない。

そこに強い疑問を感じ、平さんのメンターで普段は山の中などで生活されている仙人さんと呼んでいる方がいらして、山奥から出て来られた際に、疑問をぶつけたところ・・

日本の教育システム、幼少の頃から育てられ方に問題があるのではないかという事。

つまり、やってはいけない、行動を続けられない教育ばかり受けているため、それを解いていけば良いのではないかという事。

例えれば、自由に飛び回っていたのが、ガラスの中に閉じ込められたようなもので、

儒教、陽明学の「名誉、利益を避け、私欲を捨てる」思想の影響に、すっかり洗脳されてしまっているのではないかとの見立て。

失敗したら、また挑戦すれば良い

平さん自身、東南アジア、フィリピンなどでは日本と全く異なり、

「自分は何でも出来る」「失敗しても何度でも挑戦出来る」といった考え方が根付いているとの事。

日本の著名な経営者でも海外を学んで、成功された方が多いと指摘。

成功する人に共通している事として、学んだ事をすぐに行動に移し、身体を使って勉強する習慣が身に付いている。

多くの人には、行動するにもブレーキがかかっている状態で、だから成功出来ない。

日本から出でよ

平さんの提案する方法は、英語の通じない海外に行ってみる事。言葉が使えない状況で、自分の行きたい所にも行けないという、行動しなければいけない状況に自分を追い込む。

そうやって既存の枠組みから外れ、行動範囲を拡げていく中で自分に植え付けられた洗脳を外して行く事が出来るようになる。

ウェビナーでは具体的にオススメの場所の教授があって、チェンマイ(タイ)、台湾、上海、韓国(ソウル、仁川以外)、ベルリンなど。

一部、英語圏の紹介もあり、ニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポール等。

何でも1年に海外旅行に出る世界平均値が1.12回であるのに対して、日本は0.12と極端に低い実情。

自分が今いる環境を変えて、自己責任を持ち成長する過程を体感する事、また、自分の育ってきた環境を外側から見て客観視する事が大事。

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700円のセミナーで、実に45ページのレジュメ

ノウハウ身に付けて誰でも始められる無税、月収35万円生活

更に進むと、海外で得られた収入をもとに合法的に納税せず無税で暮らす「PT(Perpetual Traveller/永遠の旅行者)」なるライフスタイルが注目されているようで

これは誰でも出来る手段であるそうな。PTは、己にかかった洗脳を解く第一歩になるとして

生まれ育った既存の環境、過去を引き摺っていては、変えようにもなかなか自分を変える事は難しい。

「PT」で収入を得る手段で、ヴァーチャル・コンサル(ティング)がある。スカイプを使って、クライアントから悩み、資産形成、マーケティングなどの問題に対して価値を提供する事で、

月商35万円程度(所要時間 30-60分:単価 4,000-10,000円)の収入を得る事は至極現実的な事(マニュアルが存在)。

新たな学びは、PTとヴァーチャル・コンサル

1時間のウェビナーで、まず、やるべき事が「海外へ出ろ」という事で

単身で旅行する機会が多く、非英語圏のモントリオール(カナダ)やリヨン(フランス)の街中を一人で観光した事のある自分としては

「ホンマかいな」的に感じてしまいましたが、PT、ヴァーチャル・コンサルといった学びもあり、

場所に縛られないノマドライフに憧れる自分としては「いい事聞けた!」的な感覚も得られ、ヴァーチャル・コンサルについてはちょっと勉強してみようと思いました。

 

神田昌典さんに学ぶセールスコピーライティング:『禁断のセールスコピーライティング』中間報告

 

現在、神田昌典さんの読みかけの本が2冊。1冊は神田昌典さんが主宰されている顧客獲得実践会の会員向けにセールスライティングについて書かれていたものをまとめ『禁断のセールスコピーラインティング』

と、もう1冊は電子書籍版で購入した監訳の立場で関わられた『「型を破る人」の時代』。

購入後、中断していましたが『禁断のセールスコピーライティング』の読書を再開。

文章とは・・、売れるメッセージとは・・

受講中の「実践会アカデミー」の教材でもセールスコピーライティングについて学んでいますが

多面的に捉えられるという意味で、同じ受講生の方からも後押しもあり、購入した次第。

神田さんが文章の役割と定義する

” 文書はね、情報を伝えるものじゃないんだよ。気持ちを伝えるものなんだ。” (p35)

を土台に、

「商品をどういう口で販売すれば、売れるメッセージになるか?」という点について「2つの大きなステップ」があるとして・・

” 売れるキャッチフレーズというのは、その深い理解から生まれるのである。売れるキャッチフレーズが思い浮かばないのは、適切な質問を仕方を知らないからだ。

そう、適切な応えは、適切な質問をすることよって得られる ” (p26)

「適切な質問」はセールスコピーライティングの分野に止まらず、人生の質に及ぶとまで神田さんが言い切られる大事な事柄。

黄金律「PASONAの法則」とは?

