週中に、中間記↓
<< 2021年12月9日投稿:画像は記事にリンク >> ダン・ウーレットが紡いだロン・カーターを介したジャズ史:『「最高の音」を探して ロン・カーターのジャズと人生』中間記
をアップロードしていた『「最高の音」を探して ロン・カーターのジャズと人生』を読了。
本書は、
” ロンが歴史上でもっとも数多くのレコーディングを行なったジャズ・ベーシストであることは間違いないが、それどころか楽器に関わらず、最多のセッション経験を持つサイドマンである可能性もあるのだ。”(p263)
という圧巻のキャリアを誇るRon Carter:ロン・カーターに音楽業界で多数の著作を残してきたDan Ouellette :ダン・ウーレットが肉迫し完成した著書。
日本独自でも濃密に築かれたキャリア
ロン・カーターといえば、先月(2021年11月)
出典:MUSIC LIFE CLUB(画像は記事にリンク)
外国人叙勲の旭日小綬章を受勲されたことが一般紙等でも報じられましたが、
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ジャズ界が誇るベーシスト Ron Carter:ロン・カーターにフォーカスされた『「最高の音」を探して ロン・カーターのジャズと人生』を読み始めて
プレリュード
パートI アーリー・イヤーズ
パートII マイルス・イヤーズ
パートIII リーダーとして
パートIV フリーランス・イヤーズ
パートV コンテンポラリー・ロン
パートVI ベースという楽器の技巧と科学
パートVII 付録
等(別途「解説とインタビュー」ほか)とパート分けされているうち「パートIII リーダーとして」を読み終え、「パートIV フリーランス・イヤーズ」に突入(〜p.251)したので、そこまでのおさらい。
実は、その名を長く知るミュージシャン
ロン・カーターは幼少の頃、(たしか)TVコマーシャルでその存在を知って、一度、10年になるかもしれないですが、Cotton Clubでも観ていて、
本書のサイン本販売を知り、
Twitter情報から反応してサイン本間に合ったは良いが、(本の)厚さが・・
即反応していた次第。
但し、いざ手に取ると550ページ超のボリューム ^〜^;A ここまでのものを読み込む覚悟は出来ておらず、読み始めるまでプレッシャーを感じていて、
実際、このクラスになると幼少期であるとか、無名時代の部分で冗長に感じがち。
本書でもその部分ありましたが、
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週の前半、読み始め記⬇︎を
<< 2021年7月12日投稿:画像は記事にリンク >> 田崎健太さんが迫ったタイガーマスクに隠された佐山サトルの真実:文庫版『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』読み始め
アップロードしていたノンフィクション作家 田崎健太さんの『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』を読了。
追い求めた理想と現実の間
本の序盤から中盤に差し掛かり、
” <下関キエタ>と書かれていた。下関とは佐山のことだ。佐山がサイン会に現れなかったというのだ。”(p231)
と鬱積していた新日本プロレス(≒アントニオ猪木)の不満が遂に行動で示されてから、苦悩の色合いが濃くなっていき、
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文庫となった『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』を読み始めて
プロローグ 佐山サトルへの挑戦状
第一章 父親のシベリア抑留
第二章 プロレス狂いの少年
第三章 ガチンコの練習
第四章 『格闘技大戦争』
第五章 サミー・リー、イギリスを席巻
第六章 タイガーマスク誕生
第七章 結婚とクーデター
第八章 電撃引退
第九章 ”格闘プロレス” UWF
第十章 真説・スーパータイガー対前田日明
第十一章 佐山サトルの”影”
第十二章 初代シューターたちの苦闘
第十三章 バーリ・トゥードの衝撃
第十四章 ヒクソン・グレイシーと中井祐樹
第十五章 修斗の訣別
エピローグ ”孤高の”の虎
など(別途、あとがき 他)と章立てされているうち、第六章 タイガーマスク誕生(〜p202)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
「サイン本、当たれ〜」と思っていたところ
出典:田崎健太さんTwitter(画像はTweetにリンク)
その願いが通じ入手していた一冊 ^^
2018 >> 2021 復習&アップデート
原書は、2018年夏に読んでいながら
<< 2018年8月5日投稿:画像は記事にリンク >> 田崎健太さんが迫ったタイガーマスクに隠された佐山サトルの真実:『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』読了
三年も経とうかというタイミングで、記憶の大部分は曖昧。読んでみて「あっ、そうだった!そうだった!」という感じで進行。
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元旦以来で映画館に足を運び、『カポネ』を鑑賞。
先月(2021年2月)、ふと通りかかった映画館の前で内容に興味を抱かせられていたもので、
新宿シネマカリテを映画館を応援したい気持ちもあっての鑑賞。
アル・カポネが題材とされ、キャストもトム・ハーディにマット・ディロンら(わたし的に)十二分な顔ぶれ。
新宿シネマカリテでのこの眺めいつ以来だろう・・ と遡ってみれば、実に2016年12月以来!
イメージを覆された晩年の姿
本作で焦点を当てられたのは、出所を経た晩年(47歳〜)のアル・カポネ。
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ビートたけし(北野武)さんが、
” 芸人の俺に、「この時代への弔辞」を読ませようと企んだ出版社があって、しかも、それがあの講談社だった。
俺は面白いと思った。生涯、読むつもりなかった弔辞を、俺がここで読んだらどうなるか。”(p19)
と因縁浅からぬ講談社から出版した著書(エッセイ)を読了。
昨年(2020年)末、「うわっ、出遅れた、、」と思ったところから
探し当てたサイン本 ^^
歩いてサイン本販売店を探し出し、入手していた一冊。
出生から近未来まで
本書は、
第1章 あのころのテレビ
第2章 人間ってやつは
第3章 お笑いの哲学
第4章 さよなら古い世界
と章立てされたもと、
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アントニオ猪木さんの『アントニオ猪木 世界闘魂秘録』を読了。
本書は、
第1章 ブラジルで育まれた驚異の体力と直感力
第2章 力道山没後の単身アメリカ武者修行
第3章 未知なる強豪との遭遇 パキスタン・ヨーロッパ・アフリあ
第4章 平和のための熱い闘い ロシア・キューバ・イラク・北朝鮮
終章 馬鹿になれ、恥をかけ 〜 すべての日本人へ
という章立てのもと、先月(2020年11月)読んだ時期を同じくして刊行された
<< 2020年11月17日投稿:画像は記事にリンク >> アントニオ猪木さんが燃えて駆け抜けてきた生涯:『猪木力 不滅の闘魂』読了
『猪木力 不滅の闘魂』と同じく、自伝的内容ではあるもののタイトルに沿って
1970年代のヨーロッパ遠征の
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プロレス界が輩出したレジェンド アントニオ猪木さんの『猪木力 不滅の闘魂』を読了。
本書は、
第1章 プロレスは哲学だ
第2章 興行師アントニオ猪木
第3章 闘魂の記憶
第4章 闘う男たちに花を
第5章 闘魂の遺伝子 ー 師弟対談 アントニオ猪木x前田日明
第6章 元妻、娘、息子へのメッセージ
第7章 妻・田鶴子の愛と生きる重み
第8章 コロナ時代の「元気」
第9章 命が輝く時
の章立てに沿って構成され、
” 思えば、あの朝露を踏んだ感触が俺にとって俺にとって「アントニオ猪木」になる「道」の第一歩だった。”(p18)
と、十四歳で家族でブラジルに移住した時の頃の振り返りから
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる