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デレク・ジーターが華麗に締め括ったヤンキースタジアムでのラストゲーム

 

1日遅れで、New York Yankess/ニューヨーク・ヤンキースのDerek Jeter/デレック・ジーターのYankee Stadiumでのラストゲームの模様をダイジェスト映像(at Youtube)で視聴しました。

最後の打席でサヨナラヒットとは、やはり持って生まれたものが違いますね。(その模様↓)

■ Derek Jeter Walk-off Single in Final At-Bat at Yankee Stadium

 

アメリカのプロスポーツの中でスーパースターの称号に与れるのは極少数に限られますが

更に在籍が1チームでキャリアを全うし、それがリーグで最も伝統のあるチームでの事となると、その輝きは格別でしょう。

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New York Yankeesの看板を背負ったLou Gehrig & Babe Ruth(ルー・ゲーリック & ベーブ・ルース)

 

ヤンキース一筋、伝統に輝きを加えた現役生活

ジーターが入団した頃のヤンキースの状況については、よく記憶出来ていませんが、キャプテンというイメージを背負っていた印象(ミスター・ヤンキースって称号は有るのかな?)。

ジーターの前のキャプテンとなると、ドン・マッティングリー/Don Mattinglyですかね。

マッティングリーの頃は伝統に押し潰されたかの重苦しさ低迷期で、ジーターになってからワールドチャンピオンが5回。

守備では内野の要ショートストップから、打順では1、2番を担う事が多かったと思いますが、切れ込み隊長として、ここぞの場面で発揮した無類の勝負強さ、更にゴシップネタの提供にも事欠かないスター性に(笑)

ニューヨークのファンに限らず、ベースボールファンから広く愛された存在でした。

まだ、現役生活でのゲームは残されているもののチームは冴えないシーズンとなってしまいましたが、個人としてはキャリアに相応しいラストシーンを飾れて、納得しているファンが大勢でしょう。

■ Derek Jeter Walks Out to Shortstop Alone After His Final Game

 

実家にある新聞で同僚のイチロー選手が、

「ジーターはやっていることと言っていることが伴うから人の心を動かせる。欠点がないことが欠点」と、

そのキャプテンシーについて評しているコメントを読みましたが、メジャーリーガーとしての数字面での一流さにとどまらず、人間性も備わっての一時代を背負ったアスリート。

MLBは今後も推移していきますが、1つの時代が終わった日でありました。

ジーターがベースボールの時代を背負っていた時代にベースボール/野球に熱中していた1プレーヤー/ファンとして感傷に浸る瞬間でもあり。

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autographed by Derek Jeter

 

 

シカゴ・ベアーズ、ニューヨークで逃げ切り2連勝:NFL 2014シーズン第3週

北米のアメリカンフットボール・リーグNFL 第3週。大概、日曜日に開催される中、注目の試合は1試合だけ月曜に全国ネットで放映されるマンデーナイト・フットボール。

対戦相手は New York Jets/ニューヨーク・ジェッツ。なぜ、この試合が?!というところもありぃの、そこはアメリカ最大都市ニューヨークと第三の都市シカゴに本拠地を置くチームの対決という要因も影響しているであろうと。

ニューヨークを本拠地とするチームはNFLに2チームあり、ジェッツともう1チームがNew York Giants/ニューヨーク・ジャイアンツ。

ジェッツの個人的な印象は、読賣ジャイアンツと東京ヤクルトスワローズ、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスターシティでいうところの後者・・