次いで、2つ目の重要なポイントは、物語を語る “順番”。これが神田昌典さんを代表する1つのアプローチ法で

「PASONAの法則」と称される、顧客の購買心理を人間が行動するメカニズムに落とし込んだライティング・テクニック。

P(=Problem)・・・問題点の明確化

A(=Agitation)・・・問題点の炙り立て

So(=Solution)・・・解決策の提示

N(=Narrow Down)・・・絞り込み

A(=Action)・・・行動への呼びかけ

上記プロセスに従って・・

” 自分を主語にするのではなく、「 相手を主語に」を考え続けなければならない ” (p5)

” 人間は無意識レベルでは、否定形と肯定形を区別できない。” (p55)

等々、売れるためのノウハウが事例をもとに事細かに手引きされています。

経験は自信を裏打ちする

また、

” 自分が発信した情報が、相手から評価・判断を受けると、脳の神経回路が太くなる。

すると、今までは、ちょっと無理があるかなぁと思っていても、自分に自信が持てるようになる。自信を持つと、それを見ているお客も「さすがだ」と感心する。” (p65)

と、原則的な事ですが場数を踏む事の重要性についても内容が及んでいます。

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さて現在、第1章まで。残りあと4章、190ページと濃密な学びの旅です。

 

ブレンドン・バーチャードが問ふ、人が最期に向き合う三つの質問:『人助け起業』読了

『人助け起業』を読了。

確認したら購入日のレシートが5月13日。346ページに及ぶ分量に途中の中断も有り、時間を要しました。

上半期最終日との動機付けが働き、本日フィニッシュ。

購入のきっかけは、Facebookのニュースフィードに友人が上げていた事で本書を知り、内容に興味を持った次第。

■関連投稿

>>  1人1分野、エキスパートのススメ:『人助け起業』前半のおさらい  <<

>>『人助け起業』に学ぶ、「最初の二年間」を耐える事、一箇所集中の原則  <<

著者のブレンドン・バーチャードについては名前を知りませんでしたが、日本で『奇跡が起こる遊園地』なる著作が発売されて、アメリカでは結構、著名な方であるようです。

 経験に込められた計り知れない価値

人生、キャリア、ビジネスなどの各分野で専門性を持った人が、如何にその分野で、人の役に立ち、経済的に独立を経ていくか

著者の経験談を踏まえ、著者によると類書がないノウハウ、マニュアル満載の内容。

” 世界中に集まる客はみな同じ欲求 ・・中略・・ 価値が欲しいのであり、あなたがそれを与えれば、彼らはあなたを支持し、あなたに従い、あなたから買い、あなたに敬意を払う。” (p338)

と巻末の総括的部分で著者が述べていて、人それぞれ・・

” あなたのアドバイスや人生経験は、自分では想像もできなかったほど貴重なものである。” (p328)

そこに至るには誰しも乗り越えるべき壁があり、

” 自分の意見を世の人々に伝えるのはあなたにとって怖いことかもしれないが、人々はあなたが想像したよりも受容力があり励ましてくれることが多い ” (p337)

” 自分のメッセージを世に広めるのを妨害する最後のバリアは、まさに「恐れ」である ” (p338)

として、人は恐れによって自分のメッセージを語る事をためらいがちであるものの

それは他人にとって(その人にしか語れない)貴重な学びの糧を奪いかねない状況である場合が多い。

実際、今の時代は・・

” わたしたちはまた、途方もない変遷の時にいる。がむしゃらに働くだけではだめで、人生にはもっと豊かな何かがあるから、それを追い求めないといけない、ということに気づきつつある世代が、ついに誕生した。

いまや、解雇されたり退職したりで、新しい機会を求める人々が、何千万といる。だれもが、もっと創り、もっと与え、もっと関わり、もっと成長し、もっとつながることを求めている。

人々はいま、自分の世界を積極的に探索し、過去の軛から脱しようとしている。自分の潜在能力を開花させられる新しいアイデアを求めているのだ。だから指導や創造的刺激に飢えている。” (p342)

と、著者は、今までになく人それぞれの専門性に「価値」が見出されている時代と分析。

Bringing_Your_Value_Proposition_to_Life

各分野の専門家に声を、この時代だからこそ、声を上げる必然性が呼びかけられています。

恐れを克服した先の世界

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声を上げるとは、具体的に・・

” 自分自身の話を伝え、自分独自のコンテンツを創ること ” (p302)

そして・・

” 客にとって ・・中略・・ 彼らの目標について考え、A地点からB地点へ移動するのに役立つ実践的トレーニングを提供すること ” (p312)

