オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの初戦敗れる

ワラビーズ、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの初戦敗れる

” ホームユニオン4か国のトッププレーヤーが4年に1度集結するブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ(B&Iライオンズ)。オーストラリア代表“ワラビーズ”とのテストマッチ第1戦がブリスベンでおこなわれた。

前半2分、ゲーム最初のペナルティでショットを選択したライオンズ。SOフィン・ラッセルのキック成功で3点を先制すると、その後もペースをつかみ9分に右中間でラインブレイクしたCTBシオネ・トゥイプロトゥのトライ(G)で10点を先行した。

ビハインドのオーストラリアは29分に自陣からのキックをWTBマックス・ジョーゲンセンが再獲得、右サイドを走り抜くトライで5点を返した。しかしライオンズは流れを渡さない。36分にペナルティからタップで攻めた3フェーズ目、FLトム・カリーが左中間を押し込んで7点を追加、17-5のスコアで前半を折り返した。

後半2分、ライオンズがラインアウトのスティールからビッグゲイン、最後は右大外でHOダン・シーハンがトライ(G)、リードを広げた。

10分を過ぎるとオーストラリアが攻め込む時間が多くなるが、なかなかスコアには至らない。待望のトライは28分、深い位置でのラインアウトからFWを中心に攻め込み、FLカルロ・ティッツァーノが左中間にグラウンディング。7点を返した。(12-24)

ライオンズが34分にPGでリードを安全圏に広げてから、オーストラリアは39分にSHテイト・マクダーモットがラックサイドを抜けてトライ(G)を決めてフルタイムに。ワラビーズとの第1テストマッチは27-19でライオンズが制した。

ライオンズは22日にオーストラリア先住民と太平洋諸国の連合チーム「ファーストネーションズ&パシフィカXV」と対戦した後、26日と8月2日にワラビーズとのテストマッチを戦う。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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第27回 参議院議員通常選挙(2025/7/4〜20) 体感記

一有権者の立場ながら「長かったなぁ・・」と感じさせられた二〇二五年夏に実施された参議院議員選挙

世の中に、世界情勢が目まぐるしく変化していくご時世、衆議院で採決された事項を改めて参議院議員で諮る、いわゆる二院制に懐疑的な立場ながら

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おいでやす小田さんがお笑い芸人さんから引っぱり出した幸せの正体:『幸せってなんですか? おいでやす小田と14人の芸人が本気で考えてみた』読了

おいでやす小田さんの

” 芸人として人気が出たら。全国的に知ってもらえるようになったら。仕事をたくさんいただけるようになったら。僕は幸せになれると思っていた。

しかし、そうではなかった。”(p002)

と20年近くに及んだ下積みから一躍M-1グランプリ2020 準優勝でお笑い界で頭角を表すも次第に抱いた違和感から、YouTubeのご自身のチャンネル:おいでやす小田 どストレートチャンネルで回をを重ねた対談企画の書籍化。

序盤は淡々と読み進めていたところ、7人目のトレンディエンジェルたかしさんの

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:降板騒動のオーストラリア館、2026年ヴェネチア・ビエンナーレ代表作家の復帰決定

降板騒動のオーストラリア館、2026年ヴェネチア・ビエンナーレ代表作家の復帰決定

” レバノン出身のアーティスト、ハーレド・サブサビとキュレーターのマイケル・ダゴスティーノが2026年のヴェネチア・ビエンナーレ、オーストラリア館代表に復帰することが明らかになった。

美術関係者からの強い批判と、同館主催団体のガバナンスに問題が発覚したことを受け、主催団体が2人の降板を撤回した。

レバノン出身のアーティスト、ハーレド・サブサビとキュレーターのマイケル・ダゴスティーノが、2026年のヴェネチア・ビエンナーレ、オーストラリア館の代表作家に復帰することが明らかになった。

2人は今年2月初旬、オーストラリア館の主催団体であるクリエイティブ・オーストラリアによって同国の代表から降板させられたが、アート・ニュースペーパーが報じたところによれば、政治的動機による検閲行為との批評家による非難と独立調査の結果を受け、降板を撤回したという。

降板騒動の発端は、オーストラリアの有力紙、オーストラリアン紙がサブサビの2007年のビデオインスタレーション《You》を批判し、サブサビを代表作家に据えることは「人種差別への創造的アプローチ」であると非難したこと。《You》では、2006年のイスラエルによるレバノン侵攻が停戦を迎えた後に演説をするヒズボラの指導者、ハッサン・ナスララに焦点が当てられていた。

作中にはナスララの顔から光線が放射される場面があり、《You》を所蔵するオーストラリア現代美術館は、これを「神聖な光明を示唆するもの」と説明し、文脈によってメディアが人物を神格化したり、悪魔化する現象の考察を促すものだとしている。

オーストラリアン紙に掲載されたコラムはさらに、サブサビとダゴスティーノが「イスラエルのボイコットを助長している」と指摘。2022年にサブサビがイスラエル政府の後援を理由にシドニー・フェスティバルから撤退したことを引き合いに、両者が「国の評判を左右するもの」として不適格だと主張した。

記事が公開された数日後、クリエイティブ・オーストラリアの理事会は全会一致で両者の起用を取りやめた。その理由として「長期間にわたる分裂的な議論」が生じる可能性を挙げ、人々からの信頼を保つために必要な措置だと説明した。2人の降板は大々的に発表されず、サブサビの過去作や論争について触れることはなかった。