全国区というよりローカル性を感じるチームで、例えばスワローズのような家族的なチームというよりは、絶えずチームがゴタゴタを抱えているスキャンダラスなイメージ。

阪神タイガースであったり、そういった側面を持つチームに熱狂的ファンが付きやすいですが、それはジェッツしかり。

予断を許さぬニューヨーク・ジェッツ戦

肝心の試合の方は全くどっちかが勝つのか予想つかず。ベアーズの方はケガ人が続出しているし、ゲームはニューヨーク(適地)開催だし。

相手のジェッツは中位のチーム力と思いますが、本拠地開催の地の利であったり、戦力が噛み合えば恐いなという印象。

ただ、ベアーズとはカンファレンスが異なる(日本のプロ野球でいうセ・リーグとパ・リーグの違い)事もあり、詳細分からず。

幸先良い滑り出し

不気味な感じを抱いての試合入りでしたが、出だしは立て続けにベアーズが得点を重ね14−0の滑り出しも

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地道に稼いだ得点で主導権を渡さず

徐々にジェッツも巻き返して来て、ハーフタイムを迎えた頃には17-14の予感通りの接戦。ふぅー

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ターンオーバー(攻撃権奪取)で至福の瞬間

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後半に入ると、タッチダウン(7点)で突き放すも、小刻み(3点x2)に食い下がられ後半は一進一退の展開。

そんな試合展開も終始リードを保ち続け、「このまま、いってくれー」の祈るような気持ちも

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前週にはMVPを獲得した流れを相手に渡さぬ大型新人 #23 Kyle Fuller.-

そうは問屋ならぬジェッツが卸してくれず、最後の最後までハラハラドキドキ。

残り2分を切り、ゴールライン付近まで攻め込まれたものの、最後はゴールゾーン既(すんで)の所で凌いで、今季3試合目で2勝目。

ロード連戦を終え、シカゴへ帰還

開幕戦でやられた時は、どうなる事かと思いましたが、持ち直してくれて28日、3週間振りのシカゴに戻る事に。

来週が16試合の中でチームのプライドを賭ける意味で一番重要な試合となる事もあり、段々、感じ良くなってきました ^o^/

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最後、あわや同点に追いつかれるかのシビれる場面を凌いで2連勝.-

シカゴ・ベアーズ、痛快逆転劇で今シーズン初勝利:NFL 2014シーズン第2週

先日、開幕したNFL(プロ・アメリカンフットボール)の第2週。

だいたい試合は現地時間の日曜の昼〜夕方に行なわれる事が多いですが、注目の試合は木曜日夜、日曜夜、月曜夜に他の試合と重複する事なく行なわれます。

で、今週のChicago Bears/シカゴ・ベアーズは日曜夜の試合で、相手は新スタジアム(Levi’s Stadium)のこけら落としとなるSan Francisco 49ers/サンフランシスコ・フォーティーナイナーズ。

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Levi’s Stadium。アメリカの国民的スポーツであるだけに、どこを切っても「アメリカ〜」ですね。

49ersは、日本でNFLの人気が盛り上がり始めた頃に、ジョー・モンタナというスタープレイヤーが居た事もあり、人気ですね。

弱り目に祟り目に、ダメ押し?!

シカゴ・ベアーズ、サンフランシスコでの戦績が悪く、しかも主力選手を欠いていながらも先週対戦したバッファロー・ビルズよりも格段に強いという・・

また、追い打ちをかけるように、ベアーズの攻撃の主力ワイドレーシバー2人も出場が危ぶまれる開幕早々ながら早くも暗雲立ちこめる状況。

ワイドレシーバーとは、アメリカンフットボールの攻撃手段はランとパスの選択となる中で

パス攻撃の中心を担うポジションで、エースが存在するチームはそれだけ攻撃力がある事になり、ベアーズの場合、二人エースを擁し、昨年NFL全体で2位にランクする攻撃力を誇ったわけですが、

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アメリカンフットボールのポジション例(攻撃によって様々変化)WR(ワイドレシーバー:青、30ラインの上下)の要件は長身(190cm級)で俊敏な動きが出来る事

その二人とも出れないとなると、得点力の著しい低下、攻撃のヴァリエーションの低下から、相手チームからは作戦を読まれてしまいやすくなる厳しい況、、。

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Chicago Bearsの攻撃の司令塔(QB)、Jay Cutler/ジェイ・カトラー

