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泉ピン子さんに学ぶ逆境との向き合い方:『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』読了

俳優 泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』を読了。

先月(2025年3月)に開催された

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刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 で入手していた著書。

本書は

” 昭和や平成の時代よりも老害が排除されやすい世の中だけど、様々なピンチを撥ね除けたピン活人生には自信がある。

古いものに価値があるように、古い考えにもたぶん価値はある。そう思って、私のピン活人生を本にまとめることにした。

言葉で説明するだけだと今の人にはとっつきにくいかもしれないので、熱海での私の平凡が暮らしの写真も合わせて公開することにした。

私の拙い経験でも、もしかしたらピンチに直面している誰かの励みになるかもしれない。年齢を問わず、今がピンチだと感じる人に手に取っていただけたら嬉しいです。”(p.005)

との思いを土台に、FRaUweb掲載記事に大幅な加筆修正が加えられ書籍化。

印象に残った箇所を以下に幾つか抜き出すと、一つタイトルにも掲げられたバッシングがキーワードになっていますが

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佐久間良子さんが辿った紆余曲折そして現在:『ふりかえれば日々良日』読了

俳優 佐久間良子さんの齢八十五にして初著作との自叙伝的エッセー『ふりかえれば日々良日』を(2025年3〜4月)月末月初を跨いで読了。

1月下旬ふらっ〜と立ち寄った書店で

タイミング良く入荷されていたサイン本に遭遇

サイン本に遭遇し、年に一度あるかないかといった頻度で女優の方の自伝を読んでいた経緯から興味を刺激され購入した次第。

世代の相違もあり、本書に出てくる佐久間良子さんご出演作にピンポイントで反応することはなかったものの

“「大泉の東映撮影所で運動会があるの。見にいらっしゃらない?」

というお誘いです。小宮さんとは面識はありませんでしたが、川村の大先輩です。せっかくのお誘いですし、大泉は我が家の桜台から近いこともあって、出かけていることにしたのです。”(p49 / 註 小宮さん=小宮光江ん)

とのきっかけから

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泉ピン子『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 参加記

申込みを経て開催当日が迫ってきた頃、ネットニュースの見出しを飾った

77歳・泉ピン子、書籍会見でノンストップ毒舌トーク&予定オーバーの大暴れ!

記者会見の模様から「今週末かぁ」と楽しみにしていた泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念トークイベントへ。

会場は初往訪となった護国寺駅前の講談社

参加特典の記念写真撮影に反応した次第ながら、上述の会見の様子からやや心構えも求められるような心象を・・ ^〜^;

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:映画「クロコダイル・ダンディー」出演のクロコダイル死亡

映画「クロコダイル・ダンディー」出演のクロコダイル死亡

” 先週末、オーストラリアの人気映画「クロコダイル・ダンディー」に出演したクロコダイルの“バート”が死亡した。

バートは体長5メートル超、体重およそ700キログラムで、90歳を超えていたとみられる。1986年に映画出演後、過去16年はダーウィンの「クロコサウルス・コーブ」に住んでいた。

同アトラクションの広報官は23日、「時代の終わりを象徴し、バートは安らかに永眠した」「1980年にレノルズ川で捕獲された後、バートは世界で最も有名なクロコダイルになった。映画に出演し、美しい自然と驚嘆させるワイルドライフとしてオーストラリアのイメージを形成した」「1人が好きなことから、独身男性だった」「世界中の訪問者がバートの大きさと存在に驚嘆した」と語った。

バートを知る飼育員たちは、バートについて「比類がない」「自然児」「素晴らしい生き物の力と威厳を彷彿させる存在」と話した。

クロコサウルス・コーブは国内最大の爬虫類展示施設。バートを偲ぶ記念額が設置される予定だ。観光客は透明なシリンダーの中から、クロコダイルが泳ぎ、餌を食べる様子を間近で観察できる。”(出典:JAMS.TV

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京極夏彦さんの世界観 映像で初体感:『了巷説百物語』発売記念&新作『狐花』発売記念イベント 参加記

今週末(2024/8/31)はTVで一度見たインパクトが脳裏に刻まれていたところざわサクラタウンを訪れ、

最寄「東所沢」駅から歩くものの分かりやすい経路でスムーズに現地入り

小説家 京極夏彦さんご登壇の『了巷説百物語』発売記念&新作『狐花』発売記念イベントに参加。

京極夏彦『了巷説百物語』重版出来!<巷説百物語 > シリーズ、感動の完結編

イベント参加と同時に入手難となっている『了巷説百物語』直筆サイン本が手に入るとなり、開催を知り即反応していた次第。

圧倒される迫力伴う建築(写真:角川武蔵野ミュージアム)