この発表には反発の声が瞬く間に上がった。クリエイティブ・オーストラリアのシニア・スタッフであるミカラ・タイやタミナ・マスキニヤールは抗議の意を示して辞任したほか、オーストラリア館のコミッショナーをかつて務めたパトロンのサイモン・モルダントもオーストラリア館への支援打ち切りを発表し、国際大使の職も辞任している。その後モルダントは、この騒動を「オーストラリアと芸術にとって非常に暗い日」と評した。”(出典:ARTnews JAPAN

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細田昌志さんが迫った格闘技が最も暑かった頃のリアル:『格闘技が紅白に勝った日 2003年大晦日興行戦争の記録』読了

先週末(2025/7/6)、

<< 2025年7月6日投稿:画像は記事にリンク >> 細田昌志さんが迫った格闘技が最も暑かった頃のリアル:『格闘技が紅白に勝った日 2003年大晦日興行戦争の記録』中間記

中間記をアップロードした細田昌志さんの『格闘技が紅白に勝った日 2003年大晦日興行戦争の記録』を一昨日読了。

その(中間記)後、読み進めた

 第7章  猪木、雲隠れ

 第8章   ヒョードル来日

 第9章   大晦日狂騒曲

 第10章  格闘技が紅白に勝った日

 終章  勝者なき戦争

で、話しは次第にタイトル(=格闘技が紅白に勝った日)に掲げられた

” ビデオリサーチ社が、毎分視聴率の計測に重点を置くようになったのは、リモコン使用が主となった1985年以降だが、大晦日に限っては、どれほど紅白歌合戦が視聴率を下げようと、瞬間でも紅白を上回る裏番組が現れることはなかった。

それが、2003年大晦日は、歴史が塗り替わった年となった。”(p379-380)

核心に迫る形となり、偉業に相当する光あれば

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年一度の節目に去来せし思ひ

迎えし誕生日。このところお祝いという感覚は次第に弱まり、一長一短であろうと捉えますが、限りなく日常の中の一日+αという落ち着きどころで

「去年の誕生日何やってたっけかな・・」「思い出に残る誕生日は?」といったことに思いを馳せど

そんな状態 ↓ を回避すべくの記録残し  << 2024年7月9日投稿:画像は記事にリンク >> 気ままに過ごし、良き節目となることを胸に刻んだ 2024年の誕生日

? が浮かぶ状態。平穏無事に迎えられたことに感謝しつつ🙏  2024年からの変化、を振り返ると・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、フィジーを接戦で振り切る

ワラビーズ、フィジーを接戦で振り切る

” オーストラリア代表“ワラビーズ”は、7月6日のフィジー代表戦に向けた36名のスコッドを6月19日に発表した。

FW20名、BK16名の構成で、2024年にテストマッチデビューを飾ったばかりのFL/NO8カルロ・ティッツァーノ、WTB/FBハリー・ポッターらのプレーヤーが17名と半数近くを占める一方、元キャプテンのHOデイヴィッド・ポレッキのようなベテランも選出された。ワラビーズ歴代最多143キャップのPRジェームズ・スリッパーも名を連ねた。

スーパーラグビー・パシフィックのシーズン中の5月に顎を骨折した、WTB/FBジョセフ=アウクソ・スアリイもスコッドに入っている。テストマッチ出場歴のないアンキャップトプレーヤーは、FL/NO8ニック・チャンピオン・ドクレスピニー、WTB/FBコーリー・トゥールの2名のみ。

ジョー・シュミットHCは「コーチ陣と健全かつ強力な議論を重ね、スコッドとしてハードワークしつながりを持つことができるグループを選抜できたと思います」とコメント。ビッグイベントであるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦を控える中、「今はフィジー戦に集中していますし、今年1月以来の再始動ですので、すぐに全力で動き出す必要があります」と、直近のターゲットを示した。 “(出典:RUGBY REPUBLIC

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細田昌志さんが迫った格闘技が最も暑かった頃のリアル:『格闘技が紅白に勝った日 2003年大晦日興行戦争の記録』中間記

著述家 細田昌志さんの『格闘技が紅白に勝った日 2003年大晦日興行戦争の記録』を読み始めて

 序章 フジテレビショック

 第1章  史上最大の格闘技ワールドカップ

 第2章  石井和義逮捕

 第3章  ミルコ・クロコップという奇跡

 第4章  あの夏のタイソン

 第5章  今年は日本テレビが中継

 第6章  曙太郎 対  ボブ・サップ

 第7章  猪木、雲隠れ

 第8章   ヒョードル来日

 第9章   大晦日狂騒曲

 第10章  格闘技が紅白に勝った日

 終章  勝者なき戦争

と章立てされているところ、「第6章  曙太郎 対 ボブ・サップ 」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

細田昌志さんの著者は ↓

<< 2024年7月30日投稿:画像は記事にリンク >> 細田昌志さんが辿った力道山、田中敬子さんの生涯。そしてアントニオ猪木:『力道山未亡人』読了

以来1年弱ぶりで通算3冊目。

本書も約430頁と、(2025年4月末の)購入時点から

<< 2025年5月1日投稿:画像は記事にリンク >> 『格闘技が紅白に勝った日』刊行記念トークイベント 石井和義館長 × 細田昌志「2003年大晦日の真実」参加記

読み始めるにあたり相応の覚悟を求められる厚さ/重量感ながら

” 観客動員数は2万8,648人。「過去の東京ドーム興行の最低」と発表されたが「2万人? 嘘だよ、実際は1,000人程度」と和田はこぼす。”(p55)

と惨憺たる興行結果に帰した UFO LEGEND の舞台裏に、

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