「弱気は最大の敵」 by 津田恒美

さて、Kick Off(試合開始)。懸念していた通り、49ersペースで進み、17点先行された後、前半最後になって辛うじて7点返すといった劣勢(7-17)。

「はぁ、今週もダメか、、」というより、先週も書いた通り、NFLの場合、レギュラーシーズンは16試合しかないため

1敗の重みが他のプロスポーツよりも重く、連敗となると、(レギュラーシーズンが行なわれる)9〜12月の4ヶ月のうちの1ヶ月は借金返済に追われてしまうという

「今シーズン、ダメ?!」といった事も先走ってしまいそうになる雲行き。

勝負は下駄を履くまで

後半になって、持ち直し気味となり、最終第4クォーターが始まるまで、7-20。

第4クォーターが始まると、一転、耐えていた状況が好転し、攻撃陣が一気に点数を重ね、守備陣もビッグプレーを連発し、一挙21点を連取して逆転!

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エースWR(ワイドレシーバー)のBrandon Marshall/ブランドン・マーシャルのアクロバットなプレー

最後、追いつかれるか?とヒヤヒヤさせられるも、逃げ切り、「ダメか、、」なんて泣きが入っていたところに

望外の喜び!これこそ応援している甲斐だな。お陰さまで良い休みを過ごす事が出来ました。痛快 x ニンマリ

シカゴ・ベアーズは開幕戦敗れる:NFL 2014シーズン開幕

人それぞれ一年の中で節目があると思いますが、皆、共通のところでは元旦、Xmasといった類い。個別では誕生日に、各種記念日。

これが例えばプロ野球のファンであったりサッカーのサポーターであれば開幕とか、年次で集まる日を決めている催しもあるかと思います。

自分にとっては12月の最初の日曜日が大学ラグビー対抗戦の明治対早稲田の試合であったり。そして今日、9月最初の日曜日はアメリカのプロフットボールの NFL が開幕。

月曜朝のドキドキ x 16週

日本では時差の関係で、現地の試合をオンタイムで試合を見ようとすると月曜日の深夜から日中にずれ込む事になりますが

今日から短くて試合が組まれているのは年内、、 長ければシーズン王者を決める スーパーボウル が開催される2月初旬まで。

月曜朝に贔屓のシカゴ・ベアーズの試合結果をチェックして、1週間が始まる生活がスタートする事に。

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MLB(メジャーリーグ・ベースボール)でも開幕時に戦闘機が上空を飛び去るパフォーマンスがあり印象的でしたが、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)でも定番のようですね。

因みに昨シーズンの賞味期限は、12/30まで。

>> シカゴ・ベアーズも年内で尽きた <<

たかが1敗も、16分の1の重み

で、さっそくその習慣化はじめ(第一弾)。開幕戦は格下と思わしきバッファロー・ビルズが相手であったため「まぁ、大丈夫だろう」なんて、携帯にアクセスすれば・・

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「まさかーーー」な、本拠地で敗北 orz…

NFLの場合、レギュラーシーズンが16試合しかなく、同地区のチームと2試合づつ、前年の順位に応じて対戦相手が決められるため、格下との試合、ましてホームゲームを落とすなると

例えば年間162試合ある MLB(メジャーリーグ・ベースボール)や同82試合の NBA(プロバスケットボール)と比較すると、1敗の重みは明らかで、ちょっとブルーな週始め。

久々に開幕戦での敗戦のはずですが、ここ数年、プレーオフに進出出来ていない実績を考えると、違った始まりでも良い(と思うしかない)苦笑

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本拠地ソルジャー・フィールド歓喜の瞬間も、、

熱狂の仕掛け

NFLの場合、戦力均衡化の狙いから各チームで選手と契約出来る年俸の総額が決まっていて、他のプロスポーツと違い、連覇が難しく、チーム間の実力差が少なく、

例えばレギュラーシーズン最終週までプレーオフ進出(32チーム中10)を争う事が一般的で、そこが人気の一翼を担っていると思いますが

その意味では格下、格上も本来無いのでしょうが、やっぱり最初は勝ってスッキリしたかったですねー。

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長嶋茂雄に魅了された時代、人々:『蜃気楼「長嶋茂雄」という聖域』読了