ポジショニング、パッケージング、プロモーティング、パートナーリング等の詳細は本で語られていますが、印象的であったのは下記の人生訓。

人が死の床で向き合う三つの問い

” 悲劇の最たるものは死そのものではなく、生きているうちに心を死なせてしまうことです。死の床につくと、人は稼いだお金や成し遂げた業績のことなどどうでもよくなります。

ふつう人は死の床で三つの問いを発するのです。1 私は賢明に生きてきたか? 2 わたしはうまく充分に愛してきたか? 3 わたしはしっかり世の中に役立ってきたか? ” (p296)

” わたしたち人間はみな、実は共通する経験をするのであり、どんな人のメッセージでもほかの人のそれと重なり合うことが多いのである。

しかし、それでも人はみな自分なりに教訓を学び、自分なりの結果を出し、新たな価値を出し、新たな価値を創り出して、それを人々のために役立てる。

それは人それぞれが独自に体験することであり、その人にしかできない新しいことなのだ。” (p297)

” 世界を変える必要はない、だれかひとりの世界を変えればいいんだ  ・・中略・・ ほんの小さいことでもいいのです、価値あることをすればいいのです。 ” (p301-302)

” 人間はみな同じ人生の旅をして同じようなことを発見するのだと、気づくことができたからです。

言い回しが多少ちがっても、また、自分が置かれている状況の見方であろうと、だれもがそうした発見を人に伝えようとするとするべきだと、わたしは思わずにはいられません。

生きること、愛すること、そして善い行いをすることは、人間ならだれしも重要と思う普遍的価値なのです。” (p302)

ノウハウの惜しみない開示に止まらず、最後は「かくあるべし」といった人生論にも視野を拡げられ

先日参加した池松さんのセミナーの内容と重複しますが

>> 池松耕次プラチナパスポート その六:起きた事は変えられないが、意味は変えられる  <<

自分の経験を価値として伝える事が、人それぞれの使命として背負っている事柄である事は真理であるようですね。

ジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略」から学ぶマーケティング

 

習慣化で励む「マーティング」の要諦

経歴、職業柄、マーケティングに関する勉強は習慣として毎日少しづつやっていますが、

公人で師と慕う人が二人居て、一人は今、実践会アカデミーで学ばさせて頂いたいる 神田昌典 さんと

もう1人は全米No.1マーケッターと称される ジェイ・エイブラハム

今回はジェイ・エイブラハムの話しで、3月に購入した「マーケティング・マインドマスター・プログラム」のDVD教材の6回転目を本日終了。

そのジェイ・エイブラハムが中核と定めているのは「卓越の戦略」なるコンセプトで今回おさらい。

クライアントに寄り添い、未来を見せる

ビジネスに携わる者は、クライアントから最も必要されるアドバイザー的立場に就く事が大事で、例えるなら(クライアントと)恋に落ちるくらいの関係が望ましい。

クライアントが抱えている問題、悩みを最初に言葉にして言って上げる存在となり、そして(その悩みに対して)唯一のソリューションを提供出来る存在足り得る事。

クライアントを未来に連れて行って上げて、このソリューションを使えば「 *** なる」といった具合に疑似体験させて上げる。

The Future is Now - Ornate Clock

クライアントは問題、悩みを言葉にして伝えられると、その人が自分を分かってくれているものと共感され、信頼されるようになる。

クライアントに価値があるものを提供し、その事に対して対価を受け取る。

マーケティングの真髄

マーケティングとはリーダーシップであり、顧客を守る保護者となる。

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リーダーシップの条件は・・

1. 明確なヴィジョンを示す事:クライアントをより良き未来に導くべく、イメージしやくさせて上げる

2. 誠実である事:客観的な立場に立って、何がクライアントのためになるのかを考える。クライアントが家族だったら、友人だったら、いったい何を伝えるか?

3.  コミットメント:自分の約束を行動で示す

4.  卓越性:USP(ユニーク・セリング・プロポジション)広告で消費者に「この製品を買えば、この便益が手に入ります」と提案を行なうが・・ 提案内容は競争相手が示せない、若しくは示さないブランド独自のものでなければならず・・ 数百万人の人々を動かせるほど強力なものでなければならない

抽象度高ければ汎用性高し

先日参加した池松耕次さんのプラチナパスポートに登壇された認知科学の分野を代表する山本雄一郎先生と会食する機会があり

山本先生は営業、マーケティング等に関する教材、書籍に一切目を通した事はなく、

哲学と科学、世界の構造を追求する学際領域を独自の学習で、高成約率を誇るスキルを磨き上げられたそうですが

その中で唯一、ジェイ・エイブラハムが唱える抽象度の高いマーケティング理念については共感されている旨をおっしゃられていた事が印象に残っており、

この「卓越の戦略」、学びを進化させていきたいところ。

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