土地勘もないことから早めに現地入り。

敷地の使い方も大胆にしてアート(写真:日中は立ち入り可能な水板)

「金かけたなぁ」と、スケールに空間計画等に圧倒された後、

会場の(ところざわサクラタウン内)JAPAN PAVILLION A

会場(JAPAN PAVILLION A)前に腰を落ち着け、幸い傘を差すことなく長閑に開場待ち。

暑さから当初予定より早めに会場のジャパンパビリオンホールA内への入場叶い、予め割り振られた席に置かれていた特典(直筆サイン本等)を入手し一安心 ^^

袋詰めされていた特典類(サイン本、アクリルスタンド2種、うちわ他)

イベントは、

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竹中直人さんのらしさ滲むエッセイ集が心に沁みた:『なんだか今日もダメみたい』読了

竹中直人さんのエッセイ50篇を収録した『なんだか今日もダメみたい』を読了。

(2024年)6月下旬に開催された

<< 2024年6月25日投稿:画像は記事にリンク >> 竹中直人さんを8年ぶりに眼前で感じてきた:『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショー 参加記

刊行記念トークショーでサイン本を入手していた経緯。

タイトルの付け方からして「なんとも竹中直人さんらしいなぁ」とニヤリとさせられてしまうエッセイ集本編では

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竹中直人さんを8年ぶりに眼前で感じてきた:『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショー 参加記

先週末、梅雨入りの発表があって以降、早くも中休み?と感じさせられながら湿度はこの時期らしい夜、

(2024年)1月の内田也哉子さんx小泉今日子さんトークイベント以来で紀伊國屋ホールへ

紀伊國屋ホールへ繰り出し、『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショーへ。

竹中直人さんと並び壇上にはスペシャルゲストMEGUMIさん。お二人の接点について承知していませんでしたが、よく飲む距離感で映画「零落」では竹中直人さんの依頼でMEGUMIさんがプロデューサーを担ったという間柄でもあるそうな。

2列目中央部からの眺め(最前列中央は取材席)

トークは、進行役の方からお二人にバトンが託された時点での「はい、わかりました」と発せられた竹中直人さんの声色から世界観の引っ張り込まれるかのゆる〜き滑り出し ^〜^;

開演直後、まず竹中直人さんの本書推薦から忌野清志郎さんとの交友録 << 2023年6月20日投稿:画像は記事にリンク >> 片岡たまきさんと竹中直人さんが振り返った忌野清志郎さんとの忘れ得ぬ数々の情景:『あの頃、忌野清志郎と ボスと私の40年』読了

序盤は、MEGUMIさんが竹中直人さんと飲まれる時によく話題になるとの忌野清志郎さんの茶目っ気溢れる生前の(竹中直人さんとの)交流録から

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青柳拓監督が描いた「みらいファーム」で暮らす人たちの前向きな日常:映画『フジヤマコットントン』鑑賞記

前回 ↓

<< 2024年3月16日投稿:画像は記事にリンク >> 庄司輝秋監督が描いた漁師兄弟とマンガ家が過ごした心に染みる日々:映画『さよなら ほやマン』鑑賞記

年初以来の映画鑑賞について取り上げましたが、実は同日に映画2本を鑑賞。

鑑賞前日、「明日観に行く『さよなら ほやマン』どれくらい券、売れたんだろう?」とサイトをチェックすれば・・

自分が購入したはずの席が未だ「発売中」の表記。「あれぇ〜?」と購入後に送信されてきたメールを確認すれば・・ 上映時間も作品も違う!と衝撃の展開。

発売直後に急いで所定事項操作して過去一度間違ったことはありましたが、今回はノープレッシャーでの誤爆、、「見てるようで確認すべきところ全然見てないんだなぁ」と現実を見せつけられ、気を取り直して改めて『さよなら ほやマン』の購入手続き。

誤ったのは『フジヤマコットントン』なる作品で、あらすじに目を通したものの反応したくなる感じではなく、最初は「今後の教訓に・・(=見送り)」といった思いでいましたが、

・・そして急遽、1日二本立て。

次第に「これも何かの巡り合わせ」「無意識で買ったのだから」といった具合で当日、上映時間が近づくにつれ気持ちが鑑賞に傾いていき、一旦出直しを経て再度ポレポレ東中野を往訪。

ポレポレ東中野内の装飾。

気持ちが定まると俄然作品への興味が刺激されるもので、ストーリーは、

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