『蜃気楼「長嶋茂雄」という聖域』を読了。

手元の本が切れ「次、新しいのを何にしようかな・・」と悩むことしばし。そんな中で、すーっと手が伸びた一冊。

長嶋さんに関しては、賛否両論が報道の立場で一般的でありながら、極少ない偏った報道が多い分野(人物)との印象を持っており、

その実像に迫る感じに興味を持っての読み始め。

参考までに、長嶋さんの注目度を図るエピソードとして、

続きを読む 長嶋茂雄に魅了された時代、人々:『蜃気楼「長嶋茂雄」という聖域』読了

坪井智哉、天才と称されながら最後は住む場所まで奪われたプロ野球人生

今週、Yahoo!のトップページで知った阪神タイガース等で活躍した坪井智哉選手引退のニュース。

失礼ながら現時点でも現役生活を続行している事は頭に入っていませんでしたが、直近は過酷な現役生活であったようで記事(下記)を目にして、少なからずの衝撃でした。

■ 阪神、日本ハムなどで活躍の坪井智哉が引退表明

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鮮烈なデヴューから一転・・

坪井選手というと、多くのファンにとってはイチロー選手と同じ形容のされ方であった振り子打法で、華々しく阪神タイガースでデヴューを飾った頃の鮮烈が強いものと思います。

トレードで阪神を離れてからは波瀾万丈で、記事等で取り上げられる機会は、デヴュー当時の栄光との対比という視点であった事が多かったものと。

上記、記事から引用すると・・

“トライアウトを経て2011年はオリックスで1年間プレーしたが、そのオフに再び戦力外となると米国独立リーグでのプレーを選択した。

1年目は足の肉離れ、2年目は肩を痛めて、満足な結果を残せなかったが、昨年オフに肩を手術。

今シーズンは「独立リーグの中でも最もメジャーに近い」といわれているアトランティックリーグのペンシルバニアに本拠地を置くランカスターと契約を果たした。”

と厳しいながらも、夢に近付いている現実も読み取れますが、

“ある試合で一塁に出塁して偽装スタートを何度か切ったが、ベンチに帰ると「打者が集中できないから、走る格好などするな」と怒られた。

2週間を過ぎたところで出場選手登録そのものを抹消された。”

と、こういった細かい芸当を好む人もいれば、特に主力打者の時にこういった事をすると、チームメイト間でも亀裂が走る原因となって

実際、現在、横浜ベイスターズに在籍している中村紀洋選手の場合は幾度となく衝突を起こしている印象。

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度重なる試練・・

話しを坪井選手に戻して・・

“登録を抹消された選手は、遠征には帯同が許されず、ホームのゲームでは、一塁コーチャーズボックスに立たされる。

しかも、攻守交替時には、ひと周り以上も年下の選手に「かたずけておけ」とばかりにポーンとヘルメットを投げられる。「アメリカまで来て俺はコーチャーズボックスで何をしてんだろう」と、強い孤独感と空虚感を覚えたという。

坪井は、それでも、ひたむきに「いつかチャンスがくる」と練習を続けて再登録機会を待ったが、さらなる試練が襲い掛かる。

独立リーグでは、チームや選手によって契約形態は多少違うが、球団が選手に住居を供給している。

低予算のためモーテルの部屋を何人かの選手でシェアするようなケースも少なくないが、ランカスターの場合は、協力してくれる地元の人の家に選手をホームステイさせる形をとって選手の経済的な負担を解消していた。

だが、坪井は、当初からホームステイ先を与えられず、「やっと決まったぞ」と伝えられた家に慣れない英語で連絡を入れると、「その話は断ったはず。悪いけど」と言って電話を切られた。

球団フロント間の連絡の行き違いだった。宿無しとなった坪井は、GM兼任監督のようにチームのすべてを仕切っているホブソン監督に訴えたが、「今探しているから」とのつれない返事。

ホームステイ先が決まるまで、仕方なく自費でのホテル暮らしを続けたが、いつまでたっても音沙汰がない。元々、給料自体も、月に15万円もないという厳しい条件だったが、登録を外されると、その間、そのなけなしの給料さえ出ない。

そんな坪井に同情したチームメイトが「俺のところに来い」と救いの手をさしのべてくれ、そのホームステイしている先に頼み込んで転がりこんだ。だが、エージェントを通じて、ホブソン監督から「坪井は何を勝手なことをしているんだ。今すぐ家から出ていけ」と理不尽な連絡が入って追い出された。”

もはや嫌がらせ、悪意すら嗅ぎ取ってしまいました。

残された選択肢

引退を決断した経緯に関して・・

“アマチュア時代から、ずっと野球のエリート街道を歩いてきた坪井が、40歳にして初めて味わう屈辱。

グラウンドの競争社会の中で振り落とされるなら、まだ我慢はできるが、寝る場所も与えられないという人間の尊厳にかかわる部分を傷つけられ、坪井はついに引退という決断を選択せざるをえなくなる。”

と。PL学園から大学、社会人を経て、阪神タイガース入団といった、これだけで選ばれし者の才能を感じるところですが

狂い始めた歯車が、最後は原型すら留めていないかの状況となり、「引退」しかない選択出来ない状況に追い込まれてしまったものと推測したところです。

けじめの場と、引き際の難しさ

正式が記者会見(これを書いている翌日の8/18)が予定されており、この辺りは坪井選手のキャリアに対する敬意といえると思います。

現中日ドラゴンズのジェネラル・マネージャーの落合博満さんが、かつて新入団の選手たちに向けて

「自分で引退出来る選手になれ」といった意の言葉をかけられ、「入団したばかりなのに、もう引退の話しかよ」と

個人で違和感を覚えた発言で、これも落合流かなと思っていましたが、真意は、多くの選手が自分の意に反してユニフォームを脱がされているという現実を差しての事。

坪井選手の場合も完全燃焼し切れなかった部分に、「(ユニフォームを)脱がされた」厳しさを感じます。

新人の時は中日ドラゴンズ川上憲伸、読賣ジャイアンツ高橋由伸、広島東洋カープ小林幹英と繰り広げたハイレベルな新人王争いに始まったプロフェッショナルなキャリアに

過酷な環境に果敢に挑んで行った姿勢、イチローも「天才」と認めた卓越した打撃センスは、今後に期待される部分は大きいですね。

私もこの場で、その才能と生き様に敬意を表したいと思います。

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明日、記者会見との事で、明日からは「坪井さん」。会見の場までは「坪井選手」の呼称にこだわってみました。

 

高橋慶彦さんに再び会ってきた

 

広島東洋カープ等で活躍された元プロ野球選手の高橋慶彦さんのサイン会へ。

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2月に続いて2回目。

前回の模様 >>  高橋慶彦に会えたのが嬉し過ぎた <<

 

慶彦さんが上梓された『赤き哲学』の刊行イベントで

「もう(本)持ってるし、前回、聞きたい事を聞けたし、今回はいいかなぁ」なんて思いつつも

当初はトークショーも予定されていた事(⇒雨天中止)と、特に予定が無かった事、行けば何かあるかも?のワクワク感などから前日になって参加を決めた次第。

 

一流に触れられる得難きチャンス

前回は、縁あって所有する事が出来た慶彦さんの現役選手時代のグローブの真贋を確認する任務を背負ってのドキドキするような使命感がありましたが、今回は至って気楽 ^^

100名弱の参加者で、トークショーが中止となった分、サインの他に各自と写真撮影に応じて頂けるサービスっぷり。

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希望者全員と写真撮影。本以外でもユニフォームに、カードに、皆さんの要望に気さくに応じられるサービス満点ぶりでした

 

 気の利いた質問・・

せっかくの機会だから、何か質問をしようと思考を巡らせるも聞、カープファンであった時期は遥か昔であった事(阪神の事、聞くと空気読んでないかな、とか・・)もあり、

気の利いた質問が、さっぱり浮かんでこない ^^;;

それでも、コーチ時代にロッテの西岡、今江、小坂といった主力選手を鍛え上げられた実績から、「今、プロ野球界で一番鍛えてみたい選手」を問ふ事に。

 

一流にして、気さく

整理券番号66で、開始時刻からおよそ30分程度で自分の順番。初めてではないながら

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本人を目の前にすると野球少年時代の憧れがそこにいるわけで、自然と平常心でなくなり・・

と、そこで怯まず、本にサインを走らせて頂いているタイミングで「慶彦さんが、今、一番鍛えてみたい選手は誰ですか?」と発すれば・・

「うーん、どうだろう。いっぱいいるね。でも、カープで足の速い選手は育ててみたいよね」と一言一句正確でないながら、ばっちりコミュニケーション。

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実はサインも他の人と違って、慶彦さんの顔写真が印刷されたページ(上記)で、「俺の顔の上に書かせるわけね」と軽くジョークを投げかけて頂き気さくな感じは2月の時と変わらず。

実力勝負の世界で頭角を現した事も凄いですが、やはり人気商売の面でもスターの座を獲得した人は違いますね。

私の質問の回答に「カープの選手」と指定がくるあたり、次のご活躍の場は、慶彦さんを知る誰しもが思い描く、

「広島東洋カープ = 赤いユニフォーム」

慶彦さんの哲学が育まれた原点、その姿が現実となる事を俄然応援したくなった、今回のイベントでありました。

 

 

ヤンキース田中将大投手が叩き出した100年で2人目の快挙

Yahoo!ヘッドラインを眺めていれば・・

100年間で2人目の偉業 データが示す田中将大の圧倒的な投球 ” とあり、順調な滑り出しはTVを見ない自分でも知っていたものの

「100年間で2人目」とは何ぞや?と、記事を目をやれば

” QSとは先発投手が6回以上を自責3以内に抑えることだが、メジャーデビューから11試合連続でQSを続けている田中は、大リーグの公式記録が残されている1913年以降では、ヤンキースで初。メジャー全体でも、1973年にエクスポズでプレーしていたスティーブ・ロジャーズ以来、100年で2人目の偉業となっている。”

という事。

 

野球選手としての技術は言うに及ばず、アスリートとしてのメンタルも凄い

この数値、New York Yankees /ニューヨーク・ヤンキースで同僚の黒田博樹投手も、ここ数年で評価を高めていた項目ですが、

とかく田中投手に関する記録では連勝に注目が集まりがちでしたが、勝ち続けたのには、しっかりとしたこういった裏付けがあったからですね。

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しかし、野球とベースボールの違いと言われる似て非なる部分に、時差のある国土の移動を当たり前の如く消化し、当番間隔も日本より1〜2日短い中4日でのサイクルの中で

実力と共に、それを出し切る環境への順応性も圧巻ですね。しかも、注目度が他球団の比ではないヤンキースで!

プロアスリートでも、環境や(サッカーなどで多い)システムの違いで力を発揮し切れないアスリートも多い中、改めて田中投手の凄みを見せつけられるデータでありました。

 

田中投手が押し上げた北海道に、ハンカチ王子

田中投手を知ったのは、全国高校学生野球選手権大会(夏の甲子園)で、深紅の大優勝旗が初めて北海道に渡ったという出来事を、当時の旅先のアメリカ(ロサンゼルス)で知った事に関連してでしたが

そこから翌年(田中投手、2年生)に連覇を遂げて、更に翌年は今もファンに語り継がれる斎藤佑樹投手(当時、ハンカチ王子として人気)との投げ合い。

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田中投手の凄さによって、斎藤投手の格が上がってしまったのが、良かったのか否と言えるのか、これから真価が問われるところと思いますが、

さて、シーズンオフに田中投手、どのような記録に記憶を留めてくれますかね。

 

方や、もう1人のヤンキース新入り日本人

因みに、田中投手の活躍は2月にこちらでも予言?していましたが、その時の話題の中心は

Yankeesに昨年ドラフト2位で指名された加藤豪将選手。

>> ヤンキースに入ったマー君も凄いが、実はもっと凄いかも加藤豪将 <<

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加藤選手に関しての情報が視界に入ってくることなく、調べてみたところ・・打率.179 (日本時間 6月3日時点)と

こちらはプロの洗礼というか、これからのようです。